トゥーン・チェイス
●ブラック・ジョーク
おい――なんだってオマエ、急に飛び出して来たんだ!!!
運転手が慌ててトラックから降りてきた。彼は如何やら数秒前、飛び出してきた子供を轢いてしまったらしい。これで俺の人生もおしまいだと、これで俺の何もかもはおしまいだと、絶望しながら現状を確認しようとする。まず、必要なのは救急だろうか。それとも、警察だろうか。そんな事を考えていた矢先、ふと、新たな選択肢にぶち当たる。
え? あれ? なんで? なんで僕、生きてるの???
トラックの後ろから声がしたのだ。後ろから……? 俺は轢いたんだ。普通、そんなところにまで死体は吹っ飛ばない。いや、生きている……? 生きていたとしても、こんなにも、ハキハキと喋る事が出来るなんて、ありえない……!
ね、ねえ。待って? 僕の身体どうなってるの?
なんだか、歪んで見えるんだけど……。
おいおい、待ってくれよ。なんで人間が、紙みたいになってんだよ。
見よ、轢いてしまった子供が引くほどにペラペラではないか!
……いや、よく考えたら、人間がトラックに轢かれたくらいで死ぬわけねぇか。おい、坊主、今から元に戻してやっから、大人しくしてろよ……。
●ある種の楽園の創造
「ほう……? つまりはアレかね。認識を改竄したり、世界そのものを騙す『怪異』と謂うワケかね。成程、いや、我輩としては、実に願ってもない沙汰だ。何せ、情念とやらが涌くには丁度良い……おっと。話が逸れた」
星詠みである暗明・一五六は呵々と笑いながら能力者達を睥睨した。
いや、彼には目玉などないのだが。
「愉快犯と謂うやつだねぇ。ふぅむ。如何やら√EDENの何処かにて怪異の『汚染』が始まっているようだ。君達、ギャグアニメの『死ななさ』については知っているかい? それが現実に起きているってわけさ。ま、死にはしないけど、何れ、その認識が浸透して『急に失くされたら』大惨事だろうねぇ。ま、兎も角、仕事内容は普段の通りさ」
「簒奪者の企てをぶち壊し、ぶち殺す事。じゃ、頑張ってくれ給え」
マスターより

にゃあらです。
仲良くなんとかしな。
第一章。
簒奪者の痕跡を追いましょう。
途中、簒奪者が仕掛けたトラップとかがあるかもしれません。
そういうことです。
第二章。
現時点では不明です。
第三章。
簒奪者との戦闘となります。
58
第1章 冒険 『簒奪者の痕跡を追え』

POW
怪しい箇所をくまなく歩き回り、痕跡を探す
SPD
簒奪者特有の行動の痕跡を追う
WIZ
周囲を漂うインビジブルの挙動からヒントを探す
√EDEN 普通7 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
認識の改竄――心身への汚染――ある種のギャグ・シーンがあらゆる場所で具現化していた。先程のトラックの運転手と少年のやりとりは勿論のこと、右も左も大爆笑な有り様か。あ、すまねぇ! その看板、まだ完全には出来てねぇんだ! 良いよ良いよ、このくらいなら人間死なないからさ! なんだってこんなところにバナナの皮が落ちてんだよ!!! おかげで頭部がぐしゃぐしゃじゃねぇか! アッハッハ! ごめんごめん、誰かが捨ててくれると思ったんだよ! 怪しい箇所も糞もない。何もかもが無茶苦茶だ。おそらくだが、このフザケタ現象を追っていれば自ずと『怪異』の潜伏先に辿りつける。
あん? 信号? 信号なんてもんは無視だ無視!
轢かれたって死なないことくらい常識だろーがよ。
果たしてこの|喜劇《チェイス》、君達には攻略できるのだろうか。
――ボウっとしていると怪我するぜ。
怪我しても数秒で治っちまうがな!

あ、これアニメで見たやつなの。ネコとネズミが仲良くケンカしてるあれだね。
面白かったけど、本当だったら笑いごとじゃないなぁ、ってちょっと怖かったのよ。
現実になるとやっぱり笑ってられないね。
こんな状況なら、びっくりされないかな。来て、【菊慈童】。
大きな人形の姿の護霊を呼び出して、「千華繚乱」で治癒の花吹雪をおこすの。ケガした人達が不思議な力で治ったように見せかけられる前に、本当に治しておくの。現実を取り戻した時に、これなら何とかなるかな。
現実改変、っていうんだっけこういうの。巻き込まれたら、あたしも何が自分の能力で何が異常事態か区別つかなくなりそう。
急いで元凶を探すのよ。事件を辿って走っていくの。
押し花ならぬ押し人だ。
体液がやけにキラキラしていて、オコサマの目にも優しい。
喰い散らかした花の蜜の味については、嗚呼、ひどく鮮明に覚えている。溺れるかのように、融けるかのように、地獄も天国も撥ねつけて、今ではまったく、ぬいぐるみな有り様か。……あ、これ見たことあるやつなの。ネコとネズミが仲良く追いかけっこしてるあれだね。危ういワードを口にしてくれるではないか幼いオマエ。いや、その通りだと表現するしかないのだが、この世が何処までも喜劇的な拷問で、死で、溢れかえるなんて狂ってしまいそうだ。面白かったけど、たくさん、笑ったけど、本当だったら、笑いごとじゃないなぁ、って。ちょっと怖かったのよ。では現実に落とし込んだトゥーンとやらを眺めるとよろしい。あちこちで起こっている人身事故、電車もバスも何もかも止まってくれそうにない。……なんだか、頭が痛くなってきたよ。夢心地の童も苦虫を食む始末だ。尻を拭えそうにない。
こんな状況なら――忘れようとする力が働いているのか不明だけど――びっくりされないかな。ふわりと、突如として出現したのは菊慈童《おにんぎょう》だ。あの人達を治してくれたら嬉しいな。ふわりからのぶわり、花吹雪によってカーペットとなった彼等彼女等を本当の意味で元に戻していく。これなら、現実を取り戻した時に、何とかなるかな。空気入れの代わりとしては仰々しいが、この、√能力はおそらく後に響いてくる。獣が出現するよりも早く、獣が吼えるよりも早く。
現実改変、っていうんだっけこういうの。巻き込まれたら……あたしも、区別がつかなくなりそう。異常が尋常へと墜とされる『怪異』の電波、これを浴びていると――最悪なイメージが頭の中に入ってくる。急いで元凶を探すのよ。如何やら今度は感電した誰かさんがいるご様子。あっちが騒がしいの……。走れ、奔れ、愉快犯の掌を飛び出して。おせんべいにはソースが必要、でも、フレッシュなおせんべいは要らないか。
🔵🔵🔴 成功

凄い光景だ…人間がこんなにしぶとい生き物になってくれるなら私たちのお仕事はかなり楽になるわけだけど…それは多分、私の好きな人間じゃないね。自分でも上手く説明できないけど…この全体的に投げやりな感じは、私が好きな人間の面白さを失くしちゃう気がする。
というわけで調査開始。
いつもの如く殆ど素っ裸で。
色々おかしくなってるならこの格好に対してのリアクションも変になるでしょ。逆に至極真っ当な反応をしてくる場所はこの現象の範囲外ってわけだね。
この方法で地道に街を練り歩いて汚染の中心部を探すよ。やっぱり捜査の基本は足を使うことだからね。
…裸でも文句を言われないって意味では意外と理想の世界かも。(悪魔の囁き)
捜査の基本は足だ。
たとえ相手が怪異だろうと、神様だろうと、根底とやらは変わらない。
たとえ崖の向こう、落下する前だとしても足は動かせる。
……おかしいわね?
病的なまでの執着も、冒涜的なまでの行為も、突き抜けてしまえば『味気のない』ものだ。善意も悪意も、何もかも、二元論から極端に外れてしまっては、外道の二文字で片付ける事すら難しい。……凄い光景だ。オマエの目の玉に、オマエの芽の珠に、へばりついた混沌は情報とやらを収めてくれそうにない。トラックに轢かれた少年のペラペラ具合は勿論、柘榴のように拉げた頭部の女、地面にキスして上半身の見えない誰かさんなど、はて、大笑いをしてはいないか。人間がこんなにしぶとい生き物になってくれるなら、私たちのお仕事はかなり楽になるわけだけど……。ああ、腸に蓄えた果実の芳醇さ、この汁気を根元に手繰る為には『ひと』は『ひと』でなければならない。そう、これは、私の好きな人間じゃないね。上手に説明など出来ない。紐解く辞書も最早、装丁を忘れてしまっているのだから――この全体的に投げやりな感じは、私の好きな人間の面白さ、美味しさを失くしちゃう気がする。
ぼんやりと、ふんわりと、調査を開始するとよろしい。ところでオマエ、その姿は――瑞々しさは――如何なものだろうか。色々おかしくなってるなら、私の、この格好に対してのリアクションも変になるでしょ。ざわつくど真ん中、堂々と往くサマは何処かのカフェーの人気者か。至極真っ当な反応ね。ほら、警察沙汰になりそう……。スタコラと去ったなら別の通りだ。汚染の中心部は果たして、此処なのか彼方なのか。……裸でも文句を謂われないって意味では、意外と、理想の世界かも……。これが悪魔からの、トゥーンからの囁きか。ふと、お隣を見たならば其処には男性。ちょっと。ジロジロ見ないでよ。目玉が飛び出てもしらないわ……? ああ、そうね。そういう感じね。
文字通りに男性、|目玉《シャインマスカット》が泳いでいる。
🔵🔵🔴 成功

CC:h00695同行
アドリブ歓迎/名前表記「玉蓮」希望
アイテム『火車(霊鎧霊柩車)』
今日みたいな日のために買ったのよ、霊柩車。こういうので走り回るのが一番愉しいんだから。頭のネジが飛んでるうちは、誰も死んだりしないのね。とってもいいことだわ。アタシ、人を轢く自信しかないもの。ほら、早く乗ってシートベルトをなさい――爆走するわよ。
とにかく追えばいいのね。怪異の面を拝みたくなるような、この愉快で馬鹿げた現象を。
アラ、駄目よ、CC。安全なルートなんて退屈で、アタシ、眠たくなっちゃう。行くなら真っ直ぐ。霊柩車の装甲が剥がれ落ちるまで、真っ直ぐよ。安全性は……霊柩車が壊れてから考えることにするわ。

玉・蓮(以下玉蓮と表記):h00691と行動
アドリブ歓迎
今度はドライブ? 楽しいね! ぼく助手席がいいな
人が死ににくくなるのは嬉しいけれど、誰かに玉蓮の命も握られてるみたいな感じで気持ち悪いや
玉蓮の全部は俺のなんだからね
フザケタ? 現象を追って怪異の潜伏先を見つけようか
【崩壊の坩堝】の予知でトラップを予見、安全なルートを探す……
え? まっすぐがいい? うん、わかった
邪魔するヤツはみんな吹っ飛ばしちゃおう!
動きそうなものは全部壊して、避けようがないものは全部壊して
ピピーっ!(口頭)そこの君! ひらべったくなる準備はいい?
玉蓮はハンドルさばきもカッコいいねえ。ぼくも帰りに運転してみたいなあ
ほら、早く乗ってシートベルトをなさい。
うん、わかったよ玉蓮。助手席がいいなあ。
――爆走するわよ。
バス停の『ば』の字も知らない有り様だ。愚か者の群れが死者を貶し、蔑ろにする沙汰は成程、地獄に棲む鬼ですら恐怖するほどと謂えよう。列成す酔っ払いの群れがトラック野郎どもの雀躍に惹かれ、彼方、ザクロ・カーペットよりも酷い|混沌《ケイオト》か。今日みたいな日のために買ったのよ、霊柩車。文字通りの火の車ではないか。猫又だって目を回す事くらい『ある』のだと、憑いているソレはニャアニャア訴える。え? 死んでいないから運べないですって? 運ぶ必要ないから、問題ないわよ。それに、こういうので走り回るのが一番愉しいんだから――。まったく素敵なドライブではないか。お巡りさんも吃驚なカーブではないか。お隣に座っていた相棒さん、傾いて、傾いて、オマエの肩に|光《あたま》を乗っける。
あわわ……ごめんね、玉蓮……これが、不可抗力? ってやつなのかな。良いのよ、CC。ともかく、頭のネジが飛んでるうちは、誰も彼も死んだりしないのね。さっきのカーブで一人巻き込んでいたらしい。おい! 何してくれてんだ! なんて、回転しながら吹っ飛んでいたので問題の欠片もなさそうだ。とってもいいことだわ。アタシ、人を轢く自信しかないもの。ご覧の通りにね……。ねえ、玉蓮。何? 人が死ににくくなるのは嬉しいけど、誰かに玉蓮の命も握られてるみたいな感じで、気持ち悪いや。
玉蓮の全部は俺のなんだからね。
臓器をひっくり返して改めるほどの荒々しさだ。替えのない脳髄まで丸洗いされて終いそう。ま、怪異の痕跡を追えば良いのよ。面を拝む為なら、アタシ、血の池だろうと針の山だろうと、愉快で馬鹿げた現象だろうと、突き進んでやるわ。
フザケタ……? 何が崩壊しているのかと問われれば、嗚呼、人間の心身とやらだ。右も左も、覗けば覗くほどに危うさとやらが増していく。安全なルート……安全な……? アラ、駄目よ、CC。どうせ、安全な道なんてないもの。それに、安全なんて退屈で、アタシ、眠たくなっちゃう。やはり真っ直ぐだ。真っ直ぐ、怪異と正面から衝突すべきだ。霊柩車の装甲が剥がれ落ちるまで、只管に、往くのよ。そう、考えるのは――霊柩車が壊れてからね。うん、わかった。まっすぐ! まっすぐ、往くよ。
ピピーっ!
口頭だ。口頭での警笛だ。響き渡る聖なる光の言霊だ。
そこの君! ひらぺったくなる準備はいい?
再びのカーブ。いや、交差点だ。信号機は既に塗料にやられており、赤も黄色も青も糞もない! ぐりんと、ハンドルを回して――誰かさんの身体をぺったんこにする――玉蓮はハンドルさばきもカッコいいねえ。ぼくも帰りに運転してみたいなあ。……CC、帰りは、そうね。ちゃんと運転できるなら、交代してあげてもいいわよ。
🔵🔵🔵🔵🔴🔴 成功

まったく、冗談じゃないわ。ありえないからギャグは面白いのよ。
実際起きればそれはホラー。そして『急に失くされたら』スプラッターになるわね。
早く何とかしたいけどギャグ死は避けたい。アイドルだし。
それで私『ミニあいり』の出番ってわけ。
<行動>
別√から霊能力で現地を観察して【WIZ:周囲を漂うインビジブルの挙動からヒントを探す】
代わりにアイテム『ミニあいり』が現地で喋り、行動し、トラップにも引っ掛かる
ぺちゃんこになったり、頭が吹っ飛んだりする
嗤うインビジブルが示唆する方角を参考に、簒奪者を追跡する
<補足>
あいり(本体)は√ドラゴンファンタジーでアイドル活動中
悪感情の【欠落】ゆえに人に負の感情を抱かない
突如として出現したのは白黒なアイツ。
箱の中から這い寄ってきた、ノイズに塗れた人型のやかましさ。
阿呆みたいな力で、掴みかかってきた。
今の『ミニあいり』でエンディングだろうか。
誰かさんの運転している霊柩車が生きている面々を、轢殺、轢殺、轢殺――! いや、正確には『轢殺』の後ろの文字など存在していない。現状、『殺す』事など√能力を有する者でさえ不可能なのだ。これが『怪異』の馬鹿げた強大さを意味なす所以と考えられよう。まったく……冗談じゃないわ。まるで偶像だ。超人気アイドルが舞台上でダンスをしているかのような大騒ぎだ。良い? ありえないからギャグは面白いのよ。実際に起きればそれはホラーだし、そして、急に『元に戻された』らスプラッターになるわね。それにしてもオマエ、ヤケに冷静ではないか。窓越しに『見ている』にしても、欠片と、恐怖を覚えていないように思える。ま、早くなんとかしたいけど……私も、ギャグ死は避けたい。アイドルだし。それで……選択肢はひとつよね。わらわらと、わらわらと、ご都合主義はやってきた。
ゆっくりと紅茶を嗜む程度には余裕があった。ちょっと、アンタ、団子になってないで他の場所を見てきてくれないかしら? トコトコ道路を渡っているのはちっこいオマエだ。分身たるミニあいりの大行進。あ……轢かれたわね。ぺったんこな自分自身のシュールさに『やれやれ』だけで済ましてみせた。あ、こっちは爆ぜてるわね。これ、元に戻ったら大事件よ。ぐちゃぐちゃ頭部のグロテスクさ。√ドラゴンファンタジー越しのカオスに、さて、今度は何が見える……。お目当てのものは見つかったようね。ああ、嗤っている。邪悪そうなインビジブルが腹を抱えて嗤っている。あれは……テレビかしら。ほら、突っ立ってないで、さっさと追いかけなさい。最後のミニあいりの死因は……。
――抱き死めであった。
🔵🔵🔴 成功

POW判定
奇妙奇天烈摩訶不思議って状態ねぇ。
まぁ別に有象無象がどうなったて構わないけど。
ただ義妹ちゃんがこうなったら大変だしなんとかするしかないか。
誰も気にしないみたいなので角や羽根とか隠さずに歩いてたら何処かの店長みたいな怪しい装丁の本が落ちてたわ。
何か関係あるかもと開いてみよたら本から大きな手が二つ伸びてきて捕まっちゃう。
揉み揉みコネコネ引き延ばされギュウギュウと折り畳まれピザ生地みたいな平面化状態に。
更にトッピングされて何処から出てきたかピザトースターに入れられちゃってチーンと焼かれちゃう。
上手に焼けましたと取り出された所で復活して叩きのめすわ、火炎耐性がなかったら危なかったわね。
テレビの前のオコサマの大笑いだ。
今度はロールパンでも作ってくれ。
世界が轆轤なのだとしたら、成程、現状を理解する事は容易なのかもしれない。滅茶苦茶なスピンに憧れた人々が、只、阿呆みたいに喚き散らしている。これにはドードー鳥も吃驚だ。濡れているにも関わらず連中、かっこうの餌食にされたと震えているのか。奇妙奇天烈摩訶不思議って状態ねぇ。ぐるりと、烈火めいた目の玉をやってみせると、嗚呼、飛び込んでくる、飛び出してくる。ペーパーバックの真似事をして、ぺらぺら、誰かさんが折り畳まれている。まぁ……別に有象無象がどうなったって構わないけど。ただ……。そうともオマエ、√は繋がっているのだ。たとえば不幸体質な誰かさん、巻き込まれて『きゅう』だなんて、ギャグだとしても耐えられない。義妹ちゃんがこうなったら大変だし、なんとかするしかない。本当に、此処まで来たら怪異の面を拝むまで粘るしかないか。いや、しかし。ひとつだけ『いい』事もあった。楽園だというのに失楽園、如何様な姿でも甘受される。
角だろうと羽根だろうと、現状では欠片として気にされない。ぼんやりと、まるで鴨が葱を背負っているかのようなご様子で、ぷらぷらカオスを歩んでいく。……? あれは……。道端に落ちていた如何にも怪しげな書物。どっかの|邪本《エ※本》を彷彿とさせる装丁にちょっとだけ興味とやらを抱いてしまった。何か、この怪奇現象に、関係が……! ひとりでに捲れて往く頁、頁、頁。コミックめいて出現したのは、巨大な巨大なふたつの真っ黒い『手』だ――其処に口はないけれども、茫然、動くのが遅かったか。
ちょ、ちょっと、やめなさい……!? とある存在曰く、これは私の肉であり血。麺麭と葡萄酒の戯言めいて、冒涜めいて、身体が不自然なまでに柔らかくされる。粘土だろうか。生地だろうか。こねこね、こねこね、球状にされたならば、そのままグルングルンと引き延ばされる。な、なによこれ……? それこそ、二重の意味での目回しだ。円盤状――トッピングに使用されたのはサラミとチーズとetc……。待って? アタシ、ピサにされてる?
どこからともなくやってきたのはピザトースター。するりと吸い込まれたならば、じっくりと中まで火を通される。チーン☆ ひどくチープな、適当なオノマトペ。上手に焼けてしまったのならば、あとは、咀嚼されるだけ――何してくれるのよ。
火炎耐性はあったのだ。ぼん、と、もちっとした状態の儘、ヒトの形に戻っておく。あーもう、アタシはそういうキャラじゃないのよ、わかる? ボコスカとやられた『手』、とあるシーンとやらに帰っていった。
🔵🔵🔵 大成功

ボク、捜査とか調査みたいなの得意じゃないんだけど…
うん、流石にこれはわかるのです
これほど追跡が容易いものはないのです
だって明らかにおかしいもん!
まぁ、得意でない分野が簡単なのはラッキーなのです
とゆーことで…自分がギャグみたいな感じで負傷しないように注意して進むですよ
ついでに見える範囲の人間の治療もしていくですよ
なんか事件が解決して喜劇的空間が終わった時が怖いし!
山猫よ、巨大なネズミを喰い散らかすと良い。
古の龍よ、仇なす怪異を喰い尽くすと良い。
連中はきっと何処かの鼠よりかは賢くないのだ。
テレビ画面に流れていたギャグ・アニメ、その古き良き文化がそのまま溶け出たイメージだ。イメージは愈々リアルを侵し、この可笑しな具合こそが冒涜の沙汰と考えられよう。右の道路で爆走している霊柩車、左側ではピザトースターに消えていく女の人。うーん……ボク、捜査とか調査みたいなの得意じゃないんだけど……でも……流石にこれはわかるのです。痕跡も糞もない有り様だ。此度の怪異はそれはもう、誤報偽情報なんでもありの愉快犯で、能力者にとって最も厄介なタイプ故か。これほど追跡が容易なものはないのです。だって明らかにおかしいもん! 苦手な分野だとしても、嗚呼、お子様ランチな選り取り見取り。これはもうラッキーなのです。と、ゆーことで……ギャグみたいに負傷しないよう立ち回るっぽい! おっと、足元にバナナの皮だ。滑らないように慎重に、歩を進めるとよろしい。
ふう、危なかったっぽい! まさか、バナナの皮が歩くなんて想定外だよね! ドブの底へと落ちて往った黄色いやつ。もしかしたら目玉だって付いていたのかもしれない。ついでに見える範囲の人間も治療していくですよ。なんか事件が解決して喜劇的空間が終わった時が怖いし! アフターケアの準備もばっちりだ。忘れようとする力、この能力にメスその他は要らない。どんな致命傷でも怪異の力が働いていればよゆーよゆー!
え? 治療した次の瞬間に轢かれたって?
……ま、範囲内ならなんとかなるよね。もーまんたい!
🔵🔵🔴 成功

アドリブ・アレンジ・連携歓迎。
心情
……狂ってる。
…この酷い悪夢は、なんだ、ろう…
見渡す限りの2次元が、|3次元《現実》に、なってる。
…気持ち悪い、訳じゃない…けど、悪い冗談は…早く終わって欲しい…
さて、|インビジブル《君達》の声を、記憶を、僕に…頂戴…?
行動
WIZで、調査。
|D.E.P.A.S.《デパス》は|見えない怪物《インビジブル》の贄たる存在だから、君達の記憶を覗く。
正しくは取り込むことで、融合して共有する。
気持ち悪くなる。自分が自分じゃない感じするけど、根幹に向かうなら、これが一番早い。
導かれる儘に周囲に【唐菖蒲の囁き】を振り撒き、進む。これで死んでない人は安全かな?
…忘れてしまえば…
繭の中身はドロドロだ。
ドロドロな状態でも生きている。
たとえば沸騰した釜の底、されど生存している、悪趣味な所業か。
皮だけのバナナの群れが行進している。吸い寄せられるかの如くに、通行人が、嗚呼、滑る滑る、滑って頭部をザクロにする。ザクロになっても平気へっちゃらな大笑いだ。それを見ていた誰かさんも、次の瞬間、霊柩車によってペラッペラ。……狂ってる。咽喉の奥からあふれた言の葉はご尤もで、成程、常人的な脳髄からすれば現状は針の筵でしかない。この……ひどい、悪夢は……なんだ、ろう……。まるでべっこう飴、ゲタゲタと耳朶を破り捨てるかのような混沌に全神経を持っていかれそうだ。見渡す限りの二次元が、三次元に……現実に……なってる……? ちょっとでも意識を傾けてしまったら彼等のお仲間になって終いそうだ。気持ち悪くはないし、頭痛がするワケでもない。けど……悪い冗談は……早く終わってほしい……。エンディングにはまだ早いと小さな犬が二足歩行で訴え掛けてきた。そんなコメディなど無視してやれ。さて、インビジブルの声を、君達の声を、記憶を、僕に――頂戴。蛇のように、百足のように、鼓膜の奥と重なって、世界がブレる。
覗き込んでいるのではない。融合して、共有を行っているのだ。徐々に徐々にせり上がってくる気分の悪さ。その原因は、そう、たとえば自分が、自分だけが削がれていく緩慢さ。いや、でも、これが……一番……手っ取り早いから……。導かれる儘に、示されるが儘に、インビジブルの手に引かれる。引かれたついでに轢かれた誰かさんに囁いてやれ。これで、死んでない人は、安全かな……? 忘れてしまえ。忘却こそが人類に許された刹那の安寧である。兎にも角にも辿り着いたようだ。大量に破棄されているテレビ。
――笑いのようなノイズか、ノイズのような嗤いが、頭蓋を舐るかのように。
思い出に狂う準備は出来ているのか――?
🔵🔵🔴 成功
第2章 集団戦 『ヴィジョン・ストーカー』

POW
影の雨
指定地点から半径レベルm内を、威力100分の1の【影の雨】で300回攻撃する。
指定地点から半径レベルm内を、威力100分の1の【影の雨】で300回攻撃する。
SPD
影の接続
半径レベルm内の味方全員に【影】を接続する。接続された味方は、切断されるまで命中率と反応速度が1.5倍になる。
半径レベルm内の味方全員に【影】を接続する。接続された味方は、切断されるまで命中率と反応速度が1.5倍になる。
WIZ
影の記憶
知られざる【影の記憶】が覚醒し、腕力・耐久・速度・器用・隠密・魅力・趣味技能の中から「現在最も必要な能力ひとつ」が2倍になる。
知られざる【影の記憶】が覚醒し、腕力・耐久・速度・器用・隠密・魅力・趣味技能の中から「現在最も必要な能力ひとつ」が2倍になる。
√汎神解剖機関 普通11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
ザァ――ザァ――ザァ――。
大音量の砂嵐だ。
HAHAHAHAHA!
HAHAHAHAHA!
テレビ画面のあっち側、汚らしい呵々に脳髄が侵される。
HAHAHAHAHA!
HAHAHAHAHA!!!
ぬぞりと、這い出てきたのは『手』である。まるで悪質な不審者だ。不審者めいた『手付き』が大波の如くに。たとえば、ピザ生地を作るかのように。
HAHAHAHAHA!!!
HAHAHAHAHA!!!
――始まりました、トゥーン・チェイス!
――今週のゲストは√能力者の皆さんです!!!
――おもしろおかしく、この番組を一緒に盛り上げていきましょう!!!
既に君達も怪異の掌の上だ。どんな攻撃をされても『死ぬ』事は赦されない。
――ええ、勿論、番組を盛り上げてくれたなら、我々は帰る事をお約束いたしましょう! あなた方が信じてくれるかはしりませんが!!!

放送できるものならしてみなよ。
半世紀前ならセーフだったみたいなことは聞いたあるけど現代のテレビに映すには私はコンプラ違反ってやつなんじゃないの?
ま、どうでもいいか。さっさと片付けよう。
敵が強化を使うなら私も私を強化する。
別のお仕事で実らせた命の果実を食べて変身。特に姿は変わらないけど、バフの効果は私の方がちょっと高めかな?
だから基本戦術はゴリ押し。敵は槍で刺して果物に変えていく。帰すなんてもったいないことはしないよ。獲物は逃がさない。餌は全部食べる。基本だよ基本。
一通り変えてあげたら番組はアクションからグルメ番組に変更だね。食レポには自信があるんだ。
もぐもぐ…美味しいね。美味しいからもう一個。
宝石のように輝く悪辣どもの成れの果て。
真っ黒い一粒一粒が五臓六腑を悦ばせる。
光源の有無など関係なく、テレビ画面、やかましい影の子供達は邁進する。慢心と怠惰だけが彼等彼女等の餌なのだとしたら、嗚呼、獣に農場を任せるなど愚の骨頂と謂えよう。暴力が肯定されていた時代のコメディだ。ここまで突き抜けた芸風だと、おそらく、叩きのめされるオチが待っている。放送できるものならしてみなよ。半世紀前ならセーフだったみたいなことは聞いたことあるけど、現代のテレビに映すには、|私《●》はコンプラ違反ってやつなんじゃないの? HAHAHAHA! 残念だけどゲストさん、此処等一帯は我々の『局』になっていてね! あなた程度の肌色なら、堂々と、ゴールデンタイムにでも流せるのさ! ま、どうでもいいし、私としては『収穫』ができれば関係ないことよね。さっさと片付けよう。何処に肥料があったのかと問われたならば災厄の下だ。桜よりも病的な栄養摂取、この混沌を終いにするには丁度良いか。目には目を歯には歯を、バフにはバフを。
接続している影よりも、より、直接的な方が『つよい』に決まっている。何処かしたらもいできた|命《ザクロ》を咀嚼もせずに呑み込んでやれ。ちょっと、咽喉が膨らんでコマの先では消化済みだが構うものか。ま、特に姿とかは変わらないけど、これも、小松菜食べてムキムキになるヒーローみたいなもんじゃないの? 故に、戦術も何もないゴリ押しだ。テレビの上へと跳躍して、そのまま、掌に穴を開けてやる。ぼふんと、槍にやられた怪異どもが果物とやらに変わっていく。帰すなんてもったいないことはしないよ。獲物は逃がさないし、残しもしない。全部、全部、食べるのが捕食者の基本だよ基本。人間農家に好き嫌いはない。
フルーツな連中の汁気、果たして甘いのか酸っぱいのか。
アクション・コメディからグルメ番組に変更だね。食レポには自信があるんだ。丸呑みなんてはしたない。もぐもぐ……美味しいね。美味しいからもう一個……。
おいおい! この下手糞! せめてどんな味かくらい言ってくれなきゃ!
うるさい、食べるのか喋るのかハッキリしなよ。
🔵🔵🔴 成功

また手なの、懲りない連中ねっ、今度は木っ端微塵にするわよ。
四方八方から影の雨が降ってきて触れた部分から固まっていく。
咄嗟に羽根や両腕で頭部だけは庇ったけどそれ以外の全身はガチガチに固められちゃったわ。
動けないアタシを司会者じみた声が面白可笑しく嘲笑する。
どう料理してやろうかと手達もじわじわ寄ってくる。
……獲物を前に舌なめずりなんて三流ね、ああ、やられ役としてはあってるか、エンタメが分かってるじゃない。
構造解析が終了し√能力で放った超音波でアタシを捕らえてた影も
取り囲んでた影の手達も超音波でボロボロにヒビを入れて追い討ちの振動で宣言通り木っ端微塵のバラバラにしてやるわ。
辛酸を舐るつもりなどない。
嘲笑の渦に呑まれても、この眼球はしっかりとしていた。
握手を求められたのだ、お約束に嵌まってくれたのだ、故に、反芻する事に如何様な否がある。何度も何度も繰り返すのではなく、二度、三度だ。仏の顔に泥をぬりたくる妄想、何処かの変態さんが歓喜してしまいそうな無様さか。……また手なの……懲りない連中ねっ! アタシのキャラクターはそうじゃないって、今度は、木っ端微塵にしてやるわよ。息を荒げているところ、宣誓しているところに悪いが、オマエ、何故に傘を忘れたのか。まるで茸の胞子、吹き出した雨粒はひどい影色とやらを倣っていた。ちょっと、次はなんなのよ。何かと問われたならばタールらしきお遊びだ。せっかく、不憫属性を付与されたのだから遊ばれてくると宜しい。えっ……か、身体が動かない……? 咄嗟に頭部『だけ』庇う事に成功した。成功したが――頭だけを隠せたって大惨事だ。ガチガチに、カチコチに、縛り付けられている。な……放しなさい……。柔らかかった身体はお休み中だ。発酵を望んでも、その性質とやらは最早ない――HAHAHAHA! HAHAHAHA!
まったく、女性がそんなにも頑固になれるなんて、想定外だよ! 司会者らしき存在からの皮肉、それに続いたのは客席からの喝采か。ずらずらと、ぞろぞろと、我先にとやってくる掌ども。どう料理してやろうか? たとえば、ハンマーなんて構えてみたら如何だろう。……獲物を前に舌なめずりなんて三流ね。ああ、やられ役としてはあってるか。エンタメが分かってるじゃない。自分をネズミと定めたならば奴等は猫だ。猫の顔面にこそフライパンが相応しい――ま、アタシはフライパンなんて、つまらない凶器使わないけど。
影の――雨の――|構造《ノイズ》とやらの解析が完了した。放つべきは|超音波《咆哮》、それも、竜の王たる|威厳《ちから》だ。ぴしりと、罅が入ったならばあとはハイライト。束縛していた黒諸共に腕まくり、宣言通りにしてやると好い。怪異をバラバラにしてやった。
――アタシをやるなら、もっと、本気で来ることね!
ふぅん、やるじゃないか。|ヒロイン《●●●●》……。
🔵🔵🔴 成功

怪異を追いかけてきたつもりが、いつの間にかそのものの中に取り込まれちゃってたの。
画面の向こうの作りものなら笑ってられたけど、まわり全部がカートゥーンの世界って、現実感が無さすぎて頭がぐるぐるするの。目が回って体がグニャグニャしてくる感じ……あ、捕まっちゃった。
本当にグニャグニャにこねられてのばされてつぶされて……アニメのキャラってこんな感じかぁ。うん、何となく分かったの。
【変幻童女】使用。体を水銀みたいに溶かして、流体の粘液状の妖女に変身。変幻自在の体で同じ世界の住人になればもう怖くはないの。
「破壊の炎」を顕現。まっ黒こげのチリチリパーマなんかじゃすまさないの。跡形もなく燃え尽きさせてあげる。
未曾有は恐怖である。
故に、理解し、レッテルを貼りつけてやれば、既知へと堕とせる。
ケチャップみたいな状況だ。追跡していた者が追跡されていたなんて、嗚呼、木乃伊取りが木乃伊になるよりも質が悪い。竜巻に晒された風車のように、蟲に食まれた草花のように、気付いた時にはもう手遅れ。いつの間にか、そのものの中に、取り込まれちゃってたの。現状を把握するよりも前に作り物の逆襲だ。ドロドロとした悪夢に苛まれて、ぐちゃぐちゃとしたショウに纏わり憑かれて、まわり全部がカートゥーンだ。これは不要だと謂われるが儘、現実感とやらが削ぎ落されていく。頭の中を雑巾みたいに絞られて、振り回されて、ぐるぐる、ぐるぐる――め、目が回るの……。グニャグニャと足元がお留守になってしまった。あ……捕まっちゃった。他人事だ。他人事みたいな一言だ。自分が自分ではなくなった、そんな視聴者めいた起承転結。HAHAHAHA! やれやれ、餅が逃げるなんて、正月としては如何なんだい! 一富士二鷹三茄子、高い高いとされたかのよう。
掌の上の粘土とはオマエのこと。ころころと転がされて、抓まれて、伸ばされたり潰されたり。うーん……アニメのキャラってこんな感じかぁ……??? いや、おそらくだが、アニメキャラクターでもそんなに伸縮自在な筈がない。なんとなく、分かったの。どろんと笑ったならば瞑想の時間だ。眼球をキャンディにされたって、暗くしたなら怖くないか。変……身……!
猛毒だ――! 水銀を彷彿とさせる流体に真っ黒い手も吃驚している。この世界の住人になれば、もう、痛くも痒くもないし、目が回ったりもしないの。するりと指と指の隙間から抜け出して、粘液、何を顕現させるのかと謂えば――破壊の炎。
そこにはなにもない。
何も無いのだが、ストーカーの群れは飛んで跳ねての大騒ぎ。
真っ黒チリチリパーマなんかじゃすまさないの。跡形もなく燃え尽きさせてあげる。棒立ちしている腕の群れ、煤に見せかけた灰還りだ。時間をおいてサラサラと往くのみ。あとは黒幕を倒すだけなの。絶対に、許してあげないの。
🔵🔵🔴 成功

あれ、ちょっとホラーテイスト入ってきたです?
これはこれでヤバい感じがするのですが…
まぁ、やることは変わらいとゆーかわかりやすくなったよね
敵をぶっ飛ばせいいとゆーシンプルなやつ!
敵は影っぽい力を使うみたいなので、光で消し去ってやるですよ
全方位から光を当ててやれば影なんて消えてしまうのです
人の知恵!文明の力!これが決戦気象兵器「レイン」なのです!
砲台の設置は既に出来ている。
やりたい放題な怪異どもに三百、見舞ってやるのだ。
変幻自在なアニメーションだ。噴出した設定の地獄とやらが余計に薄っぺらさを孕んでいる。誰かさんの彫像に重なった、餅らしき物質。成程、彼女等の逆転とやらはひとつの奇跡とも考えられた。あれ……? ちょっとホラーテイスト入ってきたです? コメディとホラー、逆位置に見せかけての親和性だ。何方かと謂えば神話性、秘された主義すらも解凍されてしまう。これはこれでヤバい感じがするのですが……目と目が合うのではない。目と砂嵐が『遭った』のだ。HAHAHAHA! HAHAHAHA! 何方かと謂えば猫役がお似合いだね、いや、まったく、やられ役を交代してくれるなんて、お優しい能力者だ! 何を宣っているのかとご機嫌斜めな山猫。ま、まぁ、やることは変わらないとゆーか、より、わかりやすくなったよね。そうとも簒奪者相手だ。敵をぶっ飛ばせば宜しい、シンプルな展開。
まったく知らない記憶だろうと、記録だろうと、適当なチャンネルから引っ張り出してしまえば『それ』は影のものだ。長ったらしい紐を構えて、じりじりと、オマエの方へと這いずっていく。え? またおまわりさんっぽい? 何方にしても、わざわざ、敵さんのペースに呑まれてやるほどお優しくはない。敵は影っぽい力を使うみたいなので、今回はコレ! 何を作り出すのかと謂えば|天気《そら》だ。宙より降り注ぐのは絨毯爆撃めいた光線か。全方位から光を当ててやれば、影なんて、怖くも冷たくもないっぽい! 人の知恵! 文明の力! これが決戦気象兵器「レイン」なのです!!!
霧散――! 壊れたテレビだけが転がっている。
ほう……? その破壊行為は高くつくよ……?
踏み倒してやるくらいよゆーよゆー!
🔵🔵🔴 成功

CC:h00695同行
アドリブ歓迎/名前表記「玉蓮」希望
爆走の限りを尽くし霊柩車で会場に乱入。
アラ、今何か潰しちゃったかしら。この場合突っ立てる方が悪いわね。
主役じゃないけど遅れて登場よ。アタシ、この状況を結構気に入ってるけど、解決しなきゃ駄目かしら。……駄目?駄目らしいわ。残念ね。
【怪異解剖執刀術】
番組も視聴率にも興味はないけど、愉しいことをするのは賛成。
命がこんなにも軽いのだから、ここは刺激的に解体ショーと洒落込みましょう。お前たち、骨も肉も皆無で不味そうだけど許してあげる。どちらがバラバラになるか賭けるわよ。負けたら餅にでもされる?スライスされてサンドウィッチかしら。アハ、ひりつくわね。

玉・蓮(以下玉蓮と表記):h00691と行動
アドリブ歓迎
あ、カメラはこっち?
ゴキゲンな皆さんこんにちは。俺はケオ・キャンベル。こっちは玉蓮!
映像は見たことあるけれど、映される側ってこんな感じなんだねえ
玉蓮が楽しそうで嬉しい! けど玉蓮の命を握られてる感じ、気持ち悪くてぼくはやだ!
テレビと言えばスタッフさん!
【聖なる真実の光】で玉蓮をバッチリ綺麗にライトアップだよ
照明さん役だって出来るんだ。え? 眩しくってこれじゃフラッシュ? まあそんなこともあるかもね
こっそり玉蓮の怪我も治しちゃお。負けてサンドウィッチもお餅もやだもんね
ついでに視てくれてる皆の頭の中身も、もっとスッキリしちゃうかも
ひどく広い道ではないか、何処までも、何処までも、青信号だけが嗤っている。赤色だろうと黄色だろうとまったく関係がないものだと、そうやって定義したのは連中の方だ。誰かさんが嘆いていようと、誰かさんがペラペラになっていようとお構いなし。構ってやるべきはお隣さん、頭を傾げてしまった愛らしい化け物か。アラ……今、何か潰しちゃったかしら。この場合突っ立ってる方が悪いわね。コメディを極めた状況だと謂うのに、わざわざ、如何して地面をオイル塗れにしようと試みたのか。主役じゃないけど遅れて登場よ。ま、これが主役だったら、もしかしたら、少しくらいは引っ掛かってあげたかもしれないけど……。ねえ、CC、カメラはどっちかしら。あ、玉蓮! カメラならこっちらしいよ。あの怪異、そういうところは用意バッチリだよね。こほん……ゴキゲンな皆さんこんにちは。俺はケオ・キャンベル。こっちは玉蓮! 映像は見たことあるけど、映される側ってこんなかんじなんだねえ……。ピースだ。まったく平和でも何でもないが、世の理はだいたい欠けている。アタシ、この状況を結構気に入ってるけど、解決しなきゃ駄目かしら……? おいおい、物好きがいるぞ物好きが! そんなに気に入ってくれたんなら、如何だい? 主人公になってくれたら毎週愉しめるぜ……? だからアタシは主人公じゃない……駄目? 駄目らしいわ。残念ね。そうとも駄目なのだ。たとえ星詠みがゴーサインを出しても駄目なのだ! でも、でも、ぼくは嬉しい! 玉蓮が楽しそうで嬉しい! けど、玉蓮の命を握られてる感じ、気持ち悪くてぼくはやだ! 我儘駄々っ子の化身だろうか。アタシは番組にも視聴率にも興味はないけど、愉しいことをするのは賛成。CC、ライトは任せたわよ……?
偶像――アイドル――深夜に行われる彼女等へのいぢわるこそ、嗚呼、ギャップ萌えとやらへの一石か。テレビと言えばスタッフさん! 何が真実で何が偽りなのか、最早、視聴者には暴く事すらも赦されない。されど、嗚呼、このヴェールを剥ぎ取る事は災厄を意味する。照明さん役だって出来るんだ。良い当て方よCC、でも、折角だから、ゲストさんを綺麗に映してあげたら如何かしら。え? 眩しくてこれじゃフラッシュ? 不審者の手の動きこそ鈍らせるべきだ。黒子は黒子らしく背景に溶け込んでしまえば宜しい。まあそんなこともあるかもね。命がこんなにも軽いのだから、そう、たとえばキッチン、召喚されたって仕方ない! HAHAHA! この舞台は君のものだ! 好きに使ってくれ給え!
簒奪者も如何やら『おもしろい』の奴隷らしい。ここは刺激的に解体ショーと洒落込みましょう。お前たち、骨も肉も皆無で不味そうだけど許してあげる。アタシとお前たち、どちらがバラバラになるか賭けるわよ。負けたら餅にでもされる? スライスされてサンドウィッチかしら。え? 魔女みたいな女ですって? アハ、ひりつくわね……!
イカスミのスパゲッティでも啜るといい!
喰い方が汚いと嗤われたって、笑わせるのがお仕事だ。
……こっそり玉蓮の怪我も治しちゃお。負けてサンドウィッチもお餅もやだもんね。良い子には良い子のお勤めがある。ついでに視てくれてる皆の頭の中身も、もっとスッキリしちゃうかも。心霊テロリスト! |視聴者《PL》の皆さんも脳味噌丸洗いされると宜しい!
🔵🔵🔵🔵🔴🔴 成功

こんにちわ、アイドル√能力者の紅河あいりです。
今日は何とあのトゥーン・チェイスに、こうして私がゲスト出演ですよ。
緊張しますね……。あっ励ましの拍手ありがとうございます。
今日は皆さんが挑戦者、ということで意気込みはどうですか?
やる気満々ですね、では始めましょう。
お送りする企画は……あっち向いてボン☆
<行動>
番組と聞いてしれっと本体登場、ゲストを超えて司会を乗っ取る
即興でスタジオ観覧者(=手)参加型番組企画『あっち向いてボン☆』を組み上げる
ミニあいり達は『ここで拍手』『どっと呵々』等カンペで番組をサポートする
あっち向いてほいのルールで戦い、敗者は爆発する
あいり(本体)が負けたらミニあいりが爆発する
導火線を短くするかのような行為だ。
わらわらと、藁々と、誰かさんの分身が、とたとたと忙しなくセットを駆けていく。欠けていた部品を如何にか特急で仕上げると、ああ、これぞ特級品、品格の『ひ』の字も解せない誰かさんの為の深夜枠か。最早、町並みはない。道路の一本すらもない。現時点で在るべきは――オマエをアイドルとして、偶像として迎える為の下拵えか。こんにちは、アイドル√能力者の紅河あいりです。今日はですね……なんと……! あのトゥーン・チェイスに、こうして私がゲスト出演ですよ。こういう番組に出るのは、その、実は初めてでして、緊張しますし、ちょっと、恥ずかしい気もします……。あっ励ましの拍手ありがとうございます。拍手しているのは客席の面々ではなく怪異なのだが、これは、つまり、オマエのやり方とやらに連中が『ノリノリ』だという証。しれっと登場している本体サマ、今回の出演は果たして人気投票とやらに影響してくるのか……? 今日は皆さんが挑戦者、と、いうことで意気込みはどうですか? へえ、観覧者参加型とはやるね。折角だし、私も挑戦してみようかな。これは……まさか、オマエ、番組を乗っ取るつもりだろうか。いや、しかし、この試みは――想像していた以上に効果的だ! やる気満々ですね、では始めましょう。今回、私が用意してきた企画は――『あっち向いてボン☆』。
拍手だ。拍手だ。大喝采だ。
たとえ企画名が胡乱だとしても、ウケ狙いなのだから問題なし。
何処からかやってきたミニあいり、持っているカンペには『ここで拍手』。
ルール説明をする必要はないだろう。通常の『あっち向いてホイ』を行い、敗者は|爆発《ボン》☆するだけの簡単なものだ。それじゃあ早速、そこの黒い方、ステージにどうぞ! 最初はグー! じゃんけん――ポン! 最初に勝利したのはアイドルだ。それでは派手に爆発しちゃってくださいね。せーのーでっ! ボン☆ アフロも糞もない大爆発だ。ふとミニあいりを見るとカンペには『どっと呵々』! HAHAHAHAHAHA!!!
それでは続いてそちらの黒い方! ステージの上にお願いします!
……あ、あれ? 私の負け?
残機性だなんて聞いていないと舞台袖からのブーイングだ。
そんなのは知った事か、と、ミニあいりはバイバイしてのボン☆
私をボン☆したかったら番組を盛り上げてからにしなさいよ。
🔵🔵🔴 成功

アドリブ・アレンジ・連携歓迎。
心情
なんとか辿り着けた先は……五月蠅い……。
このテンションが、寧ろ、怖い。
…TVが、襲いかかってくるって、シュールです。
でも、Z級ホラーなら、あったか、も?
行動
兎に角、五月蝿いので片っ端から壊して行きます。
わざわざ、相手のラウンドに立つことはないのです。
遠距離から【見えない怪物達の襲撃】を、合間に【タロット】を投げつける。貫通力は高いはず。
近寄ってくるのは【深海の補足者】の餌食になって貰いましょう。何も影を使うのは君達だけじゃないのだから。僕の影に棲む深海魚は凶暴だよ?
攻撃は喰らいたくないから、全力で回避する方向で。無理ならタロットを使用してのジャストガードを。
凶暴なのはお互い様だ。貫通するかのようなナンセンス、悪評の権化として。
ある種の情念なのではないだろうか。テレビ画面の最奥、番組の司会者が繰り出すトークの数々は、一昔前の戯れだ。今現在、この世界でも、どの世界でも、きっと司会者は叩かれ、燃やされの地獄を知る筈だ。いや、知っていて尚、やろうとするのか。
抜き取られた頭蓋骨も、ぐしゃぐしゃにされたプリンも、現状で在ったならば骨肉として、本物として、元に戻せたのかもしれない。なんとも嫌な想像を、なんとも粘つく妄想を――最早ないと拭い取って、ぐるりと、邪な気配とやらを弄ってやる。なんとか辿り着けた……けど……。五月蠅い。狂った羽虫のようにやかましい。この、テンションが、前頭葉に貼り付くかのようで――こわい。HAHAHAHAHAHA! HAHAHAHAHAHA! ……TVが、襲いかかってくるって、シュールです……。非現実的な有り様だ。いっそ、忘れ去って終いたいが、オマエに終いなど、それこそ無い。でも、Z級ホラーなら、あった……かも? 化け物の代わりに猿のキグルミでも用意してやれ、本当に気触いな影法師だ。ケラケラと、ゲタゲタと、|三半規管《カタツムリ》を踊らせるかのようで、気味が、気分が悪い。
飲まれてはいけない。呑まれてはいけない。彼方のペースを許してしまった瞬間、此方の敗北が確定してしまう。悪趣味な技能に対抗する為、成すべきは情け無用の破壊である。そんなに……人を、喰った、ような、こと、してるから……。油断と隙の見本市だ。たとえ、テレビの中に隠れようとしたところで諸共叩いてやればモグラよりも容易い。これでも、釣りは、得意……。流石は撒き餌と謂うべきか。オマエこそ、怪物の為の甘美に違いない。
不可視の一撃が最初の掌を磔にした。石の代わりに投擲されたタロット、その正位置、きっとオマエは死神だ。這い寄ってくる、縫い寄ってくる個体に対しては、さて、溺死とやらが相応だろうか。深海よりやってきた巨大な影、影が影を捕食するサマは地上であっても貴重なシーンだ。ふぅむ。良いね。君、視聴率にも貢献してくれるじゃないか。……黙って。お願い、だから、僕、これでも、集中してるから……。
殴られたら餅だ。捕まったらピザだ。柔らかい身体が末路の惨めさを訴え掛けてくる。だから、オマエは全力での回避を前提とした。塞いだところで、加工されるだけなのだ。ガードも、考えてはみたけど、やっぱり、やめて、正解、だった……。
HAHAHAHAHA!!!
CM入ります!!!
🔵🔵🔴 成功
第3章 ボス戦 『ヴィジョン・シャドウ』

POW
放送休止
【テレビから衝撃】を放ち、半径レベルm内の指定した全対象にのみ、最大で震度7相当の震動を与え続ける(生物、非生物問わず/震度は対象ごとに変更可能)。
【テレビから衝撃】を放ち、半径レベルm内の指定した全対象にのみ、最大で震度7相当の震動を与え続ける(生物、非生物問わず/震度は対象ごとに変更可能)。
SPD
放送禁止
X基の【影の波動が出るテレビ】を召喚し一斉発射する。命中率と機動力がX分の1になるが、対象1体にXの3倍ダメージを与える。
X基の【影の波動が出るテレビ】を召喚し一斉発射する。命中率と機動力がX分の1になるが、対象1体にXの3倍ダメージを与える。
WIZ
放送
【テレビドラマの内容】を語ると、自身から半径レベルm内が、語りの内容を反映した【撮影スタジオ】に変わる。この中では自身が物語の主人公となり、攻撃は射程が届く限り全て必中となる。
【テレビドラマの内容】を語ると、自身から半径レベルm内が、語りの内容を反映した【撮影スタジオ】に変わる。この中では自身が物語の主人公となり、攻撃は射程が届く限り全て必中となる。
√汎神解剖機関 普通11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
おっと!
申し訳ない。どうやらトゥーン・チェイスは「放送しないでくれ」って大量のお手紙に殺されてしまったようだ。だから、ゲストの皆さんには悪いけど、ここからは別の番組の再放送をしていくよ。何……? ジャンルを教えてくれって? そんなこと訊く必要もないと思うけどな――私の設定は『不敵かつ好戦的』なんだぜ?
グロテスク!!! スプラッター!!
やはり時代はホラーさ! それも、莫迦みたいに、画面が真っ赤になるほどの! しかし、ゲストの皆さん……ちょい役の皆さん……随分と、勝手な事をしてくれた! 認識阻害からの大惨事って計画が台無しじゃないか! ほら、見てくれよ、街の人々を! あんなにも、五体満足じゃないか!!! まあ、仕方のない事だ。お互い、星を詠んだって上手くはいかないもんだろうぜ。それじゃ、クライマックスだ。
素敵な素敵なブドウ潰しに期待しているぜ。
HAHAHAHAHA!!!
ああ、そうそう。街の人々も『巻き込む』つもりさ。
せいぜい、正義のヒーローとやらをやってくれ給え!
※※※
ヴィジョン・シャドウとの戦闘になります。
簒奪者は『街の人々』も戦闘に巻き込んでやろうと考えています。
最早『トゥーン』ではありません。
アナタは彼の行為を無視しても構いませんが、多大な犠牲者が出る事でしょう。

厄介なことしてくれるね。でも絶対守ってみせるよ。なんてったって私は警察官、お巡りさんだからね。
敵の撮影スタジオに私の√能力で果樹園を創造して敵の攻撃範囲内にいる人たちに種子を放つよ。この種子に寄生された人は動けなくなるけど防御力が上がって回復もするようになるから、これでとりあえずそう簡単に死ななくはなるはず。
ま、その前に敵にこの種子が当たれば敵もそもそも動けなくなるけどね。
命の果実の種子の成長は私が自在に操れる。街の人たちの種子は成長させないけど敵の種子は成長させるよ。内側からその命を喰い破って成長すれば防御力アップも負傷回復も関係ないね。
希望通りのグロテスクとスプラッターをお届けできたかな?
悪役らしい悪役と謂うものは――ヴィランに徹する簒奪者と謂うものは――おぞましいほどに√能力者を悩ませるものだ。まるで頭痛の種、バラ蒔かれたそれらに水をやらずとも成長させられる故に面倒か。……厄介なことをしてくれるね。家族を狙ってくる何処ぞの√の怪人どもよりはマシだろう。されど、マシな程度であって、腹立たしい事に変わりはない。でも……絶対に守ってみせるよ。なんてったって私は警察官、お巡りさんだからね。神を狩るのに、怪異を解剖するのに必要不可欠なのは嗅覚だ。如何様な嗅覚なのかと問われたならば、返答してやるとよろしい――つまりは被害者の特定だ。痕跡こそが、獲物を屠るのに最も重要な|肥料《もの》である。撮影スタジオ? そんなの、どこにあるって言うのよ。それは勿論、君の周囲にあるじゃないか……? お生憎さま。残念だけど、ここはもう撮影スタジオじゃないし、主人公なんてどこにもいないのよ。もしも主人公が存在すると仮定したならば、嗚呼、√能力者。オマエこそが舞台を回す軸なのだろう。
此処は果樹園だ――命の荘園だ――たとえテレビが、機械仕掛けの神が相手であろうと『インビジブル』を狙っている時点で、悉くは生命として定義される。そんなにグロテスクが、スプラッタが好きなら、私が監督をしてあげる。嗚々、種子だ。無数の種子の弾丸が巻き込まれた一般人の漿液の代わりとなる。な、なんで……なんで、動けないのよ! 混迷する撮影現場だが、何故だろうか。パニックを起こしていると謂うのに、一切合切、時でも止められたのかの如くに、動きもしない。これで、そう簡単には死ななくなるはず。防御力も上がって、回復もするから、ぐちゃぐちゃにすることだって難しいはず……まあ……。君! これじゃあ蛇に睨まれた蛙じゃないか! まったく、逃げ惑う姿が映えるって謂うのに! 種子の効果は簒奪者にも及ぶ。動けず、騒がしい有り様は、無様は、B級ホラーに出てくるモブ役に相応しい。ところで、防御力って、皮だけの話なのよね。……成程! いや、間違っていたのは此方らしい。盛大にやってくれ給え!
萌えた。萌えた。萌えてしまったのだから、あとは成長するだけ。
ヴィジョン・シャドウに血肉が詰まっているのかは不明だが、この際だ。ハギスの真似事をしていたと、そういう結果にしてしまおう。希望通りのグロテスクとスプラッターをお届けできたかな? 果実が弾けるかのように――臓腑を啜り――真っ赤な花が狂い咲く!
HAHAHAHAHA!
HAHAHAHAHA!
――登場人物全員がインサニティだと思わないことね。
🔵🔵🔴 成功

スプラッタホラーは子供に見せちゃいけないのよ。
無理やり見せようなんて、テレビ屋さんの風上にも置けないの。
子供に見せるのなら、ホラーより悪い人をやっつけるヒーロー物が一番なの。あなたがやる気がないのなら、あたし達が見せてあげる。
護霊の眷属達を召喚するよ。【人形葬炎】を使うの。
みんな、広がって!街の人達を守るのよ!
「救助活動」「霊的防護」の技能でみんなを守るの。「融合再生」の能力で、周りの人達に人形を取り憑かせて被害を受ける端から治療して無効化するよ。みんな、早く逃げて!
こんな事、いつまでもさせないの。やっちゃえみんな!
人形達を飛びかからせて、融合させて動きを鈍らせながら「自爆炎上」させるのよ。
臓物を晒した怪異ども、不要な部位を処理するのに要となるのは、埋める事か燃やす事か。怪異の臓物ほど凄まじい臭気を発生させるものなどなく、ひとたび、嗅いでしまった人間は永久の嘔気にやられるだろう。故に、悉くの処理には最新の注意が必至なのだ。それに関してはおそらく|お人形さん《ドール》の皆さんも同じである。臭いものも、おそろしいものも、宥める為に、蓋をしなくては始まらない。スプラッタホラーは子供に見せちゃいけないのよ。無理やり見せようなんて、無理やり参加させようなんて、テレビ屋さんの風上にも置けないの。おや、お嬢ちゃん。お嬢ちゃんは知らないようだね。こういう、スプラッタホラーって謂うものは――お嬢ちゃんみたいな、可愛い子が犠牲になるから、愉しいのさ! 嗤笑! 哄笑! 莫迦に付ける薬はないと謂うけれども、此処まで愉悦に奔ってくれたならば、むしろ、スカッと吹き飛ばしてやりたいものだ。子供に見せるのなら、ホラーより悪い人をやっつけるヒーロー物が一番なの。あなたがやる気がないのなら、あなたが、悪役をやってくれるのなら、あたし達が見せてあげる……! ほう? しかしお嬢ちゃん、お嬢ちゃんのやろうとしていることは、それこそホラーではないのかね? 人形ってのはお呪いに最適なのだからね。
みんな、広がって! 街の人達を守るのよ! わらわらと、バラバラと、散開したのはアンティーク・ドールの群れだ。怪異としての力を持つ彼等、或いは彼女等は『範囲内』から逃げ出すように、一般人へと憑いていく。憑いた瞬間から行われるのは融合と再生だ。震動させられても、シェイクにされても、片っ端から治療して遁走を促す。みんな、早く逃げて! あとはあたしに任せて、慌てて、転ばないように……!
やるね! 流石は能力者だ。だけど、逃がしてばかりじゃ、また、殺しに行くだけだよ……? こんな事、いつまでもさせないの。やっちゃえみんな!!!
次に目を回すのはそっちなの。おやおや、こんな大荷物じゃ撮影現場に行けなさそうだ。まったく、君は邪魔ばかりしてくれる。ヴィジョン・シャドウへと飛び掛かったお人形の群れ。炎上だ。自爆炎上だ。大炎上だ。最早、映像が乱れている事に気付けもしないか。
――カウントダウンってことか。※※※※!
お口チャックなの。
🔵🔵🔴 成功

アドリブ、グロ、スプラッタ可
アンタの都合なんて知ったこっちゃないわ
迷惑だから吹っ飛ばすわよ
と周りの風景が湖畔のキャンプ場に変化
いきなり現れた鉤爪を付けた男とホッケーマスクを被り斧を持った筋肉質の大男の攻撃を受ける
消えたり現れたり地形を替えたりと何でもありな鉤爪男と逃げても必ず先回りされる大男に手も足も出ないわ
ホラー映画のヒロインは無残に殺されるのがお約束だろうと動けないよう磔られ腹の中をかき混ぜられたりいたぶられトドメを刺されそうに
その過程で御守りが壊れてAnkerの義妹が降臨
ちょっとやり過ぎですと激おこで√能力で超強化された義妹は全てを切り裂く
まぁアタシは意識失ってて気づかないのだけど
愛でるチャンスだ。
交通事故を起こしていたのは誰だったのか。運転席から飛び出してきた男性、その面構えほどの蒼白をオマエは見た事がない。そうとも、実際にはオマエ『見ていたこと』すらも喪失していたのだ。この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りいたします……? スポンサーがひとつもない。ひとつも無くたってオマエ、無いからこその情け容赦のなさだろう。……アンタの都合なんて知ったこっちゃないわ。アンタがどっかの|邪本《エ※本》みたいな性格だとしても、だからなんだけど……迷惑だからぶっ飛ばすわよ。威勢のいい女の子は嫌いじゃない。嫌いじゃないけど、√能力者相手だと油断できないからね。ちょっと、ジャンルと謂うものを活かしてみようかな――まるで舞台上だ。大回転した背景セット。此処は――どこなのよ。見渡す限りの水色、揺れているのは湖か。
棘に塗れた怪物の招来――なんてイメージに毒されてはいたが、もっと、直接的な奴がやってきた。不意を喰らったオマエは背中、熱いものを感じ取ってしまう。ずきずきと、じくじくと、徐々に徐々に広がって往く痒みと痛み。な……何が……? 現状を把握しようと目の玉をいっぱいに開いたら、真後ろ、鉤爪を付けた痩せ男。反撃をしようと試みたところで――今度は側頭部に痛烈な打撃。頭蓋が割れたのか、割れていないのか、確かめようとしてもまったく起立しているのがやっとな有り様だ。な、な……! 鉤爪男のお友達はホッケーマスクを被った隆々男。此方の得物はさて――斧だろうか。おそらく、柄の方で殴打したのだろう。視界が回って、今にも這い蹲ってしまいそうだが……本能だけで、只、足を動かす。
逃げた。狂った獣のように、逃げた。能力を使えば幾らでも如何にか『できる』筈なのだが、こみあげてくる『もの』が許さない。ああ、まさか、アタシが『追われる』側になるなんて。痕跡は、残さないように、しないと――胃袋から勝手に出てきた酸っぱいもの。ぽたぽた、ぽたぽた、血色と混じる……。
先回りされていた。そのくらいの事はわかっていた。理解していたが、咀嚼するのを、ドクドクとやかましい脳髄が拒んでいたのだ。二度目の側頭部への殴打にやられ、最早、オマエは横たわっている事すらも苦しい。大男がオマエの身体を抱えテキトウな巨木に磔る。そして痩せ男が鉤爪を見せびらかしたなら――柔らかくて美味しそうな下腹部へ――つぷり。声も出ないし、涙も涸れそうだ。ぐちぐちと、音が響く。されど、幸運というものは不幸の後にもやってくる。
――お守りの効果は知ってる?
――私は、お義姉ちゃんの為なら、人だって殺せるんだよ。
ちょっと、やり過ぎです。いや、私も、お義姉ちゃんが虐められているところ、見るのは好きなんだけどね。ずばりと、すらりと、男二人を撫で斬りにしたのは√能力者の義妹さんである。おっと、想定外のスペシャルゲストじゃないか。まさか、お家でテレビを見ている事も出来ないのか……? 貴方が黒幕? 良い? お義姉ちゃんは私の『もの』。だから、今すぐ返してくれない……? ヤンデレってやつだね。素晴らしい。今度、テレビドラマの主演になってくれないか。君なら、視聴者の皆さんも恐怖してくれる――。
一刀両断――これは奇跡ではない。必然だ。
お義姉ちゃん、良い顔してる。今だけは、ゆっくり、寝ていてね。
ゆっくりとお腹から、顔までを味わってやれ。
🔵🔵🔴 成功

なるほど、血液や臓物が飛び散る描写が好みなんだね
とはいえその対象が無辜の人間である必要性はない、だろ?
君自身の中身を曝け出すほうが手っ取り早くないかい?
まっとうな皆さんの保護はきっと僕よりも「英雄らしい」人達がやってくれるだろうから――とりあえず、こいつの攻撃の手を少しでも止めさせ緩めさせることに注力するとしよう
こちらへ波動が射出されれば能力発動、カウンターして相手に肉薄しよう
僕はエンタメには疎いけれど、だまし討ちと暗殺ならそれなりの経験はあってね
派手に血潮をぶちまけたいならやっぱり狙うのは首だろう
良かったね、君の大好きなエンタメの|主役《ヴィラン》になれるよ?
重要なのは意識を、注意を、掻っ攫う事だ。
子供と子供を入れ替えるかのように、油断を誘い、虚実を掴ませる。
小さな小さな窖より、病的なまでの長さの蛇を引き摺り出す。未だに生きている蛇の無様さについては、成程、この襞の新鮮さが証明をしてくれるのか。血液や臓物が飛び散る描写が好みなんだね。とはいえ――嗚呼、まったく。エンターテインメントと謂うものは誰にとっても平等であるべきだ。主役も脇役も、顔も映らぬモブだって、公平さの奴隷とされるべきだ。その対象が無辜の人間である必要性はない、だろ……? では、果たしてオマエは何者に指を突き立てるのであろうか。まるで、死神のように、羽虫のように、インクへと投身するサマは読者にとっての悦びだろうか。君自身の中身を曝け出すほうが手っ取り早くないかい? HAHAHAHAHA! 確かに! 我々の臓物が欲しければ、そうすると良い! しかし、君、彼等、彼女等を守るのが最優先ではないのかね! 通常であれば『そう』だ。尋常であれば『その』通りだ。いや、まっとうな皆さんの保護は、きっと、僕よりも「英雄らしい」人達がやってくれるよね。HAHAHAHAHA! 君、さてはダークヒーローの類かね! 或いは――暗殺者の類――よくわかったね、僕は、そういう人種なんだ。
無数のテレビに囲まれたところで、波動とやらが発射されたところで、其処に標的がいなければ意味などない。おや? 何処にいったのかな? 不意を打つのではなく、既に撃ったのだ。構えて、鉛玉を発射して、テレビ画面か、もしくは顔面に風穴を開ける。僕はエンタメには疎いけれど、だまし打ちと暗殺なら、それなりの経験はあってね……。やってくれたね。これじゃあ、なんにも映らないじゃないか。ああ、その点は安心して良いよ。派手に血潮をぶちまけたいなら、やっぱり、狙うのは首だろう……? 青くて黒い霧の底、ぬぞりと貌を晒したのは|鋭利《ダーク》か。良かったね、君の大好きなエンタメの|主役《ヴィラン》になれるよ? HAHAHAHAHA! 君が適任だと思うのだがね!
滂沱――転がされた顔に、画面に、砂嵐の嗤いだけが滓った。
🔵🔵🔴 成功

アドリブ・アレンジ・連携歓迎。
心情
…やっと、本体が、来た。
今度は、無差別…パニックホラー?
…冗談は、姿だけに、して欲しい…
関係ない、人を、巻きこませない…!
行動
攻撃は【タロット】による遠距離攻撃を主体に、回復をメインに【唐菖蒲の囁き】を使用して一般人を巻き込ませない!
勿論、同じ能力者も回復させます。
優先度は一般人>√能力者
一般人にタゲが向かないように【おびき寄せ】を、どうしても巻き込んでしまう場合は【かばう】を行う。
寧ろ、僕が寄らない方が、一般人は安全かもしれない。
攻撃を食らう際は【鉄壁】を使って僕自身へのダメージを減らす努力をする。
耐久戦になるなら【蜘蛛の糸】を使い【継戦能力】の底上げをする
頭蓋の裏側、何度も、何度も、皺くちゃがぶつかる。
おかしくなりそうだが、そうも、なれやしない。
――インビジブルが這入りこんで、蜷局を巻いたか。
嘘に嘘を重ねる、生きている価値、何処に落ちているのか。
コンプレックスと謂うにはあまりにも、あんまりにも、堂々とした宣言であった。飽きっぽい事で有名な監督の真似事でもしたのか、嗚呼、急激な放送禁止にオマエは眩暈を覚える。やっと……本体が、来た……? カートゥーンからの大跳躍、着地してからの鉞とは随分と物騒な演出だ。血糊の代わりに血潮を使用するとは中々に豪胆な戦略である。今度は、無差別……パニックホラー……? 顔を上げて、脳を如何にか回転させて、現状の把握に努める。冗談は、姿だけに、してほしい……。なんだい、なんだい、もっとハキハキ喋りなよ。そんなんじゃ視聴者も聞き取ってくれやしないぜ。……だまれ。関係ない、人を、巻き込ませない……! ほう。良い顔をするじゃないか。さっきまで蒼白していたのが嘘みたいだぜ。じゃあ、ほら、さっさと、守れるものなら守ってみせな! HAHAHAHAHA! 放送休止の為の大地震だ。世界が縦に揺れ、横に揺れ、強烈な嘔気とやらを蔓延させる。
最優先にすべきは一般人の『安全』だ。たとえば、他の√能力者に攻撃が向かったとしても、それをぐっと我慢しなければならない。僕が、倒れたら、皆、斃れて、しまう……! テレビ画面に突き刺すべきタロット、この運命の車輪とやらを無理矢理に、逆回転にしてやると宜しいか。あとは――囁きながら踊るだけ。踊って、踊って、只、おびき寄せる……。ねえ、一般人ばかり、狙うって、ことは……僕と、戦うのが、いや、なんでしょう? ほう……いい挑発じゃないか。そんなにお望みだって言うんなら、喰らってくれるんだろうね。震度7の暴力が――偽りの頭部だけを定める。残念だけど、それは、もう、僕じゃない……。
鉄壁で如何にか『固定』できるものなのだろうか。何方にしても『一般人の安全性』は確保出来ている。加えて――僕には、蜘蛛の糸が、ある。たとえ此処が地獄だろうと、楽園だろうと、上へ上へと――正気とやらを維持するだけだ。
……そんなに正気に縋り付いてさ、つらくならない?
……だまれ……簒奪者に……なにが、わかる……!
🔵🔴🔴 苦戦

これ、絶対にめんどくさいやつだヤダー
ボク、自分のリソースを守護系に割り振ってないから!
街の人を護るとかむりむりかたつむりなのにゃー
んー、とりあえず斬ろう!
斬ってみないことには始まらない
とゆーか全部斬れば結果的に守れるはず
守れなかったら…仕方ないねっ!
全力を尽くしてもダメなときはしゃーないのですにゃ
さて…連環套路、いってみるですよ!
うー!にゃー!
病的なまでのロマン主義者に、情念主義者にシンプルな暴力を叩きつけよ。
波を孕むかの如く、その鳴き声は止む事をしらない。
葡萄よりも潰れ易い果実、その馥郁の仕業だろう。震動とやらは悦ばしい事に、奇跡的なまでに一般人とやらには押し寄せてこなかった。これ、絶対にめんどくさいやつだヤダー! 面倒臭い? 面倒臭いって言ったのかい? やれやれ、こういうタイプを相手にするのが一番面倒臭いのだよ! つまりはお互い様と称される代物だ。テレビ画面と額がゴッツンとぶつかる、そのような有り様だ。ボク、自分のリソースを守護系に割り振ってないから! 街の人を護るとかむりむりかたつむりなのにゃー。この言の葉には、科白にはヴィジョン・シャドウも苦笑する他ない。じゃあ、如何するんだい? ピクニックでもしに帰るのかい? 帰ってくれた方が、此方としては、たいへん嬉しいのだけれど……。んー……。考えているようで考えていない。考える必要などない程度にはわかりきっている筈なのだ。とりあえず斬ろう! 斬ってみないことには始まらない。とゆーか全部斬れば結果的に守れるはず! ハァ……そうかい? わかったよ、君はまったく、主人公には向いていない……!
名無しである事に、無銘である事に、今更、コンプレックスを抱けるほど真面ではない。奴がテレビドラマの内容とやらを語ろうとした瞬間、空気と謂うものをぶった切ってやれ。これで守れなかったら……仕方ないねっ! 全力だ。全力を籠めての一刀だ。一刀から繋がる連撃だ。これでダメなときはしゃーないですにゃ。さて、連環套路……いってみるですよ! これじゃあ、ひどいデウスエクスマキナじゃないか。修行パートはいつやったんだい。うー! にゃー! カットだ。何もかもをカットだ。視聴者に怒られてしまえ――モザイク不要な飛沫とやらに眼球、濡れ鼠か。
🔵🔵🔴 成功

あら、そうなの……圧力団体の機嫌でも損ねたかしら。
まあいいわ。業界じゃよくあることだし。
だからといって再放送? 芸が無さすぎ。何がホラーよ。
時代は新年、お正月特番にグロもスプラッターも要らない。
悪いけど、ブラッシュアップを要求させてもらうわ。
<行動>
√能力を使い、眼福あらたかな女神『アメノウズメ』を纏う
敵の不敵な挙動を【見切り】、3倍の移動速度で街の人々を攻撃から【かばう】
人々を避難させて、死んでも生き返ると危機感がない相手には女神のお告げ「あなたの残機はもう0よ」
<√能力対策>
お祓い棒(【シルバーバトン】の女神バージョン)を使った【天岩戸開き】による攻撃で、撮影スタジオをあけましておめでとう
爆発! 爆発! 大爆発! ボン☆の回数だけで考えた場合、オマエの企画は大成功であった。あらゆる観覧者、あらゆる視聴者が、このポップさとやらの虜になっていた筈なのだ。だと謂うのに、嗚呼、急な放送の禁止。この地獄を生き抜く為には切り替えとやらも不可欠なのだろう。あら、そうなの……圧力団体の機嫌でも損ねたかしら。ああ、君、私は君のコーナー、結構お気に入りだったんだけどねぇ! まあいいわ。業界じゃよくあることだし。だけどね……だからといって、再放送に頼るってのは如何かと思うわ。芸がなさすぎ。何がホラーよ。おっと、最近流行しているコズミックホラーの方が良かったかい? だけどね、そっちだと他の|局《怪異》と被ってしまうのだよ! そうじゃなくて。時代は新年、お正月特番にグロもスプラッターも要らない。悪いけど、ブラッシュアップを要求させてもらうわ。はん! 深夜枠でしか登場できないアイドルが吼えるなよ。……言ってくれたわね。一触即発! まったく、誰がこの喧嘩を、殺し合いを止める事が出来ようか。
前略失礼――テレビドラマの内容が如何なるもので在ろうと、沙汰で在ろうと、女神の前ではn番煎じにすぎない。奴の攻撃が――砂嵐とやらが――必中を謳うのであれば、不敵な挙動を見切り、そこに割り込んでやる事くらいは容易と思えた。眼福あらたかな女神様からの、アメノウズメ様からのありがたいお告げだ。「あなたの残機はもう0よ」危機感のない誰かさんに『これ』は効果的、蜘蛛の子供の愛らしさには遁走すらも吃驚か。あーあ。これじゃあ台無しだ。君、この視聴率、如何してくれるんだい……?
如何もこうもないわよ。あなたはクビだし、私は別の番組に出るだけなんだから……! 握り締めたお祓い棒、いったい如何様な材料で作られているのか。おい、ちょっと待ってくれ。せっかく苦労してスタッフさんが造ってくれたんだぜ? それを、よくもまあ、アッサリと壊そうとしてくれるね……。天岩戸を開いてやれ、撮影スタジオをあけましておめでとう。……違うわね? あなた、鏡餅の代わりになってくれるかしら?
殴ってテレビが直るわけないだろ!
――ゴッッッ!!!
🔵🔵🔴 成功

CC:h00695同行
アドリブ歓迎/名前表記「玉蓮」希望
ちょっぴり憂鬱よ。霊柩車で爆走できる時間はもうお終いだなんて。
無関係の人間が死ぬと始末書なのよね。霊柩車も没収だなんて横暴よ。仕方がないから大人しくしてあげる。
【異形の行進】
それで、なあに。新しい番組の話?グロテスクでも、スプラッターでも、ホラーでも、ちょっとスパイス不足じゃなあい?アタシがバケモノどもを呼び寄せて、お前の番組を盛り上げてあげるわ。醜い腐肉を潰してごらんなさいよ。なかなかしぶとくて可愛い屍。お前と踊り狂いたがっているの。踊って、へしゃげて、狂って、廻れ。
一般市民の正気度喪失?知らないわ、事故よ、事故。CCがなんとかするわ。

玉・蓮(以下玉蓮と表記):h00691と行動
アドリブ歓迎
ええ? もう遊びは終わり? もうぺったんこにならないの?
それじゃあ帰りに俺運転出来ないじゃん! 絶対轢いちゃうよ~ ちえっ。
トゥーンが終わりなら仕方がないなあ。
皆が怪我をしないようにしてあげるね。
【聖なる真実の光】で街の人や屍たちを元に戻すよ。
怪我してもほら元通り~狂った精神も元通り。ね、よかったね。
玉蓮のことはぼくが全力でかばうよ。どこが捥げたって平気だけど、中身が見えちゃうから玉蓮は見ないでね。
いっぱい楽しかったのに遊びの時間も終わりかあ、つまんないね。
あ、猫さん帰りの運転よろしくね。
猫の手も借りたい――いいや、猫又の手も借りたい――より正確に表現するならば、猫又の亡霊の手も借りたい。狩りたくて狩りたくて仕方が無かった。収穫の為の鎌だって用意したと謂うのに、嗚呼、肝心要のオーナーが店仕舞いなどと宣ってくれている。……ちょっぴり憂鬱よ。霊柩車で爆走できる、人を轢いてもお咎めなしな時間は、もうお終いだなんて。はぁ……無関係の人間が死ぬと始末書なのよね。霊柩車も没収だなんて横暴よ、横暴。何を口走っているんだい、ゲストのクセに。そんなんじゃ、それこそ、映す価値なしってテロップを付けるしかないじゃあないか! 黒幕サマからの指摘はご尤もだ。ご尤もだが、簒奪者風情に謂われたくもない。仕方ないから大人しくしてあげる……。ええ? もう遊びは終わり? もうぺったんこにならないの? こっちの化け物もこっちの化け物で何かしらを喚いている。まさか、ヴィジョン・シャドウの方が頭を痛める破目になるとは由々しき事態だ。それじゃあ帰りに俺が運転できないじゃん! 素晴らしいほどのお約束ではないか。冒頭、口走ったが故の回避できない展開ではないか。絶対、ぜったい轢いちゃうよ~! CC、あのテレビを解剖したら、そういう『能力』を使えるようになるかもしれないよ。だから、今回は一緒に我慢を、しましょう。ちえっ……。玉蓮が言うなら我慢するよ……。
それで……? なあに。新しい番組の話? ああ、そうさ! 君達なら、この再放送も喜んでくれるって確信してるんだぜ? ……グロテスクでも、ホラーでも、殺人鬼ものだけだと、ちょっとスパイス不足じゃあない? ぐらりと、地が傾くかのように、地の獄、嗤うかのように亡者がやってきた。おいおい待ってくれ、急にジャンルを変えるんじゃないぜ。アラ、それはお前、お前が謂う事じゃあないと思うわよ。たとえば屍を漁るもの、腐肉が腐肉を啜る有り様なんて、嗚々、嘔気以外に孕みやしない――! かわいいアタシのバケモノども、醜い柘榴を潰してごらんなさいよ。※※※※! 監督がアクションするなんざ、前代未聞も良いとこだぜ……! 壊しても砕いても潰しても、何度も再生するしぶとい屍。お前、お前が踊ってくれるなら、謳い尽くしてくれる筈よ。踊って、へしゃげて、狂って、廻れ――ちぃ! おい、カットだカット! エンディングにも入れやしない。
終わりならば仕方がない。終わってくれと宣うならば如何しようもない。皆が怪我しないようにしてあげるね。真実が齎した恐怖については、最早、描写するのも不可能だろう。嗚呼、名状し難いもの――この光のおぞましさは観覧席からでも、よくわかる! 元通り、元通り、ぐちゃぐちゃになっても、狂っても、ほら、スッキリ元通り! ね、よかったね。CC、そろそろ手伝ってくれたら嬉しいのだけれど……。玉蓮! 玉蓮はぼくの『もの』だからね、震撼したいって謂うなら、こっちに向けてくれないかな……! 何が捥げたのかと問われればヴェールだ。あ、玉蓮は見ないでね。見えやしないわ、大丈夫。一般市民の頭の中? 知らないわ、それこそ事故よ。事故ったら事故。最後に元に戻せれば問題なしよ。終わり良ければ総て良し、そうよね。
ははぁ、最後はテレビ画面に屍が入ってくるわけか!
普通、逆だとは思わないかね、√能力者諸君!!!
砂嵐すらも映らなくなった。破裂したヴィジョンは何処へと往く。
いっぱい、いっぱい楽しかったのに、遊びの時間も終わりかあ、つまんないね。CC、あれは怪異よ。怪異なら、また、何処かで『解剖』できる筈。その日が来るまでは『善い子』でいなさい。うん、玉蓮の言う通り『善い子』でいるよ! あ、猫さん。帰りの運転よろしくね。ごろごろ、にゃあにゃあ……。
トゥーン・チェイスはこれにて終いだ。
それでは、次の番組でお遭いしましょう!!!
🔵🔵🔵🔵🔴🔴 成功