【新入】開口・味味【会員】
(行儀よく――いっそ行儀よすぎるほどに、ビルの正面玄関でノック音を鳴らす。)やあやあこんにちは、はじめまして。神薙さんはこちらにいらっしゃるでしょうか。
禍津宮市。少し見て回りましたが、良い街ですね。
雑然紛然千態万状。混沌としていて――、皮肉ではないですよ? 本当に。
これくらいの方がボクの好みです。
失敬、用事が先でしたね。
ええ、此処等で大きな旅団は此処だ、と噂に聞きまして。
活動する上で、出来ればボクも軒先にでも入れて頂ければ、と。
はい、入団希望です。
√百鬼夜行はボクにとっても地元だけど、賑やかに越したことはないですからね。
――またもや失敬、申し遅れました。ボクは|開口・味味《あけぐち・あじみ》。
『舌先探偵』とお呼びください。
※
●新入会員「開口・味味」
人間(√妖怪百鬼夜行)の妖怪探偵 × 怪異解剖士
年齢: 15歳 男(6月18日生まれ)
https://tw8.t-walker.jp/character/status/h02588
・スレ設置期間【~2/9(日)】
・会員みんなでこのスレに書き込んで新参者を囲もう!


(~『ちゃちゃ』店内より~)
(――ノック音?)
んー? なんだろ、ご丁寧に。
スッと入ってくりゃいいだろに、こういう場合、大体ドア向こうに居るのは語り上手のオモシロ慇懃無礼な皮肉屋さん辺りかな――
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(やあやあこんにちは、はじめまして。神薙さんはこちらにいらっしゃるでしょうか。)
あっ予想ドンピシャっぽ――ああゴメン、こっちの話ね。
『YellowDragon』の神薙さんなら私だよ。名前は知ってた? 顔は? どう、実物のイケメンぶり?
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(禍津宮市。少し見て回りましたが、良い街ですね。)
ふぅん? ここらには初めて来たってわけ。
(雑然紛然千態万状。混沌としていて――、)
うはは、なんかパッと聞き魔境のそれじゃん。
(皮肉ではないですよ? 本当に。これくらいの方がボクの好みです。)
そう? じゃあきっと気が合うよ、私達。
(失敬、用事が先でしたね。)
――ウチを探して来た系?
(ええ、此処等で大きな旅団は此処だ、と噂に聞きまして。)
あはは、お陰様でまあまあでっかく。
(活動する上で、出来ればボクも軒先にでも入れて頂ければ、と。)
からのぉ~?
(はい、入団希望です。)
ヘイらっしゃい!
(√百鬼夜行はボクにとっても地元だけど、賑やかに越したことはないですからね。)
ふぅん? じゃあ今度、出身地のこととか聞かせてもらおっかな。ええと――
(――またもや失敬、申し遅れました。)
そうそう、あまりにも立て板に水だったから名前聞く意識すらトンでたよ。
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(ボクは|開口・味味《あけぐち・あじみ》。『舌先探偵』とお呼びください。)
…舌先、探偵…? 随分と変わった肩書きだねぇ。
なに、事件解決に赴いた先々で現地料理に舌鼓を打つシーン挟んでドラマにするの?
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>予想ドンピシャ ~ どう、実物のイケメンぶり?
良かった、合っていましたか。
ええ、名前はお聞きしていましたが、面を拝見するのは初めてでして。
大きな旅団の長に相応しいお顔かと。
なにやら失礼な想像をされていたような気もしますが、慣れて――もとい、ボクは心が大きいので置いておきましょう。
((そもボクは門戸を叩いた側なので、相手には敬を払うべきというコトは弁えています。本当ですよ?))
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>ここらには初めて来たってわけ ~ じゃあ今度、出身地のこととか聞かせてもらおっかな
まぁ、ちょっとした事情で群馬の山麓に籠もっていたので。
箱入り御上りさん、ってワケでもないけど。用がなければ逆に来ませんよねぇ、近くの県って。
百鬼夜行と名付けられるほどの世界です、文字通り百鬼が居並ぶほどの多彩さが好ましいと思いません?
それに皿の上は、彩り良いほど食い出がある、なんて。
――はい、長い付き合いをしたい旅団の団長さんですからね。気が合うなら幸いです。
(すっ、と。流れるように会釈。)
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>随分と変わった肩書き ~ ドラマにするの?
え。言いません、舌先三寸って? それを肩書にしていいのか、って問われたら答えませんけど。
|呵々々《あっはっは》。そう綺麗にシメられたら拍手喝采、といったところなんでしょうが、ボクは少し趣味が悪くて。
舌鼓を打つなら下手物――人食う妖怪を更に食う、悪食家なんですよ。
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>舌先探偵。なんか嘘とかも得意そうだねー。
おや。こんにちは、はじめまして。
嘘が得意なんてそんなそんな。ボクは真実を暴く探偵ですから。
――先ほど『舌先三寸』とか言ってた? |呵々々《あっはっは》、なんのことやら。
(わかりやすいほどに呵って誤魔化した)
まぁ、でも、探偵は|勿体ぶり《ミステリアス》の方が優秀に見えませんか?
見えるだけですが。
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へえ、群馬から。まあおんなじ関東界隈じゃあるか。
…それで? なんて? 「人食う妖怪を」、「更に食う」――?
何そのスタイル。怪異解剖士系の能力を突き詰めた運用…いや、体質…?
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はじめまして。
残念ながら、ボクの舌は一枚しかないですからね。
両舌も二枚舌も趣味じゃない。舌は一枚だからこそ、じっくり楽しめると思いません?
群馬とこのあたり、たまに比較されたりして大変だったりそうでもなかったりしますよねぇ。
ん――まあ、体質というか、欠落というか。
普通の料理よりも、ばけものの肉の方が美味しく感じる悪食舌でして。
怪異解剖士も学んではいますが、解剖よりは|解体《下拵え》、肉を捌いて食う、と言った方がボクの趣味には近いですね。
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あはは、おもしろいねお兄さん! うん、探偵の存在がいちばん謎めいてる作品もあるかな。
得てして、そういうお話は魅力的だったりもするよね。ふふ!
お名前、味味くんでよいのだっけ? ボクは妖精のアプローズさ。よろしくね!
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…「欠落由来」かぁ。なかなか業が深そうじゃん?
それでなくても「食」と「料理」は原呪術の一みたいなとこあるやつだしね。なまじ悪食、でも、であるが故に「喰える」――みたいな。
(気持ちカルト・マジックのプロらへんっぽい目で開口をしげしげ見る)
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世界一有名な探偵も然り、多かれ少なかれ探偵というのは勿体ぶり――というのが個人的な持論で。
|呵々々《あっはっは》。ボクもそういった、魅力的な探偵に見えれば幸いなんですが。
ええ、よろしくお願いします。妖精――ボクの得手は東洋の妖ですが、西洋の精霊も興味深いですね。
業が深いかはボクの判断するコトじゃないですけど、根は深いですねぇ。生まれつきなもので。
ヒトの食事が『舌に合わない』ぶん、欠落を埋めるために|外のもの《ゲテモノ》に適応した――とか? 詳しく考えたことはありませんけどね。
八百比丘尼や黄泉竈食は言うに及ばず、「食べてはいけない」を食べてしまった奇妙譚は探せばキリがなし。
呪術の造詣は深くありませんが、カミへの供え物を共に食うことで――とか、そういう儀式もあるらしいですしね。
もしもボクの胃の中を覗いたら、蠱毒もかくやの有り様なのかもしれません。
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笑って頂けるならご恐悦。気味悪がられても仕方ない話ですし。
むろん、自分では愉快奇っ怪極まりない、胸を張るならぬ、舌を出して語る話と思ってますが。
身体の中で蠱毒を行っているとなれば、この総身が呪いの媒介、胃の中には蠱毒で生まれた祟り主――といったところですかね?
もちろん、吐き戻すのは行儀が悪いですけど――出力というか、『使い道』は色々と考えられますよねぇ。
(腰に差した竹筒からキツネのような妖霊が顔を出したのを、指先を齧らせてから筒の中に押し込んだ。)
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髪切ったり爪切ったりする時は気を付けなきゃだね。たぶん軽率に呪物カウントされるかもよ――って、うん?
あっ、見えちゃった。ちょっと見えちゃったー。今の子、君の|管狐《クダ》的な? |食餌《・・》も遣り慣れてるかんじ。
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全くですねぇ、迂闊に台所にも立てません。
――と、見えちゃいましたか。別に困るものでもないですけど。
ええ、幸いにも、この|混ぜもの《ゲテモノ》が気に召す妖物もいるらしくて。
この手の使役で、|餌《・》に困らないのは利点かも。
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あはは、その餌でどんな育ち方してるかも気になるやつ~。
…そのクダでなんか呪でも打つこととかあったらさ、こっそり呼んでくんない? 見たい見たい興味ある~。私んち、東のカルト・マジックごちゃ混ぜチャンポンがウリの術師家系でさぁ?
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今でも細かいお手伝いくらいには使いますけど、育ったらどうなるかはボクにもわかりませんねぇ。ま、|育ち《・・》が良いので立派に成ると思いますよ?
――意外と食付きいいなぁ。舌じゃないですが、そちらも随分と悪食なご様子。
そこまで興味津々なら吝かでもなし。こいつが大きく成るか、ボクがいい呪の使い方を思いつくか、どちらかしたら見せましょうか。お代は――今のところ思いつかないので、ま、その時にでも。
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使えそうな|呪法《モノ》はなんでも遣う――取り入れる。
√EDENの防衛をやろうなんていう術師家系なんだし、こっちもこっちで悪食になんないとね、うはは。
それで? 君んとこは? 悪食さがすごいのは味味君の一代だけ?
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なんだか親近感を覚える人が来たでありますね。
はじめまして、ボクは猫屋敷レオ、超すごい冒険者であります!
それにしても、ちゃちゃのメニューを味わってもらえ無いのは残念でありますね。
今度古妖の身体の一部でも切り落として調理して見るでありますか?
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それはその通り。舌も術も、好き嫌いはしないに越したことはない。
そういえば神薙さんは√edenの出なんですね、|拠点《ここ》が百鬼夜行なのでこちらの出身かと。
あくまでボク個人の欠落が発端ですから。|一代《ボク》限り、再現性もない突然変異、というやつです。
実家はただの農家ですよ。それはそれとして探せばなにかは出てきそうですけどね、無駄に古い家なので。
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猫屋敷さんもはじめまして。
親近感――ということは、あなたも食いしん坊さんで?
超すごい冒険者、ってことは確かに色々と食べる機会がありそうですけど。
んん。確かに良い匂いは、ここからでも漂っては来る。
食べられないワケじゃないんですが、どうしても『真っ当な食事』では満足できないんですよねぇ。
古妖を調理――|呵々々《あっはっは》。そいつはボクも興味深い。料理は得意ではないもので、捌いたら生でいっちゃうんですよねえ。
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そ、√EDEN出身。でも地相的にできることやれることを色々模索できそうだし、√百鬼にお邪魔してでかい顔させてもらってるんだ、十年そこら前から。
そっちもそっちでこの√に根差した旧い家だっていうなら、むしろ教えてもらうことが多そうだ――これからも重ねてよろしくね?
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