Parvam Horto✧candidus
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Parvam Horto ~きみの箱庭~
✧Describe
まるで小さなひみつきちだ。
四角いケースの天井には幾つもの太陽が釣り下がる。
目を焼く程の強い光ではない。ひかりの中には大切なものがしまってある。
汚れひとつないピカピカの帽子。金色の鍵は泡沫の中で鈴を揺らす。
檸檬の魔導書はひとりでに開き、カイヤナイトの刀身は淡く太陽に色づける。
昼間は日の光を吸い込んで輝き、夜は蓄えた太陽を零して部屋を照らす。
誰かのこころに寄り添うように。太陽は、いつだってこころを晴らしてくれる。
中はケースの側面にそってぐるりと真白のテーブルがあり、天板は物と植物で埋まっている。
ひとつ。手の指サイズの魔導書が開き、鉱石の欠片の下に魔方陣が描かれ、様々なものが生み出される。
動くぬいぐるみ。空飛ぶほうき。魔女の手紙。時間が経てば光の粒子となって溶けていく。
ふたつ。傍らには休憩スペース。魔法のマグカップは時々コーヒーの良い香りを立て、時々ホットミルクの優しい香りを立てた。
みっつ。貰いもののスズランの花束が飾られている。近くにはふかふかのクッションがふたつ。クッキーの食べこぼしも落ちている。
今日もねこがにゃあと鳴いた。此処はあたたかなひかりで充ちている。
✧Recipe
四角いケース
頑丈なコンテナ。ちょっとやそっとじゃ壊れない。
天井は網目になっており、簡単に取り外せる。
太陽のオーナメント
吊り下げ型の丸オーナメント。
中に宿る想いやこころ、ものによって輝きを変える。
レモンウッドの天板
白系の天板。木目も確りついている。凹型。
アジアンタム
雫型の葉がふわりと覆う。天板の上にも自由自在。
ポトス
大きな葉の毛布はねこたちのお気に入り。足元にたっぷり。
マンドレイク
植物のつもり。おやつどきに鼻歌が聞こえる。
魔導書
米粒よりも小さい文字がびっしり書いてある。
鉱石
赤のスピネル。青のフローライト。
黄色のコランダム。虹色のビスマス。
宝物のミニチュア
想いは形に。愛用品を再現して。
✧Comment
賑やかな魔法工房ビバリウムです。ねこたちは入口を知っているようです。
魔力がふんだんに籠っており、太陽が輝く限り尽きる事はないでしょう。
勝手に動き回る魔導書や魔方陣、マグカップ、硝子ペンが目に煩いときは
ケースに厚手の布をかけると太陽が眠り夜が訪れます。ご参考に。
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