エリ・メンデス

あまたの世界で生贄、人柱、人身御供になったモノたちの魂から生まれた人間災厄。老若男女、あるいはヒトではない獣の魂をも内包しているが、「前世」たちの記憶を引き継ぎつつ独立した一つの自我を持ち、自認にあわせて便宜上人間の少年に近い姿をとっている。現時点では大した力を持たないが、彼を贄に捧げることで大きな災いを齎すものが召喚される可能性、或いは彼自身が大災厄を引き起こす存在へ転ずる可能性を秘めている。