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坂堂・一

■昔々、とあるエルフの男性が猫又の女性に贈った、二本で一対の簪の双子付喪神の片割れ。笑い合い、仲睦まじく暮らす二人を眺めるのが大好きだった。――今は失われた、遠い遠い幸せな日々。■二人を親と慕い、姿・人格も彼らの子供のように振る舞う。特に父が好き。■おっとり眠たげな瞳の少年。少し照れ屋で気弱だが、本当は泣き虫な鈴を守ると心に誓っている。綺麗なものが種類問わず大好き。■鈴のことは「すぅちゃん」呼び。