Cor Nebula
希うのは
川沿いの公園にほど近い白亜の建造物。水平垂直の直線的なフォルムが美しいモダンな建築様式は、
邸宅というよりも、研究所と呼ぶにふさわしい佇まいを見せる。
入口には無機質な外観に不釣り合いな鉢花がひとつ、ふたつ。
いつも何かの花を咲かせているが、丹精する影をみた者はいないという。
ガラス窓を透かす月明かり
リノリウムの床に散る、青白い光のかけらを踏んで
――こつり。響く足音に、影が重なる
◆√汎神解剖機関に存在する個人旅団
◆詳細は【Cor Nebulaについて】にてご案内しております