シナリオ

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果珠に紛れし花玉

#√仙術サイバー #受付中 #【受付】4/3(金)13:00〆

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 花の宿る玉には、不思議な力があるんだって。
 出会うことが出来たなら、願いを叶えてくれるんだって。
 とある街の一角で、まことしやかに囁かれる噂。
 可愛らしいおまじないのような、なにげない噂。

 ――けれど。

 そこに、『ほんとう』が紛れていたとしたら……?
 それを狙う悪い手が、闇から伸びていたとしたら……?

 ●

「それを護るのは、『ヒーロー』ってやつじゃない?」
 ぴこ、と、真白の長耳を跳ねさせて、星詠みのひとりであるステラ・ラパン(星の兎・h03246)が、彼女の元へ集った√|能力者《きみ》たちへと笑いかける。
「掌に収まるくらいの小さな玉だというんだ。ビー玉よりは少し大きいのかな」
 このくらい、と、親指と人差し指で玉の大きさを表してみながら、星詠みは見えない玉を陽に透かすようにして眼を細める。
「そんな透いた玉の中にね、柔く咲く菫の花が籠められているのだそうだよ」
 願いを叶えてくれる――という噂まで事実か分からないけれど、それをとても大切にしている天人がいるんだ。と、彼女は言う。けれども、
「先日、その街の支配権を懸けた闘争が起きたようでね。その争いの最中、たまたま騒動に巻き込まれたそのひとは、大事な花の玉を紛失してしまったそうなんだ」
 その玉を探すのが依頼なのだろうかと問う誰かに、星詠みの少女は軽く首を横に振る。
「いや、実はそれはもう見つかっていてね。その花の玉を、件の天人に届けようとしている黑星鏢師が――狙われるようなんだ」
 『花を抱く玉には願いを叶える力がある』。そんな噂が囁かれている街だから、それがそのまま形となった玉を前に、其処に籠る何らかの力を見越して狙ったものか、はたまた玉の宝飾品としての価値を見出し狙ったのか、それ以外に理由があるのか――そこまでは分からない、と兎の娘は柔く瞼を伏せて語る。
「それが、どんな曰くつきの物かは分からないけれど……誰かの大切な品なのは事実だ。元の持ち主に届くよう、力添えしてあげたいと思ってね」
 とはいえ、ステラ曰く、『黑星鏢師が運び往く花玉が狙われる』というところまでが星詠みに出ている。つまりは、その事実を変えてしまうことは、先が詠めなくなると同義。
「だからさ、黑星鏢師が手にした花玉を、依頼主のところに運び往くのを助けてあげて欲しいんだ。大事なものを護り届けようとするヒーローの難事に、『義によって助太刀致す!』なーんて颯爽と現れるのも、正義の味方っぽくてオツなものじゃないかな」

 そう語りかけたステラは一度言葉を切って、楽し気に一度耳を揺らす。
「それでさ、その依頼先の街なんだけれど、『九龍球』という甘味が今流行っているんだそうだよ」
 しっているかい? と、楽し気に首を傾げた彼女が語るには、透明な寒天やゼリーの中にフルーツを閉じ込めた、ビー玉のような見た目のスイーツなのだという。
「カラフルな果物が透けて見える『食べる宝石』として人気で、サイダーやシロップに浮かべて食べると、ひんやりとした食感と爽やかな風味が楽しめるんだって。飲酒が可能な歳の人なら、それらに浮かべて楽しむのも良さそうだ」
 どんな食べ方もおいしそうだよね、と語る彼女の瞳もきらりと輝いた。色とりどりの九龍球を選び買うことは勿論のこと、自分で作らせてくれる体験型のお店もあるのだそう。綺麗な硝子や陶器の器に盛られた九龍球をイートインで楽しむのもいいし、食べ歩き用の器に入れて貰って街中散策もオツなもの。金魚鉢のような器であったり、籠型や、金魚すくいの後を思わせるビニール袋に入れて持ち歩くタイプなど、形状も様々。
「それにさ、九龍球と、件の花玉。似ていると思わないかい?」
 美味しいスイーツを楽しみながら、依頼にも上手く活かせるかもしれないねと、白兎はころりと笑う。
「現地に着いてから、黑星鏢師が狙われる事件が起こるまで、時間がある。九龍球を楽しみながら、現地視察をしてくるといいよ。そうそう、街の並木や広場の桜も咲き初める時期だそうだから、街巡りや散歩するにも風情があるんじゃないかな」
 一仕事終えたら、僕にも楽しい土産話や美味しい土産があると嬉しいな、なんて軽口を重ねながら、宜しく頼むよ、と締めくくった星詠みは、手にした兎杖をくるりと回して√|能力者《きみ》達を送り出した。

マスターより

四ツ葉
 初めまして、またはこんにちは。四ツ葉(よつば)と申します。
 此の度は当オープニングをご覧頂き、有難うございます。
 未熟者ではございますが、皆様の日々を彩るお手伝いが出来ましたら幸いです。

 それでは、以下説明となります。

 ●シナリオ概要
 ★各章について。
(🏠や⛺️の能力値による選択肢は参考まで、行動はご自由にどうぞ! 戦闘章は指定√能力の能力値によって相手の使用技が決まります)

 第1章:🏠『甘色九龍球』
 現地は、ごく普通の平和な街並みです。今この街で流行りの『九龍球』を扱う店があちこちにあります。中に納まる果物も、周りを包む寒天やゼリーの色も様々。桜の咲く広場や春花咲く街の並木を横目に、きらきらと煌めくスイーツを、目でも舌でも楽しみながら、この後に起きる出来事を待ち構えましょう。
 情報収集や予測できる範囲での仕込み行動もいいですし、イベシナ感覚でふわふわお出かけのみの参加も歓迎です。飲酒喫煙の絡むことはステシ年齢で20歳を越えてから、など、基本的なマナーを守って頂ければ楽しみ方はご自由にどうぞ!

 第2章:⛺冒険or👾集団戦
 1章の結果を受けて分岐があります。
 詳細は章公開後、断章追加致します。

 第3章:👾集団戦or👿ボス戦
 ここまでの結果を受けて分岐があります。
 詳細は章公開後、断章追加致します。

 ●プレイングについて
 OP及び各章公開後、MSページ及びタグにて、受付開始日をお知らせ致します。
 受付前に頂いたものは、お返しとなりますのでご注意ください。
 受付の〆についても、同様にご連絡差し上げますので、お手数をおかけいたしますが、プレイング送信前にご確認下さい。
 有難くも想定より多く目に留めて頂けた場合、採用出来ない方が生じる可能性もございます。
 決して筆が早い方ではありませんので、全員描写の確約は出来ませんことを念頭に置いて、ご参加頂ければ幸いです。
 また、その場合は先着順ではなく、筆走る方から順に、執筆可能期間内で出来る限りの描写、となりますので、ご了承頂けますよう、お願い申し上げます。

 ●その他
 ・同行者がいる場合は【相手の名前(呼称可)とID(f○○○○○)】又は【グループ名】のご記入お願いします。キャパの関係上、今回は1グループ最大『2名様』まででお願い致します。また、記載無い場合ご一緒出来ない可能性があります。
 ・逆に、絶対に一人がいい。他人と組んでの描写は避けたい、と言う方は【絡み×】等分かるように記載して頂ければ、単独描写とさせて頂きます。記載ない場合は、組んだり組まなかったりです。
 ・グループ参加時は、返却日〆の日程が揃う様、AM8:31をボーダーに提出日を合わせて頂ければ大変助かります。

 では、此処まで確認有難うございました。
 皆様どうぞ、宜しくお願い致します。
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第1章 日常 『甘色九龍球』


POW 心ゆくまで味わう
SPD 色々な組み合わせを試す
WIZ 見た事のない球を作ってみる
√仙術サイバー 普通5