【新入】エイル・スリック【会員】
眼光鋭い男に出くわしても、その小柄な少年は恐れる様子が無かった。「おい、お前。YellowDragonという組織を知らないか」
この態度を生意気と取るか、ただの世間知らずと取るか、それとも……なんと感じるかは人それぞれだと思うが、失礼なのは間違いない。
ひと悶着があるかもしれないが、目的地がここでそこの代表の人物に話しかけていると知らされれば少年は。
「僕もここに所属したい。僕は知らないことが多すぎる。この場所の話を聞いたとき、ここは多くの知識が集まる場所であると思った。何か条件があるなら満たすようにする。どうすればいい?」
じっと男を見上げながら、言うのだ。
※
●新入会員「エイル・スリック」
セレスティアルの|古代語魔術師《ブラックウィザード》 × 黒翼の霊剣士
年齢: 16歳 男(2月13日生まれ)
https://tw8.t-walker.jp/character/status/h03885
・スレ設置期間【~12/29(日)】
・会員みんなでこのスレに書き込んで新参者を囲もう!

(~ミルクホール『ちゃちゃ』店内~)
(おい、お前。YellowDragonという組織を知らないか)
げひゃひゃひゃ! お前みたいなガキが何の用だぁ~? 命知らずここに極まれりだな!
「知ってる」――って言ったら、どうする? きひひ…レロォ…
(ごついナイフの刃をベロォリ…と目の前で舐めてみせる)
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(僕もここに所属したい。僕は知らないことが多すぎる。)
全くその通りだぜ! 一人でノコノコ来やがってよぉ!
(この場所の話を聞いたとき、ここは多くの知識が集まる場所であると思った。)
随分とウチのことを調べて来たみたいじゃねえか! こりゃただで帰すわけにゃいかねえなぁ?
(何か条件があるなら満たすようにする。どうすればいい?)
条件? 条件だぁ? ガキが…ウチと交渉できると思ってんのか?
いいぜ、その度胸は「買い」だ。それじゃあ――
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私に名前教えてよ。それでネットワーク登録ってことでいいからさ。
(三下悪役演技終了。目の前で見せびらかしてたナイフの先っぽを、掌でグッと押して見せた。シュコン、と引っ込む。はいオモチャでした)
『YellowDragon』主宰、神薙・ウツロ。私が会長なんだよね。
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(三下悪役のような振る舞いにもたじろぐことは無くいつもどおりの発言をしていたが。それが演技だとわかったとたんジト目のような目つきになったのがわかったかもしれない)
エイルだ。エイル・スリック。
まさか話しかけた相手が会長だったとはな。しかし、なぜこのような演技を?
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…………。(ジト目レベルが上がった、ような)
凹むな。謝るな。僕が悪いみたいじゃないか……。
しかし、僕から反骨精神を感じたのか? 態度が少々悪かったか。よく言われるし、教えてもらう立場だったので気を付けたつもりなのだが、僕もまだまだだな。
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…………。(今度はむすっとした)
やけに嬉しそうだな。だが裏でこそこそ言われるよりは堂々と言われた方がマシだ。
ところで、――そういえば、何と呼べばいい。僕はエイルだろうがなんだろうが、好きに呼んでくれて構わない。ネットワークに加えてもらった身だからな。けれどあなたはウツロと呼び捨てていいものか悩ましい。『会長』のほうが良かったりするか。
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うん? そんなの、君がパッと感じた通りでいいって。そういう自由さを見るのも楽しみの一つなんだぁ、あはは。
ウツロでも。会長でも、主宰でも。ボスでもお|館《やかた》様でも御当主でも。
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そうか。それならまさに「パッと感じた通り」のものがある。
ウツロと呼ばせてくれ。……挙げた呼び名から、ウツロが多くの立場を持っていると知れた。だが、そこを深く知るのは追々がいいな。急に知るのは、僕の感情がついていかない。
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ああ、良い語感と思う。
ところでYellowDragonの他の者に挨拶するにあたり、決まりはあるか?
見知らぬ子供が突然話題に混ざると何事と思われたりするだろうか。あまり、改まっての挨拶は得意ではないので、最初から居る風に混ざって良いのなら気楽で助かるのだが。
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「決まり」ぃー? ああ、そうね。あるある。実はあるんだぁ。大事なことだからさ、是非聞いてってほしいやつだった。耳よーくかっぽじって聞きなよ? メモの準備はできた? 一回しか言わないよ?
――「そういう変な遠慮はしないこと」、ってね。ぎゃはは。
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(ごくりと息を飲み背筋を伸ばす。メモの準備はしていないが大事なことで一度しか言わないと聞いたのだ、忘れないように、自身に刻むようにと身構えていた)
…………。
(だから、告げられた言葉に一瞬目が大きく見開かれたのだった)
そう、か。わかった、しっかり覚えておく。
それにしても変な遠慮、なんだな、こういうのは。
しかしウツロ、あなたはどうにもつかみどころが難しい人だ。そこがきっと、いいところだとも思うのだが。
(下品に聞こえなくもない笑いは、忠告の衝撃を和らげるための気遣いなんだろうなという気がしたのだ。わざわざ言うつもりはないのだけれど)
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しゃあっ (指相撲開始! 自分の親指でエイルの親指に対し「行くぞ行くぞ」と見せ掛ける軽めのフェイントから入って、本命、さながら獲物を狙う蛇の如く外角より大きく旋回してグワーッと親指を降下させる! 戦巧者!)
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どうしてそうなる。
(と言いながらも視線はウツロの親指へ。指相撲でフェイントはお約束、くらいは知っているので親指は動かさず、しかし力強い本命の動きにエイルの親指は倒されてしまって)
おいこら、離せ。
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離さない! 離すもんか! この|楽園《EDEN》は――私達の手で絶対に守ってみせる! ウオオオオ! (親指ギュー)
(ムヤミになんかの最終回みたいなテンションを醸し出していた)
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