招福・たま

「寄ってらっしゃい!見てらっしゃい!福が欲しけりゃおまかせあれ!」「どんなにうだつの上がらないアナタでもたまが見事にひと花咲かせて差し上げましょう。」「お代はお気持ちで充分」災い転じて福となす。災いを喰らい福を呼び込む招き猫。「でもネェ…たまも好きで喰べてるンじゃぁないんですよ?」「本当に好きなのは…ホラ、人の不幸は蜜の味と申しますでしょう?」「まぁ!知らぬが花!ってヤツですよ」