【イ】海の果てにてA【日常】
■ シチュエーション ■全ての大陸が水没した海洋世界『リメア・ヴェール』
紺碧の大海に浮かぶ一隻の豪華客船『アステリズム・エテルネ』
あらゆる世界から訪れた人々が乗り込む一流の異世界リゾートクルーズ船として知られる船は、今まさに海の藻屑になろうとしていた。
√エデンの港を出発した異世界救難船「やさか」の甲板から、何度もヘリが離着陸しクルーズ船の搭乗客を救助している。
ヘリだけではなく、時折飛龍やWZの類も救助に手を貸してくれているようだ。
ほどなくして乗客は無事に救助されるだろうが――――
◆ ルール ◆
豪華客船『アステリズム・エテルネ』船内にある【公共フロア】で起きる日常をRPする「少人数RPスレッド」です。
【【【 現在、客船は沈み始めています。フライトデッキに救助の手が来ています 】】】
【【【 避難の艦内放送を聞いて避難していても全然聞き逃していても構いません 】】】
【【【 もう救助されていて救難船側から沈む様子を見ているていでも大丈夫です 】】】
最初に入場したキャラクターが、好きなシチュエーションを建てて下さい。わかりやすいよう、「場所と時間」を明記することを推奨します。
・入場制限について
最初に入った人がいずれかのアンケートを選んで、以降は全員退場するまでその人数がスレの参加制限となります。
RPをやめるときは【必ず】、「退場」を選択してください。
・建て替えについて
建て替えについては企画者側で行いますので気にしなくて大丈夫です。
基本的なルールは√MMに準じます。
√エデンは健全なゲームです。
公序良俗に関してはそれぞれ憂慮してください。
【入場:3人】
【入場:4人】
【入場:5人】
【退場】

同じ世界の中でもそんなことが言われるっすけど、ましてやいくつも世界が交わる時代っすからね。きっともっといっぱいいるかもしれないっす。
そういう事っすかぁ。それはなかなか豪気なご判断っすねぇ。
(遠く、ボカーンと爆発音が聞こえて、船が揺れて)
……こんな状況っすのに。
(大げさに肩をすくめるような動きをして)
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この船も、様々な世界からの客人がいたようですしね。
(ゆっくりと珈琲に口を付けようとして。)
(爆発による揺れで跳ねた珈琲で咽て。)
熱っ……。
(口元を隠して。)
……失礼。
(謝罪し、改めて。)
人混みも危険ですからね。
それに。こういった経験も初めてですから。
折角の霽れの日、楽しもうかと。
(お茶をするのには向いていませんが、と付け加えながら。)
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色んな所からいろいろ集めてた見たいっすからね~
(こちらはどうやったのか、手にしたコーヒーカップまで爆発の衝撃が渡ることなく、風のないだ水面の如くで)
およ、大丈夫っすか? もしかして熱いのニガテな感じだったり? お水とかもってくるっすか~?
(異様な風体のまま、しかし、親切心で言って。『仕事』のための姿ですが、『仕事』を終えてから一休みしてショップでコーヒーを入れたことで、意識がやや普段の方に寄ってきています)
ハレの日、と言うにはどうにも物騒っすけどねぇ。
(何やら、遠く銃声とバケモノの雄たけびのようなものが聞こえてきて)
元気にやってるっすねぇ。まあ、距離の感じからして、まだコーヒー一杯を楽しむ程度の余裕はまだありそうっす。
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失礼。|否《いいえ》ゆっくりと飲む分には大丈夫なのですが。
(カップを持ち直して。)
不意に撥ねると、驚いてしまいまして。
この船で行われていたことも、これで分かりましたしね。
(咆哮が聞こえた方へ視線を向けて。)
原因と結果が明確な以上、するべきことはもうありませんから。
(避難もスタッフの皆様が行うことでしょう。)
(今日の私は歓待される側です。)
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なら良かったっす。
あーしは一息ついたら……逃げ遅れてる人とかいないか探しに行くつもりだったんすよ。
でも、なんか元気いっぱいに暴れてる感じのもいるみたいだし、コーヒー一杯やったら、どうするっすかねぇ。
(コーヒーを飲みつつ、アップルパイにぱくつき。見た目的にはフードの中の闇に消えていくようにも見えるかもしれませんが)
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流石にすたっふの皆様も優秀ですね。
逃げ遅れている人も少ないようで。
(私達のような人も居ますが。)
声の主へ会いに行くのも、一興ではありますか。
暴れるだけでなく、戦闘もしている様子ですから。
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教育は行き届いてたっすね。業務量はブラック気味だったっすけど。
声の主へ会いに行く、っすか?
おねーさん、中々怖いもの知らずっすねぇ。あんな感じなのに。
(遠く聞こえる雄たけびなど顔を向けつつ)
あーしとしては、触らぬ神に祟りなしって感じっすよ。
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トラブル前からVIP呼びまくりでもあったっすからね。バックグラウンドのスタッフはあっちもこっちもてんやわんや……だったんじゃないっすかね~
(最後はとってつけたように『推測』のていで言いましたが、その前半は実感がこもった言葉でありました)
毒だってわかってるなら、途中で控えといてもいいんじゃないっすかね。
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世界が違えばまなーも違うでしょうし。
歓待の仕方も変わるなら、求められる水準は非常に高いでしょう。
(再び聞こえる咆哮に視線を向けて。)
……ああいった物の管理もあるようですしね。
半端は嫌いですので。
……こうして残っている以上、お互い様でしょう?
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そうっすねぇ。
よくもまぁ、それができるスタッフを集めたもんすよ。
……まあ、ああいうのは専門スタッフがいるんじゃないっすかね?
半端はキライっすかぁ。
あーしっすか? あーしはちょいと野暮用を頼まれてたもんで。
それを片付けてたらこの時間ってわけっすよ。
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『運営』の割に、なかなか頑張ってたっすかね。
こんなところで仕事してないで、もっといいところで職を見つけて欲しいっすねぇ。
(その言葉には、多世界犯罪組織という『運営』の割に、という揶揄が籠っていました)
野暮用っす……まあ、『害虫駆除』的な?
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仕事を選ばないからぷろということかもしれませんが。
さて、私は歓待を職としたことが無いのでなんとも。
成程。視界に入らなければ善い、という人もいれば、
自ら駆除しに行く人もいますからね。
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プロである以前に、職業選択の自由ってもんがあるっすから。
そっす。
あーし自身は別に自分やその周りに害がないならいいんすけどねぇ。
そうじゃないって人もいるっすから。メンドウな話っす。
(嘆息するように言ってから、アップルパイの最後のひとかけらを口に運び、コーヒーを飲み干して)
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さて、あーしはそろそろ行っす。
おねーさんも、毒の完食はいいっすけどぉ、ちゃんと適当なタイミングで引き上げるんすよ?
それじゃ、バイバイっすよ~
(ひらひらと手を振って、その場を後にするのでした)
(【退場】)
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己の意思で行っているのなら。
善悪、私は何方でも善いので。
それは、お仕事お疲れ様でした。
(ぺこりと頭を下げて。)
無論。帰るまでが旅行ですからね。
(控えめに手を振って去っていくのを見送ると。)
(冷めた珈琲を改めてゆっくり飲み干した。)
(【退場】)
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(救助はつつがなく進み、船内に残った気配は残り僅か。破損し、底から浸水した船は、海の底に消えるまでのカウントダウンのように揺れる。)
ふ、ぅぅ…疲れ、たな…ちょっとばかし。
(廊下の壁にもたれかかり、煙草に火を──クソ、怪物に襲われたからか、ライターがひしゃげて火がつかない。ライターだけでなく、上着が裂かれ、腕や脚も傷を負ってガタガタだ。)
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──ッ、逃げ遅れかい?
(声に反応し、力を振り絞るように、凭れていた身体を起こす。)
逃げ道なら、こっちだ。
(大丈夫か?と、血や何かで汚れた手を差し出す。)
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そっか、それなら良──くはねぇわ。
早く行かなきゃ、船のオタカラと一緒に、財宝永住の旅だぞ?
(す、と下を指差しながら、かんらかんらと笑う。)
ん?ああ、大丈夫…慣れてっから、っと。
(震える脚を、ばちぃっ!と叩く。すると、真っ直ぐ立てるようになる。)
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ん?俺か。
(火の無い煙草を咥えたまま、少し考える。──もう、取り零しはないか?全部見たか?苦しむ、無垢な人はいないか?…考え始めると、どうにもだ。)
…もし、もうちょい残るっつったらどうする?
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え……と。
(どうする? 逆に問われて、暫く沈黙が流れ)
どう、って(言われても?)
(どうして残るんだろう? と聞くことも出来るけど)
僕も……何か、手伝えませんか?
(なんだか、そう言いたくなった)
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(返答に、一寸きょとんとして。)
…っふ、良いね男の子。
何、もう取り残された人はいねぇかって話だったんだ。端から隅まで走って見たが、心配性でな、これが。
(たはは、と苦笑いしながら、また脚をぴしゃり。)
とはいえ、巻き込んで一緒に沈むのは頂けねぇし、ここは救助場所に行こうか。
…俺は七瀬、君は?
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残された、人……
(この騒ぎだ。怪物もいるとは聞いていて、自分は幸い遭遇していなかったけれど……)
僕が見た中では、もう人は居なかった、です……多分……
あ、僕は、ディ……あ、いや、えと、|水藍《すいら》・|徨《こう》、です。
(自由帳を握り締めながら、ぺこ、とお辞儀をした)
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そうか、二人で見てきてそれなら、大丈夫だろう。
怪物も叩いてきたし、暫くは問題ないはずだ。
(真っ向から信じた。壁に手をやり、深く息を吐いて。)
徨君、で良いかな?(呼び方、と。)
俺はー、…七瀬でも、禄久でもいいや。細けぇ話は後に──(ドォン!)
(大きく揺れ、身体がぐらついた。)
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はい……呼び方は、それで大丈夫で……
(一拍遅れての返事から、船体が大きく揺れて)
う、わ……!
(自分もぐらりとよろめいて──つい、|想像の創造《ディミウルグ》を行う)
(スライムみたいなクッションを、自分とあなたに。上手くいけば、ふんにゃりしたクッションが受け止めてくれるだろう)
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お、ッ…!?
(壁にぶつかるのを覚悟した矢先、身体に衝突するのは柔らかい何か。え?え?と、クッションと相手を見比べ。)
はは、何これすっごいな?助かったよ、サンキュー!
(よっこいしょ、と起き上がる。)
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いやいや、見ての通りの身体だからさ。
新たに傷増やして帰ったら、周りにドヤされるのなんのって。
(病院寄らなきゃな、なんて笑う。)
ここからなら、そこの崩れた壁抜けて、階段上がればホールだ。そっから真っ直ぐ抜けたら甲板で、救助がいた、はず。
….行こうか、頼りになる少年?
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……。
(確かに、傷があるし、疲労もあるらしい。けれど、|想像の創造《ディミウルグ》にも限界がある。治療のポーションを出しても、効果が現れるとは限らない)
(だから、早く脱出する方がいい。きっと……)
待ってる人がいます、よね。
はい、行きましょう……沈んでしまう前に。
(クッションから立ち上がって、なるべく駆け足であなたと一緒に行こうとするだろう)
(一応、こっちかな、と思う方向に、蛍光の矢印をイメージしていく)
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ん?んー………多分な。
(自信を持ってはい、とは言えなかった。皆、心配するだろうか。呆れるだろうか。それを知るのは、少しばかり怖くて。)
後輩やら、協力者の子に睨まれたかないからな。…弱い部分も見せたかないし。
(光る矢印を見て、おっ?と声を上げて。)
便利だな、それ。…いいなぁ、あると。
(羨みながら、それに添って歩く。廊下を抜け、揺れる階段をえっちらおっちら。)
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そう、なんですか?
(てっきり、帰るべきところに待っている人がいる……と、何となく思っていたから、予想と違う返答に、小首を傾げて)
見せたく、ない……?
(それも、よく分からなくて、更に首を傾げている)
暗めなので……分かりやすいかな、と……
(未だ船体が揺れることがあるから気をつけないと。階段を上がり、ホールへ抜けていく)
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まあ、あんま格好良い上司かって言われたら…な。
それに独身だし、異性として見てくれる人もいないし。
(タハハ…とほろ苦く笑う。我ながら、変なとこで卑屈だ。)
….強くなきゃ、誰もついてきたがらねぇかんな。だから、見える部分ではトコトン意地を張るのさ。
助かるよ、全く天の助けってあるんだな、と。
(ホールは、照明が落下し、テーブルから飲食物から、なんなら靴まで散乱してる。)
足元、気ぃつけな。尖ったのもあるからよ。
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……、そう、なのでしょうか?
(強くないと、ついていかないのだろうか? 弱いと、ついて行こうと思わないのだろうか?)
(……まだ、自分には分からないのだ)
(とはいえ、助けにはなったのは分かるから)
僕は……できることをしているだけです……あ、ありがとう、ございます。
(散乱している部分は、恐れることなく、遠慮なく踏んでいっていた。一応、あまり危なく無さそうなところを選んでいるつもりだ)
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──かもしれない、話だよ、
人が何考えて、何故一緒にいるかなんて、誰にも解らないからな。ま、頼りにならない頭とか、着いていくには怖ぇだろって一般論さ。
(がしゃん、ばりんと容赦なく踏み散らしながら歩き、甲板に続く扉を蹴破る。)
出来ることをする、が出来ない輩が実は多い。君は十分有り難く、よくやって──。
(『おぉい、まだ人だ!こっちだ!』)
(救助の兵隊が、声を上げている。)
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(人が何を考えて、何故一緒にいるかは、解らない)
……そう、なのですね。……あの、僕、あなたは頑張ってる……ので……あ。
(言う言葉を続けようとした矢先に、扉が蹴破られ……救助の人の声が聞こえた)
(あれだけ傷ついて、頑張っているから……ついて行く人は、いると思う、という言葉を言うのは、もう少し先かもしれない)
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…ありがとよ。
そう言って貰えりゃ、冥利に尽きる。
(振り返り、聴こえていた礼を述べながら、手招き。どうやら、先に行けと言っているようだ。)
|警察官《オマワリ》は最後に行かなきゃ、な。
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は、はい。
(こくり、と頷くと)(救助の人にボートに乗せてもらう)
禄久は……
(来るだろうか? とあなたのいる方へ、視線を向ける)
(やがて、一杯になった救命ボートは海へと漕ぎ出すのだろうが、あなたの事も気がかりで……)
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──ッよ、っと!
(沈みゆく船から飛び降り、救命ボートの端っこ手前で、どぼん。海に落ちた。)
ッでぇぇぇ!しみるしみる!!
(海から顔をあげ、必死にボートに登る。傷が染みたようだ。)
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だ、だいじょぶ大丈夫…。
滅茶苦茶傷に染みるけど、どうせすぐ治るから…。
(言葉通り、既に傷の一部は塞がりかけている。手を借り、登り切って。)
ふぃ〜………ギリギリ、かね。
(後ろを見る。船は、既に半分は沈んでいっている。)
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本当ですね……殆ど、治ってる……
(思わず、じぃ、とその部分を見つめて)
(それから、船の方を見た)
何とか、でしたね……これも、大丈夫……
(自由帳も濡れてないことを確認して、ふぅ、と一息ついた)
あとは、帰るだけ、ですね?
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ああ、とりあえず戻ったら服直してから帰らなきゃな。
あとは土産買って、ラーメンでも食いてぇや…。
(疲れた、と手脚を投げ出しながら。)
全く、大変な船だったが…悪くなかった、かね。
最後に良き出逢いもあったし。
(なんて、笑いながら。ゆらゆら、救命ボートに揺られながら、本救助に拾われるまで、のんびりしたそうな。)
(【退場】)
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服を……そう、かもしれない。
(薄汚れた自分の服を見て、洗濯しないといけないな、なんて考えると、案外、あなたの言うこともわかるのかもしれない)
(笑顔らしいものは最後までない少年だけども、口の端っこだけ上げたのを、見えたかどうか)
(そうして、暫く一緒に語り合うのだろう)
(【退場】)
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