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■生い立ち幼いころに両親が事故で死亡し、遠縁の親戚に預けられている。もともと疎まれていたがあるとき√能力者として技能が発覚してからは更に疎ましがられ気味悪がられるようになった。
親戚は金銭的余裕だけはあったので、｜楸《ひさぎ》には｜御付きの女中《メイド》一人を付けて、保護者役にまでさせてあとは放置していた。
｜御付きの女中《メイド》も実は別√からの√能力者だったのだが、能力者として覚醒した｜楸《ひさぎ》に技術を教えることを決意し、自身の技能を教え込む事にした。
｜楸《ひさぎ》の｜古狐霊刀士《エンシェントヴィクセンヴェッスル》そしての技能も、ほかの戦闘技能もその｜御付きの女中《メイド》から教わったものである。
鳳・楸 1月5日01時■武装： 50口径｜回転式拳銃《リボルヴァ》
これまた｜楸《ひさぎ》の為に｜御付きの女中《メイド》がどこからか調達してきた銃。
ベースはS&W M500。｜銃身《バレル》を2inchまで切り詰めてありさらにアッパーとアンダーにレイルを実装。グリップも｜楸《ひさぎ》の小さな手で握れるように小さく加工してある。
アッパーレイルにレーザポインタ、アンダーレイルにフラッシュライトを装着しているため、高重量の上、異様に｜頭でっかち《トップヘヴィ》となっているが、｜楸《ひさぎ》は訓練によってこれを｜左手《利き手ではない方》で早撃ちを実戦レベルで行う。
使用弾丸は.500S&W弾。
概ね狙う必要もない位の接近戦闘中に不意打ちのような形で抜き、撃ち込む使い方をする。
この場合レーザポインタは完全に飾りである。
分かりやすく脅したり、威嚇、警告をするときにレーザポインタを使うことが多い。
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鳳・楸 1月5日20時■武装： 合金鍛造刀≪緋閃≫
能力者として生きると決めた｜楸《ひさぎ》の為に｜御付きの女中《メイド》がどこからか調達してきた太刀。
現代工学に基づいて製造されたもので、伝統工芸的な価値は無い。
強靭さと適度な軟性を備え異様な切れ味を誇る現代工学の逸品。
であるのだが時折太刀筋が鈍い緋色に尾を引くという、不可解な現象が顕れる。
素材に隕石に含まれていた金属を利用してるらしいが詳細は不明。
通常なら不純物として素材としての質が落ちるものだが…
打刀か太刀かという意味では太刀に属し二尺七寸でやや長いという程度のものだが
小柄な｜楸《ひさぎ》が使うとその比較も相俟って実寸より長大に見える。
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