【新入】猫宮・弥月【会員】
(いつものシンプルカジュアルな服の上に着物を肩にかけたスタイルで、禍津宮市での猫骨董の買い付け帰り、五常ビルのそばを通り掛かる。やや浮かれた気分でいたところ、曲がり角で向こうからくる人とぶつかりかけた)ああ、すみません。前を見ていなかった。
(顔を上げれば鋭い金の瞳、三十路の男性。軽薄な印象を与えてくるその男こそ、かの有名な神薙・ウツロである。ここで会うのも何かの縁、咄嗟に声をかけた)
初めまして。お噂はかねがね。神薙・ウツロさん、だよね?
俺は猫宮・|弥月《みつき》。骨董品を商っているよ、どうぞよしなに。
(縁を持てたら、と以前より考えていたところだから。白い若人は笑って自己紹介をした)
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●新入会員「猫宮・弥月」
人間(√妖怪百鬼夜行)の不思議骨董屋店主 × ゴーストトーカー
年齢: 20歳 男(9月9日生まれ)
https://tw8.t-walker.jp/character/status/h01187
・スレ設置期間【~12/22(日)】
・会員みんなでこのスレに書き込んで新参者を囲もう!

っとと。 (表をブラ付いてたら、人様とぶつかりかけた。)
(ああ、すみません。前を見ていなかった。)
オオン? ワレどこに目ェ付けとるんじゃクラァ! 目ン玉逆さに付いとるんか! |女《スケ》ならまだしも野郎と正面衝突しても微塵も楽しくないっちゅーねん! ケガとかしなかった!? 荷物壊れてない!? ゴメンねボーッとしてた!
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(初めまして。お噂はかねがね。神薙・ウツロさん、だよね?)
あん? (自身を指して「お噂はかねがね」と来るということは、この界隈で√能力事情に近しい者か。)
(俺は猫宮・|弥月《みつき》。骨董品を商っているよ、どうぞよしなに。)
…。……。………。骨董品の、「猫宮」…?
あれっ違ったらメンゴ。おたくさんの店、ひょっとして――えーっとアーアー出て来ねえ。名前出て来ねえ。でもノドまで出かかってる、マジで。猫…「猫」…猫、ち…?
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(ヤクザな言葉から一点、聞いていた以上に人情家らしい面を見て笑いながら)
猫ちぐら。猫のすみかになる、民芸品と同じ名前だよ。
ウツロさんに知っていてもらえるとは、光栄だ。
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「猫ちぐら」。 (それだ、と指をパチーン鳴らした)
知ってるっていうか。いくらか前に、古妖案件だったか『奇妙建築』攻略の為だったか、知恵借りに行くかしたかも――
あー、っと。
おたくが今店主やってる若旦那ってわけ? お爺さんは、えーっと――?
(高齢の方の話にツッコむ時はちょい気を遣う。なまじ「前にちょっと会ったくらい」で疎遠だったりすると、ほらご存命とも限らねえわけであるからして)
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(『奇妙建築』。なるほど、と頷いて)
確かにそういう人も多い。
(じゃあ爺さんに聞いた見どころのある能力者、のうちにいたんだろうね、とひとりごち)
そう、今は俺が店主。今日は仕入れの帰りだね。爺さんは——。
(その躊躇にあえて長い間を置いて)
「腰が痛いから湯治に行ってくるわ」と温泉めぐりしてるよ。今日もいい湯だってメールが来てた。あと仕入れの品の写真。
(ホカホカの陽気な爺さんがピースしてる写真をスマホで見せてみる)
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(「爺さんは――」)
―――――、 (息を呑み、)
って生きてるんかいィ~~~~~
(言葉にゃ出さずにいたことをもういいや盛大に述べた)
なに今のタメ!? 性格わっる!
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ご心配いただきありがとう、爺さんに変わってお礼申し上げる。本人にも伝えておくよ、喜ぶと思う。
(続いた性格わっるにけらけら笑い)
いやー爺さんが湯治行ってから、爺さんの知り合いに会うたび、どしたの、みたいな趣旨のこと言われるからさー、素直に返すのもつまらなくなりつつあってさ。
(にぃ、と笑みの種類を変えて)
あなたなら、よほど不謹慎でなければ怒らないって思ってね。
奇特なお人だと思っていたとおりの人だ。
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…皆して「そんな心配」をするくらいにゃお年を召してるのは事実なわけじゃん? 年寄りの冷や水もほどほどにしろって伝えときなよ。 (冷や水ではなくて温泉だが。)
って――あん? ナニ「奇特」って。面倒見のよさで売ってるここらの愛されお兄さんを捕まえてさぁ。 (半眼で猫宮をジーと見る)
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まあ七十超えた爺さんだしなぁ……百超えても生きそうだけど。あの人出かける前に「稽古をつけてやろう」って俺をのしてから行ったしな。
それも伝えておくよ。
(俺はまだまだ現役よぉ、と嘯く爺さんの声を聞いた気がしながら)
面倒みの良さで売っている愛されお兄さんだからだけど。
「奇特なお人」って褒め言葉だよ、「優れた言行で褒められるような人」って意味の……嫌味だと思った? それならごめん。
(素直に褒めたつもりだったのだが、考えれば自分が悪い。一度騙したようなものだから、そう取られてもおかしくはない。素直に頭を下げ、眉を下げた)
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√能力者を「技能」一本でノす老兵かぁ~~~ (とんでもねえ爺さんも居るもんである。)
…うん? あ、これひょっとして私が誤用で覚えてんのバレちゃった系? ヤダー、はっずかし。 (【奇特】→「×奇妙で珍しい」「〇心がけや行動が優れていて褒めるべきこと」)
あっでも「汚名挽回」が「違う」ってのは知ってる。「役不足」の正しい使い方もオッケー。
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能力無しでも有りでも勝てる気がしないなぁ。ほんといつ現役引退するんだ爺さん。
(中肉中背、若い子である弥月では勝てない熟練の経験と腕っ節であった。妖怪探偵とかサブでやっていてもおかしくない経歴だったし)
ああ、誤用の方かと思ったんだ。いや、仕方ないよ。間違いは恥じゃない。
そっちの二つがわかっているなら大丈夫じゃないかな。それこそ俺じゃ、ウツロさんの話し相手には「力不足」かも。
(くすくす笑って、やっぱり優しいのだなと受け止める。軽薄な裏側に、人情家。噂通りの人だった)
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