シナリオ

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#√妖怪百鬼夜行

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 #√妖怪百鬼夜行

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 これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。

 うおっ、と気付いたように上がる声。
「なんだ、大忙しじゃん」
 サインが降ったというのです、
「だれかー! へるぷみー!」
 お菓子の国のお姫様に降ったというのです。
 ルーシー・シャトー・ミルズの名を戴くその女の下に、丁度手の空いた|√能力者たち《あなたがた》。
「集まったね――よかったよかった。オーラム関連で忙しいところ悪いんだけど、√妖怪百鬼夜行の妖怪さんたちが黙っていられないみたいでね」
 そう、わるーい妖怪さんたちなんだ――嗚呼、倒せというのですか。当たる予感。
「倒して欲しいです。極論言えば生死は問いません、重要なのは√妖怪百鬼夜行と√EDENを繋ぐ『入口』が開いちゃったので阻止する事」
 悪戯を超える悪意であるのでおいたがすぎるのでして。
「√妖怪百鬼夜行に追い込めば、阻止が叶う場所……封印の祠があるはずだから。場所は割れてるから、良い感じにそこまで追い詰めて、封印お願いね!」
 そこまで抱えているのならどの様な御姿をしているのかと気になるところではあるけれど。
「詳しい姿を説明してる暇はちょっと無いかも。ただ禍々しい形に変身するだとか、何か本気を残してはいるみたいだから、気をつけてね」
 直ぐそこまで来ていたのですタイムリミット、いよいよ許されざる猶予を前に選択肢などありはしないのです。
「あ、怪我無く無理無く、だよ〜!」
 そんな日の東京都内某所。

マスターより

川内主将
 お世話になっております、川内主将です。
 今回は簡単にコンパクトに、√妖怪百鬼夜行よりやって来て人を殺す妖たちをどうにかするお話です。
 全3章構成で第2章に分岐があり、古妖を見つけ出し追い詰めるか、逃げられてもう一度探し捕まえるかの違いである為、流れでほぼ決まると思われます。
 もう一つ、サポート優先での採用となるのでざっくり速攻で終わる想定です。その為基本400字程度での描写となるはずです。
 以上、よろしくお願い致します。
20

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よろしいですか?

第1章 集団戦 『ぬりかべ』


POW ぬーりーかーべー
半径レベルm内にレベル体の【ぬりかべ分身体】を放ち、【擬態】による索敵か、【かべどん】による弱い攻撃を行う。
SPD ぬりかべっ
視界内のインビジブル(どこにでもいる)と自分の位置を入れ替える。入れ替わったインビジブルは10秒間【ぬりかべ】状態となり、触れた対象にダメージを与える。
WIZ ぬりかべぬりかべぬりかべ
移動せず3秒詠唱する毎に、1回攻撃or反射or目潰しor物品修理して消える【色違いぬりかべ】をひとつ創造する。移動すると、現在召喚中の[色違いぬりかべ]は全て消える。
イラスト 成千佳
√妖怪百鬼夜行 普通11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

 ほうら見なさい、がっぱりと。
「ぬ」
 入口が空いていらしたのですよ。ここぞとばかりにぬうっと入ってきたほぼ黒色のっぺり妖怪さん、本日の目的は人間ですか。
 ぬるりぬるり、“それら”が見渡しますれば、揃って上げます|共鳴《ユニゾン》の声。
「「「ぬ〜り〜か〜べぇ〜〜〜」」」
 大変に透けてもいるのです下が……まるで|お魚さん《インビジブル》じみているというので。
 ささ、お帰りいただきましょうや。
ウィスカ・グレイシア(サポート)
距離を取る(または見定める)必要がある状況の際は技能「なぎ払い」や「串刺し」と√技を組み合わせて戦います。
近距離で敵と相対する場合は、「毒使い」や「錬金術」を補助に組み込み牽制を。
長期戦になりそうなら戦場の付近を漂っているインビジブルからの助力を得る目的で「インビジブル制御」を活用。
敵からの攻撃は「霊的防護」「精神抵抗」「武器受け」等で耐え凌ぎ、無理をしない範囲内で
その時に有効そうな√能力を使用します。

 ぬる、ぬる、塗り壁が増えるのです。
 あかしろきいろ、まるでお菓子の詰め合わせみたい――だからこそ。
「甘味の気配……じゃなかったのです。だけど!」
 トッピングが必要なのですウィスカ・グレイシア、月読姫と鱗持つ妖の血が即座に促した噺、|空間《せかい》広げて話し易く。
「ぬーりーかーべー?」
 紡がれる声に従って導かれる|お魚さん《インビジブル》、悲しきお菊の亡霊のイメージを補強して……割るべき|簒奪者《おさら》の数は何枚ですか。
「いちまい……にまい……!」
 二叉の魔導槍が色の区別無く薙ぎ払い穿たれるのです、ヒビは入らぬものだし、がきんと跳ね返る音と力もかかるものですが、力の跳ね返り方さえ見当がついて、上手にいなしたので負担など無いようなもの。
 次々串刺せば倒れる|妖《もの》ども、姫フォークの賜物です。見たらちょっと位置を立て直す必要が出てくる他のぬりかべの、色違いが消えていくから楽になるのです、
「お皿が、足りなくなっちゃいました」
 一枚どころでも無いしで。
🔵​🔵​🔴​ 成功

シェラーナ・エーベルージュ(サポート)
吾輩は過去の姿を忘れたにゃんこなり

にゃ〜と猫の振りをして対象に近付いて|ライダー・ヴィークル《ルンバ》から跳躍の空中きりもみ回転必須にゃんコキックをお見舞いするわ!外れても気にしな〜い…と見せかけて油断した所に右ニクキュウ押し付けて√能力を無効化して相手を驚かせるような事も視野に入れて日本酒飲み放題で宴会やろーぜ的に相手にお酒飲ませて酔い潰すわよ。

 酒の貯蔵は如何ですか黒猫さん。
「にゃー!」
 元気に鳴き声が響くならば良し――ぬりかべたちの意識が一遍に向くから一躍人気者なのですシェラーナ・エーベルージュ。当の猫さんはルンバ乗りで毎日日曜日みたいなものだけど、
「ぬーりーかーべー?」
 すいすい誤魔化すように猫をするのです、色違いでさえそれを捉えられない、気まぐれウォークに気ままなウォーク、何をしようにも猫にしか見えないものだから数が増えるだけでなあなあなのですが。
「にゃ〜お!」
 嗚呼あまりに飲み放題なのです、ぬりかべの内一体の眼前で出来上がる日本酒、まさか瓶ごと行くつもりですか、まるで錬金術かのよう、そのまま突っ込んでやるだけであっという間にへべれけぬりかべ様、
「ぬ、ぬ、ぬぅぅ〜〜〜……?」
 出来上がっていらっしゃる。気付けば同じことを次々やってのけて、酔っ払い妖の数が増えるならそれはもう宴会も同じなのです。
「二時間制ラストオーダー三十分前〜」
 過去も時間も置き去りにするまま。
🔵​🔵​🔴​ 成功

花片・朱娜(サポート)
危機を察知して来ました
あ、買い食いしてた焼きイモ持ったままだ
芋が冷めない内に終わらせましょう

霊力を通わせた|花木の霊《インビジブル》が武器で防具
花霊で生命維持してるD.E.P.A.S.ですが外傷はありません

・使用例…敵を裂く花颪/縛り穿つ花棘/護る花の纏/隠花一閃/…等々、型にとらわれず自由に戦います
便利な装備もございますので是非ご自由にお使い下さい。

√能力
薔薇の花棘:自分とインビジブルの位置を入れ替え、棘の壁でめった刺し
霊能波:円環の花を水鏡にして他√へ通じ、他√の敵を花弁の刃で斬る。√EDENから助太刀できます
世界を~:巫女の祝詞を詠います

え、芋が冷めた?だいじょぶ芋ご飯にします☆

 妖たちの酔い潰れ跋扈する予感を感じ取るのです。遠くから、入口のがっぱり開いているのと、ぬりかべたちの数が未だ増え続けることを見て考えるのです、考慮するのです――彼ら√妖怪百鬼夜行の側より来たる妖共、
「……入口の奥を攻めてあげれば、入りにくくなるでしょうか」
 その通り――おっと、焼き芋をまだ食べている途中でしたか。思い出して、然し集中するのです。|他√《むこうがわ》、丁度入り口辺りを見通すのです、ぎゅーん……開花を待つのです、花霊の宿り、力育つ、巡り巡って咲き誇る――、
「「「ぬぅ!!」」」
 悲鳴にも似た驚愕だったのですぬりかべたち、完全なる不意打ちでもあり、一気に空白が空いたことは明白であったのです。焼き芋を一口齧りつつ、効果を認めた少女が、妖めいた世界線に戻ろうとするのを遮る様に、
「花見日和ですね!」
 引きつける。
 誰もが釘付けだったのです。
「こんな日ですが――人々を殺めさせるわけにはいきません!」
 花木の霊の導くままに、駆けて、駆けて。
🔵​🔵​🔴​ 成功

哘・廓(サポート)
人間(√EDEN)の古龍の霊剣士×鉄拳|格闘者《エアガイツ》
普段の口調は「女性的(私、~君、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?)」、機嫌が悪いと「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

√能力は指定した物をどれでも使用し、怪我は厭わず積極的に行動します。防御は左腕を盾に使います。
基本的に覚悟ガン決まりで自分の命を賭ける事に躊躇いはありません。
感情的になることはなく、客観的な視点で慣用句や4文字熟語を用いる時がある。
他の√能力者に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
後はお任せ。宜しくお願いします!

「魑魅魍魎、ですか」
 跋扈を阻止するのです、それだけの力が射干玉の夜の夢にあるのだと証明して――続く言葉は要らず、ただ矢の如く鋭く向かっては、目についた大きな壁に――ええ、のっぺりぬりかべです――その御拳を叩きつけて薙ぎ倒すのです。
「「「ぬ〜り〜か〜べ〜!」」」
 声が複数聞こえるのです、あっという間に増えているのです、指で数えるだけでも足りないところから更に数を増した分け身であるならば……心を乱すわけでもなくただただ覚悟を持ってさらに殴りつけるのです。立ち塞がる|課題《かべ》を打ち砕く様に、この身が壊れても構わぬ、その覚悟を常に抱き続けるまま……そう、例え他の分け身がどんとその身をどついたとて、一歩も揺らがず引かずに返す拳、轟かせることこそが百錬自得拳なので。
「ぬーーーりーーーかーーーべーーーぇ」
 これにはぬりかべ集団もまいるまいる、あまりにも参ったので殴られ続けてサンドバッグなのですよ。
 さて、次は喧嘩殺法ですか――絶えず紡ぐ攻めの手。
🔵​🔵​🔴​ 成功

ゾフィー・ゾルガー(サポート)
|D.E.P.A.S.《デパス》のゴーストトーカー×霊能力者

過去の記憶を欠落した為か幼い印象の16歳の少女

|表情の変化はないわけではないが小さく、動作もゆったりめ《ローテンションでぼんやりしている》
自身に良く似た|アンティークビスクドール(時々動いたり目が光る)《パッと見ぶっちゃけ呪いの人形》を常に抱えている

辿々しい口調でポツポツ話し(ワタシ、アナタ、ね、よ、なの、なの?)
年長者には多少丁寧(デス、マス、デショウ、デスカ?)

√能力は指定した物を適宜使用
積極的に攻勢に出るよりはインビジブルを介した情報収集や霊能力での遠隔攻撃を好む

*えっちいのと他参加者の意向と趣向に反する絡みはダメ絶対
後はお任せ

 妖の台頭し続けるのが未だに厄介なのです。
「……幽霊さん、幽霊さん」
 どうしましょう――Ask them, the ghost talker.
「あれは、どうしたら……?」
 幽霊たちもお魚たちも、こぞって相談。集って出来上がって答えが出るのです一塊、人魂さえ|一度《ひとたび》集まりますならば、
「……そっか。じゃあ、そうしなきゃ」
 一旅行きましょうや、己食わせちょいと|死《そこ》まで。それであっという間に出来上がるのです、彼女こそが無敵のデパスザウルス。
「「「ぬ〜!?」」」
 ぬりかべ共も面食らったか、色の違う壁を増やしては囲い込もうとするけれど……3秒の隙間の悉くをすり抜けて、尻尾をばぐるりとぶん回して叩きつけるのです。纏めて薙ぎ倒す様でした多くの|壁《・》を、このような攻勢は些か性に合わぬものですが、時間がものを言うと教えてもらったものだから仕方が無い。
 妖の群れもいよいよ大慌て。一狩りでも行きましょうか、ゾフィー・ゾルガー。
🔵​🔵​🔴​ 成功

アルカウィケ・アーカイック(サポート)
多いですね…でも、落ち着いて動いて対処すれば、きっと何とかなります
とにかく悪いことを減らしていけば、未来はきっと良くなるはずですので、たぶん

僕は周りの状況を判断して、前に出たり後ろに回ったりするのは結構得意なんです
連携攻撃とか遊撃とか、あっちこっち移動しながら仲間の援護をしたり、逆にあまり目立たないようにして、数が多い敵なら分散出来るように工夫しますね

それと吹き飛ばしで進路を切り拓いたり、受け流しで攻撃の方向を変えたりなど、いろんな小技を組み合わせて戦場を整えるも僕は得意とします
攻撃されても咄嗟のオーラ防御や見切りで対応できるようにしてるので、多少の奇襲を受けたとしても大丈夫だと思います

 それでもまだ多いというので。
「落ち着いて対処していきましょう……未来を良くする為」
 駆け付けましょう――其はアルカウィケ・アーカイック、ぬりかべたちの意識を縫うように状況を読み取る虚像の追憶。ここだというポイントを見つけてしまえば、太古の神霊をその身に降ろして……。
「はぁっ!」
「ぬっ!!!」
 強烈にも吹き飛ばしてしまいましょう。妖共よ見なさい、古龍が其処に居ると知るのです、色違いの増える間も無い内に、片っ端から壁ごと抜かんばかりの猛攻を喰らい散り散りになっているのを見るにその概念を知らなさそうなものですが――知らしめる様にさらに加えるのです古龍閃の斬り抜けるのを、
「――増えた!」
 色のバリエーションが例え増えて、ぬるり目潰しをせんと迫ってこようとも、
「ですが、僕が倒れ伏す未来などありませんっ!」
 向こう側の黒色のっぺりぬりかべにも届く様に――真っ直ぐにもう一閃。
「ぬ〜り〜か〜べ〜ぇ……」
 それが最後の一体の悲鳴だと気付く、
「……!」
 垣間見るのですその先に“それ”を、
「あなたが――それですね?」
 かくれんぼの終わりなのです。
🔵​🔵​🔴​ 成功

第2章 ボス戦 『『七禍神ヶ参』呪狼人』


POW 偽・芭蕉扇
【芭蕉扇を模し作りだした宝貝から猛烈な強風】を放ち、半径レベルm内の指定した全対象にのみ、最大で震度7相当の震動を与え続ける(生物、非生物問わず/震度は対象ごとに変更可能)。
SPD 親父を焼き尽くす為に練り上げた炎、手前も喰らえ!
【炎を纏わせた如意棒の写し】による高命中率の近接攻撃を行う。攻撃後に「片目・片腕・片脚・腹部・背中・皮膚」のうち一部位を破壊すれば、即座に再行動できる。
WIZ さあ、この瓢箪に吸い込まれて俺の力となれ!
【手にした瓢箪、紫金紅葫蘆】から【己が指定した者を吸い込む呪力】を放ち、命中した敵に微弱ダメージを与える。ただし、命中した敵の耐久力が3割以下の場合、敵は【溶け果て、飲んだ者に強大な力を齎す酒と化】して死亡する。
イラスト 蒼川
√妖怪百鬼夜行 普通11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

 やあ、そこな御方。
「ああ?」
 もう逃げられませんよ、七禍神の一角に座る身でありながら人を殺し奪う者。
「なんだぁい、もう見つかっちゃったァ――」
 戯けて笑って、よよいのよい。
 彼にもやることがあったのです。
「折角このようにブチ開いた入口なんだ、みすみす逃すわけがないだろう?」
 かの父は、母を散々苦しめたので残酷だったのですよ。
「親孝行ぐらいさせなって――邪魔するなら手前らも消すだけさ!」
 たったそれだけのことを――生憎とその都合の為に人命を奪われるわけにもいきませんで、

 Path B chosen.
暁・千翼(サポート)
性格:穏やかな気質。情緒が幼い部分もある
D.E.P.A.S.故に体調を崩しやすく、貧血になりやすい代わりに制御や融合は得意
戦闘中は、冷静な振る舞いになる

戦闘方針
分析して的確に弱点を突くタイプ
【戦闘知識】、【錬金術】を中心に戦術を組み立てる
血刃・双月を的確に改造して戦っていく

戦闘以外
情報収集を中心に動く
説得などは相手に寄り添う方針でこなしていく
必要なら戦闘中でもポーションや造血剤を味方に注意事項を添えて渡す
(※注意事項の典型例:味が酷い、副作用が酷いなど)

 嗚呼|騎士《おおかみ》よ、見るのです。
「……駄目だ」
 禍々しく狼が人を呪わんとするのです。止めなくては。
「その力は、使わせない」
 親孝行と聞いた騎士の、二刀一対のそれが長物となりて何かを凌ぐ様。過ぎ行く風、突風――あの扇子が悪さをしているのだと気付けるのです。
「その奥に何を隠していようが、止めなくてはならない!」
 それでまだ一つ何か隠しているとも確信しているのです。
「なんの、ことだか――!」
 悪戯を許してくれと乞う子供にも似て、更に扇子を一振りしてしまうので圧が強烈に強くなる……向かい風、
(……あの扇子を、弾き飛ばしてしまえば)
 以後の発露のタイミングを狂わせられるか、そう、時が満ちたのです。
「錬成完了、お返しだ!」
 凌いでいる間にあっという間に完成してしまったのです、錬成・贋作武装、なんと形だけ芭蕉の趣を模して、片手でびゅんと振るってしまうのみで、
「うお、お!?」
 凶つ狼の手を離れゆく扇子――揺れる、揺るがす。
 風に揺れ過ぎて、生命揺るがされる簒奪者であったのです――征くのです、暁・千翼。
🔵​🔵​🔴​ 成功

柳・依月(サポート)
俺は柳依月。
普段は普通に大学生やってるが実のところ怪異なんでな。
身分の保証がてら、特殊捜査四課っていうカミガリの部署に籍を置かせてもらってる。
俺は怪異だけど人間の作る文化ってのが好きだからな。困ってる人を助けるのは当然だぜ。
戦闘じゃ大体は基本仕込み番傘での近接戦だが、中長距離や支援に回る時などは呪髪糸とか、燈籠使って怪異顕現とかもよくやるかな。
非戦闘なら情報収集とかも得意だぜ。

√能力は指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の√能力者に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!

「……やってるなあ」
 隙間をより埋め易く立ち回りますか。
「く……おうおう、手前も邪魔をするんで?」
 柳・依月とは普通の大学生をするネットロア。
「嗚呼――何せ人間の作る文化が好きだからな!」
 晴れ雨どんと来いな仕込み番傘ぶんと振り回せば、鋭き狙いに狼の肝っ玉すら冷え込むのが今日なのです。それでは堪らんと、
「なら、この瓢箪にでも吸い込まれておくんだね!」
 ささっと取り出したる紫金紅葫蘆に気を付けて、急速に侵し広がってくる呪いこそ。
「人を酒に変える、ご自慢の酒さ!」
「――へぇ!」
 この|簒奪者《おとこ》の力満たす√能力なので。
「それは面白そうなお話だ――ぞっとするね」
 一度死んでおくことにしました――もぐもぐする|お魚さん《インビジブル》。
「……あぁ?」
 不思議に思って動きの止まった狼を照らすは……大きく丸い絶対の太陽。空亡がごく強く照り付けて灼き尽くす光、凶暴性を削るには十分なのです!
「ああああアッツゥ!? このっ、おのれぇ!」
 こんがり狼。
🔵​🔵​🔴​ 成功

青木・緋翠(サポート)
平穏な暮らしを維持するために戦いに赴くことが多いです。見知らぬ他人でも、誰かが傷つくのは嫌ですから。ただ、悲しみが欠落しているため、あまり同情的にはなれないかもしれません。

パソコンの付喪神のため、機械のように精密な動き・効率的な行動を得意としていますが、状況に応じて臨機応変に対応できます。
手順やレシピに従った行動は得意ですが、センスを問われるアレンジや芸術性の高い行為は苦手としています。

事件では味方とも連携し、役割分担して行動します。俺自身よりも一般人や味方の安全を優先し、効率の良い方法を選択しましょう。
多少の怪我は問題ありませんし、必要であれば囮や詐術もこなします。

アドリブ・アレンジ歓迎です

 >召喚call ヘルプキャラ:イルカ
「……おう?」
 突然イルカが出申した。
「……今度はなんだと、」
 狼の隣に出申した――泳ぐ様に動くのです、アニメーションじみているのです。マウスカーソルでも追いかけているみたい、超音波が特徴です。
「なんの、まやかしか、」
 振り払おうとしますが梨の礫、どころか気付くと眼前に居たのですふんわり緑髪、きゅと拳握り締めた軌道は直線的でしたがキーを正確に叩くみたいに確実だったので怯み後退るのです狼。
「人々の平穏な暮らしの維持の為、行動します」
「嗚呼そうかい、ちょこまかと――!」
 いい加減黙らせる為にまた瓢箪を突きつけようとするものでしたが……其処はまたタスク解消の如くあっという間に飛び込むイルカ、体当たりが実に効くのです。
「うおっと!?」
 弱いものですが、ぶちまける瓢箪の勢いを見出すには十分だったでしょう、それ程零れずちょっとしか触れなかった青木・緋翠、その拳はどうしてクリックする様に正確無比なのでしょうかと、
「さあ、次の手順を組みましょう」
 古いパソコンの付喪神だからなのです。
🔵​🔵​🔴​ 成功

クーベルメ・レーヴェ(サポート)
√ウォーゾーンの出身よ
人類の勝利と国土奪還の為に頑張りましょう!
他の√への支援も、協力関係を築けるかもしれないし重要よ

戦闘では、まずアイテムのクインテットウォールを展開
技能の拠点防御と継戦能力を活用するわ
そして武器のウェザーブレイカーや突撃銃で射撃戦
レーザー射撃、貫通攻撃、制圧射撃…何が有効か探りましょう
敵の接近を許したら、シャベル格闘術の出番
距離を詰めただけで勝ったと思わないでよね!
陣地変換して仕切り直しよ

バックアップ素体のいる少女人形だけど、普段は自分を使い捨てにしないわ
Ankerの子が悲しむからね…
でも√能力者以外が死んじゃいそうな時とかは捨て身で庇いにいく
そういう死に方は許してくれるの

 さてさて、次に現れたるは戦地に生まれし|少女人形《レプリノイド》。
「そんなにも力が欲しいのね、人を殺したいのね」
 クーベルメ・レーヴェが人類の敗北など許すはずはなかったのです、妖が人を喰らうこと罷り通るならば、覆し人の勝利を――、
「なら手前は見逃してくれるんだろうね!?」
 嗚呼装備の数が多く外していたのですクインテットウォール、ただ突撃銃の|咆哮《うな》ることそのものが攻勢で狼の灼けた傷痕に|銃痕《あな》など複数開けていくのです、制圧射撃でこれならば風穴開けるのも叶うでしょうか、否、逃れた狼、扇子を拾うので、
「飛んでいっちまいな!」
 突風吹き荒れ圧されそうな――然し容易でしょう、風速に見当はなんとなくつく、
「Штурмовик!!」
 ロシア語で叫ぶとほら――熱く降りしきる航空攻撃の雨。酷く火力が凶悪めいて戦争になりそうだというので、狼も堪らんと生命削られてしまうのです。
 そして少女、飛び出していくのです――その手にシャベル――ざっくり。
🔵​🔵​🔴​ 成功

久遠・氷蓮(サポート)
人間(√ドラゴンファンタジー)の古代語魔術師ブラックウィザード×ヴィークル・ライダー
年齢 16歳 男
外見 赤い瞳、青髪、普通の肌
特徴 熱血、ハイテンション!、とんでもない甘党、由緒正しい血筋、実はクール
口調 熱血 俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?
真剣な時は クール 俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?

祖父母の代から冒険者。それ以前も魔術に関わっていた、魔法使い家系生まれの双子の弟
熱血で直情、情熱的、おバカ、いざとなるとクレバー
氷属性の魔法が得意、膨大な魔力で攻める

√能力はどれでも使用、積極的に行動し、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
公序良俗に反する行動はしません
アドリブ連携歓迎

 今度こそ扇子を落とさなかったけれど狼の姿、
「よお――お前か、ここの人々をめちゃくちゃに襲ってんのは」
 紅蓮の氷術師の|瞳《め》には些か疲労困憊である様に見えたのです。それでいてまだ何か酷く危険なものが隠れているかと――だから凍らせ、でも良い、それが良いのだけど。
 痕があるのです。
 大変な傷痕焼け痕ばっかりなので。
「それがどうした――!」
「凍らせるよりかは、こいつの方が良さそうか!」
 激る情熱、熱血のままに施すウィザード・フレイム、ぼつりぼつりと動かしていくのです。3秒毎に増えゆくそれを果たして、これだけでいいなと考えたのか、
「そんな焔が、この親孝行を止められると思うかい!?」
 また瓢箪より出します吸い込みの呪い。酒の呪い。重力斥力に逆らいそうな勢いのそれを、焔が満たし上げるだけであら不思議。
「そんなもんで――この焔は消し飛ばねえぜ!」
 その言葉通り、逆に侵し広がっていくではないですか。
「ぐ、おおおおぅ……!?」
 そろそろ焦げつく瓢箪。
🔵​🔵​🔴​ 成功

ハスミン・スウェルティ(サポート)
◆キャラ設定
敵を発見次第、ハスミンから人格・黄色に切り替わります
黄色は喜びの感情を強く持ち、それ以外の感情は希薄になります
攻撃してもされても、戦闘なら何でも嬉しく楽しいです
黄色とハスミンは記憶を共有していません

◆戦闘
様々な任意の武器を黄色の武器庫から取り出して
√能力『戦い無くして己が価値無し』
もしくは『主に仕え煌めく八色の武器』で攻撃します

取り出す武器はMS様に全てお任せします
黄色は何でも使いこなせるので、推し武器をカッコ良く描写して下さると嬉しいです
但し、ミサイル・戦車等の『兵器』、杖や護符等の『魔法攻撃』はNGです

◆他能力者との即興連携・アドリブ大歓迎
◆公序良俗に反する行動をしません

 嗚呼どうしましょう、ハスミン・スウェルティ。
「どいつもこいつも……手前らそんなに人を護りたいかぁ!?」
 灼けてばかりの狼さん、そろそろ限界ですけれど。
 嗚呼それとも全て曖昧か、ぼんやり手錠の人間災厄が|黄色く《・・・》弾けて躍るのです。
「ふふっ!」
 嗚呼、楽しい。
 唯只管に、楽しさに溢れて居るのです。
「たのしいなぁっ!」
 そのままに手を突っ込む亜空間、武器庫からまっ黄色なバールが出てくるならば一度思いっきりガツンと殴ってやるのが良いのです。咲く紅。妖の思考揺らすにはあまりに最適で、然し。
「ねえねえ、キミは|楽しく《・・・》ないの?」
「楽しいだ!? 力を求めるのに楽しさ、なんぞ、」
 くらり。くらくら。
 ちょっとフラフラしてきた妖なので、一気にぱくっとしてあげましょう。念じて念じて楽しみ深めた先。
 大きな鴉がかあと鳴いて――突っつき、嘴の先で腕の一部を挟み込んで肉を喰らわんとばかりにぐい、ぶちっと千切るくらいの獰猛さ。
「いたたたたぁ!! わかったよ、わかった!」
 一先ず負けたよ――嘘をつかないで、未だ五体満足であるのに。
🔵​🔵​🔴​ 成功

第3章 ボス戦 『『七禍神ヶ弐』蝠禄呪』


POW 樹呪転至龍
【喰らえば老化の状態異常を齎す樹毒】のブレスを放つ無敵の【呪詛龍】に変身する。攻撃・回復問わず外部からのあらゆる干渉を完全無効化するが、その度に体内の【核、呪桃に蓄積した姥捨ての犠牲者達の怨念】を大量消費し、枯渇すると気絶。
SPD 呪恨吸命撃
敵に攻撃されてから3秒以内に【先端が根と化した髭を用いた吸血攻撃】による反撃を命中させると、反撃ダメージを与えたうえで、敵から先程受けたダメージ等の効果を全回復する。
WIZ 呪詛伏翼襲
半径レベルm内にレベル体の【姥捨ての犠牲者達の呪詛が変じた蝙蝠の群れ】を放ち、【呪詛が籠もり当たれば混乱を齎す超音波】による索敵か、【生命力を奪い毒の状態異常になる吸血】による弱い攻撃を行う。
イラスト 十田シンビ
√妖怪百鬼夜行 普通11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

 それで負けたと聞くには、自ら入口を通って従う振りでもするかの如くあっさり下がる狼なわけですが。
 いざ妖の世界が広がってみるとまあ大変。
「……なあんてな。そんな簡単に諦めるわけが無いのよ」
 人が変わった様に笑ってる狼なのです。
 否、変わるのです。“かの場所”に収まるまいと、最後の抵抗とばかりにその身を変えるのです。
 より禍々しく、より理由要らずになる七禍神――そもそも真なる呪狼人ですらなかったというのです。
「それもこれも全て――人を解放せんが為」
 松と桃に邪神が実った結果がこの様で。
「憎き若人も老いし人も、等しく黄泉路に送ろうぞ」
 邪魔になる|√能力者たち《あなたがた》までもを葬ろうというのです。

 Path A chosen.
ベルナデッタ・ドラクロワ(サポート)
連携歓迎。
性的表現がNGです。

西洋人形の付喪神です。身体には所々ひび割れがあります。ひび割れを気にしていませんが、言及するとはぐらかします。着飾ることとお着替えは好きですが、露出は好みません。

物を大切に扱う・慈しむ人には優しく、傷つけるものには容赦なく行動する方針です。無機物全般には仲間意識があり、世の中の全てのものが求められる人の手に渡ることを祈っています。
友好的な相手にはやわらかい語調、敵対者には語気が強まります。
戦闘は選択したものの中で適切そうなものを。
疑似臓器の装備があるので飲食可能です。

上記と合わせて法と倫理から外れる行動は取らないこと、でおまかせ。
お目通しに感謝を。

「駄目に決まっているじゃない、そんなこと」
 おやベルナデッタよ、本日の|瞳《め》のお加減は如何ですか。さっきまで人を殺めさせろと騒いでいた狼の騒ぎを簡単にも把握しているならば、
「逆らうか、|人形《ひとがた》よ」
「逃がさない」
 ぎらっと|魅了《てら》しちゃいましょCouches de Jugement、妖の身が龍に転じようとするのが見えるけれど、
「ずっと囚われ続けるの――」
 さっと始めちゃいましょ影踏み遊び。|黄昏《クレピュス》が呼ばれ忽ちその御手にて蝠禄呪を捕らえるのです、置き忘れられた影が今妖の認識にあっては思い出されて、
「足掻くか、人の為に?」
「物を傷付けるお前を罰する為によ!」
 |魔法《ほのお》を叶えるのです、焼き切るのです。全てのものが求められるその手に渡る前に死ぬなどとあってはならないことなので。そうあるべきと、簒奪者を焼くのです。徐々に痛み焦げ付く身は龍に転じて然し、
「黄泉路へと送る邪魔をするでない――」
 人形もまた樹毒などとは無縁なまま、ひらりひらり。
🔵​🔵​🔴​ 成功

廻夜・歌留多(サポート)
はい、どーも。あたしはサポート特化キャラよ。支援行動が強いRPGとかで、回復とかバフ・デバフ付与だけやる枠作ったりするでしょ?アレよ。

簡単に自己紹介すると、あたしは野良ギャンブラー。√能力で賭場を荒らして生きてきた感じの生き物。ギャンブルで培った、イカサマ・手癖の悪さ・心理操作・クソ度胸の技能で、何事も大体乗り切れると思うのよね。交渉とか調査とかなら一人でも大丈夫だと思うわ。戦闘力はゼロとして扱ってほしいけど、先述の通りサポート特化で主役に同行させる感じでよろしくね。
善悪には無頓着。動機は大体賭場に行く種銭とか恩義作り。共感よりも利で動くタチだけど、お人好しが嫌いなわけじゃないわ。よろしくね
モコ・ブラウン(サポート)
人語を解する野良モグラ
人化けの術が得意なので人間の女の子に化けている

🔶汚職警官
事件を起こした妖怪が別の√に逃げるので単独行動の権限を持つ
ギャンブルや酒が大好き
しかし仕事となるとやる気を出してちゃんと事件を追う

🔶性格
シンプルに物事を考える
素直で人情派
法的な事よりも人間の感情や事情を考慮して
モグラなりの基準を持って判断することが多い

🔶特性
致命的なまでの方向音痴なので道に迷いやすい
結果的に何故か最適な位置にいることが多い

🔶口調
一人称と語尾が「モグ」
〜モグ、〜なのモグ、〜モグよ、〜モグけど
※〜だモグは言いません

🔶戦闘
【モグラ先制射撃】によって地中に隠れ
敵の死角から銃で攻撃をすることが多い

 龍への転身解け疲労が蓄積して来る頃なので幾らか楽なのです。
「今回のは――見るにシンプルで助かるモグ」
 ぶっ飛ばして封印すれば良いだけと気付けたので拳銃ぶっ放しつつ突撃していく今日、油断など無い|簒奪者《むこう》の、髭が妙に根の如くついているのが見えた次には。
「じゃあ、もっとイージーにしてあげる」
 颯爽と現れ|手を伸ばして《・・・・・・》くるが廻夜・歌留多、運命を掌で弄ぶかの如くヘルプをしようというのです。暫し見合って――拳銃を差し出せば――触れる手。
「阻むか、ならんぞ」
 嗚呼髭が伸びてくる、その場網羅するかの如く伸びるのです。咄嗟に分かたれて上手く避ける二人、実に経験値が生きている――なんなら歌留多の頭の中、過去のモコが|生きて《・・・》いるのです。先のテレビの男から仔産みの神を摘出する依頼を達成せんが為準備するモコ・ブラウンの。
 野良ギャンブラー心得:弱点無きものは存在しない。
 その記憶、みるみる内に快諾の意思をば示し。
「『あれの弱点を、突く為モグね』」
 同調する現在と過去。
「そういうこと。今だけあんたも、」
 賭場を荒らすギャンブラーよ――だなんて次の瞬間、明確に改善されたような、非常に素早い身のこなしのモグ。そう見えていたのです彼女にも、ついさっき出来たばかりの、
「――愚か!」
 七禍神ヶ弐の弱点!
 頭部にそれが|ある《・・》ならば、今一度狙い定め銃弾にてぱぱんと届かせ響かせるのです。貫く様でもあったのです痛みが蝠禄呪を、呻いてよろめくその身その両手、手錠をぶん投げてかちりとロックしてしまえば……おおなんと|容易《イージー》でしょう、流れる様なコンビネーションで|簒奪者《かれ》はこの連続殺人未遂の容疑者なのです、
「いっぺん逮捕するモグ!」
 そのまま抉る頭。爪の鋭く剥がすように引っ掻いていく、モグラ逮捕連撃の確実性が担保されているのです――ビンゴ。なんでこんなに連携が強いのかって、
「「まだまだ、いける(モグ)」」
 同じ賭け事好きの者だからでしょう。数奇な|運命《ルーレット》。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​ 成功

誉川・晴迪(サポート)
さてはて、お役に立てるでしょうか

これこれは、とっても興味深い……(好奇心旺盛
おっと、キチンとお仕事は致しますよ

一般人救助などでは√能力者以外に見えない特性を活かし
主に敵の誘き出しや、こっそり行動をします
誘導が必要なら私に代わって、かわいいお人形に案内させます
(無言、身振手振、自立可能)

基本戦闘は敵の失敗を誘うような行動から技に繋げることが多いです
魂魄炎は囮や灯り、死霊は死角に回らせ牽制
幻影を纏わせ幻を見せるのも良いですね
仄暗い中で霧や霊気を使うと、とっても雰囲気が出ますよ

√能力は指定した物をどれでも使用
他の猟兵に迷惑をかける行為や、公序良俗に反する行動はしません
あとはお任せ
よろしくお願いします

 一つ気になる、というより心配でもあったのです。
「さてはて、お役に立てるでしょうか」
 微かに滲むそれを然し塗り潰してしまうのです、人を黄泉路に送ると謳い猛威を振るう妖というものへの興味、俄然湧いて来るからこそ気を引きたくなるものです青白い|人魂《ほのお》で。か弱く愛らしい魂の火、躍り躍るから妖もつられるというもの。
「これまた面妖なまやかしよ。人を送る邪魔立てをする」
 不届な――腕を振るいけしかける蝙蝠たちの持つ|怨念《おと》を聞くのです。嗚呼、姥捨てに見舞われては使われて、なんたる悲劇!
「ふふ。それがユーレーというものでしょう?」
 瓶一つ投げましょうぞ、その間に此方に到達させぬよう死霊たちを向かわせるのです、蝙蝠たちを上手に抑え込む間に、瓶にぶち当てし一条の|革新《ビーム》。己の手で持つ装備ですもの、ピンポイントで妖に香水が如くぶちまけることだって出来るでしょう、
「なっ――うおおお、」
「さあ、隙が出来ましたね」
 そのまま妖の視界からズレることも叶うのでしょう――誉川・晴迪が次いで与える一撃。
🔵​🔵​🔴​ 成功

久遠・群炎(サポート)
人間(√ドラゴンファンタジー)の古代語魔術師ブラックウィザード × レインメーカー
年齢 16歳 女
外見 青い瞳、赤髪、普通の肌
特徴 クール、無表情、絶望的な辛党、由緒正しい血筋、実は熱血
口調 クール 私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?
真剣な時は 情熱的 わたし、あなた、~さん、言い捨て

祖父母の代から冒険者。それ以前も魔術に関わっていた、魔法使い家系生まれの双子の姉
普段は無口、無表情。クールで冷静だが、情熱を秘める
炎属性の魔法が得意、精密な操作で追い詰める

√能力はどれでも使用、積極的に行動し、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
公序良俗に反する行動はしません
アドリブ連携歓迎

 やあ魔術師よ、妖のボロボロになりかけであるのを見るのです。
「何人と何人と、小癪で、面妖で!」
「苦労、しているようですね」
 |思考《あたま》が冷えていたのです、飛んでくる呪詛の一欠片、歯牙にも欠けずに右手で打ち払い、ぱら、ぱらりと捲る魔導書の頁共、魔力をその御手に流して|能力《ちから》引き摺り出すのです。
「では、単純ですが簡単に燃やしてしまいましょう」
 揺れる赤毛の、焔の灯り映す鈍い煌めき――魔導書より紡ぎ出したウィザード・フレイム、三秒が一塊を高熱に生じてどうっと灼くのです妖を、蝙蝠の呪いが飛び抜けるでしょうがひらり当たるでもなく移動するでもなく。未だ動かんとする妖を、次の三秒が目潰していくように思うのです、目潰したのです。焔の痛みに埋め尽くされる気分は如何ですか、次の三秒がゆるりと攻撃の機を狙うべく囲い出したら次の三秒もまた然り。
「思い上がるか、|人形《ひとがた》よ!」
「届かないのに、宣うんですね」
 久遠・群炎が群青、火を焚べて妖を焼き払いて。
「燃えて」
🔵​🔵​🔴​ 成功

神楽・更紗(サポート)
√妖怪百鬼夜行出身。天狗の一族に育てられた半人半妖の銀毛九尾の狐。高い霊力と不思議道具を操り男らしく自由奔放に振舞う祓魔師。蝶のように舞う喧嘩殺法と死霊を操り霊気を放つ近遠距離な戦闘スタイルで立ち回る。 身長:165㎝ 欠落:酒の味以外の味覚と食欲、その他多数 趣味:餌付け

√能力は指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の√能力者に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!

 銀毛の狐の、降りる音がして。
「のう――誰彼構わず黄泉路に道案内とは」
 精が出るよなあ――そう言うてみたら妖、とても怒って。
「邪魔立てを、するなぁぁぁ!」
 いよいよ傷だらけで引き剥がされそうですか、生命を。
「止めるぞ。推して参る」
 噴き上がり飛び来る|呪詛《こうもり》の群れを、異国の神霊をば纏いて、縫う様に爆速で駆け抜けるのです。眼前に来たかと思えば大地を蹴って舞い、ゆるり避ける超音波の波形。幾つも来たる|範囲《あみ》でさえ捉えられぬのかと妖が目を疑った暁には、
「なに、やつ」
「吉祥ある者」
 四本腕で舞って居るその御身を――否四本である筈が――視界に収めることが叶ったのみ。舞踏の神たるその祓魔師の、蝶が如く死霊従え拳握り締める様を見届けましたならば。
「はぁッ!」
 蜂が如く落ちて殴り付ける、直ぐ様身を起こし立ち上がるまでの間に飛び行く死霊共の暴れぶつかり妖壊すのが迅速でして。ステップの一つ二つ踏みまして、いちにいさんしを一息に、危害粉々にせんが如き鮮やかな乱打、
「――おのれぇぇぇぇッ……」
 後味さえ残さずに、証明出来たでしょう。
🔵​🔵​🔴​ 成功

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