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許されざる『最悪』
王劍『|縊匣《くびりばこ》』関連シナリオ
これは王劍『|縊匣《くびりばこ》』に関連するシナリオです。
これまでの関連する事件は#王劍『縊匣』をチェック!
●さいあくに、さいていに
甲高く下卑た笑い声が響き渡っている。
「――ヒャーッヒャヒャヒャ! プラグマ直属怪人、コウモリプラグマ様である!」
華美な装飾の部屋に、名乗りと共にその身一つで突っ込んできたコウモリプラグマ。麗しの部屋に似合わぬ下品な笑い声と翼の羽ばたきの中……声高らかに彼はこう宣言する。
「怪人『プリンセスクイーン』よ、大首領にお前が手に入れた『1対2本の超珍しい王劍』を献上せよ! 40秒以内によこしやがれっ!」
その場に座すであろう部屋の主、怪人『プリンセスクイーン』へと放った威勢の良い言葉は、静かな部屋にギャンッと響き渡るも……返答はなかった。
「はれ? これは、一体?」
一体も、なにも。怪人『プリンセスクイーン』は既に斃れ、部屋の中央で絶命していたのである。素っ頓狂な顔をぐるぐる傾げて、コウモリプラグマはその死体と部屋を漁り始めた。
物言わぬプリンセスクイーン、名は体を表す華やかな衣装の上から、深く胸を貫かれている。これが致命傷か。
お得意の超音波で探し当てた隠し金庫を暴けば、その中から現れたのは明らかに他者へのプレゼントと思われる箱。
もちろん、箱があるからには中身は暴かれるべきである――!
破り捨てられた包装の中から現れたのは、『質実剛健な白い刀剣』。それは間違いなく、王劍だ。
「プリンセスクイーンは『絶対死領域』により完全に死んだのか」
死体の状況を見てまた首を傾げるコウモリプラグマ。
「だが、一本だけであるか。最も信頼する幹部に渡すつもりだったのであろうが……」
そうしているうちに、ふと目に入ったひとつの手紙。無遠慮・無作法に開かれたそれに書かれていたのは。
「なになに……」
――『デュミナスシャドウ君へ、これは君の王劍だよ。ボクの王劍と瓜二つのお揃いの王劍なんだよ♪ この王劍とボクとキミの愛の力があれば世界征服なんて簡単にできるよね、ラブラブパワーで一緒にガンバろー♪』
……ラブラブパワー? 内容はよく分からないが、この王劍はどうやら片割れ……。
「渡すはずの王劍が隠されたままで、もう一本が無いということは……」
既に、誰かの手に渡っているのではないか。
「だが、この王劍を利用すれば、もう一本の王劍を探し出し、大首領に献上できるだろう。ヒャーッヒャヒャヒャ!」
何せ、二本で一対とあらば、それは引かれ合うべきだ!
僥倖、僥倖!! その手に握られているのは他でもない。王劍、|縊匣《くびりばこ》の一本――!
笑い声は高く、空へと消えていく。
白い剣が空に踊る。王劍を手にしたコウモリプラグマは甲高く笑いながら、飛び立っていく……。
●おとどけもの。
「厄介事の『お届け』だ。――|縊匣《くびりばこ》案件だよ」
オーガスト・ヘリオドール(環状蒸気機構技師・h07230)、いつになく真剣な顔でからり、カプセルをテーブルへ転がした。それから投影される情報量、過多!
「最初にやるべきことを示そう! 『コウモリプラグマ』による惨殺事件が起こる――それを阻止してほしい。場所は、福岡県の博多駅。この時期ならクリスマスマーケットやってる時期だね。人が多く集まる場所を狙ってきてる」
己の顎をさするオーガスト。「ま、アレにとっては人さえ居りゃどこでもよさそ」などと付け足しつつも。
「コウモリプラグマは『王劍』を持ってる」
謎多き王劍、どうやらコウモリプラグマはその一本を手に入れたようだが。
「でも、√能力者が現れたら配下を大量に呼び出して撤退しようとする。相手は王劍持ちだ、全力逃走されたら追い縋るのは難しいだろうね。出来て一発ブチ込むくらいかな」
相手はプラグマ直属の強力な簒奪者、それが王劍を手にすれば相応の実力になっているはずだ。ここで仕留めることは叶わないだろう。
「最大の幸いであり不幸なのは、あいつが一般人から情報を収集しようとしてること。偽の情報とか流しちゃったら信じちゃうかもよ? ――ともあれ、アイツが撤退したらこっちのターン! 一般人を守りながら、現れる戦闘員とかをボッコボコにしてやれ!」
へらり軽薄な笑みではあるが、星詠みである以上その情報は信用できるものだろう。
「あいつが持ってるのは間違いなく|縊匣《くびりばこ》の一本。で、あいつは何かを必死になって探してる……情報戦を仕掛けたりするのもアリだろうね」
人差し指をぴんと立てて、くるくる。少し調子が戻ってきたか軽口を言いながらも、オーガストは目を細め。
「星はいつだって輝きを変える、未来は変わる。……君たちに任せたよ」
微笑みは深い。何せ空想未来人、未来が常に移り変わることをよく知っているのだから。
●うかれてんじゃねえ!
「ビカビカギャアギャアうるせぇんだよォ!! オレ様の耳をグチャグチャにする気かァ!!」
「きゃああっ!?」
「うわっ、なんだっ、こいつ――!!」
――福岡県、博多駅。クリスマスマーケットが開かれている中、コウモリプラグマは大声を上げながら、一般人を踏みつけつつ会場に降り立った。
「丁度いい……おい! オマエ!! オレ様の問いに答えろ!」
「ひぃいっ!」
踏みつけられた体、その頭部の真横に突き刺さるは白き剣、|縊匣《くびりばこ》!
「この剣と同じモンを見たやつは正直に手を挙げやがれ!」
だが当然、それに挙手できるものなどおらず――。
「ほほぉ……このコウモリプラグマ様に隠し事とはな。よし、体に聞いてやろう!」
「いっ、ぎゃあぁっ!?」
深く切り付けられた一般人の腕。そうしている間に、マーケットの周囲に集まってくるプラグマの配下たち――!
「さぁ、もう一度聞くぞ……見たやつは、いねぇのかァ!!」
叫ぶコウモリプラグマ。――それにやれやれ、といった様子で、配下であろう怪人が首を振った。
これまでのお話
マスターより
R-Eおはようございます、親愛なる皆様!
R-Eと申します。
王劍『|縊匣《くびりばこ》』に関連するシナリオです。
判定厳しめ、頑張っていきましょう。
●1章
暴れるコウモリプラグマの蛮行を阻止しましょう。一般人を救出するとともに、コウモリプラグマとの会話を行えます。
なおコウモリプラグマは王劍『|縊匣《くびりばこ》』を持っているため『絶対死領域』が発生していますが、この場所に長い間留まることはなく、次の場所へと向かっていってしまいます。
●2章以降
不明です。
それでは、許されざる蛮行を止めましょう。
74
第1章 冒険 『コウモリプラグマの蛮行を止めて、話をする』
POW
王劍なんて全く知らないぞと言い張り、情報を渡さない
SPD
王劍が関わっている事件なら知っているぞと、デュミナスシャドウが引き起こしている事件の情報を話す
WIZ
お前が探している王劍の所持者を知っているぞと、デュミナスシャドウの情報を話す
√EDEN 普通7 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
クラウス・イーザリー最優先目標は一般人の救出
情報収集もしたいけど、それで助けられる人を死なせてしまっては意味が無い
敵と一般人の間に割って入り、レイン砲台のレーザー射撃で敵を牽制しながら陽の鳥を使用
重傷者から順に一般人を癒していく
一般人への攻撃は盾受けや霊的防護で身を守りながら庇う
余裕があればコウモリプラグマと会話
「……もしかして、手がかりも無いのに虱潰しに聞いて回ってる?」
「それ、縊匣だよね。王剣執行者を争わせるって聞いたことがあるけど」
「……どこかにあるとしたら、他の王剣執行者が持っているんじゃない?」
情報戦というか事実を話し、一般人を傷付けても意味が無いことを伝える
ついでに王剣執行者同士で争うように仕向けたい
「ケッ、どいつもこいつもロクな情報持ってねえッ!!」
「うぐぁっ!」
踏みつけていた一般人を足蹴にして転がすコウモリプラグマ。感情のままに白い剣を振り回しながら喚き立て吠えている――。
逃げ惑う一般人に紛れるように、渦中へと飛び込んだクラウス・イーザリー(太陽を想う月・h05015)。情報収集はしたいが、囲まれつつあるこの状況だ、一般人の救出を優先しなければ、助けられる人を死なせてしまっては意味が無い。
傷つけられた腕を庇いながら逃げようとする一般人へ蹴りを入れようとしたコウモリプラグマ――そこへ割り込んだクラウス!
「……そこまでにしてもらおう」
「あァ!?」
強力な蹴りを受け止められ、邪魔をされ憤ったか、二発目の蹴りを繰り出そうとしたコウモリプラグマへレイン砲台からレーザーを射出し、彼をその場から退ける――!
同時に舞い降りるは暖かく鮮やかな輝きを放つ鳥類のシルエット。クラウスが庇った先、腕を傷つけられた一般人を癒し、そして逃げろとばかりに飛び立っていく。
「おーおー|√能力者《EDEN》のご登場か! ギャハハッ、ちぃっとミリほど遅ぇんじゃねえかぁ〜!?」
ゲラゲラ笑い声を上げるコウモリプラグマ。力強く羽ばたき、空中からクラウスを見下すように首を傾ける。
ひとまずは相手の興味を引けたようだ。この隙にと一般人が逃げていく中、クラウスはその時間を稼ぐために、コウモリプラグマへと声をかける。
「……もしかして、手がかりも無いのに虱潰しに聞いて回ってる? それ、|縊匣《くびりばこ》だよね――」
「アァ?! 聞き捨てならねぇなそんなのもナシに来てると思ってんのか! この王劍と同じ形の王劍を持って、√EDENに向かった奴が居んだよォ!!」
クラウスの言葉を遮るようにして、コウモリプラグマがゲラゲラと下卑た笑い声を上げた。喧しい笑いが鼓膜を揺らす中で、クラウスは咳払いをして、言葉を続ける。
「――王剣執行者を争わせるって聞いたことがあるけど……どこかにあるとしたら、他の王剣執行者が持っているんじゃない?」
「だーかーらーァ王劍使ってる奴を探してんだろうが! ――そりゃア2人の王劍所持者が同時に世界支配を企めば、当然戦う事になるだろうさ! それが王劍の意思というなら、そうなのかもなぁ、ヒャーヒャヒャ!!」
余裕綽々だ――ばさばさと翼を羽ばたかせ、クラウスを小馬鹿にするかのように空中でぐるり、白い剣と共に躍る。
どうやら一般人を狙う理由は、彼なりにはあるようだ。そして王劍執行者同士の争いになるというのなら、それも運命のひとつであるとでもいうかのように笑っている。
唇を引き結び、いつでも武器を構えられるよう臨戦態勢を取るクラウス。まだ、この蝙蝠を問い詰めてやる時間はありそうだ。
🔵🔵🔴 成功
赫夜・リツアドリブ連携〇
急いで助けに入って傷ついた人を癒すために能力を使うけど
そうするとどうしても能力者だと分かっちゃうよね
能力者が現れると逃げちゃうって聞いたし
かといって、このまま逃がしちゃうのも良くない気が…
やぶれかぶれになっちゃうけど
王劍?王劍なんて知らないよ
白い劍を持ったヤツが博多埠頭を目指してるなんて、……あっ…
今の無し!違う、ほんとに知らないよ…!!
っていう風に、情報を渡さないようにしらばっくれてたのに
うっかり情報漏らしちゃった…って感じにして、伝えてみようかな
埠頭の方なら、ここより人が少ないと思うんだけど…どうかな
もし他の人の方がもっと良い案を思いついてたら、その案に合わせよう
炎の蝶が踊る。冬のイルミネーション……白と青で彩られた博多駅、クリスマスマーケットの会場にて。赤い灯がふと足された。
今助けに入らなければ。これ以上の暴虐を許してやるわけにはいかないが、自分たちが現れればすぐに撤退する可能性もある――かといって、タダで逃がすわけにもいかない。
やぶれかぶれだ。猫の手も借りたいようなマルチタスク。あれもしなければ、これもしなければ、だがそれをすると――。
考えている間にも、赫夜・リツ(人間災厄「ルベル」・h01323)の召喚した蝶は怯え逃げ惑う人々や傷ついた者を癒やす火を灯していく。新しく現れた|√能力者《EDEN》にケッと明らか面倒そうな声を上げたコウモリプラグマ。
「オイ! オマエ! オマエも何か知ってんなら吐きやがれ!!」
がなり立てながら、空中で白い剣をぶんぶんと振り回すコウモリプラグマ。王劍の居所はともあれ虫の居所は大変悪いらしい、放置しているといつまた一般人を襲い始めるか分からない。リツはコウモリプラグマの気を引くために――そして、ひとまずこの場から立ち去ってもらうために一芝居打つことにした。
「王劍? 王劍なんて知らないよ」
「この期に及んでしらばっくれてンじゃねえぞ!! これが見えねえのか!!」
剣を見せつけるかのように、リツへと白い剣の切っ先を向けるコウモリプラグマ。質実剛健、美しい白い刀身には先程傷つけられた一般人の血がまだ滴っている。
それに後ずさってみせるリツ。こちらへ向けてくるそれは『絶対死領域』を発生させているのだ、それを無闇矢鱈、空中で振り回されているこの状況、非常によろしくない。
リツはなるべくとぼけた雰囲気で、自然体を装いつつ――そのような性格なのだと思われるように表情や態度を作って。
「知らないって! 白い劍を持ったヤツが博多埠頭を目指してるなんて、……あっ……」
――情報というグラスを『倒して』みせた。偽の情報をわざとコウモリプラグマへと洩らしたのだ。
「今の無し! 違う、ほんとに知らないよ……!!」
慌てて否定するリツ。必死に首を振って、ちょっと震えてみたりなんかして。それを見たコウモリプラグマはふむふむと頷くように首肯し。
「確かにソッチは行ってない方向だな……」
と、そんな顔をして、リツに向けていた刃をようやく下げてみせた。その視線の先はおそらく博多埠頭へと向けられているのだろう。盛大な嘘であるが、それはともかく。
「……邪魔も入った! 次は、その博多埠頭とやらに向かうとしよう! ヒャーヒャヒャ!!」
どうやら次の目的地を決めたらしい。埠頭には観光名所があるものの、博多駅ほどの人はいないはずだ。ともあれリツはこの場を切り抜けることを優先した。
🔵🔵🔵 大成功
まあ、何だか大変そう…
非力なわたくしではございますが
相手を持ち上げつつ、狙いをデュナミスシャドウに誘導してみましょう
ごきげんよう、コウモリの方
わたくしはただの通りすがり
武器も戦う意志もございませんわ
王劍を手にできるなんて優秀でいらっしゃるのね
ですが、彼らをあてにするのはお勧めいたしません
忘れようとする力…でしたか?
この世界の人間達はとても忘れっぽいのです
先の戦争の事も、もう綺麗に忘れているのだとか
王劍を目にしたとて覚えていられるとは思えません
時間の無駄ですわ
やはりお話を聞くのなら√能力を持つ者でないと
その王劍はどうやって手に入れたのでしょう?
関わりのある方で、どなたか心当たりはございませんか?
「まあ、何だか大変そう……」
慌ただしく人々が動き回る中、口に手を当て、喚くコウモリプラグマを眺める乙女がひとり。夢宮・ロココ(恋とはどんなものかしら・h09766)、喧騒と混乱の中でもマイペースに呟いた。
そして淑やかに、優雅に歩みを進める。所作のあまりの異質さに、逃亡する人が避けて走るほどの様相だ。
「ごきげんよう、コウモリの方」
丁寧にカーテシー。その声に気づいたコウモリプラグマ。先ほど得た『|情報《嘘》』のことを考えていたのか、上空からどこか遠くを眺めていたが――「アァ?」と声を上げ、ロココへと視線を向けた。
「わたくしはただの通りすがり。武器も戦う意志もございませんわ」
「そんなのがオレ様に話しかけてくるわけがあるか!」
ごもっともといったところだが、それはそれ。実際ロココは無手であるし、コウモリプラグマを攻撃しようという意思などない。目的は、彼を煽ててその刃と敵意の向かう先を逸らすことだ。
「王劍を手にできるなんて優秀でいらっしゃるのね」
当然だとばかりにフンと鼻を鳴らして、これ見よがしに剣を振ってみせるコウモリプラグマ。会場に聳え立つ巨大なクリスマスツリーに足をかけ、じっとりロココの出方を見る。
「ですが、彼らをあてにするのはお勧めいたしません。忘れようとする力……でしたか? この世界の人間たちはとても忘れっぽいのです」
先の戦争の事も、もう綺麗に忘れているのだとか。……事実、被害に遭った者はすぐに日常に戻っていっていたし、秋葉原の異変について、報道すらされていなかったという点もある。
「王劍を目にしたとて覚えていられるとは思えません。時間の無駄ですわ。やはりお話を聞くのなら√能力を持つ者でないと」
「――ほお? 確かにその通りかもナァ!」
√能力者。そのワードを聞いた瞬間、コウモリプラグマの目の色が変わった。改めて、ロココを|√能力者《EDEN》であると認識したようだ。
ちらちらと逃げていく一般人に向いていた視線が、目前の彼女へと定められた。これで一般人が避難する時間を稼げるだろう。
「その王劍はどうやって手に入れたのでしょう? ……関わりのある方で、どなたか心当たりはございませんか?」
「ヒャヒャヒャ! お前に教える意味があるか!?」
小馬鹿にした笑い声と共に首を傾げてみせるコウモリプラグマ。にんまりと唇の端を吊り上げて、翼を大きく羽ばたかせる。
その風圧でクリスマスマーケットの会場が荒れる中、ロココは乱れた髪を少し整え、目前で得意気にしているコウモリプラグマを見つめるが――くるり、彼の視線が周囲へと向いた。
「ここには王劍は無いようだな。丁度いい、次は博多埠頭とやらに向かうとしよう!」
ばさりと再度皮膜の翼を広げるコウモリプラグマ。人がすっかり失せてしまった博多駅前。これでは情報を集めるも何もあったものではない――してやられた。
だが長居は無用。次の目的地が決まっているのだから、『飛び立つ方向』もまた、決まっている!
飛び立とうとするコウモリプラグマの様子を合図とするかのように、プラグマの戦闘員たちが会場を包囲しようと動き始めた――!
🔵🔵🔴 成功
第2章 集団戦 『戦闘員』
POW
戦闘員連携戦闘
半径レベルm内の味方全員に【悪の組織製の通信装置】を接続する。接続された味方は、切断されるまで命中率と反応速度が1.5倍になる。
半径レベルm内の味方全員に【悪の組織製の通信装置】を接続する。接続された味方は、切断されるまで命中率と反応速度が1.5倍になる。
SPD
新規戦闘員部隊
事前に招集しておいた12体の【新たな戦闘員の部隊】(レベルは自身の半分)を指揮する。ただし帰投させるまで、自身と[新たな戦闘員の部隊]全員の反応速度が半減する。
事前に招集しておいた12体の【新たな戦闘員の部隊】(レベルは自身の半分)を指揮する。ただし帰投させるまで、自身と[新たな戦闘員の部隊]全員の反応速度が半減する。
WIZ
戦闘員特攻モード
自身の【戦闘服】を【危険な蛍光色】に輝く【特攻モード】に変形させ、攻撃回数と移動速度を4倍、受けるダメージを2倍にする。この効果は最低でも60秒続く。
自身の【戦闘服】を【危険な蛍光色】に輝く【特攻モード】に変形させ、攻撃回数と移動速度を4倍、受けるダメージを2倍にする。この効果は最低でも60秒続く。
クラウス・イーザリー(逃げたか……)
一発ブチ込む隙は無さそうだ
戦闘員たちを倒さなければいけないし、気にしている余裕はないな
ドローンのジャミング機能を作動させ、通信装置での連携を妨害しながら戦闘
叢時雨を使用
レイン砲台とファミリアセントリーでの牽制射撃→風魔法での捕縛→剣型の魔力兵装を宙に浮かべて飛ばす攻撃で敵を牽制しながら纏めて攻撃
牽制と捕縛を交えることで一般人に敵が向かわないようにする
近くに逃げ遅れた一般人がいるなら庇いながら戦い、彼らの方に向かう戦闘員がいれば優先的に排除
相手の攻撃は軌道上に魔法の盾を創って盾受け
下手に回避すると一般人に当たってしまうかもしれないから防御主体で立ち回る
一般人の無事が最優先事項だ
「(逃げたか……)」
――相応の無茶をすれば通せるだろうが、安全に一発ブチ込む隙は無さそうか。宙へと飛び立ち戦闘員をけしかけてくるコウモリプラグマを眺めるクラウス・イーザリー(太陽を想う月・h05015)。
ひとまずこの群がってきている戦闘員たちを倒すのが優先だ。今は気にしている余裕はないと、向かってくる戦闘員たちへと視線を向けた。
初手自分に向けて照射されるレーザー光線を避けながら、彼らの様子を窺う。
戦闘員たちはどうやら通信装置で連携を取っているらしい――各々の所持する得物で俊敏に襲いかかってくる彼らの攻撃を避けて、ならばとクラウスは隙を見て飛ばしたドローンのジャミング機能を作動させる。
「うおっ!?」
近くにいた戦闘員の動作が途端に鈍る。そこへ撃ち込まれる牽制射撃はレイン砲台とファミリアセントリーのものだ! それをどうにか避けた先でも、逃げ場はない。二段構え、広く展開される風魔法が戦闘員たちの足を掬い、宙へと巻き上げる――!
「こっ、これはどうなって――ぎゃあ!」
放たれる魔力兵装の剣が戦闘員たちを貫き、なす術もなく次々と倒れていく戦闘員。一般人に手を出す隙もないのか、クラウスへの対処で手一杯な様子だ。
それでも強烈な風が吹き荒れる中、銃を構え一般人への攻撃を挟もうとした戦闘員がいた、その動きを察知し、その照準の先へと回り込むクラウス。
魔法により作られた盾が銃での射撃を受け流し、反撃としてレイン砲台から発射されたレーザーが戦闘員の一人を屠った。
自分が相手だとばかりに、文字通りに自らを盾にしながら立ち回るクラウス。
対して連携を崩された戦闘員たち。未だ体勢を立て直す事ができず、本来発揮できていたであろう能力を持て余しているように見える。初手でジャミングしてやったのが相当効いているらしい。
――数は減ったが、まだまだ相手の気力は尽きていない。魔力兵装を構え直し、クラウスは襲い来る戦闘員を両断した。
🔵🔵🔵 大成功
ジェイド・ウェル・イオナ・ブロウクン・フラワーワークス早業で戦闘員に突き刺さるのは
マリーゴールドの押し花
投擲攻撃はたった一つの綺麗な栞から
半径20mへ悪意的に拡張
使えるもんはなんでも使う
戦場じゃ当たり前さ
【周辺物有効活用】
大々的な破壊行為を控えるため
カードの投擲に焼却効果を付与して
潜入技能を応用して目立たず
けれど確実に削っていこう
わざわざダメージ二倍で受けてくれるみたいだし?
大盤振る舞いだ
気づかれたり
致命傷にならないときは
サバイバルナイフで傷口をえぐる
もしくは拳銃で零距離射撃
不意を討たれても咄嗟の一撃だって
能力で範囲二回攻撃になる
移動速度が四倍だろうと
数ばかりうじゃうじゃいるんだ
範囲攻撃で削ってやる
激痛耐性と笑顔で
我慢比べならいくらでも
ぱしゅん。空を裂く小さな音と共に戦闘員に突き刺さったのは、マリーゴールドの押し花が封入された栞だ。放った先にちらりと見えるのはジェイド・ウェル・イオナ・ブロウクン・フラワーワークス(笑おうぜ・h07990)。
たった一枚の栞から広がっていくかまいたちのような斬撃、栞が刺さった戦闘員が炎を纏って倒れ――それにやや遅れ、周囲の戦闘員もまた倒れていく。
「(使えるもんはなんでも使う。戦場じゃ当たり前さ)」
広がっていく禍々しいイルミネーションに、趣味が悪いとばかりに小さく肩をすくめたジェイド。投擲された方向へと意識を向ける戦闘員たちだが、既にジェイドはそこに存在しない。
クリスマスマーケットの屋台の陰を利用し、じっくりと確実に数を減らしていく。素早く動ける彼らだが、『彼』がそこにいなければ、攻撃する先がなければ意味がない。栞の大盤振る舞い、鮮やかな橙が広がっていく――!
「くっ……見つけたぞ!」
だが、それでも目敏い者はいるものだ。戦闘員の一人が指差す先、ジェイドが潜んでいた陰へとなだれ込むように迫る戦闘員たち――!
傷ついた敵を狙い、サバイバルナイフを振るうジェイド。抉られた傷口から散る血液、戦闘員たちの体、切り裂いた箇所と同じ場所に刻まれる傷。
「おっと!」
その傷をも厭わず特攻してくる相手の腹へ、押し当てた拳銃の引き金を引いた。高く響いた銃声、周囲の戦闘員の腹にも風穴が開く。
――素早く派手に、そして命をかなぐり捨てた特攻だ。ジェイドの体にも刻み込まれていく傷。だがジェイドの笑顔が崩れることはない。一切だ。
数ばかりがうじゃうじゃいるのだ、範囲攻撃は着実に戦力を削り取る。
我慢比べならいくらでも、覚悟はいくらでも。用意できる手段も、いくらでも。
ざくりと切り裂かれた戦闘員。それが倒れる先に立ち笑うジェイドを見て、戦闘員の|群れ《・・》は後ずさりをした。そこへ追い打ちのように投擲される栞が、橙の炎を広げていく。どこか懐かしく見えるそれにジェイドは目を細めた。
🔵🔵🔵 大成功
エーリカ・メーインヘイム(サポート)√ウォーゾーン出身です
でも人間さんが困ってるのは他√も同じですっ
ベルセルクマシンですが、今は人類の味方です
見た目は人間さんとそんなに変わりません
…身長以外は
屋内等で8mの身長が邪魔になる場合は、事前に160cmになってから参加しますね
昔も今も変わらず、わたしが直接殴ったり蹴ったりというよりは、レギオンさんに戦闘をお願いしています
「レギオンさんたち、いってらっしゃい!」
頑張ってね
手で振り払ったり叩き落としたりするくらいなら、わたしにも出来るかもしれません
身長が8mのままの時は、それなりに効果的だったり…?
戦闘に大きさは関係ないかもしれませんけど…
サポートで真の人格に覚醒する事は絶対にありません
目立つものだが、それはそれ、これはこれ。戦闘員たちに脅威であると思わせるには十分すぎる大きさだ――なにせ、彼女は8mである。博多駅に立てられたシンボルたる巨大なクリスマスツリーの、約半分!
エーリカ・メーインヘイム(あなたの帰りを待つ母艦・h06669)はややおどおどした様子で戦場を眺める。元は結構な人数が居たようだが、今となっては戦闘員、『半分より少し多い』程度か。
「作戦を開始しますっ!」
たとえ戦場が故郷でなくとも、守るべきものや場所があるのならエーリカは戦うまでだ!
「レギオンさんたち、いってらっしゃい!」
頑張ってね! 周囲に展開したレギオンの射撃――高命中のそれが、戦闘員たちに降り注ぐ!
上空から放たれる弾丸やレーザーによって撃ち抜かれていく戦闘員、負けじとエーリカへと反撃を開始する! |大きい《巨大娘》ゆえに攻撃そのものは命中するも、所詮は戦闘員だ。されど、戦闘員。痛いものは痛い。
「いたたっ、やめてくださいっ!」
ぺい。ちょっと足元を手で払えば、まるで小虫のように前が掃けた。それでも立っている戦闘員へ向けてレギオンが射撃し、とどめを刺していく。何度かべちべち払ってしまえば、ずいぶんと見通しが良くなった。
「ええい増援! 増援だ!」
呼びかけに応じて増える戦闘員たち――だが、エーリカにとっては――高く広い視界を持つ彼女には、「ちょっと増えた」程度に見えていることだろう。見下ろした先の増援に対してもレギオンへ指示を飛ばし、飛びかかってきた戦闘員をぺちりと叩き落とす。
「レギオンさんたち! あそこです!」
司令塔として――これは文字通りの意味も含むかもしれない。敵が固まっている場所を見つけて指示を送り、的確に戦闘員の数を減らしていくエーリカ。戦闘員を全滅させるまで、あと一押しだ。
🔵🔵🔴 成功
赫夜・リツアドリブ連携〇
あのコウモリ、埠頭へと意識を向けてくれたのはよかったけど…
側にいた戦闘員たちが会場を包囲しようと動き出したか
…こんなに戦闘員がいると、コウモリを追うのも難しくなるな
埠頭にも人はいるし、ここで足止めを食らうのは避けたい
すぐに腕を異形化して【荒れ狂う剛腕】を振るって戦おう
ギョロ、出番だよ
思い切り敵を殴り飛ばしていこう
なんか輝き出したと思ったら、一気に動きが変わった?
持ってる武器も様々だし、気を抜かずに戦わないと…
特攻や近接攻撃は、異形の腕のジャストガードで防いで
後方へ追い込まれないように気をつける
射撃がきたら、世界の歪みのカウンターで返して
空中ダッシュも使って距離を詰めて戦い続けよう
わらわらと集まってくる戦闘員たち――先程ついた嘘のおかげで、コウモリプラグマの意識はすっかり埠頭へと向いているようだ。
赫夜・リツ(人間災厄「ルベル」・h01323)はひとまず胸を撫で下ろした。
だが次に襲いかかってきた脅威――戦闘員たちと対峙する。
この数だ、コウモリプラグマを追うには難しいかとリツは思考しながら――彼は、己の腕を異形と化した。めきりと異様な音を立てながら変異する皮膚、開かれる瞼。眼球が姿を表す。
「ギョロ、出番だよ。ここで足止めを食らうのは……ね!」
振るわれる剛腕、呼ばれたギョロとやら。名の通りに戦闘員を睨めつけ、血飛沫を浴びながらゆったりと瞬きをする。そのうちに殴り飛ばされ吹っ飛んだ戦闘員がクリスマスマーケットの屋台へと叩きつけられていった。
「この……ッ厄介な! お前たち、かかれッ!」
一人の戦闘員が声を上げた。途端、蛍光色に輝き出す戦闘員たち――! イルミネーションと呼ぶには禍々しい光を纏った彼らが、先程よりも素早い動きでリツに襲いかかる!
「(一気に動きが変わった?)」
落ち着いて、殴りかかってきた戦闘員の腕を異形の腕で防御し、そのまま周りの戦闘員ごと薙ぎ払うリツ。ここから先も気を抜かずに戦わねばと、特攻してくる戦闘員たちを打ち倒していく。
囲まれたり後方へ追いやられぬように気を使いながら、自分を狙った射撃を世界の歪みにて受け止め飲み込み、カウンターとしてご返却。撃ち返された弾丸にて戦闘員が倒れ伏した。
範囲攻撃を受けぬように各々距離を取ろうとしているようだが、それもお見通しだ。空中へ飛び上がり、落下と共に振るわれる腕。
「どいてもらう――よっ!」
何はともあれ殴りぬく。信じられるのは己の体と――|異形の腕《ギョロ》については――ギャアギャアと喚き立てるばかりで喧しいことこの上ないが、それでも頼れる相棒だ。
切り裂かれ倒れる戦闘員たち。ナイフを手に襲いかかってくる戦闘員を往なし反撃し、周囲を見回す。
どうやら先程の戦闘員で、最後だったようだ。ようやく静かになった博多駅前。立っているものは|√能力者《EDEN》しかいない。
🔵🔵🔵 大成功
第3章 ボス戦 『アポローン・アルケー・へーリオス』
POW
遠矢射る神
【脚部に装着された『銀の弓矢』】を用いた通常攻撃が、2回攻撃かつ範囲攻撃(半径レベルm内の敵全てを攻撃)になる。
【脚部に装着された『銀の弓矢』】を用いた通常攻撃が、2回攻撃かつ範囲攻撃(半径レベルm内の敵全てを攻撃)になる。
SPD
ヘリオスの威光
【背負う光背からの神気】を纏う。自身の移動速度が3倍になり、装甲を貫通する威力2倍の近接攻撃「【拳と盾を用いた『城壁砕き』】」が使用可能になる。
【背負う光背からの神気】を纏う。自身の移動速度が3倍になり、装甲を貫通する威力2倍の近接攻撃「【拳と盾を用いた『城壁砕き』】」が使用可能になる。
WIZ
アポロンの竪琴
自身の【『銀の弓』】を【範囲攻撃】を持つ【金色】に輝く【竪琴型音響兵器】に変形させ、攻撃回数と移動速度を4倍、受けるダメージを2倍にする。この効果は最低でも60秒続く。
自身の【『銀の弓』】を【範囲攻撃】を持つ【金色】に輝く【竪琴型音響兵器】に変形させ、攻撃回数と移動速度を4倍、受けるダメージを2倍にする。この効果は最低でも60秒続く。
さて、邪魔者たる戦闘員は排除できたが。
「時間稼ぎご苦労! |引き続き《・・・・》頑張ってもらおうか! ヒャーヒャヒャヒャ!!」
変わらず喧しい声で笑い、そのまま天高く飛び立ったコウモリプラグマ。次に向かうは埠頭だろう――だが、それを追うことを許さぬ影がある。
コウモリプラグマの高笑いでも聞きすぎたのだろうか。
現れたアポローン・アルケー・ヘーリオスはどうにも少し疲れた様子で首を傾げる。
「――私|も《・》見逃すつもりはあるかね?」
冗談めかした様子で肩をすくめるが、勿論、提案に従う必要などない。