迷子、何周目?

【RP】お互いのことを10知るまで出られない部屋

戀ヶ仲・くるり 5月19日00時

「ひゃああああああああ!?」
「おお。急に落ちたね。くるりの鳴き声がよく響くここは……どこかの部屋だ」
「なっ、なんでっ、なんで夕陽さんそんなに平静なんですかぁ!?」

大声で叫んだのは突然√の境目から落っこちた戀ヶ仲くるり。
隣に居るのは同じ境遇なのにまったく動じていない終夜・夕陽。
冷静な夕陽と、その姿に段々と平静を取り戻したくるりが部屋を検分した結果……
そこは椅子とテーブルとお茶だけがある閉鎖空間で、ドアも窓もなく、電気も見えないのに何故か明るい……
居る分には平穏そうだが数日間過ごすのは難しそうな場所だった。
出れそうな手掛かりとしては──

「他に手掛かりもないし、看板の内容を実行してみようか」
「やっぱりそうなります……?なんですかね、この……同人ご都合主義みたいな内容……」
「どうじんごつごうしゅぎ?」
「要らないことを言ってすいません、夕陽さんは知らないままでいてください」

首をぶんぶん振るくるりに、そう?と首を傾げた夕陽が見上げる先には、
【お互いのことを10知るまで出られない部屋】と書かれた看板があった。


・どこの√かも分からない、謎の空間で。
・お互いのことを10知れたら、きっと出られる……はず!
・キリのいいところでおしまい

🐱終夜・夕陽
📗戀ヶ仲・くるり
戀ヶ仲・くるり 5月19日00時
(立ち話もなんなので。と、椅子に座る。特に特徴のない椅子だ。置いてあるお茶もなんの変哲もなく見える)
……お互いのことを知るって……何から話しましょう。というか、自己紹介したことありましたっけ?
お知り合いが名前呼んでたから、夕陽さんってお名前なんだ〜!って把握しましたけど、名乗ってない、かも……いい機会かもしれませんねぇ。
ご存知かと思いますが、改めまして!私、|戀ヶ仲《こいがなか》くるりと申します。√EDEN出身の、高校生です。
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終夜・夕陽 5月19日17時
ふむ、言われてみればそうかも。
(彼女と会った時を思い返してみる。名乗りくらいはしたかもしれないが、それはその場にいる全員に向かって。そもそも彼女と二人で話したことがないから当然と言えば当然だった)
それじゃあボクも改めて名乗ろうか。
|終夜《よもすがら》夕陽、出身は√EDENだよ。今は送り屋「縁勿」で暮らしている巫女で妖だ。
……面と向かって自己紹介をする機会があまりなかったけど、自己紹介って何をどこまで言えばいいんだろう。
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戀ヶ仲・くるり 5月19日22時
ふふ、はい、ご挨拶ありがとうございます。……夕陽さんのお耳って、妖さんだからで、合ってます?(あなたの自己紹介に笑みをこぼしながら聞く。妖の単語に、自分の頭に手をやりながら、首を傾げた。聞く機会はなかったけれど、気になってはいたので)

あー、そうですねぇ…「お互いのこと知るまで出られない」ですし、話して嫌じゃないことなら、なんでもいいかなぁって。嫌なことは話さなくていいです。お互いに。
私は……ええと……2024年の12月に、EDENになりました。今はEDENの集まるアパートで、一人暮らししてます。出入りしてる場所は√汎神も多いです。夕陽さんとは、色々な場所でお会いしますね。
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終夜・夕陽 5月21日00時
うん、猫の妖だからその特徴が出てる。ああ、でも、元々は普通の人間だから特徴がある以外はあまり妖っぽくないかも。
(勝手に動くけど安全だから、と背後からゆらっと現れた尻尾をぺしっと叩いて大人しくさせる)

嫌なことは特にないけれど、決まりで話せないこともあるしね。ん、わかった。
くるりは女子高生……学生だから√EDENにいることが多いのかと思ったけどそうでもないんだね。よく考えたらくるりもボクに負けず劣らず迷子の才に溢れているんだった。
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戀ヶ仲・くるり 5月22日21時
猫の妖で、元々は普通の人間?え、憑き物つきみたいな感じですか?(自分の知識と照らし合わせて、真っ先に出てきた単語で問う。分類すれば自分も“そう”だ)
わぁ尻尾、よく動きま、えっ、その言い回しだと、尻尾の意思があるんです……?

決まり…(規律のある組織に入ってるのかな、と緩く首が傾く)はい、言える範囲で。
なんか、√汎神が一番迷い込みやすくて……迷子の才能はいらなかったです!いやまぁ迷子の機会にEDENのお知り合いが増えたのはありますけどぉ!
……夕陽さんもよく迷子になってますよね?迷子になにか理由ってあります?(自分のことは棚上げにして尋ねる)
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終夜・夕陽 5月23日18時
ん、詳しいね。さすがは本が好きなだけあって博識だ。
祟られて、呪いと成った猫の妖に憑かれて、祓い終えて残ったのがボクの今の姿だよ。
(結果だけを掻い摘んで淡々と話す。恐らくこういった事例は外の世界ではそれほど珍しいものでもないのだろうな、と)
尻尾に意思はないんだけど、無意識に動かしてしまっているというか……恥ずかしながら扱い切れていないんだ。

迷子に理由。
(理由があるのならそれは迷子ではないのでは?と頭を過ったが捨て置き。ふむ、とほんの少しだけ考えて)
これは持論だけど、ボクの場合は目的を持っていないから迷子になりやすい、と思っているよ。
逆に仕事で目的地が決まっている時は迷子にならないからね。
普段は当てもなく彷徨うように散歩をしているから迷子になりやすいんだ、と思う。
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戀ヶ仲・くるり 5月24日16時
えっ、(思っていたのより大分重々しい経緯が飛んできたので、眉を下げた。軽率に尋ねたことを謝ろうかと思って、淡々とした様子を見て口をつぐむ。あまり気にしていないものに、謝罪は逆に重いかもしれない。)…私は尻尾があったこと、ないですけど、あったらつい動いちゃうかも。夕陽さんはその尻尾のこと、そんなに嫌いじゃないです?
(妖のことを、とは聞けずに尻尾のことにすり替えて問いかけた)

あ、そっか、迷子体質って訳じゃないんですねぇ。なんか迷子になるのも嫌じゃなさそうというか、それも楽しんでる風情がある〜。いいなぁ……あ、ごめんなさい、私、EDENになってから“迷子になりやすくなった”ので。お仲間なのかも、って思ってたから、つい。
大事な場面で迷子にならないのは、いいことですね!(それは真っ直ぐ本音だった。ならないなら、それに越したことはない)
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終夜・夕陽 5月24日21時
えっ。
(返ってきたそんな彼女の反応に、全く同じ反応を返してしまう。どうやら認識にズレがあったようだ。とはいえ彼女はそれ以上追求してこないようなので、こちらも気を取り直すことに)
別に嫌いという訳ではないよ。たまに勝手に動いているのが気になるなというだけで。
そもそも猫は好きだしね。猫耳と尻尾も美少女巫女にはよく似合うと父さんも褒めてくれたし。
(父に褒められた。その部分だけはどこか誇らしげで。でも表情はそれほど変わっていなくて)

ボクは世界を知らないから、迷子になって新しい世界を知れるのが楽しいんだ。
でも、たまに目的地があっても迷子になることあるんだよね。目的地に真っ直ぐ向かって途中で猫さんを追いかけてるだけなのに。不思議だ。
(多分ボクも迷子体質というやつなんだろうね、とでも言わんばかりに。全く原因に検討がついていない様子で語ってくる)
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戀ヶ仲・くるり 5月26日08時
ええ?(あなたの反応に首が傾く)夕陽さん、ご自身的は重い過去じゃなさそうですけど、それ、突然ぶっ込むとビックリしますからね?(結局ツッコむ女子高生)
……どうしよう、いい話なのに、『猫耳も尻尾も美少女巫女にはよく似合う』がパワーフレーズでお父様の立ち位置が気になる……!(やっぱりツッコむ女子高生)いえ!気にならないなら!褒められて夕陽さんが誇らしいなら!なによりだと思います!

そうですね、帰れないと困りますけど、新しく見れるものも、ありますね。(あなたの話に、そっかぁ、と頷く。自分とベクトルは違うけれど、この人、天然で迷子になりやすい人だ……)
追いかけた猫さんは、目的地に行かないから迷子になるんだと思いますよ……まぁでも、迷子になるのも楽しいなら、いい……いや!?用事がある時は用事優先した方がいいのでは!?
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終夜・夕陽 5月26日22時
そうなんだ。ボク的にはもう終わったことだし、話した友達もそれほど驚いていなかったから気づかなかったよ。
(普段の話し相手が目の前の彼女に比べると大分特殊な相手ということには当然気付いていない)
パワーフレーズ。確かに父さんも美少女巫女は最強だと言っていたっけ。でも、父さんは普通の人だよ。ちょっと|過保護《・・・》なところがあるくらいで。
(普通な人、には現在の仕事などを含めた立ち位置的なことも含んでいる。過保護、には溺愛してやまない部分を夕陽なりに解釈されている。つまりは圧倒的に言葉が足りていない)

猫さんがいたら一緒に散歩をしたくなっちゃうから仕方ないよね。
(うんうんと頷いている。別に同意はされていない)
仕事がある時は仕方がないから少しだけ遊んでさよならしてるから大丈夫だよ。
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戀ヶ仲・くるり 5月28日21時
うーん、私の一般常識が揺らぐ。まぁEDENの人達から見ると、私の方が少数派かなぁ。
娘に「美少女巫女は最強!」って吹き込むお父様、普通の斜め上だと思いますけど……でも、夕陽さんがいいなら、いいですよね。ね!
(更につっこんで聞きたいような、聞きたくないような。実害はなさそうなので、穏やかに風呂敷を畳んだ。認識を改めない方がいいこともある。多分!)

猫さんかわいいですね、誘惑に負けますよね、分かります。ちゃんとお仕事は真面目におこなっている夕陽さんだ!えらい!
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戀ヶ仲・くるり 5月28日21時
えらい……ですけど。あれ?夕陽さんお仕事してらっしゃる?巫女服のことが多いですけど、巫女のお仕事とかされてます?
お仕事する年齢なんですか、私より年下ですよね?
(あなたのことを知らないことばかりで、話すことに疑問符がつく。ここは“お互いのことを知るまで出れない”から、それを免罪符にして聞きやすいのもあった。)

(もしも看板に目をやれば、文字がちか、ちか、と時折光るのが見えるだろう。回数は表示されないが、確かに数えてはいる様子)
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終夜・夕陽 5月29日19時
そうなんだ。父さん、いつも自分の事は普通の人だからって言ってたけど、今度そうでもないらしいって教えてあげよう。
(一般常識を持ち合わせていないので当然悪気なく受け止める。伝えた結果一日はショックで引き籠もる羽目になるなんて事も当然想像していない!)

ん。普通の神社に頼めないような仕事をたまにね。
ほら、妖が神社に来訪して御祓をお願いとかできないでしょ。そういった物をたまに引き受けたりしてるんだ、巫女として。
歳は……今は15になるかな。体は昔のままだけど、中身はちゃんと成長しているからね。
(彼女の疑問に答えながら、無表情にえへんと軽く胸を張る。成長してもこれである)
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戀ヶ仲・くるり 6月1日23時
(見ず知らずのお父様を抉るよう差し向けた気配がする──!止めようか少しばかり女子高生は悩んで、)……そうですね、一回客観視してみるのも、大事だと思います(度は過ぎてなくとも、教育にはあんまりよくなさそうな言動の印象だから、そう続けた。なんとかなるなる、知らないけど)
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戀ヶ仲・くるり 6月1日23時
ああ、なるほど……?実際に事象を起こすご祈祷やお祓いをする巫女さんなんですね?
(神様を祀るお仕事という括りだけでなく、神と同形の御力を扱う“祭司”だ。と把握して、ゆるく頷く。1年前まで奇跡も魔法も呪も祝も物語の中だった身としては、ピンと来ていないけれど。)
ん?んん?ん……??
いまサラッと新情報出ましたね?私、夕陽さん、片手くらい年下かなぁって思ってたんですけど……15歳?で、体は昔のまま?ええと、不老でいらっしゃる?
(そういう存在がいる、というのは知っている。実際よく話す。でも大体“年上”だったので、それもピンと来なくて目を瞬かせた)
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終夜・夕陽 6月2日19時
そう、職としての巫女ではなく役割を持って神様に仕えている巫女だからね。
と言っても、舞を奉納したり神社を綺麗にしたりとやること自体はそこまで差異はないと思うよ。
(巫女についての認識のズレ。外に出た時は首を傾げていたものだが、今ではこの通りきちんと違いを説明できる。自らの成長に内心でどやっているところに、再び不思議な場所で食いつけれてしまい実際に首を傾げることに)
あまり紹介の時に年齢までは話さないしね。
でも、そんなに驚かれるとは思ってなかったな。くるりは本が好きでこういったことにも造詣が深いと思っていたから。
(そう、それは年齢とは違って紹介の時に口にしている。既に理解されていたのだと思っていたのだ)
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終夜・夕陽 6月2日19時
言ったように、ボクは妖だよ。
いくら人と同じ姿をしていようと|妖《人外》である以上、その肉体は自然に成長したりしない。
だって、ボクたち妖にとっての本質は|肉体《うつわ》ではなく|伝承《うわさ》に宿っているのだからね。
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戀ヶ仲・くるり 6月4日21時
御力を振るう有事ばっかりじゃないですよね。事件がないならその方がいいですし、日常を整えるお仕事も大事だと思います。働いててえらい。
(えらいと褒める。なにせ15歳であっても、√EDENの日本ではまだ労働する年齢ではない。)
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戀ヶ仲・くるり 6月4日21時
いや、私、まだEDENになって一年半なのでぇ!本が好きで不老や不死の存在を知ってたとしても、それまではお話の中の存在で現実にいると思ってなかったですからね!?
……、……そうですね、妖って名乗ってました。でも“元々は普通の人間”とも言ってましたよ
(正直に言えば少々意外な事実であった。浮世離れしている印象で、まず“この世”の人ではないのかと思っていたから。あんまりその印象で間違ってなさそう、と目線を向ける)
なんとなく把握しました。違ってたらごめんなさい。夕陽さん、生まれは人間なんでしょうけど、今持ってる感覚は妖の方が近しいんですね?
(だってもう自認が“妖”だ。そう言う声音に、人の立ち位置への執着もほとんどなさそうに感じる)
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終夜・夕陽 6月5日09時
ボクも外の世界に出て一年半くらいかな。話に聞いていたのと実際に体験するのでは全然違って驚きばかりだよね。よく分かる。
(うんうんと共感している。しているがまずそれが少しズレているということは全く理解をしていない。それから彼女の視線を受けて)
ん、普通の人間で普通の巫女だよ。
こんな風に言ったらくるりがどういう反応をするのかなと思って……そう、少し誂うということをしてみたんだ。皆くるりと接する時はそんな風に接することが多く見えたから。
(妖という明確な異物に怯える、あるいは慌てるかなと思ったが意外にも冷静。そして探究心旺盛。中々に逞しい)
大丈夫。前ほど人間という形に固執はしてないかもしれないけれど、人であることを捨ててはいないよ。
だって食べるのもお昼寝も好きだからね。
(それを“人らしさ”として捉えている。それこそが人から外れた気質とは気付いておらず)
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戀ヶ仲・くるり 6月7日20時
……そうですね!そうなんですけど、なるほど、夕陽さん……世慣れ自体してないんですね??
(どういう事情か分からないけれど、サラリと言った“外の世界に出て一年半”は“それまで外界と関わらなかった”と同義に感じた。ところどころ話が噛み合わないのも道理である)

ええと──人じゃないものが怖いの、“なにをするか分からないから”が強い…と思うんです。ルールが、倫理が、当たり前が、全然違うかもしれない。なにをするか分からないから、怖い。
夕陽さんは、……私に怖いことしないと思うので、ふつうにお聞き出来ます。
(それは多分、純正な人間でもいっしょだ。話した感覚という根拠のない言葉だとしても、平和ボケしてるとしても、本当にそう思うからへにゃりと笑った)
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戀ヶ仲・くるり 6月7日20時
……はい、夕陽さんは“普通の人間”ですね
(あなたがそうあれかしと思うのなら、それでいいと思う。多少の違和感があったとしても、否定の言葉は出てこない)
ごはんもお昼寝もいいですよね。私も好きです。おんなじものを好きだといっしょだ!って思いますし、夕陽さんが好きなものの話を聞けるとなんだかうれしいです。
(だからお話しましょう、と続ける。対話して、知って、親しくなるのに、人も妖も変わりはないから)
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終夜・夕陽 6月10日22時
そうだね。出たばかりの頃に比べたら大分慣れてきたという自信はあるけど、分からないことのほうがまだまだ圧倒的に多いね。
だから、困った時に頼らせてくれる人、友達の皆にはいつも感謝しているよ。
(今も世界に対して好意的に接していられるのはきっとその人たちのお陰。それは目の前の彼女も同じ。不思議な境遇での事ではあるが、こうして言葉を交わしてくれるのがとても嬉しい)

くるりは聡いね。気持ちをきちんと言語化している。普段わたわたしているようで、しっかりと周りを見ている、友達思いなくるりらしさだ。
変に不安がらせてしまったかもしれないけれど、ボクはくるりの友達だ。傷つけるような真似はしないよ。
……でも、迷子慣れしてるくるりが怖がるもの、というのはちょっと興味が湧くね。
(何をしたら怖がるのだろう、なんて悪戯心の芽生えに、ほんの少しくすりと笑みをこぼす)
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終夜・夕陽 6月10日22時
好きなものが一緒だと嬉しいよね。
美味しいものの話とか、ハマっているおやつの話とか、話しているだけで楽しい。
そういえば、こういう話しの定番として好きなものの話があるよね。
くるりは本が好きというのは小耳に挟んで知っていたけれど、他にも好きなものってあるのかな。
(本当に今更かもしれない好きなものの話。出会って一年は経っているというのに、出会った時にするような話。本当に不思議で楽しい関係)
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戀ヶ仲・くるり 6月13日23時
外に出て一年半ならそうですよねぇ。でも、聞かなかったらそうは感じなかったので、馴染めてると思います。分からないことあったら、はい、聞いてください……なんだか“分からないのも分からない”な気がするので、あれ?って思ったら聞きますね!
(本当に困ってないのかもしれないし、困ってるのが顔に出ないのかもしれない。良くも悪くも動じない人なんだろう、と思って、緩く笑ってそう言った。
友達の手助けが出来るのはいいことだ。自分が誰かに助けてもらった分、誰かを助けて手助けの輪が巡るのも。)

……ふふ、いっぱい褒められちゃった。ありがとうございます。夕陽さんの嫌なことを私がしたら、言ってください。友達を傷つけること、私もしたくないです。
(身体は傷つけられないと思う。でも傷つくのは身体だけじゃない。歩み寄りやあたりまえの確認でそんなことが起きなければ、その方がいいから。)
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戀ヶ仲・くるり 6月13日23時
えっ、私、怖いものはいっぱいありますよ?関わったら死んじゃいそうな怪異とか、殴られたり怒鳴ったりするのも怖いですし、自分じゃなくても誰かが怪我するのも怖いですよ……!
(自分の中では“あたりまえ”の価値観でそう言う)

そうですねぇ、そういう話題って楽しい~。
あっ、そうですね、私が聞いてばっかりでした。はい!私、読書が好きです!よく読むジャンルは、児童書と近代文学!他の趣味は、…料理かなぁ。家事全般得意ですけど、料理が一番好きです。ごはんもお菓子もどっちも作ります。
夕陽さんのご趣味は?
(言ってから、ふふふ、と笑ってしまう。やったことないけど、お見合いみたいな台詞。知り合ってもう随分経ってのこの話題に笑ってしまう。でも気負いなく楽しいので、不思議な感じだ。)
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終夜・夕陽 6月16日01時
馴染めているのならよかった。
でも、そうだね。くるりにされて嫌なことが思いつかないように、そういった面には疎いのが困り事かもしれない。
何でも“そういうもの”として受け入れてしまうから、気付けないんだよね。
(常識は学べても世間を知らない。ズレをズレと認識できない。他の友人にもそんな事を言われていたのを思い出す)

確かに危険な怪異とは関わりたくないし、殴られたり怒鳴られたりするのが好きな人はいないね。
自分が何もできないのが怖い。うん、それはよく分かるな。
(だから、珍しく本当の意味で共感をした。身に覚えのある事象にズレはなく、その怖さをありありと感じ取れた)
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終夜・夕陽 6月16日01時
児童書と近代文学。
童話なんかはボクも好きだよ。不思議な冒険というのはワクワクするし、妖や怪異と人の物語を楽しめるのは童話ならではだしね。
(それはそれ、これはこれ。妖の怖さを知っていながらそれを題材とした物語は素直に楽しんでいる。彼女の言葉に当然のように相槌を打っているのである。それからほんの少しだけ考える素振りを見せて)
そうだね、ボクの趣味は……やっぱり食べることと散歩、かな。
お菓子が好きなのは勿論だし、美味しいご飯も好きだ。色んな場所を|散歩《まいご》して新しい発見をするのも楽しい。
お菓子はたまに自分で作ってみたりすることもあるけど、やっぱり買ったり作ってもらったりが多いかな。その方が美味しいから。
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戀ヶ仲・くるり 6月17日21時
……はい、そうですね(“自分が何もできないのが怖い”あなたの言葉は実感こもって聴こえたから、静かに頷く。)夕陽さん、ちゃんと怖いって思うものがあるじゃないですか。怖いって思って、なにかしら対処出来ればいいと思います。
(嫌のは、じわりじわりと病んでしまっても“分からない”ことだと思う。知らないは悪いことじゃない。でも知らないと逃げられもしないから)
私に質問したみたいに、どうなんだろう、って思ったら聞いてください。どうなんだろう、って思うのが大事です、多分。私が答えられることならお話しますね。
(とても賢い訳でも、とても知識がある訳でもないけれど。“一般人”の指標にはなれるかもしれない。へにゃりと笑う。)
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戀ヶ仲・くるり 6月17日21時
はい!不思議な物語の入り口は、児童書にありです!
(あなたの言葉に返事をする女子高生の目はキラキラしている!これは好きなものを語るオタクの目!)
不思議な物語の源流は、神話や童話ですしねぇ。EDENに目覚めてからは、妖怪さんや妖精さんの話は本当にあった話なのかも、と思います。別の√の方との交流の物語かもしれませんねぇ。

迷子を楽しめるのは才能だと思います…!
(迷子になったら涙目で彷徨う身なので、これには重々しく頷いた。別の√、特に命の危険がある√だとガチで死にそうになるのも強い)
おやつは正義ですからね!絶対お店で買った方がおいしい、ってものもいっぱいありますけど、これは焼きたてがいい!もありますよ。お店で食べれない温度のものも食べれるのが自作の特権かなぁ。
どっちも楽しめるといいですねぇ。
(あなたは手先が器用そうな印象があったので、そんなことを言う。この女子高生も料理の腕前はそこそこあった)
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終夜・夕陽 6月21日18時
……。本当だ。自分で言っておきながら忘れるなんて、普通に馴染めているお陰なのか無意識に遠ざけてしまっていたのか。
(ほんの少しだけ目を見開いて驚いた表情を浮かべる。そう、怖いものはずっと傍にある。毎日触れているというのに。自分が口にしたように、馴染んでいるのならそれは良いこと、なんだろう)
そうだね。今までは迷子先で不思議なことに遭遇しているだけだったけど、これからはくるりにも頼らせてもらうね。
身の回りで一番“一般的”という感覚が強いのはくるりな気がするから。
(恐らく自分が一番参考にするべきであろう人物。そんな彼女のへにゃりとした笑みに、いつもの無表情ながらこくんと頷き返した)
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終夜・夕陽 6月21日18時
ん、家にある妖や怪異に関する記録は当然事実が記されていたけど、児童書では同じ題材でも解釈が大分違っていたりしてそこが楽しいよね。受け取り方、捉え方、事実を記すだけじゃない希望を込めた物語というのはとても胸が踊る。
それにめでたしめでたしで終わる物語は気持ちがいいしね。
(現実の記録はそうでないと知っているからこそ、作り物の物語は楽しくて良いのだと)

ん、確かに出来立ての方が美味しいものもあるね。それを自分で作れるようになるのは確かに魅力的かも。
最近は特定の催しがある時にだけ作ってたけど、たまには自作するのも悪くないね。
(何より好きなだけ、食べたいだけ作れるのが素晴らしい。毎度山盛りのクッキーを焼いては黙々と食べているのを思い出す。自作、お菓子食べ放題、素晴らしい)
やっぱりくるりもお菓子を山盛り食べたくて家事の技術を磨いたの?
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戀ヶ仲・くるり 6月25日22時
そっかぁ……なにも出来ない、って思うことが少なくなったから、かもしれませんよ?
(実際のところは分からない。どうしてそれが怖いかも聞いてないし。でも、そうだといいな、と思って口にする。無力を見つめて唇を噛むと心が辛いのは、なんとなく分かるから。そうじゃないといい。)
あはは、はい。私、ほとんど一般人なので。参考になるならどうぞ、いつでも!迷子先ではいっぱいご協力もしてもらってますから、お返しできるならよかったです。
(それを持つから惑うことも多い一般感覚だけれど、あなたの役に立つならうれしい。笑ってそう返す)
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戀ヶ仲・くるり 6月25日23時
元々は口伝えでしょうし、書き起こした人や、それを本にした人の考えも入るんでしょうねぇ。
子供向けは文字数を減らす分、読み解く余白が多くなるのも面白いなぁと思います。
……しあわせなお話は、はい、読み終わった後に微笑みたくなりますね。書き手の人は読んだ人に笑顔を届けたかったんだろうなぁ、って思います。夕陽さんが気持ちよく読めたなら、本もにこにこです!

特定の催しで作る?お祭りのものとか作るんです?
(神社の催しかな?と思ってゆるく首を傾げた)
……うん??お菓子山盛り食べたくて??(何故そんな話の流れに?と瞬く)そういう理由で料理の腕を磨く人は……まぁいるかもですけど……私の場合は、家族が料理みんなダメだからですねぇ。
ダメすぎて料理は外注してるんです。お仕事で作ってもらってます。プロの料理なのでおいしいんですけど、こう、懐かしい…食べたい味とはちょっと違うので、料理するようになりました。
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終夜・夕陽 6月29日02時
前に進めているのなら……うん。それはいいことだね。自覚はないけれど、そうだったならいいなって思うよ。
(何かが変わった、そんな実感はない。外の世界を知って学んだことはある。持っている知識は増えたと言っていい。それが変化なのかはやっぱり分からない。けれど、それが肯定されるのなら、そうだといいなというのが本音だった)
迷子先で一緒になって遊ぶ機会は多いけれど、何か協力したかな。知らずに助けになっていたのなら幸いだけど。
(一緒に遊んでいる。だから協力という言葉に思わず首を傾げられた。そう、あれやこれや全て困っているとは露知らず迷子に混ざっているのだ)
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終夜・夕陽 6月29日02時
楽しい時間、思い出をくれた本には感謝だね。
中には実はこのお話しは、これは暗喩であって、みたいに人によって解釈が枝分かれする内容があるのも面白いところだ。読者の数だけ物語がある。たくさんの人を笑顔にする物語は本当に素晴らしいね。

お祭りで作る場合もあるけど、ほら、記念日とかお祝いでお菓子を贈ったりする機会が多いでしょ。少し前だとばれんたいんでーとか。
以前、こういう時は心を込めて贈ると喜ばれるって教えてもらって、その通りだと思ったから何か記念日やお祝いに贈るお菓子は自分で作るようにしてるんだ。
(そして少し失敗したものは自分でたくさん食べられる。素晴らしい循環だ)
家族が料理ダメ……そういう家庭もあるんだね。それでくるりが代わりにお袋の味というやつを……くるりは、母?
(謎理論で飛躍した答えが女子高生に飛来した)
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戀ヶ仲・くるり 6月30日22時
はい!そうだったらいいね、でいいと思います!
(多分、正解も大当たりもない話だから。それならいい方に考えた方がいい、と女子高生はにこにこ笑った。丸付けするのはきっとあなただもの。)
…………え?あの迷子の道中、遊んでる認識でした?なんか変なのと戦ってる時も?そっかぁ……強い……!
(致命的な怪我は(不思議なことに)ないけれど、本気で悲鳴は上げてる身としてはしみじみと頷いた。強い。対応力とか心とかが。)
でも楽しめてるならその方がいい、かなぁ、多分、おそらく、maybe、きっと……!
(自分に言い聞かせる。ツッコむと果てがなさそうだし……この件に関してはその方が楽しそうなので……!)
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戀ヶ仲・くるり 6月30日22時
そうですねぇ、今読むと印象が変わる話も結構あります。子供の目線と大人の目線で考えって変わるものですよねぇ……何度も読んで楽しめるのも良作の素敵さです。
はい!本を読んで世界が広がったことに感謝したいです!
(空想の世界でも、だからこそ、読むことで見えるものが増えた。それに感謝したいと笑う。)

そっかぁ、節目の行事でいっぱい作るんですねぇ。一生懸命つくったよって聞いたら、うれしい人が多いと思います。私もうれしいです。
そうなんですよね、母が特に料理苦手でして……私がおふくろだった??大分語弊がありますね!?戀ヶ仲家の味なら、おばあちゃんの味ですかね。
亡くなるまではよく作ってくれて、レシピも書き残してくれたので、再現できるようがんばりました。今は何も見なくても作れます~。
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終夜・夕陽 7月2日01時
戦い。競ったりはしていた気はするけど。
(彼女の言葉にやはり首が傾げられた。何より彼女の悲鳴ははしゃいでいるという認識。交わらない認識。だって迷子だもの)
くるりのいる迷子先はいつも賑やかで楽しいよ。不思議なことも、不思議な人も多いけど、それも楽しい。
(不思議な人。あまり人の事は言えない、変わった人達)
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終夜・夕陽 7月2日01時
ん。物語を生み出してくれた人には感謝だね。
くるりはやっぱり子供の頃から本の虫だったのかな。ボクは修行の合間に父さんが読んでくれたのが始まりなんだけど。
(ふと、他の人は、普通の人はどういう幼少を過ごしていたのだろうかと気になって。本好きと言うだけあってやはり本に埋もれていたのかななんて想像して)

おふくろの味じゃなくておばあちゃんの味。
何も見なくても作れるまで馴染んでるなんて、くるりはお祖母さんの料理が大好きなんだね。くるりが受け継いでくれて、喜んでいるに違いない。
(普通の家族に馴染みがなくとも分かる。温かく、ホッとする話しだ。なんとなく、彼女は祖母に可愛がられて育ったのではないか、そんな雰囲気も感じる)
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戀ヶ仲・くるり 7月3日08時
はい、いい意味で私と感覚が違う人が多い気がしますねぇ。それでみなさん楽しく戦う……あれもしかして戦ってるつもりなの私だけ??……遊ぶ…競って…こう、楽しいならいいですよね!!
私も泣きたくならないのでいつも助かってますっ!!
(それは間違いなく事実なのでそう言い切った。ちょっと変で、でも賑やかで、どこか愉快なあの空間に救われている。眉は下がってしまうけれど!)
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戀ヶ仲・くるり 7月3日08時
小さい時から、はい、本が好きでしたね。
両親は仕事がいそがしい人たちなんですけど、絵本よんで!はいつも頷いてくれて、いっぱいねだった記憶があります。誰かが読んでくれた本って、心に残りますよねぇ。
夕陽さんはどんなお話読んでもらったんですか?
(目を細めてあなたに尋ねる。あなたの話にはいつもお父さんが出てくる。仲良しなんだろうな、と思って)

ふふ、ありがとうございます。懐かしいな、って思う味がおばあちゃんの味なんですよね。
おばあちゃん、甘いものも脂っこいものも大好きで、料理上手な理由が|夕陽さんと大体いっしょ《自作だと山盛り食べれるから》で……(おっと風向き変わってきたぞ)……そういうご飯って子供も大好きですよね!!思い出すと食べたくなっちゃう味!!
(つまりは大分ジャンクな味だった。兄達の胃袋をがっつりつかんでいた為、手書きのレシピを見つけて作って以来、お願いされてよく作っていた。と続ける。)
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終夜・夕陽 7月5日23時
そっか。普通の人だと怪異がどういうものかも分からないし、危険かどうかの判断もできないもんね。
これまでくるりが泣きだすことになってなくてよかったよ。
特異な怪異にばかり遭遇してるのはくるりの運が良いおかげかな。
(その割に何故か彼女が涙目で助けを求めている顔が脳裏に過るのは何故なのだろうか。そんな場面を頻繁に見ているわけでもないのに、何故か鮮明に泣き顔が予想されてしまう。不思議)
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終夜・夕陽 7月5日23時
ボクの場合は童話の絵本を読んでもらってたよ。本を気に入ったと言ったら父さんが次の日にたくさん絵本を買ってきてね。有名な絵本は大体読んでもらった気がするよ。
絵本の時期を過ぎたら、怪異や妖の文献を物語にして父さんが読んでくれてたよ。わざわざ自分で物語を用意するんだもの。物語が好きなのは父さん譲りなのかもね。
(本を読んでもらっていた時のことを思い出せば、自然と頬も緩んでいた。一緒に過ごす時間を少しでも良い物にしようと、少し眠そうにしていて常に明るく振る舞っていた父の顔が今でも鮮明に思い浮かぶ)

濃いめの味付けが好きなお祖母さんだったんだね。好きなものを好きなだけ食べるため、子供に人気が出そうなお祖母さんだ。
(実際彼女や彼女の兄弟からは人気のようだったし、料理の奮い甲斐があったのだろう。微笑ましい光景だ)
またひとつくるりの事が知れたね。くるりはお祖母さんの料理が大好きで、家族も大好きだと。
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戀ヶ仲・くるり 7月7日21時
悪運が強いのはあるかもしれません……いやでも私、悲鳴はいつも上げてますからね……!?
(今度は口に出して主張した。助けを求めたり嫌がったりはしている。本当に!こんな顔で!)
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戀ヶ仲・くるり 7月7日21時
そっかぁ、夕陽さんのお父さん、夕陽さんのことが本当にかわいいんでしょうねぇ。
(笑顔が見たくて本をたくさん抱える図。会ったことがない人なのに、そんな光景が目に浮かぶようだった。思い返して頬がほころぶあなたの顔を見て、こちらの頬もゆるむ。)
文献から手作りで本を?それは凝り性…!そんなに気持ちが入った本を読んでもらったら、好きになっちゃいそうです。

そうですね、ごはんはもちろんですけど、おばあちゃんのこと、私も兄達も大好きでした。…家族も、はい、大好きです。
(家族が好きだと言うと、眉が少しだけ下がってしまう。好きなのは嘘じゃない。好きだけど、今は“会うことのできない”家族だから、口にすると物寂しいだけだ。)
……ふふ、はい。私も夕陽さんがお父さんと仲良しで、大好きなのが分かりました。食べ物や本のことも!
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戀ヶ仲・くるり 7月7日21時
(じゃあ次の知りたいことは、と口にしようとした時、)

(ガチャン!!)

(と、高らかな音がした。なにかの仕掛けが働いたかのような音。見れば【お互いのことを10知るまで出られない部屋】と書かれた看板が「おめでとう!」とでも言うようにピカピカ輝いていて。
……それを視認した少し後、今まで床だった場所が消え失せる────)
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終夜・夕陽 7月7日22時
悲鳴を、上げている……?
(彼女の悲鳴、もとい元気にはしゃぐ鳴き声とも呼べるものには覚えがあるが悲鳴と呼ばれるものには全く心当たりがない。ので本気で首を傾げてしまっていた。彼女の|お馴染みの表情《泣き顔》にもまるで動じていない有り様である)

うん。父さんが嬉しそうに読んでくれるものだから、こっちも好きになっちゃうのは当然だよね。
ふふ、ボクたちの共通点に、迷子だけじゃなくて家族が好きも追加してよさそうだ。
(ほんの少しの躊躇いのようなものを感じたが、きっとそれは今気にしても仕方がない事なのだろう。だから、気にせずに緩んだ頬のままに二人の共通点を追加して、それからそれからと次の質問に移ろうとしていたら━━)
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終夜・夕陽 7月7日22時
……ふむ。
もう一つ、追加しないとね。これはボクだけじゃなくて皆が抱いていることだけど、くるりといると楽しいが尽きない。
(床が消え去り、宙に放り出されて当然のように落下しながらそんなことを話す。まるで先程までとなんら変わらない平静な様子で雑談を続けて、それから彼女へと手を伸ばす)
くるりが次にどんな不思議と遭遇するのか楽しみだ。
でも、安心して。ボクは迷子になっても最後にはちゃんと目的の場所へと辿り着けているから。くるりだって帰れるよ。
(だから、一緒にいればいつかは帰れるよと。道中迷子になりまくりで一人で進んだ方が絶対に早いとしても、最後には帰れるから。そんな不安しかない言葉を堂々と言い放つのだった)
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戀ヶ仲・くるり 7月8日23時
(悲鳴について不思議そうな顔を物言いたげに見つめ、家族が好きな共通項に笑みをこぼして。穏やかな時間だった。ここまでは。)

ひゃ、(ガクッと身体が傾ぐ。床が消えたから。)うわっ、ひえ、落ちてる落ちてますよぉおあ!?(ぐらりと身体が投げ出され、縋り付くものを探して腕をばたつかせた)
ゆ、夕陽さん!?どうして平静なんですかっ!?
(伸びてきた腕にしがみついて、しがみついたところで双方落ちているのだから落ちることには変わりない。あなたの穏やかな語りを耳にしながら悲鳴を上げる。もしかして、これも、元気な鳴き声だと思われているのだろうか……!)

かえっ!帰れるならすぐ帰りたいですー!!

(頼りになるような不安になるような言葉を前に、そう叫んだ。お互いのことをいくつも知れた二人は、きっと家には帰れただろう。一緒だから。……どのくらい時間が先かは、さておいて。)


【この話は これでおしまい】
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