墨・迅の日記帳
ふわ・もこ 7月26日20時あり、……と……。
(エスコートされるままに椅子にピョンと座って)
(並べられるクッキーの色味や香ばしい香りにそわそわ、足もぷらぷら)
クッキーのちょこ!ちょこ、好き!
(お耳までパタパタし始めます)
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月城・霜華 7月26日20時(足をぷらぷら、お耳をぱたぱたさせる様子に、思わずくすりと笑って。)
チョコレートがお好きなのね。はい、どうぞ。
(小皿にチョコレートのクッキーをいくつか取り分け、ふわもこの前へそっと置く。)
遠慮はいらないわ。
好きなだけ召し上がってちょうだい。
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ふわ・もこ 7月26日21時チョコね、しあわせの味、なんだよ。
スキナヒトと食べる、いい、聞いたの。
(バレンタインの広告か何かを勘違いしているようです)
(取り分けてもらったチョコクッキーに、夕焼け色の瞳が宝石のようにキラキラしはじめます)
いい?食べる、いい?
……いただき、ます。
(ペコリ、頭を下げてから一口)
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月城・霜華 7月26日23時ほら迅、あまりからかっては駄目よ。
(くすくすと笑いながら、ふわもこの前にしゃがみ込む。)
大丈夫。
ほっぺは落ちたりしないから、安心してちょうだい?
(ハンカチで口元についたクッキーの欠片をそっと拭って。)
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ふわ・もこ 7月27日00時んむ。
(お口の周りを拭いてもらいました。元のすべすべほっぺに戻りました)
……えへへ、ありが、と。…………ママ、みたい。
(ぽつりと、思わずという言うようにつぶやきました)
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月城・霜華 7月27日07時……!
ふふ、ありがとう。
(その一言に少しだけ目を丸くしてから、優しく微笑む。)
そう言えば、お家の方は心配していないかしら?
あまり遅くなると、きっと心配してしまうわ。
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ふわ・もこ 7月27日10時(ちゃっかり二枚目のクッキーに伸ばそうとしていた手をピタッと止めて、少し考えるように小首を傾げました)
……んと、お家、ない。だから、だいじょぶ。
いつも、好きな時、ねてる。
(野良なので)
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月城・霜華 7月27日20時あら、そう……大変ね。
でも、ごめんなさい。私も迅も、そろそろお仕事の時間なの。
今日はここまでにしましょう。
クッキーとゼリーは、お土産に持っていってちょうだい。
(名残惜しそうに、頭をそっと撫でる。)
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ふわ・もこ 7月27日20時(撫でられて嬉しそうに目を細めます。甘えたい盛りなのでしょう、こちらも名残惜しそうです)
……ん、あり、がと、ござます。
次、いっしょ、食べるできる、……いいな。
おしごと、がんばて、ね。
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ふわ・もこ 7月27日20時(抱きしめられれば、おずおずと両手を背に回して)
………
(コクっと小さく頷いてから)
……………ママ
(ちっちゃくちっちゃく、聞こえないくらいの大きさで呟きました)
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ふわ・もこ 7月27日21時めぇ、おみやげ!
ゼリ、クッキー、いっぱい、はいてる!
(紙袋を受け取ると、すごいすごいとピョンピョンと飛び跳ねて)
……わわ、
(バランスを取り損ねて、少しよろけました)
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ふわ・もこ 7月27日21時ぴゃ……あ、あり、がと……
(支えてくれた腕にきゅっとしがみついて一息ついてから)
ん、また、くる。あそぶ。
……また、ね。
(ふりふり)(お手々を振ってから)
(両腕を横に広げてバランスをとりつつ、よろよろと歩きにくそうにしながら帰っていくのでした)
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墨・迅 7月28日13時【設定補足:術について】
一種類の呪符に異なる|文言《キーワード》を与えることで、様々な属性の術へと変化させている。
|文言《キーワード》は、術の属性や効果を指定するために必要なため、現状では省略できない。
なお、性格的に他者との連携に向かないため、軍警での戦闘時も基本的には単独で行動している。
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墨・迅 7月28日13時【設定補足:命令について】
マフィア時代、「恐怖心」の欠落と併せて、自身の生死を顧みず命令を遂行するよう“教育”されてきた。
そのため、自ら生きようとする意思や、自身の命を守る意識が希薄である。
霜華を主人として命令に従っているのも、彼女を盲信しているためではない。
放っておけば簡単に命を投げ出してしまう迅を生かすため、霜華が仕方なく自身を主人と定め、「生きること」を命じている。
最近は、主人とは別に「外付けの生存本能」も付与されたらしいが……?
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墨・迅 7月28日13時【設定補足:戦闘スタイルについて】
マフィア時代は鉄砲玉として、標的の「処刑」を命じられていた。
そのため、反撃の隙を与えず、短時間で一方的に制圧する戦闘を得意とする。奇襲や奇策を好む反面、正面からの持久戦や長期戦には弱い。
また、マフィア時代は任務に失敗するたび「再教育」を受けていたため、想定どおりに事が運ばなかった際には焦りやすく、失敗から立て直すことを苦手としている。
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ランシュ・クーガン 8月4日07時オリキャラ作ってRPして遊ぼう!ってゲームだもん
拗らせをアウトプットすればするほど美味しい
なになに褒めてくれちゃってぇ
引き出すだなんて迅ちゃんに土台があって初めてできることだよ~
こいつが例の「教育が上手い奴」か~ってなった
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ランシュ・クーガン 8月4日08時違った時恥ずかしすぎるから言及してなかったんだけどやっぱ瞳の色そういう事!?
今までのやり取りに遡及して業が積み増しされていく~
妙にチョロかったのにも影響ありそう~
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ふわ・もこ 7月25日09時なんにも?……しない、の?
(少し残念そうです)
(ちなみに、お持ち帰りを言葉通りお家に持って帰って貰った、と思っています。そして、いっぱい|かわいがって《遊んで》貰える、と思っています。ひつじなので)
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墨・迅 7月25日10時ご主人サマ!?変な言い方すんな、送ってくだけだって!
えーと、お嬢ちゃん?
俺は何もしないから良いけど、あんまりホイホイ知らない人についていっちゃダメだぜ?
(屈んで目線を合わせる様に。)
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ふわ・もこ 7月25日11時(|ご主人様《牧場主》?……ということは、このヒトも)……飼われて、る?
(純粋な疑問でした)
(コトリと首を傾げて)
ボク、アナタ、知ってる。だい、じょぶ。
(何故か自信満々に頷くのでした)
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月城・霜華 7月25日13時(くすりと笑い。)
えぇ、そうよ。
迅の面倒は、私が見ているの。
(本人は保護者のつもりだが、どう聞いても誤解を招く言い方である。)
ふふ、とても可愛らしいお嬢さんね。
(そっと目線を合わせ。)
撫でてもいいかしら?
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月城・霜華 7月25日16時あら、喜んでもらえたのね。私も嬉しいわ。
(ふわりと微笑み、もう一度だけ優しく頭を撫でる。)
また会えたら、その時も撫でさせてちょうだいね。
(迅のお友達に会えたことが嬉しかったのか、穏やかに微笑んでいた。)
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月城・霜華 7月25日20時まぁ……!
本当に可愛いお嬢さんね。
(思わず頬を緩め、優しく頭を撫で続ける。)
こんなに懐いてもらえるなんて、光栄だわ。
ねぇ、お菓子はお好き?
クッキーとゼリーなら、どちらが好きかしら?
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ふわ・もこ 7月25日20時め!くっきー!
(目を輝かせました)
さくさく!あまあま、おいし、好き!
……ゼリ?
(こっちは食べたことがないようです。小首を傾げながら、迅さんの方をチラッと見ます)
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墨・迅 7月25日20時ゼリーはな、ぷるぷるしてて冷たくて甘いお菓子だ。
美味いぞ?
(首を傾げるふわもこを見て、思わず笑みが零れる。)
あぁ、ご主人サマは、お菓子も子供も好きなんだ。
遠慮しねぇで貰っちまっていいぜ
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月城・霜華 7月25日20時(その一言に思わず目を細める。)
ふふ、本当にその通りね。
一人で食べるお菓子も美味しいけれど、
みんなで食べるお菓子は、もっと美味しいもの。
迅、テーブルと椅子をお願い。
私はクッキーとゼリーを持ってくるわ。
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月城・霜華 7月9日14時√仙術サイバー
午前0時5分。
街外れに建つ、廃ビル。
かつて企業が使っていた受付には、人影はない。
ひび割れたガラス越しに街灯の明かりだけが差し込み、静寂が辺りを包んでいた。
その一階受付。
ここが書類の受け渡し場所である。
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月城・霜華 7月9日15時(既に上層部には根回ししてある。
軍警の一部署を潰してでも立身出世を狙う|上官《古狸》に渡せば、握りつぶされる事なく処理される手筈だ。)
(霜華とて馬鹿ではない。
マフィアや腐った軍警の部署を潰す代わり、その時々で|上官《古狸》に手柄を売り、保身を行なっている。)
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月城・霜華 7月9日15時先日話していたマフィアから、軍警との癒着を示す書類を入手した。
先ほど|上官《古狸》に渡してきたわ。
今頃、組織は蜂の巣を突いたような騒ぎになっているでしょう。
私一人では手が回らない。
お前の力が必要よ。
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ランシュ・クーガン 7月7日19時(やはり、即座に敵対する気はないらしい。
殺気を感じないのをいいことにゆっくりと体の向きを変えて、声の主に向き直る)
それはもう。本来なら俺の手に渡るはずの無い物ですからねぇ。
(白銀の髪に翡翠の如き瞳。名刺で見た通りの怜悧な美貌の少女だった。
その視線が刃を突き付けるような鋭さを伴っていなければ、少しは浮かれられるのだが)
返しますよ。手に余るので。
(振り返ったのと同じ緩慢な動きでコートの内ポケットから、彼女の名刺を取り出した)
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月城・霜華 7月7日20時——……ふうん?
(流石に名刺を返されるとは思わなかったらしい。
一瞬だけ目を見開くが、すぐに鋭い視線へ戻る。)
(差し出された名刺は受け取らず、その手と男の顔を見比べる。)
迅から受け取ったものだから、返した。
——そう解釈して構わないかしら?
(遥か年上の、己より高い位置にある男の顔へ。
見透かそうとするような鋭い視線を向ける。)
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ランシュ・クーガン 7月7日20時いいえ。|これ《・・》に見合う対価を払っていないので。
(裏返したり、くるくる回したり。
名刺を手の内で弄びながら)
泥棒と勘違いされたくないんですよね。
(|可愛い《・・・》弟分とほとんど変わらない目線を見つめ返す)
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月城・霜華 7月7日20時あらあら。
対価には拘る。けれど、迅からの厚意は受け取った。
少し、話が噛み合わないわね。
——なら、迅に近付いた目的は何かしら?
(目線は逸らさない。
変わらずオレンジの瞳を見つめ返す。)
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ランシュ・クーガン 7月7日20時(一瞬、言われた事を反芻する。
受け取った理由は簡単だ。
「何か相手にしてあげた」という感覚を覚えさせてやった方が、迅に取り入りやすいと判断したから。そして、「正当な対価」について教育してやる義理も無かったからだ。
それが不実だと言われればその通りで、特に反論も無かった。しかし)
何か重大な事実誤認があるみたいですけど……。
そもそも、俺から迅ちゃんに近づいた訳ではないですね。
(これは曇りなき事実である。
どういう風に伝えたんだあの子は)
親切心でお伝えしますけど、飼い犬はちゃんと教育した方がいいですよ。
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月城・霜華 7月7日20時(飼い犬。
その言葉に。
初めて、翠の瞳が僅かに細められる。)
それでも受け取った。
利用価値があると判断したからではなくて?
……良い大人が、聞き苦しいわよ。
(冷たい声音。
だが、その視線だけは一歩も退かない。)
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ランシュ・クーガン 7月7日20時(視線の鋭さが増す。
彼の話の通り、優しく立派な、素晴らしいご主人様のようだ)
くれると言うので受け取りました。
ただ、おそらく、彼に権限の無い情報だと思ったので……。
その場では波風立てずに、上司の貴方にお伺いしてる。自然でしょ?
(全く悪びれずに続ける)
それとも、俺が貴女の|犬《・》にその場で「正当な対価」について教育して差し上げる義理があったとでも?
(笑わせないで欲しい。
軍警の制服を着こなしながら子供面かと、問いかける)
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月城・霜華 7月7日21時(飼い犬。
二度目。
その言葉に。
翠の瞳から、温度が消える。)
……そうね。
(次の瞬間。
床を蹴り、一気に間合いを詰める。)
(振り抜かれる拳は、容赦なくランシュの頬を狙った。)
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ランシュ・クーガン 7月7日21時(華奢な少女から繰り出されたとは思えない、腰の入った正確な一撃がランシュを捉える。
常人なら吹き飛ぶか倒れるかしてもおかしくなかった。上体がよろめいて、大きく一歩、足を踏ん張って耐える。ピシ、と床材のひび割れる音がした。)
(血の混じった唾を吐き捨て)
──っ。
(取り落した名刺が、静かに床に落ちた)
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月城・霜華 7月7日21時(ヒラリ。
腰を落とし、床に落ちた名刺を拾い上げる。
今し方、大の男を殴り抜いたとは思えないほど、優美な所作で。)
あなたの言い分にも、一理あるわ。
迅には既に謹慎を言い渡している。
これで、おあいこでしょう?
(獣の貌を前にしても、怯む様子はない。
見据えるのは、最上層に生まれた生粋の令嬢であった。)
……まあ、いいわ。
これ以上、迅の教育方針を論じても平行線ね。
仕事の話に移りましょう。
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ランシュ・クーガン 7月7日21時(こちらを殴ったその手で、廃ビルに似つかわしくない所作で、少女が名刺を拾い上げるのを見ていた。
そしてこちらを睨み返す。揺るがぬ翡翠の瞳で)
はっ、なるほどね。
(なるほど。これは、月だ。
空に輝いており、地上の獣にできるのはせいぜい湖面の月に石を投げる程度。
歯向かっても益は引き出せない)
……迅ちゃんには良く反省させときなよ。
俺も悪かったからさ。
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月城・霜華 7月7日22時(獣の貌は消え、代わりに柔和な笑みが浮かぶ。
なるほど。迅が警戒を解くわけだ。
小さく鼻を鳴らす。)
言われなくともそのつもりよ。
(拾い上げた名刺を懐へ仕舞う。
代わりに、一通の封筒を取り出す。)
軍警と癒着しているマフィアがいる。
どうしても表立っては潰せない。
だから——軍警の部署ごと潰れてもらう事にしたわ。
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ランシュ・クーガン 7月7日22時お願いねぇ。
ぶっちゃけ、流石の俺も罪悪感を覚えかけてたからさぁ。
(封筒を受け取り)
軍警の部署ごと? ……剛毅なことだねぇ。
これはここで開けても?
(噂通り、聞いていた通りである)
0
月城・霜華 7月7日22時("罪悪感を覚えかけていた"。
その一言に、翡翠の瞳が僅かに見開かれる。)
……あなたが?
嘘でしょう。
(まじまじと男の顔を見つめる。
私ごと利用するつもりだったのでしょう――そう言いたげな視線だった。)
……こほん。
えぇ、構わないわ。
(封筒を開けば、
マフィアの構成、館の所在地、警備配置。
そして、目的の書類が保管されている部屋の情報まで収められている。)
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ランシュ・クーガン 7月7日22時お嬢様、俺の話聞いてないでしょ?
そもそも、|俺から迅ちゃんに近づいた訳じゃない《・・・・・・・・・・・・・・・・・》んだって。
俺みたいな小物が、|最上階のご令嬢《あなた》を狙って何するっての?
俺は死なないように仕事して、たまに美味いもん食って暮らして行ければ、それでいいのにぃ?
(利用すると言ったって、精々焼肉奢らせる程度の事である。
とは言え、迅の危うさにつけこんで利用しようと思った事には代わりないが)
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ランシュ・クーガン 7月7日22時(封筒の中身に目を通す。
間取りと警備配置まで、完璧な事前情報で、自分向きの仕事だ)
俺向きの仕事で良かった。
流石に迅ちゃんから聞いてるんだね。俺の√能力の話。
(勘違いしたまま言う)
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月城・霜華 7月7日22時子供に焼肉を奢らせておいて?
あぁ、ジェラートを奢ったからは無しよ。
釣り合っていないもの。
(じとり、と見つめる。)
……まぁ、私に害が及ばないのなら、それで構わないわ。
(それはそれとして、迅の貢ぎ癖は矯正しなければ――そう心に決める。)
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ランシュ・クーガン 7月7日22時いやちがくて。
言い訳していい?
焼肉って言っても道具まで買い揃えてさ、精肉コーナー張りに肉並べてるとは思わないよね普通。
そう簡単に返せないものを不意打ちで奢るの止めさせて?
(こっちにだって官品に竹酒で返そうとする位の良識はあるのだと思っていたところ、想定外の言葉に耳を疑う)
は……? 迅ちゃんが言ったんじゃないの?
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月城・霜華 7月7日23時えぇ。
あの子は、本当に馬鹿なの。
三年前に拾った時は、箸も使えず、風呂の入り方も、布団の使い方も知らなかった。
そういう子なのよ。
(そこで一拍置き。)
……だからこそ、放っておけないの。
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ランシュ・クーガン 7月7日23時(あれだけ、あれだけ! はっきりと! 言ったのに!)
(深いため息をつく)
はぁ~……。左様で。
まあいいや。次会ったら俺からも言っとくよぉ。
(三年前、名刺の写真の頃か)
あぁ、迅ちゃんも言ってたよ~。
お嬢様のこと、拾われてから何もかも教えて貰ったから本当に大切な恩人だってねぇ。
(うっかり、迅が更なる情報漏洩してましたよとポロる)
……これ、いつまで?(封筒をひらひら振って)
0
月城・霜華 7月7日23時えぇ、お願いするわ……
あぁ、頭が痛い。
(こめかみを押さえた、その時。
更なる爆弾が投げ込まれ、翡翠の瞳が大きく見開かれる。)
あの子は……!!
(行き場のない怒りに拳を握り締める。
肩が僅かに震える。
――後で説教は確定である。)
(だが次の瞬間には、その表情も声色も元へ戻っていた。)
三日。
それ以上待てば、向こうも尻尾を隠すでしょう。
あなたなら十分だと思っているわ。
0
ランシュ・クーガン 7月7日23時……ん?
(あもしかしてこれ、その他様々な情報まで漏洩のオンパレードだったとバレたら、本当に迅の立場ヤバいんじゃないか? と思い当たった顔)
(可哀そうなので、後で自分から迅に直接注意しておこう)
は~い。三日ね。
運び出した荷物の受け渡しと、連絡の方法は?
0
月城・霜華 7月7日23時?
(そんな事はつゆ知らず、主人は涼しい顔をしている。)
受け渡しは、この廃ビル。
三日後、午前零時。
あなたは荷物を置いて立ち去ればいい。
回収はこちらで行う。
連絡は、この使い捨て通信端末を。
依頼完了後は破棄して頂戴。
(そう言って、懐から真新しい通信端末を取り出し、ランシュへ差し出した。)
0
ランシュ・クーガン 7月7日23時(藪蛇はつつかないでおく)
(片手で通信端末を受け取る。凄い、最新ガジェットだ。闇市に横流ししたら良い値が付きそうだなぁ。リスク高いからやらないけど)
万事、承りました~。
じゃ、これ以上話が無ければ、早速取り掛かるねぇ。
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月城・霜華 7月7日23時えぇ。
本当は、まだ聞きたい事もあったのだけれど……
概ね誤解だったようだし、今はもういいわ。
(本日何度目かも分からない溜息を、小さく吐く。)
それじゃ、お願いするわ。
(三日後。
その言葉だけを残し、廃ビルの入口から静かに身を引く。
道を譲るように。
見送るつもりらしい。)
0
ランシュ・クーガン 7月8日00時(廃ビルの入り口まで歩いていく。暗闇に目が慣れ過ぎて、街灯の光すら眩しい)
(最後に、月のようなご令嬢へ振り返り)
では最後に。
俺は√を渡る運び屋、積層都市の鼠。
姓は藍、名は鼠、字は克刚と発します。
ま、お調べならご存じでしょうけど。
……以後、お見知りおきを~。
(一礼して、次の瞬間には跳躍し、夜の闇に消える)
(廃ビルの受付の上にいた鼠は、いつの間にか消えていた)
0
月城・霜華 7月8日00時——……。
(廃ビルに一人。
始まりとは真逆の光景。
シン、と静寂が落ちる。)
藍鼠・克剛……。
(先入観と、実際に話した印象はまるで違っていた。)
(完全に信用はできない。
警戒も怠るべきではない。)
(だが――)
……食えない男ね。
(ぽつりと一人ごちる。)
(やがて、カツン、カツンとヒールの音だけを廃ビルに響かせながら、夜の街へ消えていった。)
0
月城・霜華 7月7日10時ランシュ・クーガンが何者か調べ終えるまで、お前を自由に動かすわけにはいかない。
今のお前は、人を信用する基準があまりにも危うい。
お前自身は騙されなくても——
お前を利用して、私へ近付く者は必ず現れる。
私は、その可能性を見過ごせない。
分かるわね?
0
月城・霜華 7月7日17時√仙術サイバー
午前0時。
曇天。
街外れに建つ、廃ビル。
かつて企業が使っていた受付には、人影はない。
ひび割れたガラス越しに街灯の明かりだけが差し込み、静寂が辺りを包んでいた。
その一階受付。
ここが仕事の待ち合わせ場所である。
——だが、約束の時間になっても、人の姿はない。
0
ランシュ・クーガン 7月7日18時(シン、とした真夜中の廃ビル。
星も月も照らさぬ積層都市の夜は、本来とても暗い。
頼りない街灯の光だけが落とす影も、すぐに暗闇に溶けてしまう)
(──先には姿を見せないか。仕方ないな)
("依頼人"指定の待ち合わせ場所。
受付のカウンター上に乗っている鼠型妖魔の視界から様子をうかがっていたが、時間ぴったりになっても人の姿は無かった。
"依頼人"と"運び屋"、どちらの立場が下かは明らか。先にリスクを取らなければいけないのはこちらだ)
(分針が動く前、遅刻と難癖を付けられる前に廃ビルの中に足を踏み入れた。)
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ランシュ・クーガン 7月7日19時(凛とした鈴のような、女性の声。やはりか)
もちろん、立場は弁えておりますのでね。
(内心で溜息をつきながら、姿無き声に慇懃に応える。
予想が正しければ、いきなり命まで取られることはあるまい。
万が一があれば……。まぁ、名残惜しいがこの都市ごと捨てるまでだ)
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月城・霜華 7月7日19時|私の名刺《・・・・》、お気に召したかしら?
(いつの間にか、声はランシュの真後ろから響いた。)
(振り返れば、|弟分《・・》より僅かに高い位置に、女の顔が見えるだろう。)
(殺気はない。
不穏な登場とは裏腹に、今すぐ敵対する気はないようだ。)
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