ニア・メルヴィーネ
(|原初の進化胎《エボルティックジーン》・h00595)
『…了。ニアはあなたに従う。それが最善と感じた、から』
🌌数多の未来は、枝のように分かれて、集まって重なる。それが「XXX」の見た世界のカタチ。🌌弱々しく響いた誰かの声は、前に進むことを止めてしまった。🌌「XXX」を拾った少女は、ニアと呼んでくれた。🌌「|ニア《わたし》」はセカイの事も自分の事もわからない。けれど――進まないと、いけないの。🌌その|躰《DNA》に宿すはあらゆる生命の『進化』の可能性。手をかければ待つのは叡智か、それとも―――