『メイドさんと量産機』
——『メイドさんと量産機』
√EDENのとある商業施設に置かれた、アーケードゲーム。
横スクロールシューティングのそれは、プレイヤーがメイドを操って、大量にやってくる量産機ロボをお掃除していくゲームだ。
昔ながらのゲームシステムは地道にファンを集め、そのゲームセンター周辺地域に限ってはかなりの認知度となっていた。
日夜通う者もいて、ゲームの世界に入り込みたいと願う者すらいたかもしれない。
果たしてそれを聞き届けたのか、それとも単なる偶然か。
閉め切られた店で、その筐体が光り輝く。
——ガショガショ。
量産機の行進する音が、どんどんと大きくなっていった。
●
「『メイドさんと量産機』。そんなゲームが最近はやっているみたいでして。どうにもそれに登場するキャラクタが—、√ウォーゾーンに実在する存在と重なっているみたいなんですよ」
星詠みである二軒・アサガオは、√能力者に語り掛ける。
「誰かが意図的にそう作ったのか、無意識に生まれてしまったのか。それは分からないのですが、とにかくそこからゲームのキャラクターが飛び出してくるみたいです。それだけでしたら夢見たいですけどね」
彼もゲームは好きらしいが、事件が起きるとなっては素直に喜べない。
「ゲームキャラクターとして認知されている分、人々の警戒が薄いようです。そのせいでむしろ人を集めてしまい、それで暴れてしまえば取り返しがつかなくなります。なので、早急な対応をお願いしたいんです。よろしくお願いしますね」
そうして扉を開き、星詠みは√能力者を送り出した。
「ゲーム自体は面白いみたいなので、事件が片付いたら遊んでみるといいかもしれませんね」
第1章 集団戦 『バトラクス』

POW
バトラクスキャノン
【爆破】属性の弾丸を射出する。着弾地点から半径レベルm内の敵には【砲弾】による通常の2倍ダメージを与え、味方には【戦闘情報の共有】による戦闘力強化を与える。
【爆破】属性の弾丸を射出する。着弾地点から半径レベルm内の敵には【砲弾】による通常の2倍ダメージを与え、味方には【戦闘情報の共有】による戦闘力強化を与える。
SPD
人間狂化爆弾
爆破地点から半径レベルm内の全員に「疑心暗鬼・凶暴化・虚言癖・正直病」からひとつ状態異常を与える【特殊化学兵器】を、同時にレベル個まで具現化できる。
爆破地点から半径レベルm内の全員に「疑心暗鬼・凶暴化・虚言癖・正直病」からひとつ状態異常を与える【特殊化学兵器】を、同時にレベル個まで具現化できる。
WIZ
スウィープマシーン
【機銃掃射】による牽制、【粘着弾】による捕縛、【突撃体当たり】による強撃の連続攻撃を与える。
【機銃掃射】による牽制、【粘着弾】による捕縛、【突撃体当たり】による強撃の連続攻撃を与える。
√ウォーゾーン 普通11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴

造ったゲームと別の√がリンクしてる、ですか。
ありえない話じゃないと思う…とはいえこちらでプレイした結果がウォーゾーンでの戦火拡大に繋がるというのであればこれは間接的な利敵行為になってしまうかもしれないのでシステム自体の破壊をした方がいいかもしれないけどまずはあちらをどうにかする方が先でしょう。
とは言うものの…普通に戦うしかないしかないのでゲーム宜しく普通にシューティングしていくわけですが。
…なんで見た目まで同じにしたよ制作者。
とりあえず普通にゲーム同様の戦い方してヤバくなったら【爆破】【破壊工作】で一掃ですかね。
√能力は使いません。攻撃手段的な問題で
星詠みの話を聞いた石動・悠希はふむと考え込む。
「造ったゲームと別の√がリンクしてる、ですか。ありえない話じゃないと思う…とはいえこちらでプレイした結果がウォーゾーンでの戦火拡大に繋がるというのであればこれは間接的な利敵行為になってしまうかもしれないのでシステム自体の破壊をした方がいいかもしれないけど……」
そこで思案のために俯けていた視線を持ち上げた。
「まずは、あちらをどうにかする方が先でしょう。」
訪れた街中では、既に自立した機械群が闊歩していた。
とにかくと、彼ら出身のゲームになぞってシューティングで倒していく。構えた銃を携え、街中に被害が出ないよう的確に狙い打った。
——パシュン、パシュン。
打倒されるたびそれは音を立てて消えていく。ゲームの仕様そのものだった。
「…なんで見た目まで同じにしたよ制作者。」
そうしなければこんな事態にはならなかったのではと思うが、いない存在に愚痴をこぼしても仕方ない。
「きりがありませんね」
攻撃してこられていると分かったら、その量産型は標的を変えた。どこからともなく溢れ出す自立機械たちが、じりじりと歩み寄ってくる。その数の多さは、対処よりも早く押し迫ってきた。
なら仕方ないと爆破による破壊工作で一掃していった。
🔵🔵🔵 大成功

★アドリブ、連携歓迎。バトラクスをハンマーの材料と認識して倒したがっていますが√能力者達には協力的です。
(金属音に釣られてやってくる)
あのね、おかーさんにハンマーがあれば大体解決するって教わったの
ハンマーは鍛冶用しかないから今は大剣だけどね
(——ガショガショ。という足音が聞こえるたびに目を輝かせて武器を構える)
重量攻撃や受け流しを活用して一撃ぶち込むよー、できれば破片もって帰りたーい
(ジャイアントハンマーコンボの【ゲテモノ菓子食わせて悶絶させる】による捕縛の部分では故障しそうな部分に流し込む)
ところでゲームってなに?(分かっていなかった)
カヌチ・フォージはその金属音に釣られてやってきた。
「あのね、おかーさんにハンマーがあれば大体解決するって教わったの」
幼い呟きを零しながら、最適な素材だと飛びかかる。その丸いフォルムに複雑な機構。まさしくハンマーに相応しいと収拾に走った。
未だハンマーは鍛冶用しか持っていないため、振るうのは大剣だ。自立機械を切り払うと、その脅威を認識して更に集まってくる。
——ガショガショ。
機械の足音が増えていくことに、カヌチ・フォージは目を輝かせた。
「これでハンマー作れるー!」
歓喜しながら敵の攻撃は受け流し、重量攻撃による一撃をぶち込む。散らばる破片に気が取られながらも今は全てどうにかしようと足音に集中した。
√能力【ジャイアントハンマーコンボ】によってゲテモノ菓子を故障しそうな部分に流し込み、動きを止める。
「ギャッギャー!とりあえずぶちかますねー!」
無邪気な笑い声をあげて、機械たちを吹き飛ばした。周囲一帯に動く気配がなくなり、カヌチ・フォージは思い出したように首を傾げる。
「ところでゲームってなに?」
沈黙したバトラクスに聞いたところで答えが返ってくるはずもなかった。
🔵🔵🔵 大成功

私はこの世界のことは少し調べていてね。メイドさん・・・まあ、使用人の女の方は何人かいるね。働きもので有能だ。歴史の中でメイドは色んな表現をされてきた。
ゲームキャラクターとして認識して現実味がない。危険だね。まずはこの武装した球体の排除だね。この群れだけでも危険だ。
3種の攻撃どれも危険だね。【残像】【エネルギーバリア】で全部食らうのは避けたい。いくらかくらっても【回復力】で持たせつつ月神の一撃を展開して攻撃。捕縛されても体当たりしてふっとんでも攻撃は展開できるからね。抗わせてもらうさ。
藤原・菫は星詠みの予言に対して、知識を語った。
「私はこの世界のことは少し調べていてね。メイドさん・・・まあ、使用人の女の方は何人かいるね。働きもので有能だ。歴史の中でメイドは色んな表現をされてきた。」
きっとその情報が役立つだろうと、ゲームのことも調べつつ現場へと向かう。
街中では既に自立機械たちが、道中を闊歩していて、それに人々が群がっていた。
「ゲームキャラクターとして認識して現実味がない。危険だね。まずはこの武装した球体の排除だね。この群れだけでも危険だ。」
その機械が進行方向の一般人も気にせずその巨体で踏み潰そうとして、直前で攻撃を仕掛け、意識を向けさせた。
脅威対象を見つけると、それらはたちまち行進してくる。
敵の性能を分析する藤原・菫は、自分の最適な行動を模索した。
「いくらかくらっても回復力で持たせて攻撃しようか」
そうして方針を決めた彼女は、機械群に囲まれながらも一歩も引かず応戦する。√能力【月神の一撃】を放ち、大半を対処していく。
「それなりに抗わせてもらうさ」
少し挑発的にそう呟いた。
🔵🔵🔵 大成功

年齢の割に怜悧で落ち着いた娘です。良く言えば優等生的、悪く言えば面白みのない人間。どんな相手にも丁寧で穏やかな物腰で対応します。冷静沈着を旨としどんな状況でも年齢に不釣り合いなくらいの落ち着きと豪胆さを持って応じます。戦いは果敢で小さな体躯に似合わない中大型の刀を危なげなく操り前衛に立ちます。手足の短さはリーチの短さなので、後の先を取った戦い方をします。基本は刀のみで戦いますが裏をかいて至近距離で銃を抜くこともあります。
鳳・楸は星詠みの予言を聞いて、すぐに現場へと駆け付けた。
「これは、すぐに対処しないといけませんね」
街中を闊歩する自立機械群。それに警戒もせず一般人たちは群がっており、このままではすぐに被害が出てしまう。
まずは一般人たちの避難を行い、機械たちの注意を惹きつける。
「一体どこからこんなに出てくるのでしょうか?」
数があまりにも多い。元を絶たなければと思うが、その行列によって先へは進めそうになかった。
「とりあえずは数を減らしましょう」
機械たちは、まともな攻撃手段は持っていない。ただ突進するだけで、しかしその重量は容易く人を押し潰してしまえた。
鳳・楸は冷静に対処しながらも、時に豪胆に踏み込む。小柄な体なため、かなり接近してから刀を振るった。
数が多く、倒し漏れるものも出る。それらにはすかさず銃を抜き、機械の関節を打ち抜き動きを止めた。
「これなら何とかなりそうです」
鳳・楸はそう呟きながらも決して気を緩めず、機械たちを処理していった。
🔵🔵🔴 成功
第2章 集団戦 『シュタインズ・メイド』

POW
超完全機構の片鱗
【近未来ウォーゾーン化ビーム】を放ち、視界内の対象1体の装備ひとつに「レベル年分の技術革新」を与える。
【近未来ウォーゾーン化ビーム】を放ち、視界内の対象1体の装備ひとつに「レベル年分の技術革新」を与える。
SPD
メイド喫茶『シュタイン』
予め、レベル坪までの【様々な事情通が集まるメイド喫茶】を建築しておく。【メイド喫茶の前に営業中看板】を出している間、[様々な事情通が集まるメイド喫茶]内部に【おねだり上手なメイドさん】を召喚し、内部にある書籍等を調べ念話で報告させたり、好きな物を自身の手元に転送させたりできる。
予め、レベル坪までの【様々な事情通が集まるメイド喫茶】を建築しておく。【メイド喫茶の前に営業中看板】を出している間、[様々な事情通が集まるメイド喫茶]内部に【おねだり上手なメイドさん】を召喚し、内部にある書籍等を調べ念話で報告させたり、好きな物を自身の手元に転送させたりできる。
WIZ
√相対性エフェクト
他√を「自身の現在地と同じ場所」から観察し、視界内の1体に【伝言を送る。その結果、なんやかんやで敵に】ダメージを与える。
他√を「自身の現在地と同じ場所」から観察し、視界内の1体に【伝言を送る。その結果、なんやかんやで敵に】ダメージを与える。
√ウォーゾーン 普通11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
——ゲームクリア!
どこかのゲームの筐体で、そんな文字が表示された。エンディングが流れ、スタート画面へと戻る。
ゲームを始める最初の画面。そこには『エクストラモード』という者が表示され、誰も捜査していないのに選ばれる。
それは、プレイヤーの残機が最大値まで補充された、特別ステージ。向かい来る機械に退治するメイドが、画面に現れて。
そしてそれは、飛び出した。
「……」
実体を持ったメイドは、意思のない瞳で街中をさまよう。
——残機998
その数はまた一つ減り、そしてメイドを野に放った。

★アドリブ、連携歓迎。バトラクスをハンマーの材料と認識して倒したがっていますが√能力者達には協力的です。
えっと、悪いメイドさんってことであってる?ならとりあえず武器で殴るねー。
引き続き重量攻撃や受け流しを活用して一撃かますよー。
(ジャイアントハンマーコンボの【ゲテモノ菓子食わせて悶絶させる】による捕縛の部分ではうんと食わせる。ジャイアントハンマーはバトラクスの破片でいつの間に作ってみた)
待ってー、悪人さんならとりあえず殴らせてー、と追いかける具合。
(やばかったら嘘泣きで油断させて隙をつく)
カヌチ・フォージが、先ほど倒したバトラクスたちがハンマーの材料にならないか試行錯誤していると、新たな足音が押し寄せてくる。
「えっと、悪いメイドさんってことであってる? ならとりあえず武器で殴るねー。」
振り返ると、大量のメイドが建物から出てくるところだった。それに自立機械たちを同じものを感じ、得物を構える。
すると敵意を感じたメイドたちは襲い掛かってきた。それらは本来、自立機械たちをせん滅する役目を持っている。ならば先の戦いよりも苛烈になるのは間違いなかった。
出し惜しみせず、カヌチ・フォージは√能力【ジャイアントハンマーコンボ】を行使する。
鉄くずなら辺りにいくらでもある。それらを投げて牽制し、殺到するメイドたちにゲテモノ菓子をうんと食わせて捕縛、いつの間にか作っていたジャイアントハンマーで蹴散らした。
「待ってー、悪人さんならとりあえず殴らせてー」
追いかけまわすと、敵の大群が増えていく。それにぎょっとして、慌てて逃げ出した。
「うわーん!」
泣き始めるとそれに動揺してメイドが一瞬固まる。しかしそれは嘘だ。隙が出来ればすかさずジャイアントハンマーを振りぬいた。
🔵🔵🔵 大成功

あ?いつのまにかゲームが終わり、新しいゲームがはじまったらしい。
残機は十分、次はメイド部隊を撃破するんだね。わかった。こういうノリは嫌いじゃない。
連携がちゃんとできてるようだね。連絡を送り、思わぬところから攻撃する、厄介だね。ランダム性は避けにくいが一応【残像】【エネルギーバリア】【回復力】で耐えながら【ドローン操縦】でドローンを飛ばし、私自身はレギンスフォームを発動。索敵をしながら確実に敵を仕留めていく。
仕留めきれなかったらマルチツールガンで止めを刺す。こちらは命懸けでね。たとえゲームの中でも生き残るのに全力を尽くすのさ。
藤原・菫は新たな足音に振り向く。
「あ? いつのまにかゲームが終わり、新しいゲームがはじまったらしい。」
自立機械たちを倒したと思えば、次にやってきたのはメイド部隊。それらは建物から出てくると、すかさず殺到してきた。
有象無象と思ったら、メイドたちは連携をこなしている。状況把握している存在からの連絡で思わぬとこから攻撃が来る。
残像で避け、エネルギーバリアを張って防ぐも、それでも被弾してしまう。それは自前の回復力で耐えつつ、ドローンを飛ばして√能力【レギオンスウォーム】を発動する。
「さあ、こちらからも反撃させてもらうよ」
放たれた小型無人兵器レギオンにより、ミサイルで敵を確実に仕留めていく。しかし敵の数が多く全ては処理しきれない。
「なら、こっちで……!」
接近を許した敵にはマルチツールガンを取り出し止めを刺す。
「こちらは命懸けでね。たとえゲームの中でも生き残るのに全力を尽くすのさ。」
藤原・菫は表情を崩さないまま敵を蹴散らしていった。
🔵🔵🔵 大成功

お任せプレ、汝が為したいように為すがよい。
私はエナジーを糧にするサイキックヴァンパイア、よって攻撃が保有する位置エネルギーやら運動エネルギーやら諸々のエネルギーを吸収して継戦能力を維持するのも敵対者を自分好みの姿にしてエナジードレインでえっちなのうみそおいしいです❤するのも料理のうちよ♪
そもそも料理って調理の他に物事を上手く処理するって意味もあるしね。状況を解決する手段も料理ってわけ、OK?これが私の|混沌魔術《ケイオスマジック》よ。
私達の知覚を離れた客観的真理はなにもなく、ゆえにあらゆることは真実であり可能である、ってね♪
|生存技法《サバイバル》でたいがいのとこから生還する自信があるわ☆

※アドリブ連携歓迎
ほいほい、お仕事のお手伝いですね
これでも表向き花のJKでしてね
あんまり長時間日常生活を離れられないんで、ぱっぱとお仕事済ませちゃいますよ
おっと、正義の能力者として動く時のお約束ですね
公序良俗に反したり、他の能力者に迷惑を掛けることは致しませんとも
さてさて、何から取り掛かりましょうかね
速度や正確性が求められる仕事とか、情報収集とかは割と得意ですが
戦いに使うなら、暗殺とか不意打ち闇討ちですかね
表で誰かが気を惹いて、裏でこそこそするのが一番慣れてますな
まあ、便利に使って下さいな
お仕事ですもの、全力で取り組ませて頂きますとも
よろしくお願いしまーす

戦闘時は身長200㎝の恐ろし気な鉄十字怪人の姿を取ります。
セリフ例
「ここは私に任せろ。ポチッとな」(《怪人大作戦》のスイッチを押す)
「ゴルディオン1~3号機、攻撃開始!」(アイテムです)
√能力は指定したものを何でも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。よろしく!
正義のためなら手段は選ばずに戦います。
●アリス・セカンドカラー
アリス・セカンドカラーは殺到するメイドの前に立ちはだかった。
「うふふ、私の出番みたいね」
蠱惑的な笑みを浮かべ、周囲のエネルギーを根こそぎ吸収する。
彼女はサイキックヴァンパイアだ。位置エネルギーに運動エネルギーあらゆるものを糧とした。
「料理してあげるねっ」
群れるメイドたちを順に触れていって、干からびさせる。
「そもそも料理って調理の他に物事を上手く処理するって意味もあるしね。状況を解決する手段も料理ってわけ、OK? これが私の混沌魔術ケイオスマジックよ。私達の知覚を離れた客観的真理はなにもなく、ゆえにあらゆることは真実であり可能である、ってね♪」
意志を感じられない相手を朗らかに説き伏せた。
「生存技法サバイバルでたいがいのとこから生還する自信があるわ☆」
アリス・セカンドカラーは踊るように戦った。
●四条・深恋
四条・深恋は押し寄せるメイドたちに向かい合う。
「ほいほい、お仕事のお手伝いですね。これでも表向き花のJKでしてね。あんまり長時間日常生活を離れられないんで、ぱっぱとお仕事済ませちゃいますよ」
町中を埋め尽くす相手の軍勢に対抗して√能力【写し身】を使い、自身の分身を作り出した。速度や正確性を求められる仕事なら四条・深恋の得意分野だった。
後ろに回り込み不意打ち、急所を一突きして暗殺、それらを繰り返しながら一体一体を駆除する。メイドたちも連携を取って反撃をしてくるが、√能力の分身には敵わない。
「皆さんも仕事じまいにしていただけると助かるんですが……聞いてはいませんよね」
メイドたちの表情に意思は感じられず、どれだけ語り掛けようとも応えはくれない。ならばやはり、力技で切り開くしかなかった。
「お仕事ですもの、全力で取り組ませて頂きますとも」
無銘の包丁をメイドに突き立て、また切り捨てる。
四条・深恋の戦いは、とにかく素早かった。
●明星・暁子
学生服姿の明星・暁子は、敵の軍勢を前にして変貌した。
「彼女らを始末すればいいのでしょうか?」
身長200㎝の恐ろし気な鉄十字怪人。全身を包む重甲は敵を押しとどめ、その膂力でまずは敵を薙ぎ払った。
しかし数が多く、対処しきれない。ならばと半自立浮遊砲台を起動させる。
「ゴルディオン1~3号機、攻撃開始!」
明星・暁子の指令に合わせ、三つの砲撃が立て続けにメイドを吹き飛ばした。だがそれでも敵の数は時が経つにつれて増えるものだから押し寄せる行進は止まらない。
「ならば……!」
立て続けに√能力【ブラスターキャノン・フルバースト】を行使し、ヘビー・ブラスター・キャノンを召喚。更なる火力で押し切った。
「正義のためなら手段は選びません!」
明星・暁子は啖呵を切って、敵のど真ん中でその腕を振り回す。砲撃に巻き込まれ、メイドたちには向かわれながらも、彼女は多少の怪我は無視をして、積極的に事件の解決を目指すのだった。
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴 成功
第3章 日常 『ゲーセンに行こう!』

POW
格闘ゲームで遊ぶ!
SPD
シューティングゲームで遊ぶ!
WIZ
カードゲームで遊ぶ!
√EDEN 普通5 🔵🔵🔵🔵🔵🔵
自立機械とメイドたちの行進はそうして止まった。
そして、元凶となったゲームはまた今までのように稼働する。

アドリブ&野良連携歓迎
POW 格闘ゲームで遊ぶ
身長170㎝の少女の姿で事に当たる。
「ふむ。機械軍もメイド軍団も、片が付いたようですわね」
「せっかくですし、格闘ゲームで遊んでみましょうか」
目に付いた『フルメタル・アーバン・ファイターズ2』(架空のゲームです)にコインを入れる。
選択するキャラは、『巨人・ザンギF』(架空のキャラクターです)。
パワーラリアットや、投げの効果で、対戦相手の攻撃を吸って、即大技投げにつなげる。
√能力《疾風怒濤》の効果で、3倍の能力値でダイナミックにキャラを操作し、ギャラリーを沸かす。
ゲーセンの最大記録を塗り替えて伝説を創る。
「対戦ありがとうございました」
一礼して出ていく。
明星・暁子は辺りを見渡して、ほっと一息つく。
「ふむ。機械軍もメイド軍団も、片が付いたようですわね」
その姿を少女の姿に戻し、街中を見て回った。
√能力者たちによる戦闘の影響で、人々は避難していたようだが、すぐに活気が戻ってくる。
「せっかくですし、格闘ゲームで遊んでみましょうか」
目についたアーケードゲームに歩み寄って、早速コインを入れた。
選んだ作品は『フルメタル・アーバン・ファイターズ2』。数あるキャラクターの中から『巨人・ザンギF』を選択し、対戦を始めた。
一人対戦モードで最初は遊んでいたのだが、しばらくすると対面の席に座った誰かが乱入してくる。
1対1の純粋な実力勝負。3カウントの後にゲームは始まる。
「……」
パワーラリアットや投げの効果で、対戦相手の攻撃を吸って、即大技投げにつなげる。√能力【疾風怒濤】によってダイナミックにキャラを操作し、圧倒的なその実力にいつの間にか集まっていたギャラリーも沸いた。
そうして、店舗記録を簡単に塗り替え、伝説が残される。
「対戦ありがとうございました」
一礼をして出ていったその少女は、しばらくそのゲームセンターで噂となるのだった。
🔵🔵🔵 大成功

POW 格闘ゲームで遊ぶ!
(ゲームについて店員さんに教えてもらって楽しそう)
ギャッギャー!ゲーム面白そうだねー。
折角だからやってみるよー
『激突!ポケットヒーローズ』(架空のゲームです)にコイン入れる
選択するキャラはテラハンマード(架空のキャラでハンマー使いの精霊という設定)
ハンマーを用いたパワフルな攻撃が主でフルスイングや空中追撃、ダイヤモンドクラッシャー(超必殺技)で決めるねー!
万が一隠しキャラのエレキ学ランネズミが出たら…警戒だねー。
勝てればラッキー程度でとにかく楽しむねー
とにかく楽しかったよー、ありがとー
カヌチ・フォージはゲームセンターに迷い込んでいた。彼女がアーケードゲームの筐体を物珍しげに眺めていると、親切な店員が教えてくれる。
「でね、このボタンで操作して遊ぶんだよ」
「ギャッギャー! 面白そうだねー」
せっかくだからと遊び方を教えてもらった格闘ゲームに早速挑戦することにした。
選んだ作品は、『激突!ポケットヒーローズ』。コインを入れて、ハンマー使いの精霊「テラハンマード」を選択し、まるで自身が戦うかのように操作した。
ハンマーを用いたパワフルな攻撃が敵を薙ぎ払い、フルスイングに空中追撃とコンボをつなげていく。
「ダイヤモンドクラッシャー!」
止めに超必殺技を繰り出し、満足げだった。
——!!!
とその時、画面が独特な光を放って、一体のキャラクターを映し出した。
『エレキ学ランネズミが現れた!』
すばしっこい動きで逃げ回り、近づいてもツッパリボルトで感電させてくる。今までとは一線を画した難易度に、さすがのカヌチ・フォージは苦戦をするが、
「ダイヤモンドクラッシャー! ……三連撃?」
お気に入りの技を出鱈目に出すと、奇跡的に連鎖して三連続の超必殺技が発動する。そのエフェクトは画面を埋め尽くし、それが晴れた時、ネズミは倒れ伏していた。
「わーラッキー!」
それからも楽しそうにゲームを遊び、日が暮れる頃にゲームセンターを後にした。
「とにかく楽しかったよー、ありがとー」
🔵🔵🔵 大成功