💠
松戸・このみ
■――ある日、あいつの死体が転がり込んできた。何の躊躇いもなく、頼まれるまま人を殺してきた暗殺者。あいつがこのまま楽になるなんて許せなかった。もっと苦しめ。もっと他人の分も、罪を背負い続けろ。そう願って、あたしはあいつを生きた死体に変えた。 ■所謂闇医者って奴さ。「才媛」なんて言われた事もあるけどねえ。昔の話だよ。