茶治・頼凰
誰よりも人類を愛している。だからこそ時として、冷酷な選択を選んできた。共に戦う仲間は貴重な戦略資源であり、「次の戦域でどれだけ|消費《ロス》してよいか」を数値として数える日々。そうして彼が得たのは、方面軍司令官という肩書。そして上層部から戦略結婚だった。妻を得て、彼の人生は大きく変わることになる。彼女は、彼の特別になったのだ。それから一人息子も生まれ、彼の人生に「人並みの幸せ」が訪れる。―そして、
