シナリオ

【サポート優先】誰かがとても美味しくて

#√汎神解剖機関

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 #√汎神解剖機関

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 これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。

●地竜の少女は憂いてる
「皆さん、集まってくれてありがとう。√汎神解剖機関で怪異が復活してるみたい。」
 コルネリア・ランメルツは自身に降りてきた予知の内容を話し始める。
「その影響で下級の怪異が大勢で彷徨いてるよ。どこかに向かってるようにも見えるから、復活した怪異に呼ばれてるのかも…。
 まずはその下級怪異たちを倒しながら行く先を追っていってね。そしたらどこかの施設に辿り着くと思う。中の様子は、多分、食肉加工場。
 中には復活怪異が仕掛けた何かがあるかもしれないし、その怪異に関わるどこかの組織が警備してるみたいだから、両方に対応出来る準備をしてから出撃してね。」
 説明してから虚空に顔を向けてうんうんと頷いたり何かを小声で話してる。そして向き直ってから口を開く。
「どうもね、復活した怪異はお腹が空いてるみたい。お肉を求めてるみたいで…、その、呼んでる下級怪異を、食べてる、んじゃないかって話を聞いたよ。今、ここで。」
 ゾゾッと背筋が凍るような気配が広がる。それは復活怪異に対してか、集まった者たちには見えない何かと話をしている目の前の少女に対してか…。
 そんな雰囲気を意に介していない様にぽやっとした表情で首を傾げながらコルネリアは頭をぺこっと下げた。
「復活怪異は封印するなり、捕獲するなりして連れ帰ってきて欲しいの。よろしくね?
 それじゃ、気を付けていってらっしゃい。」
 手を小さく振ってコルネリアは√能力者たちを送り出したのだった。

マスターより

HE・KA・10
 どうも、|HE・KA・10《へかてん》です。
 サポート優先シナリオです。

●第1章:👾
 遺影の姿をした怪異です。

●第2章:⛺or👾
 食肉加工場に潜入して、罠に対応するか警備している何者かたちと戦うかになります。

●第3章:👿
 下級怪異を呼びつけて食している復活怪異と戦います。捕獲して連れ帰る事になります。

 皆様、よろしくお願いします。
2

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よろしいですか?

第1章 集団戦 『『だれか』』


POW みつめて
【胸を貫くような強い喪失感】による近接攻撃で1.5倍のダメージを与える。この攻撃が外れた場合、外れた地点から半径レベルm内は【喪失と向き合うための場所】となり、自身以外の全員の行動成功率が半減する(これは累積しない)。
SPD おもいだして
【攻撃を躊躇うような『だれか』の姿】による牽制、【心を締め付けるような『だれか』の声】による捕縛、【思い起こされるような『だれか』の記憶】による強撃の連続攻撃を与える。
WIZ いっしょに
【そばにいたいと云う望みが歪められること】により、視界内の敵1体を「周辺にある最も殺傷力の高い物体」で攻撃し、ダメージと状態異常【重なる『だれか』の約束】(18日間回避率低下/効果累積)を与える。
イラスト ケーダ
√汎神解剖機関 普通11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

望月・惺奈(サポート)
ご機嫌よう。錬金術士の望月惺奈です。

困っている人は放っておけない質なので積極的に助けに動きます。
人当たりが良いお嬢様で、対人関係等も柔らかく、友好的に接します。
誰かを助ける為に、また錬金術の素材集めの為ならば全力で戦います。

トラブル解決の方法は錬金術です!
非戦闘依頼なら錬金術でその問題の解決に役立つ物を調合したり、事前に錬金していた物を使って解決を。

戦闘依頼なら錬金術で作った多種多様な銃火器による射撃戦から錬金術士用の杖を駆使した近接戦闘を保有技能を使用したりしつつ行います。

√能力や技能についてはその時々に最も適した物を活躍します。

アドリブ歓迎です!

●フルオート・クリメイション
「様々な人の姿に変化する怪異『だれか』ですか。惑わされない様にするには…。」
 望月・惺奈(存在証明の令嬢錬金術士・h04064)は思案していた。姿や声を真似し、精神を追い詰めてくる怪異が大量発生しているのだ。まともに戦おうとすると精神が保てない気がしている。
「そうです、『私』が応じなければいいのですね。」
 さっそく武装とシステムの調整に掛かった。

 惺奈はどこか陰鬱とした街路を歩いている。ごみごみして見通しの悪い道、そこから覗いてくる者の気配を感じる。惺奈に引き寄せられて飛び出す遺影、その人物が惺奈を見入ろうとした瞬間、ビュゥン!と姿を消した。同じく飛び出した遺影が次々と惺奈に精神攻撃を仕掛けようとする毎に姿が搔き消えていく。
 そして、惺奈が気配を感じなくなった後、その姿も搔き消える。惺奈が現れたのは水の枯れた河川の真ん中。その隣には超大型レーザーカノン・試作型重量子反応錬金砲『零』が鎮座している。
「|あの空の様に皆を照らせる錬金術を!蒼天へと輝く閃光《エクレール》!」
 惺奈は河川沿いに大出力レーザーを照射する。射程内に転送されていたたくさんの『だれか』が纏めて光に焼かれ浄化されていった。

「私が精神を攻撃される前に転送してしまえば、追撃はないですからね。」
 左右が堤防になっていて街より一段低い河川の直線を上手く使って一網打尽というわけだ。錬金術で自分が考える間もなく転送してしまうという発想の勝利である。
🔵​🔵​🔴​ 成功

雨夜・憂(サポート)
憂に元々備わっている能力である【ツールバー&ユーティリティ】(装備品)を使う。【リミッター解除】で能力のオンオフを切り替える。そしてゲームシステムによくある『バフ効果』を模倣して周囲の味方に何かしらのバフをかけて【連携攻撃】のアシスト。
改造人間として【肉体改造】されているので大体の攻撃は【カウンター】か【受け流し】

市民に仇なす悪党には刀を使用。
右手で構えて左手は使わない片手剣スタイル
ただ余程じゃないと使わない。普段は能力で作り出した棒(猿棍)を使用。

●涙雨
 ぽつ…、ぽつ…。
「雨…、今日は降らない予報だっただろ…。」
 ため息を吐いた雨夜・憂(百鬼斬り・h00096)は鬱々とした街を行く。人通りはまばら、降り始めた雨を避けてさらに人は減るだろう。
「ま、好都合、だな。」
 憂はただ散歩をしていたわけではない。痕跡を追っていたのだ。どこかにふらふら向かっている下級怪異たちを。

 ぽつ…、ぽつ…。
 雨は非常にまばらで強くなる気配はない。普段から灰色の空は晴れなのか曇りなのか判別としない。だが、この弱い降り方は、涙を連想してしまう。
 ふと胸に鋭い喪失感が湧いてくる。
「こういうのを感じたくないんだよ。」
 憂はツールバー&ユーティリティから追跡型自動二輪 犬型のリミッターを解除、傍に急行させる。続け様に自律移動型防弾盾 猿型のリミッター解除、犬型のハードポイントから解放する。猿型に変形して憂の背後から迫る『だれか』をシールドバッシュで吹き飛ばして直衛の構えを取る。次に高速空撮無人機 雉型のリミッターを解除し犬型から分離離陸。上空からストロボ発光、敵影を浮かび上がらせ同時にロックオン。憂は雉型から情報を受け取って犬型の搭載火器の照準を付ける。
「この胸の痛みは返す。犬型、やったれ。」
 犬型が|全弾発射《フルバースト》、轟音と閃光と粉塵が街角をひと時賑やかにした。

「止んだな。」
 手のひらを天に向ける憂。そこに雨粒は落ちてこなかった。胸の喪失感も晴れていた。
🔵​🔵​🔴​ 成功

立花・翼(サポート)
人間災厄「小夜啼鳥」のレゾナンスディーヴァ×護霊「雪白のナハティガル」14歳の女の子です。
普段の口調はステシを参照して頂けると幸いです
基本的にはよほど年上・機関の人と確定してなければ通常口調です

護霊「雪白のナハティガル」のことは『夜ちゃん(小夜啼鳥仲間だから)』と呼び、使役したりじゃれたりしています
赤いバラを胸に飾った、白い光の小鳥の姿をしています

√能力は指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の√能力者に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。ギャグでもシリアスでも!
よろしくおねがいします!

●会いたい人と
 立花・翼(希望唄うルスキニア・h06488)は慌てていた。下級怪異『だれか』を追跡していたと思ったら、逆に囲まれていたのだ。
「ど、どうしよう夜ちゃん…。」
 護霊の小夜啼鳥である雪白のナハティガルに助けを求める翼。ナハティガルははそれに答える様にしきりにあちこちに首を向ける。翼はその視線の先を追いかけてハッとした顔をした。
 そんな事をしているうちに『だれか』たちの遺影の人物が像を結んでいく。一瞬、翼の記憶の中の誰かに姿を変え思い出が、約束が掘り起こされそうになるが…、その『だれか』の前に男性が立ちはだかる。すると『だれか』の人物は姿を変えその男性が遺影を抱き締める。他の『だれか』の前にも様々な人が現れその遺影を抱いていく。
 翼が祈る事で生前の姿を取り戻したインビジブルたちが『だれか』が映す人物と『いっしょ』に消えていく。

「これで良かったんだよね、夜ちゃん。」
 『だれか』たちを祓った翼は肩に止まっているナハティガルを撫でる。ナハティガルは翼を慰める様にその指に擦り付いたのだった。
🔵​🔵​🔴​ 成功

四角・転(サポート)
アドリブ大歓迎。
人間災厄「四月馬鹿」のカミガリ×バカの霊剣士の男の娘です。ほぼ少女扱いでの描写で問題ありません。
口調は「ボクこそがボクなのだわ!(ボク、~君、なのだわ、なのよ、なのだわね、なのかしら?)」です。

冒険パートでは、積極的に周りとコミュニケーションを取って行動するようにします。
戦闘時は主に大型の義腕を振り回して殴る蹴るの格闘主体で戦います。たまにビームも出る。

√能力は指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の√能力者に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!

●愚者には真実も嘘になる…?
 四角・転(四月馬鹿・h00087)はぼりぼりと後頭部を掻きながら目の前の状況を見ていた。ありとあらゆる廃材やゴミが宙に浮いている。そしてその周辺にはたくさんの遺影。
「もー、冗談も大概にしてほしーのだわ。」
 さっきから何か思い出せそうで思い出せない。何せ酒の入っている思考回路に真実などありはしないのだから!しかしピンチなことには変わりがないので、酔っ払いついでに頭のネジという名のリミッターを外しておく。
 下級怪異『だれか』は転にゴミや廃材を投げつける。ブロックやらドラム缶やら汚物やら色々殺到してくるのを、転は一殴りで吹き飛ばす。
「人間災厄ぱぅわー全開、お仕置きの時間なのだわ!」
 転は人間災厄ぱぅわーを纏ってダッシュしてグーで殴る。|四月馬鹿《エイプリルフール》の人間災厄のぱぅわーは頭を空っぽにする事で大幅に強化される。
「そこ退けそこ退け!天下一の大馬鹿者が通るのだわ!」
 そのぱぅわーは『だれか』の精神まで馬鹿で汚染して力を奪っているが、転はそんな事知らない、気にしない。とりあえず全部いなくなるまでグーを繰り出し続けた。

「ふー、いい汗掻いたのだわ。この後のアルコールはきっとうまいのだわ。」
 転は一仕事終えた清々しい笑顔で額の汗を拭ってるんるんと帰っていったのであった。
🔵​🔵​🔴​ 成功

レティシア・ムグラリス(サポート)
√能力は指定した物をどれでも使用し、他の√能力者がいれば、基本は支援や回復などの様に、サポートや後方支援を優先します。
敵に隙が見えたり密集していたら、仲間を巻き込まない様に注意しながら、強烈な範囲攻撃で一掃。
仲間との連携や助け合いを意識し、後衛職としての立ち回りを重視。
一般人が巻き込まれている事態には、避難や守護を優先して立ち回る。

教団の聖女ということで、誰にも分け隔てなく接し、他人を優先する優しいタイプ。
ただし、仲間や何より神、Ankerを侮辱されれば、笑顔のまま怒っちゃう怒らせたら怖いタイプの一面も。

●炎で清める
 レティシア・ムグラリス(シャリス教団聖女・h06646)は悲痛な面持ちで、列を成して河川敷を進む下級怪異『だれか』の群れを眺めていた。聖女であり修道女であるレティシアは失われた誰かを求めて彷徨う怪異を哀れんでいるのだ。で、あるなら、
「慰めて差し上げましょう。」
 レティシアは『だれか』の集団に向かっていった。

 廃工場が周辺に並んでいるからか、『だれか』たちが浮かび上がらせる物体も錆びた鉄骨だったり鋭く尖った廃材であったりと危険な物ばかりだ。だがレティシアは怯まない。この哀れな者たちに救済を、その祈りの為に。
 胸の奥で、忘れてしまっている記憶が目を覚まそうとする息苦しさはあるが、過去ではなく今現在の教皇様や教団のみんなとの約束を思い出して耐える。
「できれば、使用したくないのですが、それが救いになるならば……。」
 |福音の名を冠する杖《エヴァンゲリウム》を天に翳してレティシアは祈る。
「地獄の業火よ、神敵に断罪の浄炎を!」
 レティシアに天から光が差し、その周辺の危険物と『だれか』に大量の火球が降り注ぐ。その炎が『だれか』を焼き清めていく。
 その罪を焼き払われて、浄化されたのだ。
🔵​🔵​🔴​ 成功

久遠・氷蓮(サポート)
人間(√ドラゴンファンタジー)の古代語魔術師ブラックウィザード×ヴィークル・ライダー
年齢 16歳 男
外見 赤い瞳、青髪、普通の肌
特徴 熱血、ハイテンション!、とんでもない甘党、由緒正しい血筋、実はクール
口調 熱血 俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?
真剣な時は クール 俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?

祖父母の代から冒険者。それ以前も魔術に関わっていた、魔法使い家系生まれの双子の弟
熱血で直情、情熱的、おバカ、いざとなるとクレバー
氷属性の魔法が得意、膨大な魔力で攻める

√能力はどれでも使用、積極的に行動し、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
公序良俗に反する行動はしません
アドリブ連携歓迎


 久遠・氷蓮(紅蓮の氷術師・h01405)は足下に魔術陣を展開し魔力を練り上げる。じっくり詠唱する、その方が全力を出しやすいからだ。描く術式は周囲の水分を凍結させる物。氷蓮の周囲に大粒の雹が結実し始める。大量の雹を周囲に浮かべて氷連は標的を見据える。浮き上がる遺影の形をした下級怪異『だれか』の群れ。そしてそれらが向かっているおどろおどろしいオーラを放つ廃棄された食肉加工場。
「案内ご苦労さん。それじゃ派手に凍り潰れろ!ヘイルストーム!」
 大量の氷が一箇所に集まり、氷蓮の号令と共に一気に射出される。叫びに気が付いた『だれか』たちが振り返るとそこには猛烈な速度で雹が飛来して強かに打たれ潰れていく。抵抗しようと周囲にある殺傷力の高い物体を持ち上げるがそれ諸共に雹に打たれて潰れる。
 |激しく降る雹《ヘイルストーム》が治まった後には『だれか』は1体も残っていなかった。
「さて、次はあそこだな。」
 氷連は復活怪異がいるのであろう廃食肉加工場に向かったのだった。
🔵​🔵​🔴​ 成功

第2章 集団戦 『対超常特務部隊「暗部」』


POW |自己犠牲の献身《隊長命令》
60秒間【クヴァリフドーピング】をチャージした直後にのみ、近接範囲の敵に威力18倍の【異形化した拳】を放つ。自身がチャージ中に受けたダメージは全てチャージ後に適用される。
SPD |対超常封印弾《シルバーバレット》
自身の【放った銃弾】を、視界内の対象1体にのみダメージ2倍+状態異常【√能力封印又は暴走】を付与する【|対超常封印弾《シルバーバレット》】に変形する。
WIZ |高価なお札と貴重な聖水《対超常武装》
自身の右掌で触れた√能力を無効化する。
イラスト AtoZ
√汎神解剖機関 普通11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

●廃工場で暗躍する者たち
 √能力者たちは下級怪異を追跡し討伐、そしてそれらがこの廃棄された食肉加工場に集まっている事が判明した。外から様子を窺うとそこには何故か武装した集団が警備をしている。
 その事実からもここが復活怪異の根城で間違いないだろう。そして、復活怪異に辿り着く為にはこの武装集団を排除するしか無いと全員が覚悟を決めた。
如月・縁(サポート)
√能力は指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の√能力者に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

●女神とテロリストの輪舞
 如月・縁(不眠的酒精女神・h06356)は正面から堂々と食肉加工場に入っていく。当然それは相手に見咎められて銃を突きつけられる。相手は2人。どうやら2人1組で行動している様だ。
 縁は無造作に持っていた|酒精女神の槍《アテナ》を回転させて構える。
「あなたたちはどう言う人なのかしら?」
 縁が問うがテロリストたちは答えず、お互いに目配せして引き金を引こうとする。縁は弾丸が撃ち出される前に体を回転、その遠心力で酒精女神の槍で薙ぎ払い斬りを仕掛ける。軽く身を沈めた縁の傍を弾丸が通り過ぎ穂先が片方の防弾ジョッキを切り裂く。
 もう片方が素早くバックステップし防弾ジョッキを切られた方が前に出て右手を伸して縁に掴みかかる。縁は槍を反転させて石突きで相手の顎を跳ね上げて魔力を込めた斬撃を見舞う。雷に打たれた様に痙攣し倒れる片方を尻目に槍を回転させながら踏み込む縁。回転する槍が銃弾を弾きその勢いのままに魔力の乗った穂先がもう1人を薙ぎ払い感電させて倒す。
「入り口は確保ね。この人たち、目を覚ましたら何か教えてくれるかしら?」
 気絶させた2人のテロリストを見下ろしながら縁はロープを取り出した。
🔵​🔵​🔴​ 成功

ダーティ・ゲイズコレクター(サポート)
とても目立ちたがり屋ですが隠れる時は我慢します!

最初に以下の名乗りをしてください!

『私はダーティ! ダーティ・ゲイズコレクター! 不快な悪事の邪魔をする汚職警官ダーティとは私のことです!』

敵から目的を尋ねられたら以下の回答をしてください!

『あなたの○○はとても不快です! よって全身全霊で邪魔させていただきます!』

↑○○は悪事の内容

喋る時の末尾は「!」か「?」で!

アイテム、√能力は装備(活性化)されているものならどれでも使ってOKです!
多少の怪我は厭わず積極的に行動します!
他の√能力者に迷惑をかける行為はしません!
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません!

●ガサ入れ…カチ込みの間違いじゃ無い?
「私はダーティ!ダーティ・ゲイズコレクター!不快な悪事の邪魔をする汚職警官ダーティとは私のことです!」
 ババーン!と入り口を蹴破って工場に侵入して大声で名乗りを上げるダーティ・ゲイズコレクター(Look at me・h00394)。改造警察手帳をビシッと突きつける事も忘れない。その無法な勢いに呆気に取られていたテロリストたちだったが気を持ち直して銃を構える。エントランスだった為か数は少し多い。そしてとても無口なのでちょっとムッとするダーティ。
「あなただんまりはとても不快です!目的が分からないのもより不快です!よって全身全霊で邪魔させていただきます!」
 とても理不尽を見た。とりあえず罪状を言い渡したら胸を張って弾ませるダーティ。なんと谷間からポンっとダーティリボルバーが飛び出した!
 明らかな敵対行動に威嚇では無く攻撃にシフトするテロリストたち。が、ダーティは速い!
 パパパパパパン!
 ダーティリボルバーを手に取った瞬間ファニング6連射!それは正確にテロリストたちの眉間を撃ち抜いていた。食肉加工場に相応しい文字通りの|穢れた屠殺場《ダーティ・キルゾーン》。
「公務執行妨害および私見極悪の罪にて現場射殺と相成り〼!」
 罪状を読み上げながらリロード、そして奥に進んで行くダーティ。ガサ入れは始まったばかりである。
🔵​🔵​🔴​ 成功

黒虎・路明(サポート)
赤龍院・嵐土のAnkerのライバル×用心棒です。

Anker元の赤龍院とは学生時代からの付き合いで、今は雇用関係。色々と文句は言うものの面倒見はいい
用心棒なので裏社会や荒事関係には強い。√能力はないが、戦闘はそこそこ
能力者でないことはある程度弁えており、戦闘では足を引っ張らないよう斧による斬撃波の支援、または避難誘導を手伝ったりなど
大型の敵にはファンダータイガーでの音響攻撃でのサポートも行う

多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の√能力者に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!

●ヒーローの副業
 黒虎・路明(バウンサーブラック・h05749)は廃棄されている食肉加工場に密かに侵入していた。汎神解剖機関から来た調査依頼を丸投げされた形だ。依頼を受けた雇用主はこの手の任務に不向きだから派遣されたわけだ。
 嘆いていても始まらないので慎重に進んで行く。そして巡回するテロリストたちの姿を確認する。
「ありゃ対超常特務部隊『暗部』じゃねぇか。きな臭いな…。」
 依頼が来るわけだと黒虎は納得した。そして少し悩む。何故なら、彼らは簡単には口を割らない。そう訓練されているだけでは無く、そもそも任務以外の事を知らされていない連中だ。『暗部』が関わっているという事実だけで機関ともその他の組織とも繋がりがある事件なのは確定なのだが。
「調べるには最後まで見届ける以外にねぇか。」
 溜息を吐く黒虎。それはそれとして、この後の邪魔になりそうなので目の前の2人組みを背後から強襲、巨大斧『タイガーバスター』の柄で2人同時に首を圧迫する。しばしジタバタして大人しくなった暗部たちを縛り上げて目立たないところに隠して黒虎はこの事件の行く末を見る為に復活怪異を探して工場のさらに奥に向かったのだった。
🔵​🔵​🔴​ 成功

マレス・クレフィント(サポート)
とても美しい獣妖「大鴉」の青年。
基本に自分の楽しさまたは自分の興味を一番に優先する節がある。身内(友達欄参照)が悲しむような嫌がるような行動はしない。 美しさを褒められたら少し態度が軟化する。

★戦闘
√能力者ではないがそこそこ戦える、しかし√能力者ではないので簒奪者が相手になるなど、身の危険を感じたり危なくなったら即撤退する。主に体術が得意で爪付きの鉄拳や黒翼のような手斧を武器として使う。

★冒険日常
基本的には単独で動く事が多い。演技もするし騙したりもする。助ける時はしっかり助け、協力するなら協力する。一般人を傷つける事はしないが悪人なら脅したり気絶させるくらいはする。

共闘OK
過剰なエログロNG

●鴉の興味の先とは
 廃棄された食肉加工場の天井付近のパイプに一羽の鴉が止まる。眼下には武装したテロリストが銃を携えて動いてもいない工場内を巡回している。
「はてさて、何の余興をしているのかな?」
 大柄な鴉、マレス・クレフィント(美しい鴉は優美に舞う・h06283)はそいつらの後を付ける事にした。
 そいつらは通路を歩いていく。解体した肉を消毒する部屋に入ると、そこには何体もの下級怪異が居た。それらを整列させている別のテロリストと追跡していた連中がハンドサインで何かをやり取りし、待機していたヤツらは外に出て行った。
 そこからは下級怪異を見張り、列を乱さない様にコントロールしている。なぜこんなことをしているのかとマレスは興味が尽きない。その答えは奥の部屋からの、『次のを』という声が教えてくれる事になる。
 連中の1人が下級怪異を1体連れて中に入って少ししてから戻ってきたのだが、流石に扉からは奥に行けない。少し周りを見回すと通気ダクトがあった。これ幸いとマレスはダクトから奥の部屋を目指す。そしてダクトの格子越しに見た。
 下級怪異をむさぼり食う少年の姿を。一心不乱に齧り付き、咀嚼している。
「なるほど、こいつを育ててる訳か。」
 趣味の悪い趣向にどうしたものかと考えるマレスだが、外が騒がしくなっているのに気が付く。
「ここで見物も一興、かな。」
🔵​🔵​🔴​ 成功

久遠・群炎(サポート)
人間(√ドラゴンファンタジー)の古代語魔術師ブラックウィザード × レインメーカー
年齢 16歳 女
外見 青い瞳、赤髪、普通の肌
特徴 クール、無表情、絶望的な辛党、由緒正しい血筋、実は熱血
口調 クール 私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?
真剣な時は 情熱的 わたし、あなた、~さん、言い捨て

祖父母の代から冒険者。それ以前も魔術に関わっていた、魔法使い家系生まれの双子の姉
普段は無口、無表情。クールで冷静だが、情熱を秘める
炎属性の魔法が得意、精密な操作で追い詰める

√能力はどれでも使用、積極的に行動し、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
公序良俗に反する行動はしません
アドリブ連携歓迎


「氷蓮はどこに行ったのかしら?」
 久遠・群炎(群青の炎術師・h01452)は先にやって来ているであろう双子の弟の姿を探したが見つからない。相変わらずの鉄砲玉、という事だろうか。
 仕方が無いので切り替えて廃工場の探索に移る。前に突入した人たちのお陰か、テロリストの姿は減っていて助かる。あちこちで聞こえる騒動の方へ加勢に行っているのかもしれない。
 群炎は簡易地図を見付ける。それを確認しようと部屋に入ってみると、モニターの死んでいる警備室に辿り着いた。
「これ、電気を流したら使えそうですね?」
 試しに電撃の魔術の力を絞って発動、通電させてみるとモニターと監視カメラが生き返る。
「よし、良い事を思い付きました。」
 カメラの位置を地図と重ねて経路を把握、映るテロリストたちの場所を特定したら魔術陣を展開して詠唱に入る。メラっと火の玉が浮かび上がる。それはモニターに吸い込まれて調整をしていく。3秒後に次の火の玉が浮かび上がる。それは部屋を出て通路を進む。次々に火の玉が現れて通路に出て行く。向かう先はモニターに映っているテロリストたちだ。ある時は不意打ちで、ある時は超常現象の様に、火の玉はテロリストたちを炎で包み、熱で倒していく。
「見える範囲はなんとかしました。復活怪異が良そうな場所は…。」
 安全を確保した群炎は地図でそれっぽい場所に当たりを付けて部屋を出て行った。
🔵​🔵​🔴​ 成功

浜野・弥子(サポート)
人間(√EDEN)の護霊『耀星』 × 古代語魔術師の16歳の女性です。
初対面や目上の人には(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)と敬語で話します。
基本的にクールな感じですが、困っている人は放っておけずそれとなく事情を聞いたりはします。
戦闘に関しては冷静に対処していきます
他の√能力者に迷惑をかける行動や、公序良俗に反することはしません。
√能力は指定内のものを扱い、技能なども活用します
後は自由にライターさんにお任せします

●その扉の先には
 浜野・弥子(悲劇を越えし灯火あかり・h04252)は堂々と食肉消毒室の扉を開け放つ。中には整列させられた下級怪異とそれを制御しているテロリスト2名。そして少し様子の違う者が1名。推定隊長のテロリストが即座に攻撃指示をハンドサインで行う。
 弥子は護霊である輝星のエネルギーを利用したバリアを張って初弾を防ぐ。そして駆け出しながら、
「力を貸して、輝星!」
 輝星と融合して手に光の槍・星槍閃を生み出す。テロリストの追撃の弾丸を星槍閃で撃ち落としながら一人目を薙ぎ払って壁に叩き付ける。ダウンする相手はそのままにもう1人に斬りかかる。その時隊長がもう1人の肩を叩いたのが見えた。
 弥子は勢いのままに星槍閃で乱れ打ちを繰り出すが相手は何度打たれてもピクリ共動かず右拳を腰溜めに構えている。弥子はそれに不気味さを感じてバックステップ、した瞬間にテロリストの右腕が異形の様に膨れ上がり変化し、そして突き出される。
 周囲の下級怪異ごと部屋全体を揺るがすほどの一撃が振り下ろされ弥子は衝撃で壁に叩き付けられる。
「うぐっ!」
 息が詰まって星槍閃が消える。同時に弥子を光の花が包み込む。視界の先で異形化した右腕のテロリストは血を吐いて倒れた。
 弥子が動けない事を見越した隊長が銃を構えてゆっくり近寄る。確実にトドメを刺そうとしているのだ。一歩一歩近づいて…、
「輝星、今だ!」
 弥子を包んでいた光の花が解けて隊長に吸い込まれる。隊長は引き金を引くが回復した弥子は素早くそれを回避、足払いして時間を稼ぐ。起き上がりながら射撃する隊長だがその手から銃が滑り落ちる。
 腕が消えた。脚が、体が、そして、全て消えていった。

「この先に、復活怪異がいるみたいですね。」
 弥子は体の埃を叩き落としながら奥に続く扉を開いた。
🔵​🔵​🔴​ 成功

第3章 ボス戦 『『偏食家』色城・フユト』


POW おなかすいたぁ。
【フォーク】による近接攻撃で1.5倍のダメージを与える。この攻撃が外れた場合、外れた地点から半径レベルm内は【とってもお腹が空くエリア】となり、自身以外の全員の行動成功率が半減する(これは累積しない)。
SPD いただきまぁす!
【ナイフ】が命中した部位を切断するか、レベル分間使用不能にする。また、切断された部位を食べた者は負傷が回復する。
WIZ たべなくちゃ、いきられない。
【飢餓の衝動】により、視界内の敵1体を「周辺にある最も殺傷力の高い物体」で攻撃し、ダメージと状態異常【満たされない飢え】(18日間回避率低下/効果累積)を与える。
イラスト アカミキノモト
√汎神解剖機関 普通11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

●空腹と悪食の怪異
 √能力者たちは廃工場を警備していたテロリストたちを倒し、ついに復活怪異の元に辿り着く。そこでは下級怪異をむさぼり食う少年がいた。
 必死の形相で、作法など気にする余裕も無く、獣の様に下級怪異に噛み付き噛み切り咀嚼し嚥下する。辺りには喰われた怪異や、一般人と思しき者の残骸も残っている。血生臭く凄惨なその部屋の主はある程度食い散らかした怪異から興味を失って√能力者たちを見る。
『はは、おなかすいてくるしいんだ。きみたち、たべていい?』
 ご飯を見付けた、みたいな笑みを浮かべて立ち上がる少年。彼の名を『偏食家』色城・フユトと言う。
青空・レミーファ(サポート)
モーゼル・ミリタリー少女人形《レプリノイド》の学徒動員兵×ヴィークル・ライダー、9歳の女です。「レミーって呼んでね!」
一人称は「アタシ」口調は普段は「だよ」(ちょっと子どもっぽい)
真剣な時は「クール」です。

√能力は指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の√能力者に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
アドリブ、共闘歓迎です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!

●餓鬼を撃ち抜く弾丸
 青空・レミーファ(ややこしい子・h00871)は自身のバックアップ素体で|少女分隊《レプリノイド・スクワッド》を編成し各員の装備を確認する。そして、バックアップを先頭に突入させてモーゼル|C96《ミリタリー》を構える。
「見付けたよ、色城フユト!大人しく降伏して!」
 レミーファが降伏を迫るとフユトはゆらりと立ち上がる。涎を垂らしながら幽鬼の様に。
『はは、つぎのごはんだ。たべなくちゃ、いきられない!』
 周囲に散らばる怪異や人の残骸が浮かび上がる。それらがレミーファたちに襲いかかる。しかしそこは冷静に前列4体のバックアップが銃撃で撃ち落としリロードのタイミングで次の4体に入れ替わる。
 そうしてバックアップの弾幕で飛来物を防いでいる間にフユトに狙いを付けるレミーファ。そして射撃。偶然か見切られたか、眉間を狙った射撃はフユトの持つナイフで弾かれる。怯まず連射する。トリガー前に設置されているC96の固定弾倉は前方下部に重心がある為連射の精度が高い。さらに8発装填。故にワンホールショットの威力が上がる。
 何発も受け切る事は出来ずナイフを弾いて額に命中する。
『うぅ、いたい…、おはなすいた…、たべたいよー!!』
 ダメージを受けて癇癪を起こしたフユトが激しくあらゆる物体を振り回す。その激しさはバックアップを指揮して落ちた反応速度では対応できず、何体かのバックアップをやられてしまう。さらにそのバックアップが操られて牙を剥く。
 レミーファは仕方なしにそれを破壊しつつ撤退する。
「く、次こそ倒すんだから…!」
🔵​🔵​🔴​ 成功

橘・明留(サポート)
俺は人間(√EDEN)のルートブレイカー×ゴーストトーカー、18歳の男だよ、よろしく!
√能力は指定したのならどれでも使用してOK、多少痛いとか怖いとかあっても諦めたりはしないよ!正直戦うのは怖いけどさ…でも俺のしたことで救える人がいるなら頑張らないと。仲間がいたら協力するし、もちろん迷惑なんかかけないしかけたくない!いくら依頼の為だからって、悪事に手を染めたりしたら死んだ家族にも顔向けできないし、そういうのは絶対ナシで。
自分から討って出るより守るって意識の方が強いかな?あ、でも俺が囮になったほうがいいならいくらでもやるよ!そんな頭いいわけじゃないから、調査とかの依頼なら足で稼ぐ感じかなーって。

●ただ、その|食欲《幻想》を…
 橘・明留(青天を乞う・h01198)は玉粒の汗を零しながら色城・フユトと対峙していた。明留を食べようとナイフとフォークを振り回して襲い来るフユトの猛攻を躱し続けている。明留から仕掛けていかないのは、フユトの幼い見た目とそれを倒す事への躊躇があるからだ。明留はフユトを倒す覚悟が出来ずにいる。
『はぁ、にげてばっかりだね。それならたべられてくれたらいいのに。そうだ、おにいちゃんもはらぺこになったらぼくのきもちがわかって、たべられてくれるかな?そうだよね?』
 え?と声を上げる間もなくフユトはフォークを構えて突き出す。そのフォークの周囲はぐにゃりと歪んで見える。明留はその一撃を避けるが、その瞬間に歪みが部屋全体に及ぶ。明留は耐え難いほどの空腹を感じてお腹を押さえてしゃがみ込む。これがフユトの感じている飢餓だと理解する。これほど苦しんでいる、それが分かった明留が床に手を付く。
『はは、おにいちゃん、かんねんしたかな?食べられてくれる?いただきまぁす!』
「……こんなもの、あるべきじゃない。」
 キュィィーーンッという擦過音と共に部屋の中の気配が一気に消え失せる。飢餓感が霧散する。驚いてきょろきょろするフユトに明留は右ストレートを叩き込んだ。
『ああー、いたい、いたいよぉー!!』
 何かがひび割れる音と共にフユトが飢餓以外の感情を出して転げ回っていた。
🔵​🔵​🔴​ 成功

白紅・唯案(サポート)
あたし……ワイの事件は、決まって〆切直前の修羅場に起きる
たとえば自宅で曲のデモ音源いじってるときに幻覚を視たり
コンビニでメシ買った帰りに角曲がったら異世界だったり色々や
はーどっこい、勘弁してクレメンス

【戦闘】
揉めてて草。|敵《アンチ》殴ればええんか?

ま、しゃーなし、手貸したるで
なんでか知らんが、ワイの歌には他人の脳を破壊する|√能力《ちから》があるっぽい
だから普段はアイドルへの提供曲だけ書いとるんやが……
今日は特別や、いあんちゃん直々のセルフカバーを披露したるぞい

状況に合いそな√能力・技能をなんでも使い
細かい状況は気にせず、歌うだけ歌ったら満足して帰るで
今のでいいフレーズ思いついたわ~サンガツ

●ワイの歌で満たせぇ~♪
「今北産業!状況の要約三行でヨロ!」
 アジト見付けた。
 護衛倒した。
 ボスと戦闘中。←今ココ
「おかのした。では早速歌うやで~。」
 白紅・唯案(おしまい・h05205)は|アンバージャック《コンデンサマイク》のスイッチを入れる。キュゥィィィイイイイイイイイン!!!!と派手にハウリングして耳を塞ぐ唯案。普段から大事に使ってもらえないマイクからの抗議の声なのかもしれない。
「機嫌悪くて草。」
 いつもの事なので唯案は動じていなかった。気を取り直して音源を再生、唯案が絶唱する!
「分かる言葉で分かるって言って? 堕ちるとこまで堕ちたって言って!」

『え、なに? うぁ、あ、こと、ばが……でな……??』
 突然聞こえてきたサウンドと歌に色城・フユトは脳を焼かれて言葉を文字通りに失う。耳を塞いでもそれは聞こえ続けて、言葉を失ったフユトはその時飢餓感を忘れ去るほど狼狽えた。

「はい、いっちょ上がりや!あ、お邪魔してスマソ!」
 唯案は目の前で呆気に取られていた工場長が正気に戻る前にダッシュで逃げた。ここは別√の同一地点。唯案は√を跨いで妨害をしていたのだが、当然そこは廃工場などでは無かった訳で、不審者騒ぎが起こった事は言うまでもないだろう。
🔵​🔵​🔴​ 成功

アナタ・オルタ・クエタ・ナントカ・ヴァルカス(サポート)
気の強いお嬢様、アナタです。
「そんなの絶対ありえませんわ」と相手の√能力を否定してルートブレイカーにより打ち消します。
問題に直面したりやりたいことが生まれたりすると、無意識のうちに神聖竜詠唱を使い神聖竜を召喚します。
しかし本人は神聖竜のことを知らないので「またあのドラゴンですの?ありえませんわ」と逃げ出します。
あとは神聖竜が勝手に問題を解決してくれているので、後で戻ってきて「ラッキーですわね」と驚きます。
一瞬ドラゴンのことが頭によぎりますがすぐに「ありえませんわね」と切り捨てます。
戦う時はルートブレイカーを宿した掌で相手をばちこんとビンタします。

●最強のビンタ
 アナタ・オルタ・クエタ・ナントカ・ヴァルカス(人間(√EDEN)のルートブレイカー・h00637)は気の強いお嬢様で√能力を信じていない。故に、非常に強力なルートブレイカーたり得るのだ。
 そんなアナタの前にはナイフとフォークを持って頭を抱えている復活怪異の色城・フユトがいる。何やら苦しんでいる様だがアナタお嬢様には関係ない。とにかく、倒すべき怪異なのは分かるのでツカツカと歩み寄る。
 そして、パチンと右手で平手打ちをする。
「しっかりなさい。」
 叩かれたまま硬直するフユト。そして、アナタお嬢様を見てニカッと笑う。
『なおった、おねえちゃんありがとう。おれいにたべちゃうね?おなかすいたから。』
 パチンっ!!
 乾いた音がもう一つ響く。アナタお嬢様がフユトを再び平手打ちしたのだ。
「無礼な子ですわね!レディには礼を持って接しなくてはいけなくてよ。分かりましたか?」
『え、は、はい…?』
「それならよろしいですわ。もう無礼な事はしてはいけません。いいですわね?」
 大人しくなったフユトに満足したのかアナタお嬢様は悠々とおかえり遊ばされました。
🔵​🔵​🔴​ 成功

リニエル・グリューエン(サポート)
√能力は指定した物をどれでも使用し、他の√能力者がいれば、基本は後衛職としての責務を果たす様に、支援や回復など後方支援を優先します。

仲間やパーティの状況に気を使い、瓦解しない様に支えながら、チャンスの時には強烈な一撃を仲間と共に行います。
敵が先に後衛潰しを行うことも考慮して、自身への攻撃にも気をつけつつ、常に攻撃を回避できる様気を配ります。

後衛職だからこそ見える戦場の広さや、仲間と敵の位置の把握、そして仲間たちへの情報伝達を意識。

●シャリス神の導きのままに
「汝が『偏食家』色城・フユトね?シャリス神の名の下に断罪するわよ。」
 リニエル・グリューエン(シャリス教団教皇・h06433)はサンクトゥアリウムを構える。構えると言っても床に突き立てるだけだが、その姿の威光だけで十分以上の牽制効果がある。何せ教団の教皇様なのだ。威厳が違う。
 だがフユトの飢餓感はそれにたじろぐほど弱くはない。
『どうでもいいよ。だって、たべなくちゃ、いきられない!』
 ここまでの戦闘でボロボロになった壁や天井の残骸が宙に浮く。それを操るフユトはリニエルに向けて射出する。
「神よ、我が身を彼方へ。」
 迫る浮遊物を気に掛けずリニエルは祈りを捧げる。するとその身はフユトの背後に瞬間移動し、リニエルがいた場所にはインビジブルが入れ替わっている。さらにそれにぶつかった残骸は震えると粉々に砕けた。
 状況を掴めないフユトは飢餓の本能だけで背後のリニエルに襲いかかる。が、またしてもリニエルは瞬間移動し入れ替わって現れたインビジブルにフユトは突っ込む。そして、インビジブルが起こすパイロキネシス現象で燃え上がる。
 叫びながら転がり回るフユト。最初にリニエルがいた場所に転がってしまって、今度はポルターガイスト現象で強烈に振動させられて血を吐く。それでも霊障と化したインビジブルに噛み付いて喰らおうとするフユトであった。
🔵​🔵​🔴​ 成功

星峰・アトラ(サポート)
露出度の多い踊り子衣装に身を包んだ少女で、舞う様に戦います。
武器は妖剣《ルシター》。自動飛翔能力を持つ短剣で、普段は通常の短剣として使い、隠し技として飛翔させます。

「私は私がムカつく敵を殺してるだけ。一般人を助けるのはムカつくやつの邪魔をしてやりたいから」という感じの言動をしますが、実際は優先して一般人を助けます。ツンデレ。

日常系シナリオでも「そんなに興味ないけどね」的な事を言いながら、実は興味をもって関わります。

√能力は集団的にもボス的にも同じものを使用し、暗殺者として一体ずつ倒すorボスの隙をついて大ダメージを狙う、という挙動をします。

細部お任せ、アレンジ歓迎

●去る者に捧げる舞い
「私とあなた、どちらかが死ぬまで続くダンスは如何?」
 『偏食家』色城・フユトは掛けられた幼い声に顔を上げるなり急いで起き上がりその場から離れようとする。しかしその胸元には曲刀型の短剣である妖剣《ルシター》が横一文字の傷を刻んでいた。
 血の赤を宙に引きながら回る様に舞う星峰・アトラ(葬送歌・h04702)は妖しく笑む。
「そんなダンスは面白くない。ちゃんと踊って。」
 小さな少女の妖艶な表情に当てられたフユトがナイフを振りかぶる。
『おいしそうなおにく、いただきます!』
 そのナイフをひらりと躱し様にルシターがフユトの脇腹を切り裂く。血が噴き出るより速く背に回り込み両肩を斬る。フユトが振り向こうとする方向に回り込んで今度は太ももを斬る。離れた所から見れば、2人は踊っている様に見えただろうその流麗な動きの中でアトラはフユトに致命的なダメージを与えていた。
 両腕と両脚の筋を斬られてフユトは糸が切れた操り人形の様にぺたんと座り込む。アトラはその頬を包み込む様に、頸動脈へ刃を滑り込ませて引き、血糊を払ったルシターを鞘に収めて締めのポーズを取る。そのダンスの終わりがフユトが最後に見た光景となったのだった。
🔵​🔵​🔴​ 成功

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