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『リンドー・スミス』&『リンゼイ・ガーランド』

~√EDEN・秋葉原ダイビル~

「リンゼイ・ガーランド……!
 馬鹿な! 一体誰が君を解放したのだ!?
 合衆国管轄の『封印指定人間災厄』である君を……!」

「お久しぶりです、先輩……。
 申し訳ありません、大統領命令で、収容局側では拒絶しきれず……。
 私の√能力『ヴァージン・スーサイズ』で、戦線を混乱させよと……」

「君の√能力は無差別自殺。君に近づく者は皆、自ら命を絶ってしまう。
 だが『女神クヴァリフの顕現』も予知されている今、民間人の過剰な殺戮は避けたい……やむを得ぬ、私は君の能力が効かない特異体質だから、君は私が先導しよう。ついてきたまえ」

「ご迷惑をお掛けします。よろしくお願いします、先輩……!
(でも先輩、√能力が効かないのは先輩が特異体質なのではなくて、この能力は『私が好きな人には効かない』、それだけなんです……)」