Brioscaichean An Toiseach

ケオ・キャンベル　12月24日20時

「ジングルベ～ル。ジングルベ～ル……」

歪に音を外した囁きが聞こえる。
何処かのキャロルを彷彿とさせる不穏な響きを気にもとめず、ケオ・キャンベルは一人台所に立っていた。
今日という日がクリスマスだと聞いてから、ずっと思い描いていたものがある。
いい子の元に現れる赤い服を着た大男。暖炉から落ちるおっちょこちょいも居るらしいが、とにもかくにも大男。
そう、｜ケオ・キャンベル《おれ》と言っても相違ない｜。　　　《と思っているようだ》
｜俺がサンタクロースであるならば《まず赤い服すら着ていないが》、いい子は玉蓮に違いない。
ケオ・キャンベルはプレゼントを渡すべく｜お菓子《クッキー》作りに勤しもうとしてい｜た。《　注釈1》
今まさに、台所ははじめてのお使いさながらの緊張感に包まれているのだが――ケオ・キャンベルには関係ないのであった。

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注釈1）
ここは個人RPチャットです。
ケオ・キャンベルがダイスを振ってお菓子作りに勤しみます。
工程毎にダイスを振り、出た出目に対応した【味】と【見た目】の技能値をプラスしていきます。
最後に【味】と【見た目】の完成ダイスを振り、それぞれの数値が技能値以下になった場合食べ物の完成です。
完成ダイスよりも大きな値が出た場合、それは食べ物にはなりません。

●出目について
1~30：不味いまたは不出来（技能に＋10）
31~60：初めてにしてはそれなり（技能に＋20）
61~99：美味しい、良くできている（技能に＋30）
100：かわいそう／最早異界に返した方がいい（技能に－30）

●調理行程
①レシピの決定（【味】と【見た目】）
②材料の用意（【味】）
③生地の作成（【味】と【見た目】）
④焼き行程（【味】と【見た目】）
⑤包装（【見た目】）

※できたものが食べ物じゃなくてもケオ・キャンベルが美味しく頂きます。