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██-0245に関する資料集#1

#√汎神解剖機関 #ノベル #人間災厄「トラペゾヘドロン」

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【特別収容プロトコル】
██-0245は、階段の存在しない間取りで構成された住宅が建てられた収容エリアに収容されています。この住宅は、キッチン、ダイニング、リビングが一体となった平屋建てで、██-0245が「普通の家庭的な生活」を送れるよう設計されています。収容施設の内外は定期的に点検され、環境が良好な状態を維持される必要があります。██-0245が話し相手や娯楽を求めた場合、可能な範囲で要望を叶えることが推奨されます(文書09-11-22参照)。その際には必ず監視員の配置を事前に確認してください。
監視員は██-0245の日常的な動向を記録し、発言と行動を注意深く観察してください。監視員は交代制で24時間体制の監視を行い、精神的な負荷が確認された場合は即時交代し、定期的な心理検査を受けることが義務付けられています。██-0245から家へ招かれた場合、いかなる理由があっても応じてはなりません(事案28参照)。

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文書09-11-22
██-0245は、願い事を叶える力がある全存在に対し、潜在的な欲求や願望を顕在化させ、それを制御不能にする異常性を有しています。██-0245と言葉を交わす度に、対象の潜在的欲求が徐々に表出し、自己制御能力が弱まります。この影響は一時的なものではなく、会話の回数や内容に比例して増幅します。

影響下に置かれた対象は以下の段階を辿ることが確認されています:
1.初期段階:対象者は自らの欲求に気付き、理性が徐々に低下します。例として、「特定の食べ物を食べたい」「長年の夢を叶えたい」といった願望が抑えられなくなります。
2.中期段階:欲求がさらに高まり、自分を取り巻く現実を歪めて認識します。この段階では、対象者が自らの欲望に基づいた行動を過激に実行するケースが多発します。
3.末期段階:対象者は無差別級の認識障害を発症します。現実を完全に見失い、願望を実現するためならば命をも顧みません。

症状の進行が早い場合、記憶処理を推奨します。措置後の再発は確認されていません。
この異常性は、██-0245の『願い』を叶える事に失敗した場合のみ喪失するようです。この現象については現在も調査が続けられています(実験137-4参照)。

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09-11-22-g
[データ削除済]博士。夜船研究員への暴力的発言を速やかに撤回し、彼のデスクから無断で持ち出した家の鍵を返却するように。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​ 成功

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