星匝り
◇ 星々はめぐり、光は還る ◇
ここは旅の終わり、そして始まりの場所。星のめぐりを見守る永久の海。
――きみの探しものが、いつかここに届きますように。
* * *
◆此の場所は?
数多在る√のひとつ。
薄明の空。星明かり。荒廃した遺跡の跡。
底の識れない透き通る海に、宙には星の如く光が耀いている。
けれども月はない、日が昇ることも暮れることもない。
時間の概念すら無いのかもしれない。
波音が響き、唯ひたすら美しい静寂がどこまでも続く。
――此処から抜け出す方法はただひとつ。
気まぐれに訪れる渡し船に乗ることだ。
その船だけが、此の世界の出口へと続く道標なのだから。
* * *
※個人旅団
※RP、1:1など。気が向けば