【RP】地下世界の日常・1
地下には秘密の暗黒街が広がっている、とか闇のルートで悪人が暗躍している、とか
忘れられた地底人が蠢く国がある、とか
……そういう都市伝説は、ここではすべて真実なのだ。
ここは地獄。
棄てられた、先が無い、地の下のいきどまり。
闇に棲む者には、ここも愛する都かも知れない。
【ルール】
・リアルタイムRPの場です。
・RPをはじめるときは、【入場】を選択してください。
・最初に入った人が、シチュエーションを決めてください。
・出て行くときは、全員【退場】をお願いします。
・レスが400を超えたら建て替えをお願いします。
・建て替え時にはアンケートをお忘れなく。分類は【発言は団員・友好のみ】にしてください。
【シチュエーション例】
暗渠、地下通路、闇市、洞窟、とか。
各√の「地下にありそうなもの」なんでもOKです。
【入場】
【退場】

(ここはゴミ山、積み上げられた何らかのゴミがあちこちで壁のように反り立っています)
(壁のように反り立つゴミ山の一つ、白い布が掛けられていました。白い布へ向け浮かぶ一機のレギオンから光が投射され何か映像が映し出されていました)
ピピピ
(近くの段ボールに別のレギオンが一機、一匹の猫と共に映し出された映像を見上げて居ましたレギオンの元にはポータブルテレビ。布に映し出された映像はどうやらポータブルテレビの映像をレギオンが中継しているようです)
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(今、映し出されて居るのは深夜放送の映画のようです。ゾンビという存在が現れ。森の小屋にキャンプに訪れた若者たちを襲います)
ビビーッ。
(ジャンプスケアが入る度にレギオンはブザー音を鳴らし、ネコはそんな映像を見ながらも落ち着いた様子でレギオンをポンポンと叩き励ますのでした)
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ピピピ……。
(映画がCMに入るとカタカタ震えていたレギオンもホッと落ち着いた様子で猫と向き合います)
ピピピ、ピ。
(何か猫に語り掛けますが、猫は勿論機械の言う事など分かりませんので「うわあぉ」と鳴くばかりでした。レギオンはそんな猫の反応を見ても満足そうに頷きます)
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ピピピ……ピピピ。
(CMでは何処か知らない√の世界の商品が紹介されています。ナイフセットの紹介でコックの姿をした男性が大仰なパフォーマンスでナイフの切れ味を紹介します。
トマトから金属板までスパッと切り刻む様子にレギオンは身体を揺らし感心した素振りを見せました)
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ピー。
(お金を貯めたらこのナイフを買おう。本人はレーザーで大体の物体を切断できますが、CMのパフォーマンスはレギオンの論理回路をガッチリ掴みました)
ピピピ。ピ。ビビビ……。
(そんなワクワクしたのもつかの間の事。CMが明けて映画が始まります、レギオンは身構えました、猫はよくわからないので眠ってしまいますが。震えるレギオンの発する熱で程々心地よく眠る事ができたそうです)
(【退場】)
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(液体の入ったコップを手に騒いでいるひととひと。顔が赤く、とても賑やかだ。笑い声が耳に心地よい)
(こちらを覗き込む顔。別の目で見れば分かったが、これは闇市の売り物だ。なにか欲しいものがあるのだろうか)
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(少し遠く、人が蹲っている。具合が悪いのだろうか、腹を押さえて何かを吐き出していた。様子をもう少し見ておこうか)
(ほど近く、人が並んで歩いている。何やら機嫌がいい。その手には何枚もの紙が握られていた)
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(コーン、コーンと金属質な足音を響かせながら、暗い通路を進む外套を纏った小柄な人影が一つ)
(その周囲には、光の弾がいくつか漂っていて、遠目に見れば、周囲に人魂を浮かべた幽霊のようにも見えるかもしれません)
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(実際のところは、周囲に浮かぶ光の玉は人魂などではなく、ぼんやりと光る円盤状の浮遊機械、周囲を照らす光源としているレギオンであり、小柄な人影はその主たる少女でありました)
……たくよぉ、どこまで続いてんだよここ。
(若干の疲労感の滲んだぼやき声が漏れます)
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(別にどうという話ではなく、目についた未探索と思しき暗い通路に入り、目ぼしいものは発見できないままに、延々と先の見えない通路を歩き続けている、というだけです)
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『『『ジジジ』』』
(周囲に浮かぶ厚みのある円盤状のレギオン群が、電気的な振動音を発し)
(同時に、レギオン群からテキストメッセージが着信。サイボーグとして改造された視界の片隅に浮かぶメッセ―ジ欄にテキストメッセージが書き込まれ)
【Li-COs:引き返せばいいんじゃない?】
【GiGi:……まだ進む】
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(既に大分長い時間歩いてきていて、通路の先はいまだ見えず、さりとて途中で何か目ぼしいものが見つかったわけでもなく。ここで引き返してはそれこそ、ただの骨折り損のくたびれもうけというもので。半ば意地で歩み続ける外套姿の少女です)
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(さらにしばらく、黙々と進んでいると)
【Li-COs:主様、諦めたら? 僕らももうタケミカヅチに帰ってメンテナンスモード入りたいよ~】
『『『ジジジジジジ』』』
……うさいぞチビ共! いけるとこまで行くんだよぉ!!
(半ば自棄になってそう吠えて、外套を纏った少女は、さらなる奥を目指して進むのでした)
(【退場】)
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【早朝 暗渠】
(灯りの届かない場、流れの音、水路際をひた歩く三メートルの影。)
ンンン~~~~ッッッ!!!
水場には“寄り易い”と申しますがッッッ、我輩ッッッとても居心地がいいッッッ!!!
(無効票)
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(周囲には誰も居ない。だが、影は愉しそうに続ける。)
ところで知っておりますかなッッッ???
大雨の日に、とある水路で子どもが一人行方知れずになったそうですッッッ!!! 周辺に住まう人々はそれはもう懸命に捜索をしたそうですが、子どもはついぞ見つからずッッッ!!! 目印は黄色いレインコートだったとのことッッッ!!!
そのレインコートがですね、出るんですよ。
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大雨の日になると水路の脇に、黄色いレインコートの子どもが佇むそうです。行方不明になった子どもかと思って声をかけても、黙って笑って見上げてくるそうです。その日から声を掛けた人の視界の端には、決まって大雨の日になると黄色い何かが映り込むそうですよ。
外に出ても、家に帰っても──ンハハ、ずっと、ずっとッッッ!!!
確り注視しようとしても、捉えられないッッッ!!!
一体何なんでしょうねえッッッ!!!
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(暗渠の流れが僅かに速くなる。地上では雨が降っていたらしい。)
ンなぁ~~~~にッッッ、インターネットの海で見つけた真偽不明のロアですともッッッ!!!
(故にご安心を──信じようと、信じまいと。)
(けたたましい声は次第に遠くなる。)
(やがて、無音。)
(【退場】)
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はぁああ、わたくしはただ今日は買い物に来ておりましたの、おわかりでして? 貴方がた。わたくしが淑女な事に感謝なさい(黒い塊の上に腰掛ける赤いドレス姿の女。懐から取り出したキューバ製のシガーの口を噛みちぎり、手慣れた様子で炙るように火をつけ、一息ついた。彼女が腰掛ける黒い塊からは時折うめき声が漏れ出ている。よく見れば積まれた人の山である)
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(そこを偶然にも通りかかった一人の女)
(積まれた人の山に座る彼女を見て派手にやったなと思いつつ自身の煙草を取り出し火をつけようとする。……が、どうやらライターを置いてきてしまったようで)
失礼、少し火を頂いてもいいだろうか?
(ちょうどいいと彼女の方へ近寄り、煙草を見せながら問うて)
(無効票)
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あらあら、うっかりさんのようですわね、どうぞ(ライターを取り出すと、カチっと火をつけた。シガーライターである。青く太いバーナーのような炎が立ち上がる)
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あぁ、これでして?(かかとで軽く小突いた)
まぁこのあたりの名産品の強盗でしてよ。まぁこのような格好をしているとちょくちょく絡まれますのよ(ドレスの裾を軽くつまんだ)
迷惑料に財布はいただきますけれど大体まぁ中身が無いのですわよねぇ
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ふむ、なるほどね。
確かに君のような装いが此処を歩いていれば確かに目立つし、ご挨拶もしたくなるものだ。
(納得したように頷き)
……まぁ、だからこそ強盗なんてやっているのだろうけど。
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このわたくしに襲いかかるのと全財産持ち運ぶの、どちらがより間抜けなのか。少し検討の必要があるのかもしれませんわね(立ち上がり伸びをし、強盗の山を軽く蹴って崩した)
わたくしはヴェンデルガルト・ヴィルダー。フリークスバスターですわ。あなたは?
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少なくともどちらも間抜けなのは間違いないだろうね。
私はユールヒェン・メルクーリオ、どこにでもいるただの情報屋だ。
名前が長いので君さえよければ"ユーリ"と呼んでほしい。
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そうだね……彼等の隠してる財産の在処なんてどうだい?
金額はこのぐらいでどうかな。
(そう言いながら紙とペンを取り出し書き込んで見せて)
(値段は世間的に少しお高い方ではあるが、貴女であれば余裕で払えるぐらいのもので)
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えぇ、ありがとう。
ちなみにそちらの彼らの財産の在処情報は買わせていただきますわ。支払いはキャッシュでよろしくて?(ドレスの隠しポケットから長財布を取り出す)
まぁ、この場でこうして叩きのめした以上、追い打ちするのも興が乗りませんので、次こいつらが仕掛けてきた時用かしら
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考えてみればそれもそうだ。
それで君に喧嘩を売るなんて余程の命知らずだろう。
さて、煙草も吸い終わったことだし私はこれで失礼するよ。
また会えることを祈っている。
(吸い終わった煙草を携帯灰皿へ押し付けると、その場を後にするのでした)
(【退場】)
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