【新入】翠亀・緑唱【会員】
たのもー！（あ、このせりふクールじゃない、なんて扉を開けてから呟いた小さな子供はミルクホールの従業員にかいちょーさん居ますか？と問いかける。
店員の指さす先へとちょこまか駆け寄った少女は格好をつけた声で挨拶を一つ）
はじめまして。わたしは翠亀。ヒトフリノヤイバ。
ここにチカラヲシメジ……だっけ。えっと、チカラメシに来たの。
（カッコよさげなセリフを覚えきれなかったのか、途中で首をこてんと傾げながら「依頼状兼推薦状」と書かれた封筒を差し出す）
（依頼状の主は汎神解剖機関の友好的組織。
該当個体の実戦投入にあたり、住所の近しい√能力者組織に所属させたい旨と、
会長殿の能力を活かす発想と実力を見込み任せたい、
面白がらせるだけの力は保証する。との文が踊る）
――見せよう、力を
（玩具の刀を手に格好つける少女。
推薦状の末尾には「ごっこ遊びをやめさせたい時には玩具をとりあげてください」と、母親のものらしき一文があった）
※
●新入会員「翠亀・緑唱」
人間災厄「擬音唱者」の御伽使い × 学徒動員兵
年齢： 6歳 女（12月4日生まれ）
https://tw8.t-walker.jp/character/status/h00451
・スレ設置期間【～12/22（日）】
・会員みんなでこのスレに書き込んで新参者を囲もう！
神薙・ウツロ 12月15日10時（～ミルクホール『ちゃちゃ』店内～）
（たのもー！）
なんか最近、道場破りみたいなエントリー多くない…多くない？
どういうことだろ。健全なミルクホールじゃん、ここ。
（乗り込んで来たちびっ子が、店員さんづてに「会長」を探している風をカウンター席から肘ついてぼんやり眺めていた。）
0
神薙・ウツロ 12月15日10時（まあここまで来て｜無碍に《スルー》することもあるまいて。ここよここ、と片手上げて見せた）
（はじめまして。わたしは翠亀。ヒトフリノヤイバ。）
ヘイらっしゃい。私は『YellowDragon』会長、｜神薙《カンナギ》・ウツロ。私ピンポイントで会いに来た感じだね、お嬢ちゃんやい。
0
神薙・ウツロ 12月15日10時（ここにチカラヲシメジ……だっけ。）
何その味噌汁に入れたらおいしそうな名前。
（えっと、チカラメシに来たの。）
何その肉と油とニンニク醤油と丼が彷彿とされる名前。フツーに食べたいわ。
0
神薙・ウツロ 12月15日10時…って、なんんじゃらホ？ 「依頼状、兼、推薦状」…？
（この子から直で話を聞き取るよりか、もうコレを読んだ方が早そうだ。受け取った。ペーパーナイフを使っているでもないのに、封筒の上端を指でスイと一度なぞると、それだけでそこがスッパリ切り開かれた。中の紙を取り出そ）
（――依頼状の主は汎神解剖機関の友好的組織。）
（――該当個体の実戦投入にあたり、住所の近しい√能力者組織に所属させたい旨と、会長殿の能力を活かす発想と実力を見込み任せたい、面白がらせるだけの力は保証する。との文が踊る）
ふぅん。あっこからの肝煎りか。 （翠亀をチラと見、）
0
神薙・ウツロ 12月15日10時（推薦状の末尾には「ごっこ遊びをやめさせたい時には玩具をとりあげてください」と、母親のものらしき一文があった）
―――――。てりゃ。
（手をシュバッと伸ばしておもちゃソードを掠め取ってみよ）
0
翠亀・緑唱 12月15日12時そーそー、きもいり！でも、キモくない！
（読んでる途中の言葉を聞いて胸を張る。けれど視線はやや上の空。自然と周りで普通に食べてるお客さんの餃子やケーキへ逸れていく。さっきおいしそうとか食べたいとか誰かさんが言ったせいだろうか？）
――キンッ！
（だから、遅れた）
（シュバッと伸ばされたウツロの手はなんの苦も無く玩具を掴む。戦いの経験を持つ彼の動きに、おさなごがついていけようはずもなく。むしろ、口を動かせただけでも僥倖と言えよう）
0
翠亀・緑唱 12月15日12時（途端、ウツロの手は手にした玩具と一緒に大きな盾でパリングされたかのように弾かれる）
（少女は一切動いて――いや、動けておらず、ウツロに指一本触れていないにもかかわらず、だ）
もー。ダメだよ、わたしの取ったら！
あ、それともオッチャンも好きなの？ バーステッドＸ！
（えーっくす！ と言いながらマイペースに腕でバッテンを作る少女）
（告げた名前はもう見るからにアニメか戦隊もののおもちゃ！感のあるソードの親作品だろうか）
（少なくとも、ウツロでも一見して分かる。その玩具がなんの妖力も霊力も宿さぬ市販品であることは）
0
神薙・ウツロ 12月15日22時――おおん？
（手が――、｜ハジかれた《・・・・・》？ 自分の手指をしげしげと見返す。次いで、翠亀の顔と玩具の剣とを見比べる）
…あー。そうね。うんうん、好きだよバーステッドX。勧善懲悪一本槍じゃない重厚なストーリーとか、敵味方の間での裏切りとか離反展開とか、チームの中での恋愛感情の機微とかもマジ秀逸。
（口先では話を合わせながら、頭の中では「今の現象」をめっちゃ考えていた。｜器物《モノ》自体は、なんらかの神秘を帯びているでは…ない。となれば、何かあるのはこの少女の方か。この少女が「今の瞬間」で発したアクションは？ こちらの手捌きをギリ認知したくらいか、それから、子供らしい擬音を口にしたくらいか――？）
0
翠亀・緑唱 12月15日23時おー、んー。かんぜんちょーあく……あくじゃなくて、良い子だよ？
多分？
（流れるようなウツロの言葉に首を傾げる仕草を見せる）
（少女の語彙はそこまで多くはないのだろう、けれど、知ってる単語が出たことで笑顔を浮かべる）
うん、そだよ！
わたしがさいやく！ さんだいめ・ぎおんしょーじゃ！
（かめちゃんって呼んでなー、と両手をパーッと広げて謎のアピールする少女）
ママとせんせー言ってたよ。
ここ家近いし、オッチャン強いし、ここで練習したらわたしのさいやくパワー、もっともーっと強くなるって！
0
神薙・ウツロ 12月16日21時…。……。………。 （考える。）
（√妖怪百鬼夜行。住民がそもそも妖怪だらけなもんで、日常生活の風景からして多分に異能超常が飛び交う界隈に、仮にも「人間災厄」カウントの個体を――それも、感覚的なのを外界にポンとフィードバックしてのけちゃうようなタイプのを――よこしてきた。仮に情操がヘンな曲がり方を含んだまま育ちでもしたら即ヤバそうなのを。でもよこしてきた。そこで私だ。概念防御、封印術、条件縛り、そういうのを一通り扱える私の所に。これは、つまり、）
…情操コミで感覚周りを鍛えるのの監督と。実戦投入の｜安全装置《セーフティ》と。これ、私、 （モロに使われてるくせーな？？）
0
翠亀・緑唱 12月17日20時んーふーふー
（そんな内心を知ってか知らずか、少女は跳び箱の要領で椅子に乗る）
（くるりと向きを変えて店員さんに御注文）
んーとねー、メロンソー……あっ、クリームソーダでもいいかも。んーあーんー……メロンで！
あ、そだ。
（そこでポン、と手を叩く。目を覆うようなバイザーがキランと輝く）
（相手のヒトが難しそうな顔をしたらこう言え、と言われていた言葉があった）
安心してね、オッチャン。
んとねー、アタシのしゅーよーてじゅん、カンペキなんだって！
気にしない、だいじょぶ！
（届けられたソーダを見て、その表情は満面の笑みへと変わった）
0
神薙・ウツロ 12月17日23時―――――、
（しゅーよーてじゅん。「収容手順」。それは、怪異だの人間災厄だの、およそそれらヤバみな面子を、しかし安全に運用できる｜手順《プロトコル》で、それがカンペキであるということは、それは、）
あー、そうなんだぁ――オッケちょっと元気出て来た。
（いよいよもって激ヤバなラインが見えても、どうにか収められる方途はあるという安全保証はあるということだ。）
…気分じゃなかっただけ？ フロートのっけたかったなら遠慮しないでもいいよ。
0
翠亀・緑唱 12月18日19時元気出た？
ジュース飲んだらきっともっと元気でるよ！
（朗らかに笑う笑顔は邪気のないもので）
んっとねー。クリームねー。
もーすぐサンタさん来るから、しばらくいい子にした方いいって言われたの！
夜のポテチとコーラはワルなんだって。
（その言動の端々からは、悪意を微塵も感じない）
それにね、キーンってしてる冷たいのばっかり飲んだり食べたら、頭の方もキーンって……あっ
0
翠亀・緑唱 12月18日19時（気がつけば、手に持ったグラスの中で緑色の液体が、キンキンに凍った緑色の固体に変貌していた）
……むぅ。
……スパパパッ……オッチャンも食べる？ メロンシャーベット
（指先をグラスに向けてそう呟けば、塊だった氷メロンに切れ込みが入って食べやすくなる）
（ちょっと困った顔をしながら少女は氷メロンの乗ったスプーンをウツロへと向けてみるのであった）
0
神薙・ウツロ 12月18日22時…そーね。私も貰おっかな。ヘイ、コーラのゼロ。 （こっちもこっちで注文を、）
―――――、 （注文を、しようとしていたら。）
（「冷たいの」を表そうとして「キーン」と言ったらジュースが「凍って」、）
（凍ったら凍ったらで「スパパパッ」の一声で、なるほどスパパパッと「斬れて」――）
うん。やっぱりそっちのシャーベット貰おっかな。
（さすがに理解できた。この幼女は、オトマノペをどうしようもなく現実化させちまう「災厄」か）
0
翠亀・緑唱 12月19日18時えへへー、やったぁ！
（寒くなってきた時期にシャーベットはカップ1杯まるごとはちょっと辛いのか、快諾に笑顔を浮かべる少女。問題ごとの一つが片付いてホッとしたのか、その思考はまた逸れていく）
そいえば、オッチャンって何が出来るの？
わたしはねー。すごーい居合いとー、鬼ごっこでぜーったいタッチできなくなる技！
（実は：どっちも既に見せている技を言いながら、相手はきっと凄い能力を持ってるに違いないと期待で目を輝かせる）
うーん、オッチャンに似合いそうなのは……目から光だして、目玉焼き作ったり？
0
神薙・ウツロ 12月19日23時目玉焼き作るなら、フライパン使うか耐熱の小鉢に生卵落としてレンジでチンして半熟目玉作る方が好きかなぁ――
（ササッと否定しておく。翠亀の「能力」の仔細はまだ完全網羅とか行かねえだけに、ヘンな思い付きはとりあえずキチッと否定しておかねば、マジで目からビームか出るびっくり人間に「成ってしまう」かもしれない。そんな懸念があったのだ。そして、その「もしも」に対するカウンターとしてこの場合最も適切であろうと思うのは――）
ウツロお兄さんはねえ。ああ、いま君が言ったやつとちょっと似てるかも。
すごいバリアが張れるよ。バリアー！ バリアー！ バリア無効タッチもバリアしちゃうし。
（――想像の余地を与えず、パッと真実を教えちまうことだ。）
0
翠亀・緑唱 12月20日19時わたしとおんなじだー！
（ウツロの歴戦の勘はまさしく正しい選択肢を選び取っていたと言って良いだろう）
オッチャン、目が金ぴかできれーでピカピカで、キリッとしててカッコよかったから、目のパワーかなー、思ってたけど、違ったんだねー。
（ピカピカと少女が言った瞬間、少女の目元が物理的に一瞬輝いていた気がする）
（でも多分セーフだ。何も発現していない）
（そんなことを知るよしもなく、少女は笑顔だ。だって、自分と同じ力を持っていると聞いたのだから。テンション爆上がりである）
バリアむしタッチ、どうバリアするの？
わたしできない！
やっぱり、オトナのおうぎ的なすごいの？
（そして、興味津々である。椅子の上で正座しはじめた）
0
神薙・ウツロ 12月20日22時ま、目も目でまあまあ「よく見える」っていう自慢はあるけどね。私ね、言うとこの『メイン霊能力者』って括りの√能力者なんだよね。ここに居るまま他の√をファッと見て、わかることができて―― （己の目の前に伸ばした手指をモニョモニョと波打たせる、なんかよその世界に干渉してのけるっぽいイメージのせつめい）
うん？ 超すごいバリアの方法？ あはは、そりゃ簡単には教えられないなぁ。これ私の秘奥義だし。だからナイショー。
0
翠亀・緑唱 12月21日18時めいんれいのうりょくしゃ。
（傍から見ると脳内で感じ変換できてないのがよくわかるオウム返しであった）
（けれど、モニョモニョとした動きで再び再起動するかのように目を輝かせる）
（自分の中でふにおちる形で説明がついたのだろう）
あー、そっか。
センセがしゅーよー施設、カメラで見る感じ！
キケンがあぶないトコロとか、悪い子見つけたら、えんかくそーちでお仕置きしたり、自分で行ってお仕置きしたりするんだね。
おっちゃんすごーい、おうぎも使えて、お仕事もオトナ！
（ウツロへ向ける目に尊敬が混じった気がする）
カメラみたいですごーい。中身ロボット、入ってるのかな？
（尊敬だよね？ 多分）
0
神薙・ウツロ 12月21日22時…。……。………。
（話を聞く限り、ちょいちょい感じ取れることがある。翠亀が｜収容《しゅーよー》施設の営みを語る様――それはひょっとすると、彼女が「される側」として得て来た経験とかにも由来するものなのではなかろうか、ということだ。成る程確かに、扱いをトチれば即どえらいことが起きるも必定の災厄の持ち主であることには相違あるまいが、それでも少女だ。子供なのだ。あちらさんの組織は此度、翠亀をこちらに送って来た――それは。実戦投入に向けて云々という文句こそあれ、その実、案外、）
…過保護に囲ってばっかじゃなくて、忌憚なくノビノビさせられたり、時にはコケたりしそうでもあったり、そんなとこ送り出してみてやりたかったっていうのもコミだったりすんのかな。 （呟く。）
0
神薙・ウツロ 12月21日22時――ああ、中身ロボットじゃないよ？ ン義体サイボーグさんじゃないからね。めっちゃ生身。
（とりあえず、彼女に現実をワケわからん書き換えられ方こそしないように、応答にゃ随時注意こそするものとして。）
0
翠亀・緑唱 12月22日06時これからいっぱい、あそぼーねー！
（笑顔でそう言ってから、あれ？ と首を傾げて）
あれ、違った。そだ、いっぱい依頼、がんばろーねー！
チカラシメジするから、安心してね！
（今度は気合いの入った表情でぐっと拳を握り直したかと思えば）
ってあーっ！忘れてた！……イヌさんブレード、かーえーしーてー！
（今度は慌てて懇願する。ころころと変わる表情）
（少なくとも、飽きない日常が繰り広げられるであろうことは想像に難くないだろう）
0