【新入】ケヴィン・ランツ・アブレイズ【会員】
(その日、人竜騎士が此処を訪れていたのは依頼のためだった。封印を抜け出し、√EDENでひと暴れしようと目論んだ古妖を元居た√に追い返し再封印する、ごく普通の依頼。
依頼自体は滞りなく済み、あとは帰るのみだった)
√妖怪百鬼夜行か。同じ時間を積み重ねたはずなのに、|√ドラゴンファンタジー《オレのこきょう》とは全然違う雰囲気だなァ。
……ん?……オイオイ、こっちの人間はあんなのもアリなのか?
……微かだが、旧い神だか精霊だかの匂いがするな。この距離で感じ取れるって、只者じゃねェだろ。
……面白ェ。簒奪者ではなさそうだが、|√能力者《ごどうぎょう》の可能性は十分にあるな。
話のネタは特には無ェが、ちょいと挨拶でもしていくか。
(通りを横切って男――ウツロに話しかける)
よう、そこの色男サン。ちょいと訊きてェことがあるんだが……。
※
●新入会員「ケヴィン・ランツ・アブレイズ」
ドラゴンプロトコルの|屠竜騎士《ドラゴンスレイヤー》 × ルートブレイカー
年齢: 18歳 男(11月9日生まれ)
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(~五常ビルまえ~)
(ここいらでちょっとした事件があったらしい。ずばり「古妖案件」である。カタギの方々の情念を食い散らかすだけでなしに、なんでも√EDENへの進出を目論んでいたとかいないとか。この界隈ではその手の厄ネタは週一ペースでポップして久しいだけに、事件そのものは√能力者がちょいと集まればどうとでも対処できそうな所、特段気にすることはないかもしれないが、まあ近場だしということと、それからもう一点。気になる点があったと言えばあったので、少しばかり表に出てきてみた次第だった。――曰く。なんでもその案件、とある|人竜《ドラゴンプロトコル》が単騎でケリを付けたのだとか――)
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あはは、奇遇ぅ。私もちょっと――
( https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=8680 )
( https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=8681 )
( https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=8682 )
( https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=8683 )
(可視域まで顕現こそしていないが。千年に手を掛ける|護霊《インビジブル》の気配が四体、その青グラサン男の「前」「後」「左」「右」にうっすらと行儀よく布陣していた)
――訊きたいことあるかも。
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――、ッと。
(こちらとしては軽く挨拶のつもりだったのだが、先方はそうでもなかったらしい。
サングラスをかけた軽薄そうな外見。だが、纏う空気は明らかに只人のそれを逸脱している。
加えて、前後左右に護霊を4柱従えているのをうっすらと知覚し)
――こいつァ驚いた。それほどの格の|神化精霊《ゲシュペンスト》を使役できるとはな。
しかもその配置。具現化させなくともそう「置く」ことによって術者の因果律や魔力を最適化できるってワケかい。単騎だが、立派な陣形だ。
……で、そんな陣形で俺をお迎えとはどういう了見だ? アンタとは確か初対面のはずだが……。
( https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=846 )
( https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=12307 )
(ゆらりと、人竜騎士の輪郭が揺らめいた。)
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(おっと。こいつはカチコミの気配! ウツロ君の手札をもう何枚か切らせるためにここは傍観に徹するは春楓君やで!)
|つくつくぼーしつくつくぼーし《ここにはセミしかいませんよ~》
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(相対したケヴィンの居住まいが、一瞬、ブレて見えた。それは物理ではなく、霊性の次元の軋みのように見て取れた。それはまさしく、竜のカタチを人のカタチに押し込めた所で、しかし圧縮され切らない覇気や神威の漏出のようにも――)
…。……。………。うん? (なんかあちらさん、臨戦態勢っぽくね?)
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(自身の「四方」をさらっと見回した後、) あゴッメ! (右手指を、くいっ、と宙へ跳ね上げるように振って見せる。直後、こちらにズラリ並んでいた護霊ズの気配はファッと雲散霧消した)
ひょっとして、私が連れてるやつら、見るか感じるかした? ゴメンゴメン。こいつらね、|わかるやつ《・・・・・》が近付くと、たまーに勝手に動いたりするんだよね。ふだん構ってもらえるのが私しか居ないから。
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それじゃあまあ、改めて。先に声掛けてきてくれたのはそっちだけど、先にちょこっと聞いちゃおっカナー。
――つい直近、この辺で「古妖案件」を単騎で鎮めたドラゴンプロトコルって、君?
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お?
(男が右手を振った瞬間、陣形は瞬く間にほどけ、護霊の気配が失せたのを確認し)
――やるねェ、なかなかの手並みだ。躾が行き届いているようで何より何より。
(ふう、と大きく息を吐くと、こちらも警戒を解く。纏っていた威圧感が、綺麗さっぱり消失した)
古妖? あァ、馴染みの星詠みから頼まれて、棲んでた家からちょいと|√EDEN《となりまち》にまで迷い出てきた徘徊老人を丁重にご自宅まで送り届けたぜ。
俺としちゃァ、御歳を鑑みて優ーしく応対してやったつもりなんだが……矍鑠とはしてたが結構なご老体だったし、今時の都会の刺激が強すぎて|心的外傷《トラウマ》になったかもしれねェなァ。
(そこでハタと思い至ったように)……ひょっとしてあの爺さん、アンタの関係者か何かかい?
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ほぇー、ドラゴンプロトコルってここまで人に寄ったタイプもあるんだねぇ
尻尾とか翼とか無いんだ
(身近にいるドラゴンプロトコル(師匠)の姿を思い出しつつご飯食べてる踊り子軍師、自由に生きてる)
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ん? 他にも誰か集まってきたみてェだな。……見たところ、この色男サンのツレかい?
(ミルグレイスと、春楓のいる方角を一瞥)
そっちの踊り子サンは、見たところ|ご同郷《√ドラゴンファンタジー出身》ってトコか。
まあ、確かに俺ァぱっと見ニンゲンにしか思えねェだろうさ。だが、魂はれっきとした竜でな。
第二段階の|制限を解除《リミッターオフ》すれば多少はドラゴンプロトコルっぽくはなるだろうさ。
……何なら、ここで見せてやってもいいんだぜ?
(ニヤリと笑い、再び総身に|覇気《オーラ》を漲らせる)
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んにゃ? そこのセミになりきってる春楓とは会員繋がりくらいだよぉ
(笑顔で『ツレ』のところを否定する踊り子軍師の図)
そうだねぇ、同郷だと思うよぉ
アタシはミルグレイス。踊り子で軍師で冒険者してる~
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……ただならぬ気配を感じて来てみれば……その気迫、竜の血脈の者か
責任者殿と繋がりある御仁だろうか?
俺(わたし)はモルドレッド、そこにいるミルグレイスの師にあたる
……貴殿の名を聞かせ願えるか?
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事件って聞いて√EDENに行ったんだけど、なんかもう片付いてた! ただいまでもくらしー!
(丁度ビル前の座標でひょーんと√を越えて現れた!)
……あれ、なんか臨戦態勢? 模擬戦開催するならちゃんと結界整えてからにしてねー。
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……ッと。さすがに街ン中で限定解除は善かねえか。悪ィ、調子に乗りすぎた。
(アプローズの指摘に悪戯っ子のような笑みを浮かべ、モルドレッドに向き直る)
……へえ、そう言うアンタも俺と同種のようだな。
俺はケヴィン。ケヴィン・ランツ・アブレイズだ。竜としての|銘《な》は別にあるが……
まあ、そこはおいおいな。
随分人が集まってきたな。このまま立ち話をするにはちょいと迷惑をかけちまうかもしれねェか。
どこか落ち着いて話せる場所にアテはあるかい、色男サンよ?
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んー? 関係者っていうか、お相手しに行かなきゃカナーって思ってたくらいっていうか。
ともあれ、そっか。やっぱり噂のドラプロは君でビンゴなわけね――オーライ。ケヴィン君ね。
(ぱん、と胸前で諸手を打ち合わせる)
私の名前は神薙・ウツロ。この辺で、とある√能力者の寄り合いの元締めなんか気取らせてもらってるよ――屋号は『YellowDragon』って言うんだけどね。
ひらたく言えばスカウトね。君、√百鬼のこの辺に出入りすること、今後もありそげならウチに入ってかない?
なんか私に訊きたいことでもあったっぽいじゃん? そっちの用事も、なんでもいくらでも聞くしさ。
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で、そこのメシ屋がウチ流の「冒険者の酒場」って感じね。ミルクホール『ちゃちゃ』。
場所移すならここオススメよ? (肩越し後方、親指で背後のビルヂングをケヴィンへ示して見せた)
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(ウツロの背後に聳えるビルヂングを見上げ)
へェ、言うなればここら一帯がアンタらの|領地《シマ》で、この建物が城ってワケか。
で、俺に興味が湧いたから仲間にならねェか、と。
……オーケイ、そういうことなら承知した。そのスカウト、乗ってやるよ。
「冒険者の酒場」があるってのはありがたいなァ。確かにそこならゆっくり話できそうだ。
勝手がわからねェし、案内は頼むぜ。
(頷き、入り口に向かう)
しっかし、噂っていったいどんな噂が立ったんだ? 俺ァそんなに目立つようなことしたか? ちょいと|道に迷った爺さんを家まで送り届けた《・・・・・・・・・・・・・・・・・・》だけだぜ?
(うっすらと笑いを浮かべつつ)
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へぇ、同じドラゴンファンタジー出身のドラゴンプロトコルか……しかも武器もハルバードと来た。勝手にだが親近感を覚えるな。
(聞こえてきた声と気配で顔を出す)
どうも、リューン・ブルートだ。
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おお、同じ|槍斧《ハルバート》使いでドラゴンプロトコルか。奇遇だな。こっちこそよろしくだ、リューン。
一般の妖怪を観客にした武闘大会たァ面白そうだな。腕が鳴るぜ。
……それにしても、ウツロの護霊の使役は見事だったな。
あれだけの|神化精霊《ゲシュペンスト》を従えてられるのは家系か? 体質か? 或いは混血とかか?
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「ゲシュペンスト」? ヒューッかっこい! 今度その呼び方|流行《はや》らそっかな、でひゃひゃ。
それで? えーっと、私の護霊ども? その中から強いて言うなら「家系」かな。
ちょっとF1レーサー想像してみてよ。カリッカリにチューニングされたモンスターマシンを作ってのけたのが実家で、それを達者に運転できちゃう凄腕イケメンレーサーが私――って感じ?
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なァるほど、一族の集大成ってワケかい。
東洋の思想ってのは奥が深いねェ。ニンゲンの位階のままで奇跡級の神秘に手を掛ける奴を生み出すとは、|竜族《オレたち》にはなかなか出来ねェ発想だぜ。
まァ、今は俺もそのニンゲンの一員なわけだが……その領域に至るにはまだまだ研鑽が足りねえよなァ(しみじみと)
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まあ、なまじ素で揮える力が強ェから、逆にニンゲンの器に押し込められるととてつもなく窮屈だけどな。
仮に竜種が現代まで生きながらえていたとして、ある日突然ニンゲンの肉体に魂だけ押し込められたら、日常生活を送るのすら困難になっちまうだろうぜ。
俺は一応ニンゲンに転生して、一からこの肉体と付き合ってきたからまだマシな方だが……そうじゃねえ奴らは順応するのも一苦労だったろうなァ。
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その「適応できれば」ってところが難しいモンなんだよ。本来ならできて当然だったことが全くできない肉体で動くことを強制されるわけだからな。
まあこればっかりは、同じドラゴンプロトコルでも個体差があるし、感覚的なイメージを共有するってのも難しい話ではあるんだが……。
そういう意味じゃ、化け術を扱う連中は器用なモンだぜ。普段とは全く違う姿に変身しても、きちんと順応できるんだからなァ。
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おや、新しいお客さんでありますか?
ようこそ、ミルクホール『ちゃちゃ』へ!
ボクは猫屋敷レオ、超すごい冒険者で今はここでお手伝いもしているであります。
…お客さん、なかなか強そうでありますね。
って今はそういうう場合じゃ無いんでありました!
ウツロ、さっきここの関係者らしき人達が道でたむろしているのを見たっていう苦情が入ったでありますので様子を見に行ってくるでありますが、何か知っているでありますか?
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(新たに会話に割り込んでくるレオの気配を察し)
おう。邪魔するぜ。そして世話になるぜ。
まァ強さの方は発展途上だけどな。俺より強い奴なんてゴロゴロいるだろうしな、特にココにはよ。
……だからこそ退屈しねェで済みそうだけどな。
(にやりと人の悪い笑いを浮かべ)
……って、表にまだ誰か居んのか? まさか俺みてェに、単独で古妖をブッ飛ばした猛者がもう一人現れたとかか?
……ヤベェ、ちょっとそれは見に行きてェな……(うずうず)
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んー? どったのレオ。なに、ウチの…会員? が? やだなぁ、たむろってるだけで変な文句が来るって。むしろ安心してほしいよね、平時は地域密着型√能力者集団なんだからさぁ。
――そうだケヴィン君、さっそく一緒に来てみる?
むしろ通報してきた住民さんのとこ行くよ。私達コワクナイヨ! こんなイケメンもいるよ! ってさ。
(レオに「案内せえ」と顎をしゃくり、またケヴィンに「カムヒア」と手招きし、我ら今日も√百鬼の北関東・地方都市を往く)
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