O.D.S.S.

【1:1】メイドと吸血鬼の奇妙なティータイム

アナスタシア・ケイ・ラザフォード 7月26日01時

場所は応接間、ことりと置かれたカップからは湯気が立ち上っている。
中身はご自由に。
さて、お話ししましょうか。

‪●レオンとアナスタシアの1:1スレッド
レオン・ヤノフスキ 7月26日06時
その|顔《ツラ》で言われてもプレッシャーしか感じねぇっつーの。(顔が良すぎるから余計に効く。そのつもりでやっているなら効果は覿面だ)
そうそ、そっちのが断然話しやすいぜ♪(いい香りのする紅茶を一口飲んで、カップを置く)
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 7月26日20時
褒め言葉ね。|仕事《・・》上威圧感を与えたほうが良いでしょう?
(小首を傾げる。内容は何かは分かっている前提で話を進める)
貴方も面食いよね……キザだし。
(片手を自分の頬に当て無遠慮に顔をまじまじと見る。相対している人物も顔が良い、モデルでもできそうなくらいだな、とぼんやり思う)
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レオン・ヤノフスキ 7月27日08時
プライベートんときくらい緩めてくれよな⋯⋯。ん、これも仕事だったか?(こっちから誘ったわけだが、メイドとして依頼を受けたと取れなくもない)ま、どっちでもいいか。
面食いなのは否定しねぇけどよ。ちゃんと他も見てるぜ?胸とか足とかよ〜。(じっくり顔を見られると、さっきとは違った意味でたじろぎそうになる)
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 7月27日13時
いいえ?プライベートの範疇ね。
(じゃないとこんなに寛がないわよ、と目を細めた)
……それもそれでどうなの?というか胸派なのね……。
(そのまま怪訝そうな顔をする。紅茶をもう一口)
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レオン・ヤノフスキ 7月27日15時
そーかい。そりゃありがてぇこった。(そういう意味では初めてかもしれない。この女と顔を合わせるのは、大体血生臭い現場ばかりだった)
いや、”派”とかじゃねぇって!乳尻太腿全部等しく好きだぜ!?……って、そんな話しにきたんだっけか。
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 7月27日18時
……そんな気もしていたわ。
(全部等しく、ね……と若干冷めた目線を飛ばす)
これはこれで貴方の好みが知れていいけれど。お互いの事を知りたい、って話でしょう?
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レオン・ヤノフスキ 7月28日07時
おーう、そうだった!いや、知り合ってからこっち、あんまそういう話したことなかったろ?仕事柄、べらべら人に言うことでもねぇけどよ。
共通の親しい奴⋯⋯っつーか、|大事な奴《・・・・》が出来ちまった手前、ここらで腹割っとこうと思ってなぁ。
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 7月28日13時
ふふ、そうね。でも、|もう《・・》敵同士ではないでしょ?
じゃあ、改めて。私はアナスタシア・ケイ・ラザフォードよ。
8歳の頃から身売りしてるの。よろしく。
(何ともなさげにサラッと言い、手袋に包まれた右手を出す。握手、らしい)
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レオン・ヤノフスキ 7月28日20時
まぁな〜。殺されることを何とも思ってねぇような女を標的にすんのは二度とゴメンだぜ。
⋯⋯ってイキナリぶっ込んできやがったな!?
俺は、あー、アレだ。12のときに片目が潰れたレオン・ヤノフスキだ。よろしくな♪(その手を無骨な手で取って軽く振る)
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 7月28日23時
(思い通りに反応してくれたことに肩を揺らして左手で口許を押さえた。ふっ、く、と笑い声のような息が漏れている)
あら、なかなか……若い頃に無くなったのね?
(その声も揺れている。きゅ、と右手に力をいれ、同じように軽く振れば手を離そうと)
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レオン・ヤノフスキ 7月28日23時
(なんだよ、こんな可愛く笑う事あんだな。などと思いつつ、口には出さない。手を離すと眼帯に触れて)まぁなー、つっても面白みのある逸話なんてねぇけどな。ただの交通事故さ。そんとき両親も死んじまった。

そっちは8歳で天涯孤独の身ってやつだったりすんのかい?
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 7月29日00時
交通事故……車で?
(ふう、と息を整えると話を広げる。面白みがあって右目が潰れていたら逆に反応に困っていたかもしれない)
……聞きたい?私の過去は長いわよ。
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レオン・ヤノフスキ 7月29日00時
ああ、家族三人水入らずのドライブでな。まぁ、それでも俺は恵まれてたと思うぜ?母方の爺さんの屋敷に引き取られて、その後も不自由なく暮らしてたからよ。

おっ、いいねぇ♪聞かせてくれよ。時間はいくらでもあっからよ。
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 7月29日00時
……それは何よりね。じゃあどうしてその仕事を?ソッチのほうが気になるんだけど。
というか吸血鬼も車を運転するのね……?

まずは、そうね……私、物心ついた時からスラムで暮らしてたの。
父親も母親もいい人だったわ。尾はついていなかったし、|ある時《・・・》までだけど。
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レオン・ヤノフスキ 7月29日01時
実際、そのまま平穏に暮らしてりゃ、真っ当な職について、こんな世界とは無縁だったろうぜ。
その爺さんてのが、なかなかの資産家でよ。屋敷にゃ住み込みのメイドもいて、俺のこと随分可愛がってくれたんだもんだ。ちなみにすげぇ美人で胸もデカかった⋯⋯。(目の前のメイドと重ねるように思い出して、懐かしむように目を細める)
あー、ちなみに吸血鬼一族ってわけじゃねぇぞ?両親も普通の人間だしな。後からなっちまったんだよ。不本意ながら、な。

ほーん。そりゃまた、ハードモードだねぇ。俺とは真逆じゃねえか。
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 7月29日01時
あーそう。
(重ねているのは容易にわかった為やめてちょうだいとばかりに手を適当に振った)
ふぅん、後天性なのね。誰かの眷属ってこと?それとももうひとり立ちしたの?
……不本意、ね。

そうかもしれないわね。……シャチの獣人なんて珍しいもの、売り出さないわけないわよね、あの人達が。
しかもいの一番に|自分《父親》が|食べてる《・・・・》んだもの。まだ幼くて可愛い8歳の私をよ?……呆れる。
(言葉の軽快さとは裏腹に無表情だった。さっきまでの感情が一切合切失われてしまったかのような)
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レオン・ヤノフスキ 7月29日02時
眷属⋯⋯のなり損ないだろうな。能力者に覚醒してなけりゃ、今頃どっかで簒奪でもしてたんじゃねえか?
俺んとこにいた吸血鬼共は、人類の敵だったからよ。人間社会に溶け込んで、じわじわ乗っ取っていくタイプのな。むしろ、こっちのが創作じゃ一般的だろ?√EDENを吸血鬼が守ってきたなんて聞いたときにゃ、ブッたまげたね。

(いい人だったのは商品の価値に気づいていなかったのか、それとも価値が出るまで大事にしていただけなのか。いずれにしても)マジかぁ⋯⋯。そりゃ⋯⋯なんつーか⋯⋯。(いつもの軽口も出て来ず、口元を押さえる。この女の一番昏い部分に触れたような気がした)
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 7月29日02時
まあ、そういう吸血鬼もいるわよね、納得できるわ。
だって人間もいろんな派閥があるでしょ?
……それこそ、富裕層からスラムまで。大抵、上は美味しいところだけ恩恵に預かって後は見て見ぬふりよ。
でも、レオンが|こっち《EDEN》側で嬉しいわ。これは本心よ。

それから2年はいろんな人にいろんな事をされたわ。死んだって生き返るもの。
だぁれも助けてくれなんてしなかった。スラムってそういう所なのよ。
母親は口許歪めて札束を数える日々を過ごしていたでしょうね。
逃げたら父親に躾られたわ。んふふ、馬鹿みたい。
今まで積み上げてきた自分の育てた子のアイデンティティが一瞬で崩れ去る様はさぞ支配欲を刺激したでしょうね。
(口角が上がる。視線はどこか遠く。鋭い歯が少しだけ見えた)
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レオン・ヤノフスキ 7月29日03時
そこなんだが⋯⋯俺のいたとこは微妙にズレた√だったのかもしれねぇ。散々吸血鬼をぶっ殺したが、|ポーランド《地元》じゃ正義の世界難民様とやらにゃお目にかからなかったかんな。
おお?どうしたよ?そう言ってもらえんのは嬉しいけどよ⋯⋯。(やや調子を崩して、紅茶を飲んで一息つく)
ま、とにかく。そういう連中に俺の大事なもんは根こそぎ奪われちまったわけだ。

⋯⋯てこたぁ、ガキの頃から能力者だったのか。道理で⋯⋯。(自分が殺されることをどうでもいいことのように言う、あの時の顔を思いだす)
人間の欲ってのは際限がねぇなぁ⋯⋯ったく。こんな可愛い娘が居たんなら、それだけで⋯⋯いや。そりゃあ、恵まれた人間の物の見方かね。
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 7月29日03時
で、ここへ来て賞金稼ぎつつ、っていう理解で良いかしら?
√なんていくらでもありそうだものね。
中々苦労してるのね。……チョコ食べる?
(ちょっと良いとこのチョコが出てきた)

ふふ、分かったでしょ?
慣れてるのよ。殺すのも、殺されるのも。
で──10歳の時に両親を殺したわ。なんで早くやらなかったんだろうって思ったわ。その時はね。
解放されても結局は同じことの繰り返しだったわ、それしか稼ぎ方なんて分からなかったから……。
それもまあケイに拾われるまでね。そこから私も一緒に裏の世界へぽちゃん、よ。生きていく術を教えて貰ったの。
あと、人の温かさも、ね。
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レオン・ヤノフスキ 7月29日08時
⋯⋯っと、話が前後しちまったが、仕事で殺しを始めんのも吸血鬼になんのも、もちっと先の話だな。お、あんがと♪(美味そうなチョコをぽいっと口へ放り込む)

ある晩屋敷が襲われて、み〜んな殺されちまって⋯⋯。俺だけは偶然、外に出てて助かったわけだが⋯⋯。すげぇ嫌な予感してすっ飛んで帰ったら、知らねぇ男が使用人の血ぃ吸っててよぉ⋯⋯ありゃビビったね。そっこー逃げ出しちまった。まだ誰か生き残ってたかも知んねぇのにな。15のガキに何が出来んだって話だが⋯⋯。

わかるぜ〜。色んなもんに目ぇ瞑ったら、|それ《・・》が一番簡単な手段だもんな〜。(うんうん頷きながら)
(10歳のアナスタシアを想像してみる。世の男が手を出したくなるのもわからんでもない)おっ。ようやく恩人の登場ってわけかい。⋯⋯ん?さっきそんなミドルネーム名乗ってたよな?
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 7月29日10時
それは……|ただの《・・・》男の子には酷なことね。
良くして貰っていたなら尚更のこと……。
(珍しく慈しむような、憐れむような色が視線に混じる)

……ふふ、そうね、もうその頃には何も無かったから……。
よく覚えておいでで。そうよ。
結局、ケイも殺されるのよ。15の時ね。
……奇遇ね、同じ15歳に大事なものを壊されるなんて。
(本当に、それが当然かのようにサラッと伝える。はたと少し考えて、|同じ歳《・・・》だと言うことに気がついた)
……酷い有様だったわ。金取りなのか、それ目的なのか、殺し目的なのか分からないくらい……ぐちゃぐちゃだったわ。
与えてくれたものをまた壊されて、殺して、壊して、身を売って、私はそういう人生を歩む為に生まれたんだって何度も何度も、……そうしないと、自分を保てないから。散らばった自己の欠片を集めて、そうして形作ったのが私。
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 7月29日10時
皮肉なものよね。
それからご主人様にメイドとして雇われて、上面だけは真っ当な仕事に就けたのに、ご主人様はいなくなってしまったわ。
逆戻りよ。情報を得るには殺しと身売りが一番早い、ってね。
お陰で──自分がどんな人間なのか分からなくなっちゃったわ。
(次いで無意識に笑った。無表情が仮面だとして、そうでない、ということは素ではある。本人にとってはどうかはわからないが)
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レオン・ヤノフスキ 7月29日11時
だろ〜?ボンボンにはキツいぜ。そっからは復讐する事しか頭になくなっちまったな。両親失って塞ぎ込んでた俺に、屋敷のみんなは良くしてくれたしよ⋯⋯。
爺さんだって、駆け落ち同然で出てった娘の子供に興味なさそうなフリしてたが、なんだかんだ色んなもん教えてくれたぜ。女の口説き方とかな。
あとはまぁ⋯⋯有り体に言やぁ、初恋だったんだろうなぁ。一番面倒見てくれてたメイドに⋯⋯あ〜、屋敷相続したら、一緒んなってくれっつってな。ははっ⋯⋯何度言っても上手く躱されちまったけどよ。
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レオン・ヤノフスキ 7月29日11時
んで、そっからは地元マフィアの鉄砲玉みてぇなバイトしたりしながら、吸血鬼探しよ。屋敷にいた奴は運よく見つけられたんだが、そいつはただの下っ端の実行役だった。命令した奴をブッ殺さねぇことには気がすまねぇ。
けど、これが中々難しくてな〜。奴ら上手いこと社会に溶け込んでっから、簡単には尻尾掴ませねぇんだよ。

おぉ⋯⋯15ってのは転機になりがちなのかねぇ。大人と子供の境界線ってイメージもあるよなぁ。
アナスタシアにそこまで言わせんだから、ケイってのは相当デキた男⋯⋯男だよな?どんな奴なのか気になるぜぇ〜。
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 7月29日11時
残念、ケイは女よ。
(くすり、笑って)
随分と大人っぽい初恋ね?……私が同じメイドの立場なら同じことをしたでしょうね。まだ、未成年だったんでしょう?

復讐、そうね、ええ。私も似たようなものね。
こっちはまだ探しているのだけれど。
レオン、知ってたりしない?ケイ……っていうヘーゼルアイで金髪の女暗殺者を殺したって男。
(もちろん、冗談半分である。金髪なんてどれ程いるか、分かったものじゃない)
ご主人様の行方も知りたいのだけど。これは……自分で探すしかないわね。
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レオン・ヤノフスキ 7月29日15時
やっぱガキのまんまじゃ無理だよな〜!薄々わかっちゃいたんだが⋯⋯。大人んなるまで待ちきれなくてよ。

ほぉ〜、金髪でヘーゼルアイの女暗殺者ね。殺しの師匠ってわけだ。聞いたこともねぇな〜。美人だったら会ってみたかったぜ。
ご主人様のほうは⋯⋯なんとも言えねぇな。何か手掛かりとかはねぇのかい?

そういや俺もマフィアお抱えの殺し屋を手伝ってた時期があるぜ。んで、気づいちまった。吸血鬼を探し出すのは難しいが、殺しをやってりゃたま〜に|引き当てる《・・・・・》ってな。
やつら首を跳ねるか心臓潰さねえ限り、簡単には死なねえからよ。頭カチ割って死んだら人間、死ななきゃ吸血鬼ってこった。んで、吸血鬼ならお仲間の情報を絞り取りゃあいい。
そうやって地道に何年もかけて、ようやく屋敷を襲撃した首謀者の輪郭が見えてきた頃にゃあ、俺も立派な人殺しのプロんなってた。
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 7月29日16時
よっぽど好きだったのね、その人のこと。
(ある意味羨ましいわね、と目を細めた)

そうね、殺しの師匠……ケイが殺されてから、あらゆるものを真似したわ。この口調もそうよ。
ミドルネームも、そう。ケイは私の全てなの。
(流石に性格までは完璧に模倣するのは難しかったらしく、眉を少しだけ下げた)
ご主人様は突然居なくなられたのよ。……手がかりもあったものじゃないわ。
(そして静かに首を横に振った。そして思い返す。あの屋敷の皆の慌てようと言ったら、凄いものだった。当主がいなくなったのだから)

……やっぱり、殺すしかないってことね。
この道しか私にはないみたい、この道が、私の……。
(今まで幾人も殺して、金を稼いできたけれど、まだ足りないらしい、と勝手に結論づけて)
そういえば、あれからあまり手をつけられていなかったのだけど、ケイの遺品と、それと、住んでた家をもう1回見てみようかしら。手がかりが見つかるかもしれないし、ね?
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レオン・ヤノフスキ 7月29日20時
するってーと、随分品のある女暗殺者だったわけだ?増々会ってみたかったぜ〜!
おっ、遺品整理いいじゃねぇの。プロの仕業なら足のつく証拠は消してるだろうが、アナスタシアにしか気づけねぇ”何か”をケイが残してるって可能性もあるんじゃねえか?

首謀者について掻き集めた情報を総合するに、そいつは少なくとも数十年は暗躍してる吸血鬼らしくてな。ころころ名前を変えるもんで、誰も纏まった情報を持ってなかった。けど、すげぇ美人の女吸血鬼だってのは口を揃えて言ってたぜ⋯⋯。(カップを静かに置き、真剣な目で話し相手を見据える)

顔の良い吸血鬼は|食事《・・》に困らねぇ。人目につく場所をうろついて、ホイホイついてきた異性にガブッと行きゃあ良いんだからな。とすりゃあ、俺はイイ女をナンパしまくりゃあ良いわけだ!どの辺の街にいんのか、ある程度目星は付いてたしな。
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 7月29日22時
品があるだなんて、照れるわ。
(さっぱりと言った)
まあ、その家も誰も寄り付かなくて廃墟になってるでしょうから……さがしがいは、あるかもしれないわね。
(少しだけ隠しきれない感情が漏れ出た印象があった。|あの日《・・・》を直視したくないのかもしれない、自覚があった)

なんだかミステリアスな吸血鬼ね。……生き方としては悪くないんじゃない?
首謀者じゃなければね。

それ、自分で顔が……って、自覚ないとやらないわよね。知ってたわ。
ナンパして引っかかってくれるっていう自信がある、自己肯定感高くていいと思うわ。
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レオン・ヤノフスキ 7月30日07時
ケイの方を褒めたんだがなぁ⋯⋯。まぁ、同じことか。
⋯⋯もしそこに行くのを躊躇するってんならよぉ。誰かについて来て貰うってのはどうだい?喜んで付き合ってくれそうな奴を一人知ってるぜ。

ああ、いや、「顔がいい」ってのは俺のことじゃねぇよ。俺は”餌”として罠にかかりに行くだけだかんな。自信があんのは間違っちゃいねえけどよ♪
⋯⋯ま、結局はそこまでやる必要も無かったんだ。

しばらくナンパ三昧の日々を送ってたら、バーでとんでもねぇ美人に会ってよぉ。俺の好みのど真ん中っつーか、初恋の相手と近い顔立ちっつーかな。⋯⋯むしろ、どう見ても本人だった。化粧で雰囲気を変えてたが、俺が見間違うはずもねぇ。相変わらずいい胸してるしよ。
⋯⋯頭ん中ぐちゃぐちゃになってる間に、そいつの方から何食わぬ顔で声かけてきやがった。そのままのこのこホテルに付いてって、わけわかんねぇままヤることヤって⋯⋯気が付いたら血ぃ吸われてた。
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 7月30日08時
ケイはもう居ないのだもの。私が答えたのよ。
(目を瞑ってうんうん頷いた)
……そうね、私も知ってるわ。お役に立てるなら!って。
(きっと思い浮かべている人物は一緒だろう)

(少しだけ、目を見開いた。言葉に詰まる感覚……それは、でもとりあえず)
……胸で判断するのやめない?
いえ、あそこまで好きだったものね……。
のらりくらりと躱されるのはそういう事……。
(詰まったものを息へと変えて、ソファの背もたれへ身体を預けた。取り留めもなく感想を述べていく)
首謀者は、|最初からいた《・・・・・・》のね。
(胸中を察する。お腹辺りで軽く組まれていた両手に力が入っていた)
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レオン・ヤノフスキ 7月30日10時
そうかい⋯⋯。なら、俺はケイに半分会えてるみてぇなもんか。良いもんを遺してくれたもんだぜ。(目の前の女の先に、何かを見出そうとするかのように目を細める)

そういうこった。あとはさっき言ったとおりだな。あいつは俺のこと眷属にするつもりだったんだろうが、√能力者に覚醒したお陰で支配されずに済んだってわけだ。
それ以来、そいつとは会ってねぇ。今度こそ完全に痕跡を消しちまった。⋯⋯まぁ、会えたところで、今となっちゃ自分がどうしたいのか、正直わかんねぇんだが⋯⋯。何のためにそんなことしてんのかは聞いてみてぇ。それ次第じゃ、また殺す気になれるかもしんねぇしな。
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 7月30日23時
良いもの、かしら。ならいいのだけど。
(少し困ったように微笑みを浮かべた)

……そう、ね。
私たち、ぐちゃぐちゃね、いろいろと。
(なんだか親近感を感じた。ベクトルは違えども、何もかもを壊されているというのは一緒のような気がする)
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レオン・ヤノフスキ 7月31日14時
お、おう⋯⋯。(暗殺者でもメイドでもない、そんな顔を向けられると、少々反応に困る。誤魔化すように少し冷めた紅茶を飲み干した)

まるで真逆んとこから始まって、似たようなとこに流れ着いちまったみてぇだなぁ、俺達。これも何かの縁ってやつかね。
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 8月1日16時
……?
(首を傾げた)

そうね、案外行き着く先はみんな同じ所だったりして、ね。
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レオン・ヤノフスキ 8月1日19時
ははっ、だとしたら終わってんなぁ〜、この世界!(カラカラと笑いながらチョコを一つ口に投げ入れ、噛み砕く)

けど、今の俺らは誰かの人生を|壊す側《・・・》だぜ?終わってる世界の歯車にしっかりハマっちまってんのよ。そんな事におセンチになる時期は、とっくに過ぎちまってるけどな。
⋯⋯もしかして、おめぇはそうでもねぇのかい?(昨日までの彼女のイメージなら、一笑に付されそうな問い。口角を上げて牙を見せながら、銀色の瞳を覗き込む)
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 8月2日03時
……っ、ふふ、あはは、それもそうね!
(一瞬、目を見開く。それから手で口を隠しながらも大仰に笑う。鋭い牙が見え隠れしていた)
過去に引っ張られ過ぎてたわ。前にも後ろにも、壊れた骸しかないって言うのにね。
(自嘲気味に吐き捨てる。銀色には、鋭く鈍い光が乗せられていた。仮面かもしれない。|アナスタシア《・・・・・・》かもしれない。自分にももう分からないが、どちらにせよ彼に焚き付けられたことには変わらない。何故だか非常に爽快な気分だった。この言葉が正しいのすらも分からないが、それでいいと思った)
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レオン・ヤノフスキ 8月3日14時
おっ!やーっといつもの顔に戻ったな!やっぱアナスタシアはそうでねぇと、調子狂っちまうぜ〜。(何処か吹っ切れたような彼女の様子に、内心ほっと胸を撫で下ろす。自分以上に暗殺者然としたこの女が真っ当なことを言い出した日には、こっちの足元まで揺らぎかねない。そんな自分本位な理由だったのかもしれないが⋯⋯)

ま、お互い来るとこまで来ちまったんだ。今さらあれこれ考えたってしょうがねぇさ。
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 8月3日21時
何?心配してくれたってこと?
珍しいこともあったものね?
(肩を揺らす。口ではそう言うが、なんだか少し嬉しそうでもあった。)

どちらにしても、私たちには地獄しか待ってないのよね、まあ……地獄に落ちたところで、って話ではあるのだけど。
(にや、と笑う)
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レオン・ヤノフスキ 8月4日07時
ちっげーよ。ただ、なんつーかな⋯⋯アナスタシアにも心の柔らけぇ部分があんだなってな。ちっと驚いただけだぜ。 (自分にもまだそんな部分が残っているのだろうか。自問してみるがよくわからない)

だよな〜。特におめぇは、もう地獄見て来てるようなもんだしな。あっちで親父さんに会ったら、もっぺん殺せるかもしんねぇぜ?(ケラケラと笑いながら)
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 8月4日08時
……女には誰しも隠したものがあるものよ。
何もかもひけらかすより内緒の一面が見れた方がドキッとするでしょ?
(茶化すように言う)

嫌よ、顔も見たくもないわ。あんな奴。
(露骨に嫌な顔をした)
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レオン・ヤノフスキ 8月5日07時
ははっ、違いねぇや!今日のアナスタシアは一段とイイ女に見えるもんなぁ。⋯⋯っと。こんなこと言ってたなんて、あいつに言わねぇでくれよ?

そーかい。んじゃ、俺が会ったら代わりにボコっといてやるぜ!顔わかんねーけどよ。
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 8月5日21時
あの子ならきっとそうでしょう!って言うと思うのだけれど。
まあ……貴方のソレはいつものことでしょうし、ちょっと抓られるかもしれないわね?

じゃあしおらしく貴方の後ろに隠れているわ。そうすればアイツも寄って来やすいでしょう?
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レオン・ヤノフスキ 8月6日20時
あいつはそれ言ったあと、ベアハッグしてくんだよ⋯⋯。抓られるなんて可愛いもんじゃねえっつーの。アナスタシアの前じゃ、どうだかわかんねぇけどよ。

自分を殺した娘に寄ってくんのかよ⋯⋯。まぁ、成長したお前を見ても気づかねぇかもな。こんな美人のメイドになってるたぁ、想像もしてねぇだろうぜ。
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 8月9日02時
それだけ貴方を好いているってことね。微笑ましい限りね。
(わざとこの言い方をした。彼女の怪力具合はよく知っている)

……この素敵な尾があれば嫌でも目立つでしょう?
(見せびらかすように持ち上げて)
昔から人気だったのよ、私。可愛かったもの。
(美人になるのは当たり前だと言うように。きっと|当の本人《父親》は殺されることすら予想していなかったのだろうけれど)
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レオン・ヤノフスキ 8月11日11時
アナスタシアにも相当懐いてるみてぇだぜ?俺としても、ちょいと嫉妬しちまうくらいな⋯⋯。(きっと二人でお茶したなどと言ったら、「ずるい」と言われることだろう)

おぉ、そうか!そんな良いモン生えてりゃ、見間違えようもねぇよなぁ。ましてや親父さんはその尾も散々使って⋯⋯あー、いや。悪ぃ⋯⋯。(さすがに最低すぎる軽口だったと思い、口を噤む)
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 8月11日19時
……それは、否定はしないわ。
けれど、女の子同士なのに嫉妬するのね?
(くつくつと喉で笑う)

別に気にしないわよ、今更でしょ?
実際の所はシャチ獣人が珍しいっていう売り込みで商売していたのだから。本当の意味で見世物ね。
(商売が行われたのは家の中ではなかったのよ、というのは言わないでおいた方がいいと判断したらしい)
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レオン・ヤノフスキ 8月14日08時
ダチとイチャついてる分には嫉妬なんかしねぇさ。けどなんだろな〜⋯⋯おめぇに対してはなんかこう⋯⋯いや、気のせいかね。(自分でも何を言おうとしているのかわからないまま、言葉を濁す)

ったく、ヒデェことするもんだぜ⋯⋯。それまでは娘を可愛がってたんだろ?カネってのはそこまで人を変えちまうもんか⋯⋯。(職業柄、カネで破滅した人間は何人も見てきた。けれど、豊かな幼少期を過ごした自分には、どうにも理解し辛い話だ)
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アナスタシア・ケイ・ラザフォード 8月15日13時
……なんのこと?
(少し怪訝そうな顔で言い淀んだレオンを見た)

最初からあの人たちは私を商品としてしか見てなかったわよ。
それまでのボーナスタイムってやつ?わからないけれどね。
(今思えば時々そういう目線がチラついていたような、そんな気がしてならない)
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