はくちょう座

【遊】午前3時に、鍵が開く

七・ザネリ 6月29日00時

√エデン。某日。

寝ぼけ眼を擦って、
もしくは、くたくたになった仕事帰りに、
はたまた、噂を聞きつけて?

早朝、寂れた商店街の隅で、
貴方は鍵の開く音を聞いたはずだ。

🔓 お困りの貴方の代わりに 鍵を開けます。
スタンド看板に手書きのやる気のない文字でそれだけ書いてある
シャッターを背に簡素なテーブルと、パイプ椅子
テーブルには、様々な工具や、花瓶、コンビニのおにぎりが並んでいて、
その奥には、パンダの着ぐるみが座っている。

いま、目が合いました?

!鍵を失くしてしまった
!これ、呪われているんです
!暗証番号忘れちゃった…

「ご安心ください
 どんなものでも、開いてみせましょう。」

・けれど、代わりに……。
🔓 ダイスを振ろう!
・かちゃり、開きました。 

「 お代はそうですね。」
👉 0~20 : 幼少期怖かったものってなんですか?教えて
👉 21~40 : ひとつだけ手に入るとしたら何がほしい?教えて
👉 41~60 : かみさまって信じていますか?教えて
👉 61~80 : 夢に見るほどに後悔してることはあります?教えて
👉 81~99 : 俺のこと、どう思います?教えて

「いやあ、お代も払わずに帰るなんて言ったら、
 どこまでも着いていっちゃいますからね。  」

はは、はは!

🔓 7月いっぱい
🔓 どなたでも、なんどでも。
七・ザネリ 6月29日00時
今日はパンダかよ。
(常連の男が、手にしている、そう正しくは手首に嵌められているのは手錠だ。)
さっさと外してくれ。お前に開けてもらいてえもんを持ってくるにも、不便でね。

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七・ザネリ 6月29日00時
(かちゃり。)(自由になった両手確認し早々に逃げ出そうとしたが、20分ほど走ったにも関わらず、パンダは一生付き纏ってくる)
………相変わらず、クソみてえなお代だな。………逃がしたことは後悔している。まさか首がなくとも動くとは思わねえだろ。今頃どこほっつき歩いてんだが、さっさと見つけてやらねえとな、…悔しいが夢にも出て来ねえ。もういいか?行くからな。
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ジャン・ローデンバーグ 6月30日00時
(夜歩きの最中にパンダのきぐるみと目が合った)
(何回見てもきぐるみだ。歩いてくる。目が合った。目が合ったし、何だか近付いてきた)鍵開け?(着ぐるみがぶんぶんと頷いた。どこかコミカルな動きは、まだ薄暗い商店街で見ると少々不気味でもある。でもそういうのならと、王冠の少年が着ぐるみに向かって微笑んで)――いいよ。じゃあこれを開けられるか。姉のものなんだが、鍵がなくてな。(古ぼけた木製のジュエリーボックスだ。百合の細密彫刻の下に、銀の錠前が掛かっている)

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ジャン・ローデンバーグ 6月30日00時
(カチャン、と鍵が開く音がした。銀の錠前を器用にこっちに渡してくる)すごい。じょうずなんだな(中を見ずに箱を貰った。白百合の箱は木製で、きらりとも光ったりしない)
「御代に、」(お代?)……アー。信じては、どうだろうな。(箱を見下ろして)でも、かみさまはいるんだって。誰かのことをうんと助けたりもしないし、誰かのことで泣いたりもしない。――そういうもんなんだってさ。

……これでいいの?
そう、ありがとう。またね、パンダさん。
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戀ヶ仲・くるり 7月2日22時
(瞼を擦る。)(あれ?)(外)(なんでこんなところに居るんだっけ?)(横になればすぐに寝てしまいそうな様子。部屋着のままぺたぺたと歩き、|当然のように《・・・・・・》その店の前に。まるで定まっていたかのように。)
「そちらですね、外しましょうか」
…うー…?はい、おねがいします…?(パンダの着ぐるみに問われて、寝ぼけた様子で頷く。)

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戀ヶ仲・くるり 7月2日22時
(パンダのふかふかの手で、腰にぐるりと巻きついた影の腕が外された。『ざーんねーん!』と笑う不快な声に眉を寄せる。うるさい。)
「お代をいただけますか。ひとつだけ手に入るとしたら何がほしい?」
……わたしがほしいもの……?…なんだろ、ものじゃなくていい?そっか、じゃあ、いえに、かえりたいなぁ(今の家だって好きだけど。ごはんを作っても、誰も食べてくれないし。おかえりも、ただいまも、いってきますも、いってらっしゃいも、いう人がいない。帰りたいなぁ、家族がいる場所──なんで帰れないんだっけ?──今、なにかんがえた?分かんない)
…おしえるの、なんでしたっけ。もういいんです?そっかぁ。ありがとうございました…おやすみなさい…(寝ぼけ眼でぺたぺた歩く。ついていく影がゆらりと揺れた。)
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祭那・ラムネ 7月4日22時
(怪異狩りを終えた朝。少しだけ散歩してから帰ろうとして、また、迷って。気づいたら見知らぬ商店街にいて。
目の前に、パンダ。)
………、鍵?
(はて、何か開かないものはあったかな。…ああ、そうだ。)
本を貰ったんだ。けど、何かまじないがかかっているのか開かなくて。

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祭那・ラムネ 7月4日22時
わ、ありがとうございます。え、……かみさま、ですか?
(またたきひとつ。)
そうだなあ……難しいな。信じてないわけじゃないけど、盲信はしてない。
……つか、パンダさん飲み物は?お茶かなにか買ってこようか。
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東雲・夜一 7月13日11時
なんだ?パンダ?変わったことをやってんだな。
(手元の錆びたそれを差し出す。)
錆びすぎて壊すしかないって言われた代物だ。やってくれ。

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東雲・夜一 7月13日11時
さあな。昔のことなんざ覚えてねぇなぁ。お代にゃあなんねぇか?
代わりに美味いもんでも置いとくか。
(しっかりと鍵を受け取り、飴玉を2つ置いた。)
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