古本屋の地下

双紙「あにまる」

天泣・吟 2月11日00時

▼世界観
どきどきアニマルワールド!
空、陸、海の3つの自治国があり、それぞれ自分たちの特徴を誇りに生きている。互いに必要以上に干渉しないよう暗黙の了解がある。
世界は3層に分かれるかのように、空に大陸が浮き、地表があり、海がある。空中大陸から溢れた水が地表の湖に溜まり、また、地表から溢れた水がその下にある受け皿の大陸に溜まる。受け皿の大陸は水が満ちて、現在は海になっている。また、海から水が下へ落ちるところはあれど、その下は黒く淀んだ闇が広がっているため存在しないと考えられている。
空は鳥類。帝王にオウギワシを据え、自由気ままに飛び回る。地表へは降りないよう教育がなされている。
陸は哺乳類や爬虫類、両生類。大陸で生きる動物たちの住居。民主主義で自治体が存在している。
海は魚類。水棲生物の住処。巨大な鯨が纏めているというが、実態は謎。

▼組織
●空中帝国:名称未定
空を治める帝国。空はこの一国が全てを牛耳っている。帝王のオウギワシの血族が代々帝王を襲名することで続いている。弱肉強食の世界のため、地表まで降りた者を穢れとして虐げる事でバランスを取っている。

●地表の各自治区:名称未定
陸に存在する各自治体。科によって分かれており、成人した者のみ各自治体を行き来することが出来る。比較的平和だが、食料に関して漫然とした問題を抱えている。時期ごとに自治体の代表を集めて会議を行っている。

●海
国や自治体という単位は存在しない。独自の世界観を構築しており、昨日まで隣人だったものが死んでいることもまあまあある。また、死んだものは食料でしかなく、食べる事で命を繋いでいる。

▼種族
●アニマル
見た目はヒトと獣を掛け合わせたものから獣のままのものまで幅広い。獣の特性がより強く出ており、幼少期に力のコントロールを教え込まれる。

●食料用家畜
アニマルの中でも食料用のもの。主に陸に存在する。

●未分類生物
主に昆虫など。多くのアニマルから世界の民とは認知されておらず、食用として捕獲される事もある。一部生物には自我があると噂されているが真偽は分からない。

▼派生
・闇に呑まれたものは帰ってこない。
・空中大陸はかつて地表から剥がれたものであり、地表はかつて海底から剥がれたものである。
・水の枯渇問題は浮上しており、空陸両方の将来に影響を及ぼす可能性が高い。


※企画用世界観:3