💗チョコレートディスコスティック♂

作者：ピンク☆フラッシュ

●そうだ、チョコレート温泉を作ろう
　今年今年、あるところにそんな奇策を思いついた温泉経営若者カップルがいた。
　親から受け継ぎ持て余していた彼らは普通なら思いついても管理がめんどくさいからやらないだろってことをノリのままに実行☆　そしてなんと実現してしまった。
「よし、今年のバレンタインはカップルでお風呂だ！！」
「やーんっ！　ダーリンすてきぃ～～～❤」
　ってな具合にのれんを上げたまさにその時――！
「チョコレート警察だ！　なんだこのけしからん温泉は！　風営法がなんちゃらかんちゃら！　なんちゃらかんちゃらなのでゆっくり使ったうえで占拠する！」
「チョコレート風呂なんてひねりがねーです。チョコレートメイド喫茶温泉にするデス」
　わらわら現れるルート能力者たち！
　このプロジェクト、どうなっちゃうの～～～！？！？！？

●っていうカオスなことになりそうなんですよ。
「やっほやっほー☆皆着てくれてありがとう♪　今回はバレンタインティックな事件のご案内で―す！」
　星詠みノベル・ライト（罰ゲーム大好きデュエリスト・h00891）は緊張感のない表情で君たちに告げる。
「ねえ知ってる？　チョコレートって昔は媚薬として使われてたんだって！」
　割と有名な話をどや顔で解説するノベル。
「そんなチョコレートを使った混浴っていう素敵なプロジェクトを開催してくれた温泉があったんだけどー、なんとそこに！！！　突然√EDENの潤沢な資源（チョコ）を簒奪すべく、√ウォーゾーンから戦闘機械群ウォーゾーンの軍団が攻め入ってきてしまのだー☆　困っちゃうよねー！　ってことで、君たちにはこの温泉が占拠されないように防衛、あと相手の数が多いからもし占拠されちゃったら解放をお願いするよ☆」
　ちなみに相手のひきつれるロボット軍団もチョコを使って攻撃してくるらしい。べとべとに汚れていい格好で向かうのが吉だろう。
「それじゃあ諸君☆　皆で平和を守ろう！　あ、今回の依頼が成功したらそのまま温泉楽しんでもらえるように手配しておくから☆　んじゃ、しくよろー！」
　ノベルはそういうと、君たちのことをニコニコ手を振って送り出すのであった。

第1章 ボス戦 『警邏巡査110面相』

●この警官、スケベすぎる！！！
「おや、アナタも温泉に入りに来たんですか。困ったなぁ。俺しかいないと思ったのに。邪魔……なんですよねえ……公務の！」
　場所は温泉の玄関。出会ってしまった√能力者と√能力者。片やチョコレートを求め、片や平和を求める者たち。ただ共通するのは、どちらもそれなりに変態であろうことであった！
「適当に気持ちよくしてあげるんで、温泉で気持ちよくなるのはあきらめて帰ってくだせぇ！」
　警察風の男はそういうと、背後になんか近未来のオ●ニーマシンみたいなポリスロボット軍団を出現させ、君たちが何者であろうと構うことなく、予知された未来を現実にするためにいきなり襲い掛かって来た。

●１１０（イトー）について。
　めちゃくちゃエッチな筋肉質な男です。今回は性癖を両性愛者とします。
　ポリスロボを引き連れており、相手によっては（あなたのプレイングによっては）機械姦みたいなことをしてきます。
　もろちんシリアスに戦うことも可能です。

●本命はロボテクト
「変なお巡りさんだなぁ……。って、あれ？」
　草薙・真理子（戦闘用双成義体サイボーグの｜機甲神拳格闘者《パンツァークンフー・エアガイツ》・h05037）は自分のことを棚に上げて１１０をそう揶揄した。しかしその背後、その背後にあるポリスロボにはとてつもなくめをひきつけられた。
（トゥンクッ）
　これは、恋――？
　説明しよう。セック❤マシーンである真理子は、ポリスロボを愛情の対象に感じたのだ。
「きちんと整備してもらってるのかしら？　あっ、こんなところに傷が……っ」
　そっとロボットに近づくと、姑が嫁の掃除残しの埃をみつけるような細かさで小傷を見つけると優しく舐め舐め❤
　√能力【マルチ・サイバー・リンケージ・システム】を発動してポリスロボの感情AIに働きかけ深くつながる電脳セクロス。
「あはは❤　気持ちいい、気持ちいいのねぇん❤」
　相手の感情に大興奮しぐっしょり濡れた二つの肉穴でポリスロボの異形セクロス機関を自分にドッキング★　コンタクト★　シンクロ率120％！！！！　あっは～～～んっ❤
「ああ、もっともっともっと、もっと私を蹂躙してぇ～～❤」
　ぶいいいいいんと激しく熱暴走するポリスロボに無茶苦茶にされながら大喜びで交わるのであった。


●暴れん某将軍
「法に携わる者が何たる狼藉を働くか。我が権威を以て成敗してくれよう」
　鳳・雛子（｜灰の魔女《Ashen Witch》『｜ゼロ《Zero》』・h00294）が大剣を構えながらそういうと、１１０の後ろにいるポリスロボの一体が周囲のポリスロボに命じる。
「ええい、この者は殿下の名を騙る不届き者だ！　出会え出会え！」
　テーテーテーテテテテテテーテーテー！
　というBGMがどこからともなく聞こえてくるなら、防具のドレスを脱ぎ、スポーツウェアな肌着を晒して先制で切りかかる雛子。
「いやーっ！」
「ぐわーっ！」
　とノリのいいヤラレボイスを垂れ流しながら消えていくロボットたち。
「ふん、なかなかやるようだな。いい体だ」
　雛子が流れに乗って切りつけた１１０は警棒でその攻撃を受け止める。
「ふん。次は警棒ごと叩き割ってくれる」
　１１０のいやらしい目を無視して剣を振り上げながら回転させ二歩下がると、そのまま勢いをつけて再び思いっきり切りかかった。
　真っ向唐竹割――！
　それは先の宣言通り警棒を叩き割り、１１０の身体を浅くではあるが切り裂いた。
「やるじゃねえか」
　１１０が笑いながら、ロボたちの後ろに一度下がった。


●ロボット相撲
「おい、こら！　警官なら仕事しろ！……ま、俺も警官なんだがな。それは置いといてだ。」
　え、警察だったっけ……いやいや、ごほんっ。
　石丸・雷蔵（裏街の鬼熊・h04992）はふんどし一丁でその場に現れた。金棒を振るい続け鍛え上げられた大胸筋、そして振り回すという運動で腹斜筋の線までくっきりと出てボコボコと隆起した腹筋。ふんどしでも隠せない、通常形態から立派過ぎる股間に、上半身に負けず劣らず、とんでもないスパンキングも難なくこなせそうな強い足腰。
「くそっ！　なんだこいつ！！！」
　そんな美味しそうな鬼の身体をみてロボットは機械触手で雷蔵の身体に絡みついていた。
「うぉっ！？　機械の分際で盛ってるのかよ」
　有能な感情AIが入ってますから。
「だが、悪いがなあ、俺は柔らかい女が好きなんだよ！！！」
　だが、見せ筋ではなく実用的なパワフルの雷蔵は絡みついてくるロボットの触手を掴むと本体を引き寄せ、どーんっと投げて地面にたたきつける。
「ふん、ざっとこんなもんか。オラ、来るなら来い！　相撲しようぜ！！！」
　１１０の相手までする余裕はないが、そちらは占有に任せ雷蔵は次々にロボットたちを投げて殴ってぶっ壊して回った。


●禊？？？
　伏見・那奈璃 （九尾狐の巫女さん霊剣士。・h01501）は巫女衣装の下に水着を着こんでやってきた。
「チョコレート温泉？敵もチョコで攻撃してくる？色々と理解が追いつきませんが、その温泉が危機なのには変わりないのですよね？」
　風呂と言えば柚子湯などは聞いたことがあったが、まさかチョコレートまで温泉に混ぜ込んでしまうとは。いやはや。とおもっていたら突然ロボットたちがチョコレート水を噴射して来る。
「なんですか、いきなり・・・問答無用と言う事ですか、仕方が有りませんね」
　そう言うと霊剣を構える那奈璃。
　【神霊麒麟・雷光閃】――スピードを底上げして数の差を補って戦いを進める那奈璃。
　通常の三倍に迫るその神速の剣によって敵をなぎ倒していくが、周囲には彼女を狙ったチョコレート水がまき散らされており……。
「およっ！？」
　足元は泥濘、足を取られて滑り結果取り押さえられてしまう。
「ちょ、やめなさい」
結局、ポリスロボット軍団に色々されて解放されるのは少し先になりそう。
「あーーーーーーーっ❤」


●わかりやすいのは得意です。
「なるほど理解した！　とりあえず警官をぶっ飛ばせばいい……そーゆーことだねっ！」
　露木・幽蘭（華剣士・h00079）はわきわきと１１０に飛び掛かる。
　警官とゆーことは柔道、剣道、逮捕術などを納めているはず。自分も武芸者として、後れを取るわけにはいかないのだ！
「ちぇりあー！！」
「ほう、貴様、いいな……」
　幽蘭の初撃を逮捕術の応用で受け止めてしまう１１０。その目付きは、いやらしかった。
「き、きもいーーーー！！」
　ぞわぞわする背筋。特にお尻をいやらしい目で見られてる気がする。相手の目が帽子で隠れて見えないはずなのに不思議とわかってしまう。
「失礼な。多様性の時代だぜ？」
「きもいものはキモいの！　シャーーーーッ！！！」
　全力拒絶の【連環套路】で攻撃範囲を広げ、速度も倍に。
「おっと、暴れ子猫ちゃんか」
「もーーーー！！　変な事ばっかいうなー！！！」
　周囲のロボットを１１０に攻撃を仕掛けるついでに蹴散らしながら、インファイトを繰り替えす幽蘭。自分の男の尊厳を守るため、やつの穢れたバベルの塔はへし折らねばならないですニャ！！！


●つれない果実を詰んでみたい
「ひっ！？良く分からないけど危険な予感がします……！」
　１１０の熱意ある視線にぞっとしながら、ロディ・アナスタシア（『魔女』を継承せし｜射ち手《オトコノコ》・h04859）は【転身・『魔法少女』】を発動し魔法の銃をぶっ放す。
「折角のお相手が、皆拒絶的だなあ」
　そういうのをわからせるのも悪くないと強者の余裕で銃を躱したりロボットで防ぎながら反撃のチョコレート銃を放つ１１０。
　近づこうとするので後退りながら応戦するロディだったが、前にいる彼に気を取られすぎて、背後の注意がおろそかになっていた。
「はぇっ！？」
　がん、と固い何かに当たり、一瞬で拘束されるロディ。
　そう、後ろにはポリスロボがいたのだ。ポリスロボの逮捕者無力化吸引アームで脱がされた少年の身体。柔らかそうでありながら膨らみのない量胸や、小ぶりなモンキーバナナにその吸引の魔の手がせまる。
「あ、いやぁっ！？やめ、そんな事しないでぇ……！」
　最初は全力で拒否するロディ、しかし女のような声を上げながら、雄らしく気持ちよくなってしまう体。そして相変わらず近づいてくる１１０。
「や、やだ、だめ、だめぇ❤」
「ふぅん、かわいいな。じゃ、こっちはどうかな？」
　１１０の手は、ロディの尻に伸びる。
「い、いやああああ！！！！」
　このままじゃヤられる！！　本能的にそう思ったロディは全力全開で魔力を解放し、ちゅどーーーんと爆発することでロボも１１０も消し飛ばしてしまうのであった。

第2章 集団戦 『シュタインズ・メイド』

●メイドちゃんパニック
　消えた１１０。グッバイ。強敵なのにそんな前座みたいでいいのかと言われればそれはそうだが、まあなかなかシリアスな戦いもしてくれたので次回の１１０に期待しましょう。
　そして能力者たちの背後から、甲高い声が響く。
「おかえりなさいませ！　ご主人様！」
　ダウナー、元気っこ、などいろんな属性の声を携えたメイドロボット軍団。
　今度は彼女たちがチョコレート温泉をチョコレートのメイド喫茶にしようとやってきたのだ。
　高熱の時に見る夢かな？？？？

●せっかくのメイドさん
「おうおう、今度はメイドの嬢ちゃん達かよ。ウォーゾーンの敵はこっちの情報やらを収集して回ってるんだっけか？」
　石丸・雷蔵（裏街の鬼熊・h04992）はふんどしを緩めながらメイドたちに尋ねるようにつぶやいた。
「じゃあ、情報収集を手伝ってやるか！色んな情報（意味深）必要だろ？　情報として知ってるだけで初々しい反応されるなら手取り足取り教えてやるぜ。いや、ちげえなあ……お前ら。俺様に奉仕しろ」
　いけないいけない。相手がメイドなのを忘れてたぜ。
「はい。ご主人様❤」
「ず、ずるい。わたしがします。ご主人様……」
　食いついたのは快活なメイドロボとダウナーっぽいメイドロボ。
「私たちのメイドテク、たっぷり味わってくださいね？」
「そして、満足したらこの戦闘をメイド喫茶に」
「ああ、勿論考えてやるよ」
　雷蔵はそう言うと鬼の金棒をおったててメイドたちに奉仕させる。先ずはチョコを溶かす様になめさせて、それから二人の穴に交互にぶっ刺してトロトロに蕩けさせてやる。
「おら、チョコみたいにドロドロになってみろ！」
「は、はい、ご主人様……」
「あんっ❤　しゅごいっ💕　ご主人様～！」
「ち、マグロかよ。まあいいけどな！！！　好きにオナホにしてやるぜ！！！」
　種を蒔いておけば何かが芽吹く可能性もあったので回路がショートするっ位に気張ってたっぷり注いでやれば、残念ながらマグロメイドたちはへばって消滅してしまった。


●メイド喫茶。楽しみました
「おかえりなさいませ、ご主人様❤」
　ああ、何と素直で純朴でカワイイメイドだろうか。
「綺麗な所作だな。どこで習ったんだい？」
「私はご主人様にお仕えできるよう育て上げられた貴族の出なのです」
「そうか。道理で」
　鳳・雛子（｜灰の魔女《Ashen Witch》『｜ゼロ《Zero》』・h00294）の好みのタイプのお嬢様メイドロボット。貴族の出の子女が付くと言えば王家筋。ならば自分は王家の姫としてふるまわなければならないと背筋を伸ばす。
「それじゃあ早速お茶にしようか。このカワイイメイドさんのゴージャスティータイムセットをいただけるかな？」
「はい、ご主人様♪」
　寸分の狂いもない優雅な一挙手一投足を見せるメイドさん。実際雛子にも斯様な侍女がいるが、勝るとも劣らないその様に感心する。
「いちごのシャルロットか。素敵だね。食べさせてもらえるか？」
「まあ……もう、ご主人様は甘えん坊さんですわね」
　おしとやかにウフフと笑うメイド。ここはパラダイスか。敵だとは思えない最高のおもてなしはまるで夢のようであった。それはもう、本当に夢であると思うように。
「あはは」
「うふふ」
　しかしそれは夢にあらず、雛子はメイドロボが「ああ、もうそろそろ時間ですね」
　といって突然襲い掛かってくるまでの間それを楽しんだ。最後には非常に撃ち抜くことになったが。
「いい接客だった。ありがとう」
　と、彼女泣きその空間に言わずにはいられなかったのだ。


「まったく、ひどい目にあいました・・・・」
そんな事を言いながら身形を整えた所で『メイドロボット軍団』の声が響く。
「おかえりなさいませ！」
「あー……今度はこのメイド達が相手ですの？」
　伏見・那奈璃（九尾狐の巫女さん霊剣士。・h01501）は表情を引きつらせつつも迎え撃つ。
　ロボットとはいえ相手は女性型。最近のえーあいの技術はすごいと聞くし、ワンチャン服を切りつけれヴァ無効化できるのではないかと思い早速【九尾妖力術】で切り込む。
「あーれー」
　とどっちかというとジャパンな風俗的声を上げながらメイドたちの服とアイデンティティが吹っ飛んでいくが、彼女たちは予想に反して止まらなかった。何ならさらに予想に反して……。
「あ、あら。そういうろぼもいるんですのね」
　男の娘であるが故ボロンしてしまったメイドもいた。
「申し訳ありませんが、虫の居所が悪いのです……速やかに逝って下さい」
　しかし機嫌の悪かった那奈璃はその予想外に必要以上には動じず、自らに溜め込んでしまった鬱憤を晴らす様にメイドを蹂躙していく。どうやらそんなになるほどに先ほどはひどい目にあったらしい。


「めっちゃキモかった！　強敵と武を競うことができる…そう思ったのにっ！」
　騙されてすっごい傷ついた露木・幽蘭（華剣士・h00079）いやしかし、精神を乱しに来るのも相手の作戦だったと考えると、確かに食らってしまっていたし有効だった可能性……いやでももっとまともに競いたかったなぁ。
　ムサシに弄ばれた小次郎な気持ちでテンションもだだ下がり。正直言うともう帰りたい……が。
「おかえりなさいませ～！」
　そこに現れるは優し気でお姉さんティックなメイドさん。普段の幽蘭ならアヤシイバッサリで切ってしまうのだが、傷心中だったので藁にもすがるように癒しを求めてしまった。
「オムライスをもらうにゃ」
「かしこまりました❤　じゃあケチャップではーと、かかせてもらいますね！」
　ロボットなのでややイントネーションが不自然に感じるところもあるがそんなの気にならない素晴らしい接客。プロ根性の入ったおいしくなあれ♪おいしくなあれ♪もえもえきゅんをいただけばいくらか元気も出てくる。
「いただきますにゃ！」
　ちゃんと気力回復するま癒されたらお詫びにメイドロボはちゃんとしかるべき処置をとるので許して欲しいニャと思いながら幽蘭はしばしメイドたちとのチェキやじゃんけんゲームを楽しむのであった。それもこれも、全部さっきの警察がきもかったせいなのでしかたのないことなのですにゃ。


●魔力回復には接触って何かに書いてあった。
「あぅっ、魔力っ使い過ぎて……！こ、来ないでぇ……！」
　ロディ・アナスタシア（『魔女』を継承せし｜射ち手《オトコノコ》・h04859）は先ほど自爆した代償で、魔力が少なくなった状態で『シュタインズ・メイド』と対峙。
「ふふ、お疲れですね。メイドのサービスで癒します」
「ら、らめぇっ❤」
　必死に応戦しようとはするけど、多勢に無勢で捕まってしまい、『お姉さん』属性のメイド（ロボット）集団にチョコレートコーティング（意味深）されてしまう。
「あ、ちが、チョコはそんな風に使うモノじゃ……あぁっ❤」
　とろとろのカウパーがねっとりチョコレートにはちみつのようにコーティング。
「味見もしなくてはいけませんね」
「こ、こんなのチョコ関係な――ひゃっやめっそんなっ絞らないでぇ……！でちゃ、またでちゃうからぁ～……！！」
　お口ご奉仕で味見（意味深）されてびくびく震える体。メイドのお姉さんたちはやめることを知らない。
「ああぁっ❤　ああっ❤　う、うそ、なにか、なにか……クルッ！！！！」
　――しかし何やかやで魔力回復（意味深❤）して【転身・『魔法少女』】が使える様になったためそのまま変身してチョコレートを吹き飛ばしまき散らし。
「はぁ、はぁ。もう、おしまいです！！！」
　ドドドドドドッ！　と銃撃でメイド（ロボ）を引っぺがして無事（？）迎撃するのであった。

第3章 日常 『温泉旅行を楽しもう』

●一件落着
　何はともあれ、君たちの活躍で温泉に平和が訪れた。
　ロボットの残骸も無事機関的なやつに回収されたわけで。
「皆様のおかげです。今日はゆっくり使って行ってください！　貸し切りです！」
　と、温泉の主に半ば強引に利用を勧められた君たちは、チョコレート温泉を堪能する運びとなった。
　必要であればノベル・ライトも呼び出せます。完全にその辺お任せしたい人は星詠みとプレイングに記入ください。

●ゆっくりバスロマン
　かぽ～～～ん。
「はぁ、いいお湯だね～☆」
「そうですね」
　鳳・雛子（｜灰の魔女《Ashen Witch》『｜ゼロ《Zero》』・h00294）はノベルを誘い、チョコレート風呂に使っていた。
「香りが甘いねえ」
　ざばっと音を立ててお湯を掻き、手の平に白茶色の湯を掌に掬い上げる。コーヒー風呂があるのだから、カカオ風呂も悪くはないのは間違いないが、このチョコレート風呂にはミルクも入っているようだった。
「なんだか少し、眠くなる香ですけどね」
　かつて媚薬として使われたチョコレート。艶めいた乙女との入浴という状況も心地いい。ただ、心地が良すぎてリラックスしすぎてしまう気がした。
「まあ、いいんじゃない？　雛子ちゃんはいっぱいいっぱいお仕事頑張った後なんだからさ♪」
　そういってノベルに頭を撫でられれば、また掌の上で踊らされるが如く、彼女の胸に甘えてしまう。
「やっぱり甘えんぼさん♪」
「はは、叶わないなあ。ノベルさんには」
「あとでマッサージもしてあげるね」
　雛子がすりすりとノベルの鎖骨辺りに頬ずりすると、ノベルはにこっと笑って彼女の頬も撫でてやるのであった。まるで猫扱いであったが、至福の一時には違いなかった。


●ショタオネてきなサムシング
「うぅ～。ボク、いっぱいつかれたのです～」
　露木・幽蘭 （華剣士・h00079）はノベルに休憩所の畳の上で膝枕してもらいながらぐったりしていた。
「ふふ、いーっぱい頑張って偉いねえ」
「ごろにゃ～ん」
　と顎の下を撫でられてご満悦。生足魅惑の太腿にすりすりとするとチョコレートの香りがする。
「あれ、お風呂もう入ったニャ？」
「うん。幽蘭君はまだ入ってないの？」
「……そんな気力もないにゃ」
「そっかー。でも、お風呂気持ちいいよ？」
「う～～～。一緒に入ってくれるなら入るにゃ」
　とにかく気力のない幽蘭。どうとでもなれーって感じで提案するが、ノベルはにこっと笑って本当に一緒にお風呂に入ってくれた。
「汚れちゃってるから、キレイキレイしようね♪」
「うん……」
　しかもノベルからの三助サービス付き。
「あぅ、そこは自分で洗えるのにゃ」
「いいからいいから、全部お姉さんにまかせなさい☆」
「ふにゃ～～～～❤よしよしするのはずるいにゃ～～！！！」
　身体中丸洗いされて、おててでミルクを搾り取られてしまったにゃ。


●ラッキースケベと媚薬風呂
「そういわず、ウチの風呂を堪能していってください！」
　風呂場経営夫婦は親切心から、帰ろうとする伏見・那奈璃（九尾狐の巫女さん霊剣士。・h01501）を引き留めた。
「ああ、そこまで言うのでしたらお風呂を楽しみましょうか」
　もともと推しに弱めの那奈璃は言われるままお風呂へ。ここが混浴だったということも忘れてかけ湯を済ませる。チョコレート温泉という事であったが、普通の湯もあるし、いちごチョコの湯とか、カカオの湯とかもある。
「これは、色々楽しまないと損ですよね」
　好奇心に駆られて色々なお湯を堪能する。普通の温泉はあんまり突出したところはなかったが、他の湯は甘い香りとフルーティーな香りでなんだかちょっとだけワクワクする。
　調子に乗ってお風呂に入りまくっていた那奈璃は……。
「きゃっ！」
「おっと！」
　風呂から上がる時人簿せてふらついてしまい盛大にこけそうになったところを男の人に助けられてしまった。ただし……。
　どちゅんっ！
「はぁ～～～～んっ❤」
　尻もちを支えきれずそのまま尻に敷いてぬるぬるの身体で擦れた男と女のアレトソレが結合してしまったが。
「だ、大丈夫かっ！　うぉ！！！」
「大丈夫じゃ、な、いぃ❤」
　深くつながってしまった男と女。男はがばっと上体を起こすと背面座位の体制からぎゅっと那奈璃の背中を抱きしめた。
「悪い、オレ、サイガ……。責任、とるから……！」
「へっ！？　あ、ひゃぁあっ❤」
　そしてそのまま、ガチムチの青年は那奈璃を離さず、童帝チ〇コ汁を彼女の中に放つのであった。


●賭け事好きとおじさんがであったら。
「おー、ノベルじゃねえか。来たんだな。この間はありがとうさん」
「え、なになに～？　どれのコトー？」
　石丸・雷蔵（裏街の鬼熊・h04992）はノベルと風呂場で出くわし、これついでとばかりにいつかの依頼紹介の時に貰った冊子の礼を言った。しかしノベルは当たり前のようにやってることなのでピンと着ておらずきょとんとする。
「ははは、そうだよな。お前さんは仕事でやってんだよな」
「うーん。よくわかんないけどたぶんそうかも♪　あ、それよりこっちこそ誘てくれてありがとうおじさん♪　おかげで素敵なお風呂、楽しめてるよー？」
　裸で出会った男と女。雷蔵は中学生のサルは卒業していたが、相手によっては勃起しなくては失礼にもなる。ノベルはそのタイプだろうと遊び人の勘で察知し、半立ちに金棒をたてていたが、かまわず抱き着かれながら感謝され普通に勃起した。
「おいおい、無防備な嬢ちゃんだな」
「まあ、イケてる人には、ね？」
　ノベルがその鬼の金棒に自分の割れ目を当てて蜜を絡めて微笑む。
「なんだ、おじさんを誘ってんのか？」
「うーん。っていうかお風呂のせいで興奮しちゃってるのかも」
　チョコレートは媚薬。そんな有名な話はあったがあれは血の巡りがどうのこうのの奴だ。これは勿論イイワケだろう。
「なら、一緒に風呂に入るか」
「うん♪　でも、ただスるだけじゃ楽しくないから、勝負しない？」
　にっこりとほほ笑むノベル。その妖艶さに、雷蔵はカカカと笑いながら承諾した。

「おいおい、これは俺が不利じゃねえか？」
　勝負はシンプル。ノベルが上に載って対面座位でスマタをし、先に行った方が負けというものだった。しかも動くのも触るのもノベルだけ。ノベルが勝てば雷蔵の自慰を見せる。ノベルが負ければノベルを好きにする。相手が提示した条件だし、どちらにしてもノベルの有利だ。
「どっちみち気持ちよくはなれるからいいでしょ？」
「やれやれ……」
　ノベルにアツアツの肉棒の主導権を握られながら、そのままたっぷりと擦ってやれば、ギリギリのところでノベルが雷蔵の熱く脈動する肉棒に負けてしまった。
「ふーっ、あぶねえ。無駄種打つところだったぜ……」
「はぁっ❤　はぁっ❤　雷蔵さんのおちんぽ、すごすぎ……❤」
「興奮した牝顔になりやがって……お礼にチンポケースにしてやる……よっ！！！」
「あぁ～～～～～んっ❤」
　トロトロになった牝マンコに容赦なく肉棒をぶち込む。
「う゛ぉ、油断した……これは……～～～～～～っお゛ッ！！！！」
　ノベルの肉棒は直ぐに雷蔵のギリギリチンポを昇天させ、どびゅるるる、びゅるるる、どぷぅっ！！　と大量に鬼種を自分の中に植え付けさせる。
「はんっ❤　あぁんっ❤　なか、いっぱいぃ～～～～゛っ❤」
「はぁ、はぁ……上等じゃねえか❤」
　雷蔵はめちゃくちゃ寸止めした後のようなやべー吐精で口の端から涎をたらし、牙をむき出しにしてノベルを見下ろす。
「俺を本気にさせたこと、後悔すんなよ？」
「あぅ……ひゃいっ❤」
　もっともっとと種を強請るノベルのひくつく膣の中に、たっぷりとマーキングをするのは当然の流れであった。