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√ウォーゾーン

地表を無限の戦闘都市群で埋め尽くす機械兵団との「第三次世界大戦」が繰り広げられている現代地球です。人類は全てをなげうつ総力戦により、どうにか抗戦しています。

簒奪者『戦闘機械群ウォーゾーン』

機械兵団は、自らを「戦闘機械群ウォーゾーン」と呼称します。1998年に突如出現した戦闘機械群は、√EDENより得たという莫大な力により大量の自立型機械兵器を生産し、人類の都市を次々と占領しては、生命を自動攻撃する「戦闘機械都市」に造り変えていきました。人類はいまや最盛期の30%以下に減少しており、戦闘機械群は『既にこの世界を征服している』と言って過言ではありません。

|完全機械《インテグラル・アニムス》

しかしながら、戦闘機械群は未だ人類を絶滅させていません。それは彼らの目的が人類絶滅ではなく、大いなる存在『|完全機械《インテグラル・アニムス》』への到達だからです。
完全機械がどのような存在か、人類が知る由はありません。
しかし戦闘機械群は、人類に実質上勝利した後、完全機械への到達法について異なる理論を提唱する複数の『|派閥《レリギオス》』に分かれ、戦闘機械群同士で相争っています。
完全機械に到達する方法について、ある派閥は「全生命殲滅による地球の完全機械化」を、ある派閥は「スーパーロボットへの進化」を、ある派閥は「堕落した人間の中にある『悪』の抽出」を……といったまるで異なる理論を提唱し、それらの理論は例えば「人類を滅ぼすか/否か」といった判断にまで影響するため、結果として、人類はまだ生き延びているのです。

人類の反抗作戦

突如として存亡の危機に陥った人類は、あらゆる倫理と道徳を捨て去り、戦闘機械群同士の抗争も利用して、生き延びるためにあらゆる非人道的な技術を解禁し続けてきました。人体改造、遺伝子操作、クローン技術、そして敵の殺戮兵器ウォーゾーンの鹵獲……。若者達の学徒動員も含め、未来への資産を使い尽くした瀬戸際に、ようやく√能力者へと覚醒する者達が現れ始めました。

※なお人類の中には、優秀な能力を持つにも関わらず戦闘機械群に寝返った「裏切者」も存在します……しかし√能力者にだけは、彼らの正体が明かされます。彼らは調略によって|派閥《レリギオス》同士の抗争を煽る事を任務とする、人類側が派遣したスパイです(この立場にいるAnkerを作成しても構いません)。

√ウォーゾーンの光景

世界の大半は戦闘機械都市に改造されており、人類も改造後に奪還した都市に住んでいます。場所によっては、空を覆い隠し重力すらも制御する『|天蓋大聖堂《カテドラル》』に包まれた地域もあります。光景は現代地球と変わらない場所も多いですが、生命攻撃機能を無効化した機械都市は極めて頑丈で、大規模な破壊もある程度自動修復します。その性質を利用して、闘技場はこの世界で開催されています。
食料は常に不足しており、長らく流通もままならず、個人の運び屋や武装傭兵に依存している状況です。通信網も分断されているため、隣県や諸外国の様子もあまりよく分かりません。現在は、ウォーゾーンから強奪した通信システムを改造し、徐々に通信網を広げ始めています。

データベース

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