【RP】地下世界の日常・1
地下には秘密の暗黒街が広がっている、とか闇のルートで悪人が暗躍している、とか
忘れられた地底人が蠢く国がある、とか
……そういう都市伝説は、ここではすべて真実なのだ。
ここは地獄。
棄てられた、先が無い、地の下のいきどまり。
闇に棲む者には、ここも愛する都かも知れない。
【ルール】
・リアルタイムRPの場です。
・RPをはじめるときは、【入場】を選択してください。
・最初に入った人が、シチュエーションを決めてください。
・出て行くときは、全員【退場】をお願いします。
・レスが400を超えたら建て替えをお願いします。
・建て替え時にはアンケートをお忘れなく。分類は【発言は団員・友好のみ】にしてください。
【シチュエーション例】
暗渠、地下通路、闇市、洞窟、とか。
各√の「地下にありそうなもの」なんでもOKです。
【入場】
【退場】

っ――
(不意に聞こえた機械音に、ばっと振り返りつつ、機械腕を前に突き出すように身構え)
……なんだ、ベシ公じゃねぇか。
(気がそがれたように、突き出した機械腕を下げ)
0

ピ!
(腕を突き出すような仕種に一瞬、距離を取りますが。向こうが此方を認識した時表情や声から緊張が消えたのを認め再び近くへ寄って行きます)
ヴィヴィ!
(ギギ、と呼びたかったのかもしれませんね)
ヴィヴィ
(ガラクタの方へと回り。ガラクタを見て貴女を見ます。コレと貴女の関係について気に成る様子です)
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よう、ベシ公。お前さんとも変なところで会うな。
オレのチビ共……レギオンが何か見つけたってんでな。見に来たんだよ。ガラクタだったけどな。
(言いながら肩をすくめて。その周囲には円盤状の、どこか機械的な太鼓のようにも見える小型機械が少女の周囲に浮かんでいます。ベシスドゥーズさんとは形状は異なりますが、レギオンと呼ばれるものの一種の様です)
0

ビビビ。
(ガラクタ。どうやらこの「ガラクタ」と彼女の関係はあまり重要ではない様子でした)
ピピ……?
(ベシ公は円盤状のレギオンに音声によるコミュニケーションを図ります。彼らは自分のように独立思考するタイプなのでしょうか?)
0

ああ、ガラクタだ。まあ、何かの足しにはなるかもしれんけど。居るか?
(何かの電子的なパーツの様でしたが大分破損がひどく、何のパーツかも定かではありません)
(そして、ベシスドゥーズさんの音声を検知したレギオンたちは)
『『『ジジ』』』
(と、電子的というより電気的な音をならせて応じます。ある程度の思考能力は持っているようです)
0

ピピー!
(レギオン達が応じるとベシ公は元気良い雰囲気の電子音で応じました。「無害な」レギオン仲間に会えた事が嬉しい様子で身体を揺らしました)
ピピ? ピピピ。
(「ガラクタ」は金属で出来て居ればしかるべき場所に売る事もできるでしょう。
モノ正体はよくわかりませんが、「もらえる物は貰いたい」と謎のパーツをふわりと浮かべ自分の力の制御下に置いた事をアピールしました)
0

『『『ジジジ』』』
(今はギギの周囲に3機が浮かんでいますが、個別に意志があるというより、統合された一つの意識があるようで、無線のメッセージを送ります。通信コードがあっているなら『当機群:特殊機能特化型レギオン”雷鼓”』と名称を告げていることが分かるでしょう)
いるか。今日はドライブがてらだしな。持ってきたいならもってけ。
0

ピピピ。
(ベシ公の正面に立体映像が投影されます。手紙が開くアニメーションの後に届いた文面が文字が表示されます。また此方から『自律思考型戦闘支援無人機・レギオン・ベシスドゥーズ』と無線メッセージを送る様子も投影されました。機械兵器同士のやり取りを可視化する事で人間が状況を判断しやすくなるよう搭載された機能のようですね)
ピー! ピー!
(ドライブ、その言葉に反応するように、ベシ公は興奮した様子でモノアイを来た道の方へと向けました「あれもコミュニケーションが取れるのか」「どういう機能を持つのか」気に成る事が色々ある様子です)
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ベシ公、いろんな機能付いてんだな。
チビ共は戦闘用の機能特化型だからな、あんまりそう言う気の利いたのはダメなんだよなぁ。センサー系もしょぼいし。
(ぼやくような言葉に――)
『『『ジジジ』』』
(抗議するような音を響かせて)
ああん? "タケ”のことが気になんのか?
……まあ、ちょっと見せてやるくらいはいいか。ついてきな。
(言って、踵を返して自分の愛機に向かいつつ)
アイツもAIは積んでるが、チビ共やお前さんほど高度じゃないからな。機体管制専門さ。
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ビビビ!
(ベシ公も同じレギオンの仲間を悪く言うようなセリフには同じような抗議の音を鳴らします)
ピーピピピ、"ピピ”
(それはそれとして"タケ”の事は気に成り貴女の後ろについて行きます。自分で考える力はあっても、この地下で見かける殆どの機械のように寡黙な仲間らしい、と考えるのでした)
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お前も乗るのかよ……悪かったよ。
(自分のレギオンから抗議は来るだろうと思っていましたが、ベシスドゥーズさんからも来るとは思っておらず、げんなりとした様子を見せて)
(そんな話をしているところで、自分の愛機のところまで戻り)
”タケ”――”タケミカヅチ”、起きろ。
(その言葉に応じて、待機モードになっていた機械サソリが起動し)
(そして、その前に立ったギギは腕を組んでベシスドゥーズさんを振り返り)
此奴がオレの相棒、半身でもある多脚歩行戦車”タケミカヅチ”だ。
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ピピピ、ピー!
(”タケ”が実際動き出すとベシ公もその様子を見てどの程度のスペックがあるか、どれ程高度な技術が用いられている物なのか大体のあたりを付ける事ができます。所々に自分の世界の技術では測れない所もありますが、それも含め驚くに値する機体だと感心しました)
ピーピピ。
(貴女が腕組をする得意そうな仕草をするのもうなずけるというもの。コレは「大したもの」です)
(”タケ”にも『自律思考型戦闘支援無人機・レギオン・ベシスドゥーズ』と自己紹介を試みます。貴女はそんな試みを投影されたアニメーションによって知るでしょう)
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オレの相棒さ……それこそ、オレがいないとまともに動けないポンコツでもあるけど……オレと組んだら「大したもの」なんだぜ?
(ギザギザの歯を見せてニヤリと笑い)
(そして、メッセージを送られた"タケミカヅチ”は、メッセージの着信をギギに伝え。そして、ギギから応答を行う許可を得て。『ギギ・ガルヴァーニ専用多脚歩行戦車”タケミカヅチ”』と応答します)
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ヴィヴィ!
(『ギギ・ガルヴァーニ専用多脚歩行戦車”タケミカヅチ”』。ギギの専用機。誰かの為に作られた機体……相棒、それは本当に特別な事だなと思いました)
ピピピ……。
(レギオンはある程度の汎用性を持ちつつ、状況に応じて分化した機能を持ちます。だから「何かの為に」という決定的な目的はありません。しかし彼、あるいは彼女はギギの為という目的が生まれつき備わって居る。それは道具である自分にとって、他に代わりの居ない一流の専門家のようなものです。ベシ公は”タケ”が少し羨ましいと思いました。そんな様子は身振りでは表現できませんが、あちらからこちらから”タケ”を見て、ただ強い関心を持った様子だけ見て取れるでしょう)
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(上部装甲がスライドしてコックピットへの隔壁が開き。蟹の鋏のようにも見える前部マニュピュレーターが向かえるように地面につき、ギギはコックピットまで登り)
ベシ公には悪いが、今日はぼちぼちいくぜ。どうしても興味があるってんなら……まあ別の機会にでもな。
(そう言って、コックピットに潜り込むと、背面装甲が閉まり。そして、周囲に浮かんでいた円盤状のレギオンが”タケミカヅチ”の上部装甲にある凹みにはまり込むようにしてロックされ)
『じゃあまたな、ベシ公!』
(スピーカーからギギの声が発されて。そのまま、がしょん、がしょんと重厚な音を立てて坑道を後にするのでした)
(無効票)
0

ヴィヴィ!
(貴女を格納する滑らかな”タケ”の動きに関心しつつ。
機体の左右にある浮遊ビットを左右に揺らし「バイバイ」と貴女達を見送ります)
……。
(残されたベシ公は浮かべたガラクタに向き直り。何やら考えるようにそこに浮遊するのでした)
(無効票)
0

(たまたま散歩がてら見つけた暗闇の広がる洞窟の中を、半永久的に動くランタンを手に歩いていく)
(半分は、静かな場所を求めて。もう半分は……徐に赤黒い柘榴のような石を取り出す。解析したら、魔力が含まれていた)
(……ゾンビのいた門から吐き出された産物。もし何処かに繋がるのだとしたら)
……いい場所が見つかるといいのですが。
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(歩いていたら、少し開けた場所に出る。その先にも、幾つか道が見えたが)
まぁ、この辺でいいでしょう。準備しないと、ですね。
(所持品からチョークを取り出して、何やら模様を描き始める。円形や文字といった……つまり、魔法陣だ)
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(本来、こういう魔法陣を描いて何かをする……なんて、ほとんどやったことがない。知識でしか記憶にないし、自分は実戦派だ)
(でも、あの門から吐き出されたってことは……どこかに通じる可能性もゼロじゃない)
……全く、専門家もいない状況で行うのは、愚の骨頂ですけど。
(文字を書き終えて、赤黒い石を中央に置く)
(空気が若干、震えるのを感じられるかもしれない)
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すぅ……“|Πέρα《彼方へ》 |φως《光を》、|ἐλπίς《エルピスよ》 |ύπαρξη《ここにあれ》”
(詠唱し始め、魔法陣が光り始めた途端)
……っ!?
(パンッ! と魔法陣が弾け、その魔力の残滓が顔を撫ぜた。……ケガはないが、洞窟に勢いよく風が吹いて行った気がする)
……失敗、ですか。
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まぁ、成功するとも思っていませんでしたが。
回収して、どこかで休みましょうか……ん?
(煙の出ている赤黒い石を回収しようとして……卵くらいの大きさになっている?)
どういうことでしょうね、これ……
(とりあえず、赤い卵の回収はしておく)
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(卵型になった、魔力を吸い込む赤黒い石。まぁ、嫌な予感はする)
とりあえず……片づけますか。
(魔法陣の一部を足先で消し、持ってきたペットボトルの水をかけていく。この手の魔法陣は、水で簡単に消えてしまうんだ)
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(ここはゴミ山、積み上げられた何らかのゴミがあちこちで壁のように反り立っています)
(壁のように反り立つゴミ山の一つ、白い布が掛けられていました。白い布へ向け浮かぶ一機のレギオンから光が投射され何か映像が映し出されていました)
ピピピ
(近くの段ボールに別のレギオンが一機、一匹の猫と共に映し出された映像を見上げて居ましたレギオンの元にはポータブルテレビ。布に映し出された映像はどうやらポータブルテレビの映像をレギオンが中継しているようです)
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(今、映し出されて居るのは深夜放送の映画のようです。ゾンビという存在が現れ。森の小屋にキャンプに訪れた若者たちを襲います)
ビビーッ。
(ジャンプスケアが入る度にレギオンはブザー音を鳴らし、ネコはそんな映像を見ながらも落ち着いた様子でレギオンをポンポンと叩き励ますのでした)
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ピピピ……。
(映画がCMに入るとカタカタ震えていたレギオンもホッと落ち着いた様子で猫と向き合います)
ピピピ、ピ。
(何か猫に語り掛けますが、猫は勿論機械の言う事など分かりませんので「うわあぉ」と鳴くばかりでした。レギオンはそんな猫の反応を見ても満足そうに頷きます)
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ピピピ……ピピピ。
(CMでは何処か知らない√の世界の商品が紹介されています。ナイフセットの紹介でコックの姿をした男性が大仰なパフォーマンスでナイフの切れ味を紹介します。
トマトから金属板までスパッと切り刻む様子にレギオンは身体を揺らし感心した素振りを見せました)
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ピー。
(お金を貯めたらこのナイフを買おう。本人はレーザーで大体の物体を切断できますが、CMのパフォーマンスはレギオンの論理回路をガッチリ掴みました)
ピピピ。ピ。ビビビ……。
(そんなワクワクしたのもつかの間の事。CMが明けて映画が始まります、レギオンは身構えました、猫はよくわからないので眠ってしまいますが。震えるレギオンの発する熱で程々心地よく眠る事ができたそうです)
(【退場】)
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(液体の入ったコップを手に騒いでいるひととひと。顔が赤く、とても賑やかだ。笑い声が耳に心地よい)
(こちらを覗き込む顔。別の目で見れば分かったが、これは闇市の売り物だ。なにか欲しいものがあるのだろうか)
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(少し遠く、人が蹲っている。具合が悪いのだろうか、腹を押さえて何かを吐き出していた。様子をもう少し見ておこうか)
(ほど近く、人が並んで歩いている。何やら機嫌がいい。その手には何枚もの紙が握られていた)
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(コーン、コーンと金属質な足音を響かせながら、暗い通路を進む外套を纏った小柄な人影が一つ)
(その周囲には、光の弾がいくつか漂っていて、遠目に見れば、周囲に人魂を浮かべた幽霊のようにも見えるかもしれません)
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(実際のところは、周囲に浮かぶ光の玉は人魂などではなく、ぼんやりと光る円盤状の浮遊機械、周囲を照らす光源としているレギオンであり、小柄な人影はその主たる少女でありました)
……たくよぉ、どこまで続いてんだよここ。
(若干の疲労感の滲んだぼやき声が漏れます)
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(別にどうという話ではなく、目についた未探索と思しき暗い通路に入り、目ぼしいものは発見できないままに、延々と先の見えない通路を歩き続けている、というだけです)
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『『『ジジジ』』』
(周囲に浮かぶ厚みのある円盤状のレギオン群が、電気的な振動音を発し)
(同時に、レギオン群からテキストメッセージが着信。サイボーグとして改造された視界の片隅に浮かぶメッセ―ジ欄にテキストメッセージが書き込まれ)
【Li-COs:引き返せばいいんじゃない?】
【GiGi:……まだ進む】
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(既に大分長い時間歩いてきていて、通路の先はいまだ見えず、さりとて途中で何か目ぼしいものが見つかったわけでもなく。ここで引き返してはそれこそ、ただの骨折り損のくたびれもうけというもので。半ば意地で歩み続ける外套姿の少女です)
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(さらにしばらく、黙々と進んでいると)
【Li-COs:主様、諦めたら? 僕らももうタケミカヅチに帰ってメンテナンスモード入りたいよ~】
『『『ジジジジジジ』』』
……うさいぞチビ共! いけるとこまで行くんだよぉ!!
(半ば自棄になってそう吠えて、外套を纏った少女は、さらなる奥を目指して進むのでした)
(【退場】)
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【早朝 暗渠】
(灯りの届かない場、流れの音、水路際をひた歩く三メートルの影。)
ンンン~~~~ッッッ!!!
水場には“寄り易い”と申しますがッッッ、我輩ッッッとても居心地がいいッッッ!!!
(無効票)
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(周囲には誰も居ない。だが、影は愉しそうに続ける。)
ところで知っておりますかなッッッ???
大雨の日に、とある水路で子どもが一人行方知れずになったそうですッッッ!!! 周辺に住まう人々はそれはもう懸命に捜索をしたそうですが、子どもはついぞ見つからずッッッ!!! 目印は黄色いレインコートだったとのことッッッ!!!
そのレインコートがですね、出るんですよ。
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大雨の日になると水路の脇に、黄色いレインコートの子どもが佇むそうです。行方不明になった子どもかと思って声をかけても、黙って笑って見上げてくるそうです。その日から声を掛けた人の視界の端には、決まって大雨の日になると黄色い何かが映り込むそうですよ。
外に出ても、家に帰っても──ンハハ、ずっと、ずっとッッッ!!!
確り注視しようとしても、捉えられないッッッ!!!
一体何なんでしょうねえッッッ!!!
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(暗渠の流れが僅かに速くなる。地上では雨が降っていたらしい。)
ンなぁ~~~~にッッッ、インターネットの海で見つけた真偽不明のロアですともッッッ!!!
(故にご安心を──信じようと、信じまいと。)
(けたたましい声は次第に遠くなる。)
(やがて、無音。)
(【退場】)
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