ねこカフェ『ムジカリブロ』
従業員(猫含む)募集中
いつもの町並み、いつもの道、いつもの角を曲がらずに、ふと思いつきでひとつ向こうまで歩いてみると、デカデカと猫の看板を掲げた喫茶店が見えてくる。その異様に怯まず、好奇心を持ってドアを開けたなら、一匹の白い猫があなたの顔にめがけて飛び込んでくるだろう。
そうして視界いっぱいの猫のお腹の向こうから、声がかかるのだ。
「こんちー。ねね、キミ、ねこ好き? 座って座ってー。ごちゅーもん、なんにする?」