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√仙術サイバー

仙術とサイバー技術が高度に発展した現代地球です。
積層都市に住まう強者達が、武強主義のもと覇を競い合っています。

仙術機械文明の誕生

バブル経済の絶頂期に発生した謎の自然現象『|雷素崩壊《らいそほうかい》』により、電気エネルギーは突如として不安定になりました。電線や発電所、テレビや街灯に至るまでが次々と爆発する危機的状況の中、香港の√能力者達が『仙術』を新たなエネルギー源として提供した事から、私達の住む世界とは異なる歴史を辿る事になりました。機械技術と仙術の融合した『仙術機械文明』のはじまりです。

武強主義の発生

仙術は√能力の一種なので、使用者が強い程効果が増大します。つまり、文明の発展の為には「より強い√能力者を、より多く」集めなければなりません。
そうして生まれたのが『武強主義』……強き者が全てを得るという危険な思想です。
しかし実際には、武強主義によって数多くの強者が生まれ、仙術機械文明はますます繁栄してゆきます。同時に戦いで欠損した四肢を補うため、あるいは純粋に強さを求める為に肉体を『|仙術義体《サイバーパーツ》』で改造する者達も現れ始めました。

積層都市の出現

しかし、無限に思える仙術にも限りはありました。本来ならば枯渇しない筈のインビジブルが、徐々に枯渇し始めたのです。人々はより上空のインビジブルを求め、あろうことか「都市の上に新たな都市を建てる」事を決定しました。大気中のインビジブルが尽きる度に新たな都市を積み上げる、この『|積層都市《せきそうとし》』が今では一般化し、富裕層は上層に移動し、貧困層は下層に取り残される格差社会が明確になっています。最下層は|鬼城《ゴーストタウン》として放置され、暴走サイボーグや反政府テロリスト、『妖魔(仙術の乱れによりインビジブルが受肉化した存在)』等の危険な存在が、下層民の暮らしを脅かしています。

しかし武強主義の元で発展した世界では、誰も弱者を救いません。
誰かが、立ち上がらなければならないのです。

√仙術サイバーの光景

現代技術では、積層都市は最大7層まで構築可能で、地名は例えば『東京Ⅶ』のように表記されます。多くの場合、Ⅶは富裕層が住み、Ⅵ・Ⅴは中産階級、Ⅳ・Ⅲは貧困層や成り上がりを狙う新参者が暮らし、Ⅱ・Ⅰは|無法地帯《スラム》や|鬼城《ゴーストタウン》になっています(なおⅠは地表)。生活の違いはありますが、どの層も活気と活力、野望と楽観主義に満ち溢れており、それはもしかしたら武強主義のたまものなのかも知れません。稀に都市を出て自然の中で暮らそうとする者もいますが、インビジブルが枯渇しており仙術機械が使えないため、パンダでもなければうまくいきません。

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