迷子、何周目?

【RP】まいごのまいごのインベクティブくん

戀ヶ仲・くるり 12月15日23時

ここは√EDENの某所。
大通りから外れたその場所は、少しばかり入り組んでいて、
慣れない人なら迷ってしまうかもしれない場所だ。

「迷っ…てない迷ってない、まだセーフセーフ」

自信なさそうな独り言を口にして歩く戀ヶ仲・くるりは、ふと足を止めた。
きょろきょろと辺りを見回して、どこか心許なげに立つ少年の佇まい…
あれは、|迷子《同志》なのではないかと。
分かるんだ、プロだからね。迷子の!かなしいことに方向音痴だからよく迷子になるんだ!
プロだから心細さは分かる。同志であるなら、その少年を助けたいと思って、

「ねぇきみ、もしかして、迷子?」

そう言った後。
これあやしい人に見えるんじゃないか慣れないことすんじゃなかったかなどうしようああ警戒されてる気がする!!
と思いっきり顔に出たのはご愛嬌である。


>>https://tw8.t-walker.jp/character/status/h00162
戀ヶ仲・くるり 12月15日23時
あ、あやしいものじゃなくて、迷子だったら困ってるんじゃないかなぁと思って…!あやしくないよ!
(怪しくないと言えば言うほど墓穴感があるが、制服姿の感情が思いっきり顔に出る女子高生に危険な雰囲気は感じられなかった。)

(きみの答えを聞いて、なるほどと頷いた。)
そっかぁ、一緒にいた相手が迷子、そういうこともあるよね。分かる。いつの間にか隣から居なくなったりするんだ…。
目的地、分かる?いっしょに行く?
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インベクティブ・シャイターン・エフォーリル 12月16日19時
……よりあやしい……
(弁明すればする程ドツボにハマっていく歳上の女子高生お姉さん。顔に思いっきり出る感情と慌て具合から直ぐ様の危険は感じず、警戒心は解けはしないものの通報や大声で叫ぶなどの方向性には結び付かないようで)

(迷子は自分から迷子と認めるのは珍しい。さて、頷いてからの言葉と雰囲気が知り合いも良く口にするもので、相手も迷子に良くなるのだろうかと親近感から警戒心が若干緩まった。それでも提案を聞いて悩ましげ、出会ったばかりの相手に頼るのは人見知りの部分もある少年には少しハードルが高い)
うん……いつの間にか居なくなってるよね。不思議。
目的地分かるけど……ええっと、その……良いの、かな。
お姉さんも何処かに行こうとしてたんじゃないの?
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戀ヶ仲・くるり 12月16日21時
あやしくな……、……もしかして言えば言うほどあやしい…っ!?
えっとえっとえっと、私、こういうものです…!近くにある高校の学生で、戀ヶ仲・くるりと申します!
(制服のポケットから学生証を出す。職質された不審者の如き行動で、少年相手にするような対応ではないが、本人に自覚はなかった。必死なので)

そうそう、ちゃんと隣に居たのにね!
(それはどちらが迷子になっているのだろうか。とツッコむ人はここに居ない。
きみの応対が少し柔らかくなったのを見て、ふにゃりと頬が緩む。)
私もどこかに?…とりあえず大通りに出ようかなぁ、と思ってて…(行くはずが何故かここにいるので、)問題ないよ!!
とりあえず現在位置と目的地確認しようか。今はここだね!
(スマホを出してGPSで現在位置が分かる地図を起動する。こんなものを持っていても迷子になる。不思議なことに)
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インベクティブ・シャイターン・エフォーリル 12月17日19時
えっ……そ、そうなんだ……
(黒い心当たりがある者の振る舞いと畳み掛けてくる弁解。緩みかけていた警戒心が引き締まり、怪しいものを見る目を再度向ける。歳上の学生さんが身分証見せてきたら子供には怖いよね
怯えたように後ずさったり、悪い人に見えないの印象の乱高下がそこにはあった)

(最終的にはふにゃり顔とプロ迷子っぽい言葉と雰囲気に悪い人ではなさそう、変な人なのかもしれないけど。地図とGPSを起動するの手慣れてたし、誰かに持たされてるのかな)
散歩の途中だったの?……大丈夫って言ってくれてありがとう
うん、目的地、目的地……地図難しい……えっと……
(探す間に少し時間が出来た。画面を覗き込みつつ警戒心から伝え忘れた名前を伝える。相手が名字名前だったので、此方もフルネームで)
僕はインベクティブ・シャイターン・エフォーリル
えっと、インベクティブだよ。僕もこの世界で学校に行ってる、同じだね
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戀ヶ仲・くるり 12月17日23時
(きみのドン引きな顔を見て流石に察する。掘った墓穴が…更に深くなっている…!
もう話せば話すほど怪しいのでは?
…と立ち往生しそうな時、きみの警戒心が下がった様子を見て、ぱぁっと顔を輝かせた。にこにこ笑顔できみにスマホを見せる)
んーとね、大通りに出れたら看板とかバスがあるから、早く家に帰れそうだなぁって。
うん、地図難しいよね…現在位置みても、行先分からなくなるし。
でもほら、目的地いれたら道順が出るから便利!入れれる?(ひょい、とスマホ画面を差し出す)

……い、インベク…??(聞き取れなかった!と顔に書いてある。大変申し訳なさそうな顔をした)
インベクティブくん!インベクティブくんだね!?
そっか、今は小学生……、……? この世界?この国じゃなくて?
(少しばかり違和感があって、首を傾げる。√能力者ではない一般人なら、消されてしまった違和感かもしれない)
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インベクティブ・シャイターン・エフォーリル 12月18日19時
(あれ?もしかして、この人迷子になってるのかも。大通りに出たら家にって言ってるし
そう思うと途端に相手に向ける目と顔に心配な色が多分に混じってきた。目的地へ行ける地図アプリ持ってても迷うお姉さんだもの)

うん、ありがとう。えっと、目的地の名前……名前
(差し出された画面に打ち込む手付きは辿々しく、その上で一つ一つの文字を打つのも遅い。スマホに慣れてなさそうなのもあるが)
うん、インベクティブだよ。小学生で……
…………?それ聞くことが出来るって、お姉さん、√能力者なの?
(名乗る間も、答える間も画面とじっと向かい合っていた。だが問い掛けに打ち込む手を止めて、画面から相手の方へと顔が向く。キョトンとした表情からあっさりと口に出された言葉、目をぱちぱち)
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戀ヶ仲・くるり 12月18日23時
??(きみから向けられる心配の色に、不思議そうに首を傾げる。自分の方向音痴が大分ヤバい自覚はあるが、きみから労わられるほどだという自覚はなかった。
迷子のきみを面倒みようとしている通り、きみの方が大変そうだと思っている)

うん、そうそう、(スマホに打ち込まれる様子を急かすでもなく見守る。自分はスマホネイティブ世代なので、珍しいなぁとは思った)
! わー…こんな風に遭遇したりするんだねぇ…
(至極あっさりと告げられた言葉に、目をまん丸にして頷く。√能力者、というワード自体がなによりの証拠で、今まで普通に話せていた相手なので、その言葉に対して警戒はなかった。きみがいい子そうな、年下だったのもある)
うん、私も…√能力者だよ。この前なったばっかりだから、あんまり他の√は詳しくないんだけど。
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インベクティブ・シャイターン・エフォーリル 12月19日20時
(お互いに大変そうと思いあってるけど口にしないお陰で両方ともそれに気付かない。促されるまま流れのまま、両者が√能力者だと判明するのだった)

こんな風に遭遇するのは……珍しいかも。えへへ、ちょっと特別だね。
(警戒心が緩まった時よりも更にふにゃっと、嬉しそう。√能力者に対して警戒よりも親近感の方が湧くようで)
(他の√能力者と分かって、もしかしたら別√から来て今はこの世界に住んでいるから、迷子になってるのかも。という淡い期待は散って、自分の√世界で迷子になる方向音痴、しかも自覚もないというのが確定したこの瞬間。口にはしないが目は言葉より語る
√能力者だと分かって薄まった心配色は、先程より濃く心配色に。別√に迷い込んだらとんでもない事になるのかも)
なったばかりは何も分からない、よね。僕もこの世界まだ慣れないから分かる。この地域には観光で来てて
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戀ヶ仲・くるり 12月20日00時
ふへへ、そうだねぇ。特別なかんじ!(嬉しそうに笑うきみを見て、同じように笑った。きみの警戒心が緩んだ様子なのも、うれしさに拍車をかける)

……、……えっ、何でそんな心配そうな顔を…?
(どうしようもなく心配そうな目を向けられ、どうして??と狼狽する。
何故だろう、年上の頼り甲斐とかが、失われている予感がする…!)
だ、大丈夫!迷子になった時の対策はバッチリだよ!
地図見て分からなくても、ここに行きたいんです!って地図さして教えてもらいやすいし、看板があれば地図と照らし合わせて移動しやすい!
(迷子はどうしてもなるので、迷子になった後の対策をしている。努力の方向も迷子だった。)

うーん、そうなんだよね、なってから変なものがいっぱい見えるようになったから、自覚はあるんだけど。何が出来るのかがよく分からないんだぁ…。
あ、そっか、インベクティブくんは別の√の人なんだね。それは慣れてないか。
私がスマホ、入力する?
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インベクティブ・シャイターン・エフォーリル 12月20日19時
(狼狽して威厳を取り戻そうと言い繕う言葉を逐一コクコク頷いて聞いている。
迷子の方向性も迷子、事前準備で対策というタイプではなさそう。逆に言えば、出たとこ勝負で迷子を解決出来て、困ったら誰に対しても物怖じせず話を聞けるコミュ力があり、事件やイベントに遭遇してもなんとか出来るぐらい、土壇場の機転もきくという事なのかも。
内気な所もある少年にとっては羨ましい能力と性格で、見るからに出ていた心配の色は尊敬の眼差しと、ふにゃっと顔に変わっていた。頼り甲斐とか相手が求めてた所とは違った所な気がするけど)
……えへへ、お姉さんってそういう所が凄いんだね。お姉さんが凄くて声をかけてもらえて、僕も助かったの。ありがとう。
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インベクティブ・シャイターン・エフォーリル 12月20日19時
(知ってる範囲での√能力者は能力が比較的派手、なので出来る事を知るのは比較的分かりやすい。それでも分からないとの事でこてんと首を傾げる。理由や要因を思い付くには少年はまだまだ知識不足)
出来る事分からないの?……不思議。
うん、別の√だよ。一年ぐらい前に来て、今はこの√に住んでるの。話すのは問題なくなったんだけど……文字がパッと思い付かなくて……
良いの?うん、良いならお願い、します
(打つのに時間がかっていたのはスマホに不慣れというのもあるが、何より文字が不慣れといった理由から。目的の文字を打つのに頭であいうえおから辿って打っていたとしたら、それは時間がかかる。
少年から返された画面には『すいぞ』とだけ打ち込まれていた)
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戀ヶ仲・くるり 12月21日08時
すごい!?そうかなぁ、ありがとう!
声かけてよかったって思ってくれたなら、よかったぁ。あんまりそういうことしないから…
(丁寧に頷いて耳を傾けてくれ、話を聞きながら心配の色が段々薄れていく様。
なによりきみの笑顔と好意の言葉に、よかった!という気持ちが顔に現れていた。
滅茶苦茶好意的に分析・解釈してくれた上で上方評価されたことには勘付けていない。ここまでの気遣いの心と賢さを併せ持つ小学生に会ったことがないので!)
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戀ヶ仲・くるり 12月21日08時
んーと、火の玉が出せるとか、すぐ分かる魔法みたいなこと、私はなにもないんだ。急に…こう…なっちゃった?から…(理由が“呪われた”とか“憑かれた”等の、どうあっても厄なワードになるので言葉を選ぶ)
見えるようになった変なのもよく分からないから、できるだけ近寄らないようにしてて…倒しに行ったら、分かる、かもだねぇ…(とはいえ、怖い。という色が滲んだ。急に認識するようになった異物は、見るだけで心が削れる)

あ、そっか、…そっか!?別の√だと言葉違ったりするんだ。その期間で話せるようになったの?すごいね!努力家だなぁ。
うん、お手伝いするよ!(差し出されたスマホを受け取って、画面を見る。打ち込まれた文字を見て緩く首を傾げた)
行きたいのはすいぞ…すいぞう…水族館?かな?
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インベクティブ・シャイターン・エフォーリル 12月21日19時
え、そうだったの?……えへへ、あんまりしないなら、より特別だったね
(最初の不審者具合は慣れない事をしていたが故と得心がいく、キョトンと返した後でころっと頬が緩む。
好意での行動をしてくれた。一層嬉しさが溢れ、感謝の気持ちと一緒にニコニコとした笑顔。最初の警戒心は完全に無くなったのが分かる、溌剌な顔)

急になったんだ?
うーん……倒しに行かなくても良いと思う。だって、変なの危なくて怖いもん。僕も同じ立場なら行くの無理。
大切な人を守る為とか、どうしようもなく理由ないといやだよ。怖いのも、痛いのも、いや
(言葉を選んだお陰で少年には事情は伝わらなかったようで、そういうものかと顔をした。その後で、悩んだ後に口に出したのは率直な感想、知らない物には正面切って立ち向かいたくないし、危ない物には近寄りたくない。内気側の子であるが故の素朴な言葉)
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インベクティブ・シャイターン・エフォーリル 12月21日20時
はわわ、勘違いさせちゃった!
えっとね、僕は別の√世界の、√EDEN世界でいう日本って地域に住んでなかったから言葉違ってたの。同じ地域だと別√でも言葉は一緒だよ。世界ごと引っ越ししたから、つい何時も地域の話はするのも忘れちゃうの
言葉頑張ったのはそう!ふふーん、褒めてくれて嬉しい
(慌てたように訂正の言葉を続ける。普通に話していると相手に解釈違いを起こさせない喋りを出来てない辺り、日常会話は問題ないだけで、言葉も万全ではないのかもしれない。褒められた事で誇るような顔もするようになった。最初の不審者対応の時より気を許した故だ)
うん、水族館!この近くに建物の中に水族館がある所があるんだって。そこに観光に行く途中だったんだけど……
(最初に話した迷子関連の会話の内容通り、ということ)
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戀ヶ仲・くるり 12月23日00時
(きみの溌剌としたにこにこ笑顔に、ぱちりと瞬きした後、「特別だねぇ」と笑み崩れた。
怪しさ満載だったろうと検討がついているので、きみが気を許してくれたことが嬉しくもありがたい)

そう…かなぁ…うん、そう、…私も、怖いなぁって、思う。
(響いたのは、きみの率直な言葉。釣られるように弱音が漏れる。
見えないものが見えて、でもそれが一般人には見えなくて、訴えてもかき消されてしまう。それだけでも自分がおかしくなったみたいで、怖い。)
…ちょっとずつ、出来ること、見つけられたらいいな。
(年下のきみに弱音ばかり言うのは決まりが悪くて、でも嘘でもない、希望的観測。そう口にしながら、苦笑に近いへにゃりとした笑みを浮かべた)
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戀ヶ仲・くるり 12月23日00時
ーー成程!!外国出身かぁ!!
(その可能性をさっぱり気付いてなかったので、AHA体験した!みたいな顔で頷く。)
名前全部聞き取れなかった申し訳ない!で意識から遠のいちゃったけど、日本人の名前じゃないよね、インベクティブくん。
説明してくれてありがとう!
(言われてみればなんで気付かなかった?という話だった。お礼を言いつつ、誇らしげな顔をするきみに小さく拍手する。
しっかりしているきみだけれど、そういう顔をすると年相応でかわいらしい)

そっか、水族館に観光にいくんだ!楽しそうだね!
うんうん、水族館ならね…絶対道に看板もあるし、場所を知ってる人もいるし、近くにバス停もあるだろうから…辿り着けるよ!!
(スマホの地図に目的地:水族館と入力しながら、自信満々に言う。自信に満ち溢れているのに工程がやたらと多かった)
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インベクティブ・シャイターン・エフォーリル 12月24日19時
(怖さの理由を知らないまま言葉を聞く。怖さを持ったままそれでも進もうとするのは、天然のメンタル強者や恐れ知らずの人とはまた別の強さ。少しずつでも歩みを止めない人は凄い。自身といえば、その領域へと踏み出すのは……もう少し時間がかかりそうな気がする。踏み出す勇気が出ないものは出ないのだ)
……お姉さんはやっぱり凄いね。怖くても出来ること、探そうとするの
僕、応援するよ。えっと……具体的にどう応援したら分からないけど、気持ちはいっぱいで!
(苦笑に返すのは真面目な顔。じっと目を見つめる形で見上げた。両手でぎゅっと拳を握り、縦への頷きと共に一回上下に腕が揺れる。気持ちだけは精一杯のアピールで)
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インベクティブ・シャイターン・エフォーリル 12月24日19時
(説明が無事に通じたみたいでほっとした顔を浮かべる。慣れない言語で説明するのはやっぱり難しい。無事に説明できた事と努力を褒めてくれているような拍手を嬉しそうに受ける。年相応な面を見せて、話は本格的に道案内の話へと移り)

うん、楽しいと思う!のんびりお魚さんを見て過ごすの。今の時期ならキラキライルミネーションもあるかも!
……絶対いけそうな気がするけど……工程多い気がする……よ?
(辿り着けない不安は払拭されたものの、妙に具体的な複数の対処法。これから迷子になりながらの大冒険が始まってしまいそうな予感がした。パーティーメンバー足りるかな)
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戀ヶ仲・くるり 12月25日23時
(たくさん褒めてくれて、けれど怖い場所まで踏み込まないきみの言葉。
視線を合わせたまっすぐな応援の言葉に、ぱちりと瞬きした後、苦笑が柔らかい笑みへと変わる。)
……んふふ、そんなに応援してくれると、とっても励みになるなぁ。ありがとう、インベクティブくん。
(きみの言葉はとってもあたたかくて、見据えられない道を照らす道標のようだった)

そっかぁ、いいね、時間がゆっくり感じそう。水族館にイルミネーション、映えそうだよねぇ。写真いっぱい撮れるね!
……えっ。そ、そうかなぁ……?(どれだけ迂遠でも目的地に着けたら花丸だった。くるりの中では。
目的地を認識したスマホから「直進200mです」と音声案内が発されて、多分こっち、と指を示す)
まずは音声案内通りに進みながら、看板も探そうか!
(ごく普通の対応のはずなのに、そこはかとなく不安が漂う発言だ。大冒険のはじまりである!悲しいことに多分大冒険になる!)
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インベクティブ・シャイターン・エフォーリル 12月26日18時
(最後に柔らかい笑みを見せてお礼を言ってくれて、少しは応援が役に立ったのかなとホッとする。この先どうすれば良いのか、なんて分からないまま、応援の仕方も手探りでやってみるしかない
これも一つの新たな冒険かも、大きく一歩なんて踏み出せない。勇気がない自分の小さな、小さな一歩だ)

……え、多分……こっち?
う、うん、そうだね。ま、先ずは進んでみよう。看板見落とさないように気を付けるよ!
(思っていた通りの、自分にはないとりあえず踏み出せる凄さを目にする。そこに憧れを抱きつつも、ものすごーく不安と心配の気持ちも同時に湧く。
一筋縄じゃいかなさそうな予感しかしなくて、でも一直線な道では体験出来なさそうな事も待ってそうで、冒険心が擽られる。先導するお姉さんに付いていく形で足を踏み出す。小さな小さな、でも大冒険の始まりだ!)
(……うん、やっぱりごめんなさい、心配だよ、お姉さん!閉館時間までには辿り着けるよね!?)
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戀ヶ仲・くるり 12月28日11時
(柔らかく笑い合ったきみとくるりは、歩き出す。それは小さな一歩だったかもしれないし、人に話せば些細な出来事だったかもしれない。
案内の道を逆方向に歩いていたこと。音声案内がまったく違う水族館の道を示していたこと。知らない人に道を聞くこと。交番を発見して中に入ること。大通りで看板を発見すること。行き先の停留所があるバスを発見したこと。
そんなこともあったかもしれないし、なかったかもしれない。
もしかしたら途中で別√の侵攻に出会くわしたり、別√に入りかけたかもしれない。)

(小さな出来事を積み重ね、紆余曲折を経て、2人はきっと目的地に辿り着けました。水族館が開いている間に。多分!
その証拠に。
きみとくるりは連絡先の交換をして、思い出に写真を一枚残した事だろう)



【このおはなしは、これでおしまい】
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