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有藤・溪
(幽霊の|警視庁異能捜査官《カミガリ》・h05219)
『浩一、君はもう少し書類仕事を覚えた方がいい。』
神谷の縋った名もなき悪魔。生まれたばかりのタイミングで神谷と出会い、いずれ魂を貰い受けるとして彼の欠落を埋める契約をした/神谷にとっての真の欠落である『相棒』の皮を被っている。有藤の死を無かった様に見せる力は無かった為、彼の霊という体で神谷に随伴する。振舞は神谷と有藤の遺体に残った記憶から/有藤という男は生真面目、堅物を通り越して偏屈な部分さえあったが、神谷とは得手不得手を補い合う良き相棒だった。