逆朽妖異相談所
迷った者が辿り着く、異なるものの相談所。
√汎神解剖機関の路地裏に位置している一件の庭付き町家。入口となる門の前には、まるで生き物のように精巧な黒猫の置物がある。
内部は外観より何倍も広く、立ち入れば死んだ目をした男が出迎える。
「ようこそ。こんな形だけど、ここは探偵事務所でね」
「相談があれば聞きますよ。信じてもらえないような話でも」
「もちろん。対価はいただくけれど」
どこかでにゃあと猫が鳴いた。
ぎしりと床が軋んで、風もないのに風鈴が揺れている。
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・個人旅団
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