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⚡️オーラム逆侵攻・川崎市臨海部『強襲攻略戦』

#√ウォーゾーン #オーラム逆侵攻 #団体歓迎 #途中参加歓迎 #連撃歓迎(合わせの場合連撃数を統一して下さい) #プレイング受付中 #√作戦4

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 それは、統率官ゼーロット……仮にも|王権執行者《レガリアグレイド》の資格を持ちながら、その愚行からか『自身に王劍が下る事はない』と当人も理解している程だ。
 しかしゼーロットは√EDENへの侵攻を企てていた。
 目的は王劍『アンサラー』……という名前とされる存在の奪取。
 確かに腐っても|王権執行者《レガリアグレイド》である以上、王劍を握ってしまえば絶対死領域を展開して√能力者を殺害する事も可能だ。
 論理的で合理的な作戦である――レリギオス・オーラムに潜入している『裏切者』……組織名『人間爆弾』の潜入による内部工作により、未だ軍備を整えられていないまま√能力者達にその計画が捕捉され、逆侵攻を可能とした……という致命的に過ぎる点を除けば、だが。

「今回の大規模作戦の最終目標とそれに至る為の作戦は、それぞれ5つずつあるよ」
 水色の長髪を靡かせ、人間の見た目をしたベルセルクマシンにして星詠みたる真紅・イサク(生きるとは何かを定義するモノ・h01287)は√EDENの川崎市に集まった√能力者達へとブリーフィングを始めて行く。
「作戦1:統率官『ゼーロット』の撃破――戦闘機械群をすばやくかわし、√ウォーゾーンの羽田空港に|天蓋大聖堂《カテドラル》『カテドラル・ゼーロット』を構える敵司令官ゼーロットに直接対決を挑む事。この作戦による最終目標が選ばれた場合、ゼーロットにとどめを刺すための王権決死戦が発動する」
 但し、他の作戦が選ばれたとしてもこの作戦である程度以上の成果を上げた場合、『ゼーロットは人類への恐怖が刻み込まれて”王劍に選ばれる可能性”が0になる』か『羽田空港から撤退し、再度√EDENに侵攻するだけの軍勢と指揮力(統率官の階級)を失う』と、ゼーロットという王権執行者が王権執行者たる所以を失う事になる。
「作戦2:オーラム派機械群の壊滅。シンプルにオーラム派との積極的に戦い、敵軍勢の壊滅を目指す作戦」
 この作戦が選ばれた場合『川崎市解放戦』を可能とし、期限内に作戦を一定数成功すると、戦闘機械群に川崎市を放棄させる事になる。
 オーラム派の戦力と兵力を減らす事に直結する作戦である為、一定以上の成果を出したならば他の最終目標が選ばれたとしても必ず優位を勝ち取れる事だろう。
「作戦3:大黒ジャンクションの破壊。√ウォーゾーンの大黒ふ頭にある「大黒ジャンクション」は√EDENに通じている。大量の軍勢を送り込めるこの地点を放置していた場合、√EDENへの大規模侵攻は容易となってしまう」
 ここも作戦2と同様、他作戦が選ばれても多数の成果を上げていれば優位を確保できる。
 最終作戦に選ばれた場合は『通信網破壊作戦』……√EDENへの大規模侵攻を阻止した事により、別作戦を展開する余裕が生じる。
 そこからスパイとして潜り込んでいた者達の手引の元、戦闘機械群の大規模通信網を妨害・破壊する作戦が決行可能となるのだ。
「作戦4:√能力者の解放。√ウォーゾーンの扇島の地下にはゼーロットの一派が捕らえた√能力者達を幽閉する為の巨大な『扇島地下監獄』が建設されていてね、絶対死領域を展開させられない内は殺害出来ないから拘束監禁しているんだ」
 √能力者を閉じ込める扇島地下監獄の解放が成された場合、即座に逆侵攻は終了。
 人間爆弾達が√能力者として即座に覚醒する事が確認されている。
「ただ、これも成果を出していれば他の最終作戦が終了し次第彼らも覚醒するのは同じみたいだね」
 他の作戦もある程度以上の成果を出していれば、最終作戦に選ばれなくとも『選ばれたと同様の結果』が齎される。
 その事を考え、√能力者達はどの作戦を選ぶかを相談してほしい。
「最後に作戦5:カテドラル・グロンバインの破壊……√ウォーゾーンの三ツ池公園にある、花と緑に包まれた天蓋大聖堂カテドラル『カテドラル・グロンバイン』――簒奪者『合体ロボット『グロンバイン』』の拠点らしいんだ」
 厳重な武装と軍勢に守られた、川崎市周辺で最も巨大なロボット工場であるここを破壊できれば、ゼーロットを飛び越え『戦闘機械群全体に打撃を与える』ことが可能との事。
 尚、現在グロンバインは不在であるらしい。
「最終目標に選ばれた場合、グロンバインが襲来してくる事が予知されるよ……ただ、ここも最終作戦に選ばれなくても世界を出していれば、『グロンバインの危機を知らぬ間に防ぐ』らしいよ」
 グロンバインとの戦いがどの様な戦いになるかは分からない。
 ただ『一定以上の成果を出せていた場合、危機を防げる』という事は『成果を出せなかった場合、危機が生じる』という事である。
 故にある程度以上の攻勢は必要なのは間違いない。

 兎も角、まずは川崎市に突入する必要があるが、現地は完全なる『戦闘機械都市』に造り変えられている為、足を踏み入れる生命体を自動的に激しく攻撃する環境となっている。
 其れを踏破し、川崎臨海部に突入してからが作戦本番となる。
「さぁ、いよいよ戦闘機械群への大規模反抗作戦だ……皆、頑張ろうね」
 そう言ってイサクは√ウォーゾーンに赴く√能力者を見送るのであった。
これまでのお話

第3章 集団戦 『暴走した運送用ドローン』


POW 突撃爆発(範囲)
【積載した高性能爆薬】による近接攻撃で1.5倍のダメージを与える。この攻撃が外れた場合、外れた地点から半径レベルm内は【焦土】となり、自身以外の全員の行動成功率が半減する(これは累積しない)。
SPD 突撃爆発(超)
60秒間【攻撃目標まで突撃するエネルギー】をチャージした直後にのみ、近接範囲の敵に威力18倍の【自爆攻撃】を放つ。自身がチャージ中に受けたダメージは全てチャージ後に適用される。
WIZ 突撃爆発(x12)
事前に招集しておいた12体の【爆薬を満載した同型ドローン】(レベルは自身の半分)を指揮する。ただし帰投させるまで、自身と[爆薬を満載した同型ドローン]全員の反応速度が半減する。
イラスト 藍乃らず
√ウォーゾーン 普通11

 監獄から√能力者を脱出させた君達。
 しかし、まだ戦いは終わらない。
 レリギオス・オーラムが確保していた『暴走した運送用ドローン』……『扇島地下監獄』に配備されていた脱走者用の戦闘機械群が、こちらに迫って来る。
 君達は脱出させた√能力者を先に行かせ、ドローンの対処を行う。
 これが今回の『オーラム逆侵攻』における最後の戦いだ――!