宇宙を目指していた場所
星の海を夢見たんだね。いつか一緒に泳げたらってさ。
❀今ではすっかり寂れてしまった小さな町の少し大きな建物。
その入り口をくぐると、『宇宙進出』と書かれたスローガンが辛うじてぶら下がっているのがわかります。きっとそれを書いた人の瞳には幾千幾万もの星々の輝きが瞬いてたのでしょう。
その夢の跡を遺す建物は、全てが手付かずのままで、主が戻るのを待ち続けています。見渡せば炊事場、お風呂、地下牢など。宇宙進出に必要な設備は粗方揃っているようなのでした。
そうして一番奥にある大きなお部屋。そこには『任侠道』と書かれた掛け軸と、一振りの刀が大切に飾られています。その文字の持つ意味はわかりません。もしかすると宇宙へと続く道を切り拓け、という事なのかも。
そして、その部屋こそがニーニパルテがこの√で暮らす為の仮住まいなのです。家賃のいらないこの建物こそが、今の少女の小さなお城なのでした。
ここは、物語の始まる所。いつか誰かが目指した、楽園への出発点。
そうして一番奥にある大きなお部屋。そこには『任侠道』と書かれた掛け軸と、一振りの刀が大切に飾られています。その文字の持つ意味はわかりません。もしかすると宇宙へと続く道を切り拓け、という事なのかも。
そして、その部屋こそがニーニパルテがこの√で暮らす為の仮住まいなのです。家賃のいらないこの建物こそが、今の少女の小さなお城なのでした。
ここは、物語の始まる所。いつか誰かが目指した、楽園への出発点。