詩匣屋・無明シ　カ　イ　ヤ　　　　ムミョウ
（百話目・h02668）

『友人の、そのまた友人から聞いた噺――』

其れは嘗てくろぐろと真黒い影であった。己が何者であるかも忘れ、曖昧な靄のように揺蕩い、やがて消えゆく残滓と知る。しかし、ある日のこと。根も葉もない噂が流行った時代に、ふと思い立ったのだ。火のないところに煙は立たぬ。なれば嘘を灯して、己が｜真実《ほんとう》を紡ぐのも面白かろう。無明は今や真黒い匣である。有象無象の怪談話を内包した詩匣である。誰かであって、誰でもない――煙のような幽霊だ。

幽霊の不思議煙草屋『寂煙楼』店主 × 御伽使い
年齢： 37歳男（4月28日生まれ）
外見： オレンジの瞳
特徴： ロマン主義者、怪談話が好き、話好き、楽観的、過去の記憶が無い
口調：言霊を編む（わし、お主、じゃ、のう、じゃろう、じゃろうか？）
油断すると法螺を吹く（わし、お主、じゃ、のう、じゃろう、じゃろうか？）
旅団： 蓮鉢

能力： POW72、 SPD70、 WIZ126
技能： 不意打ち30、恐怖を与える30、なぎ払い30、怪力20、空中浮遊20、ジャミング20、残像10、精神攻撃10、集団戦術10、POW+44、SPD+40、WIZ+60
EXP： 2312（あと132）
成長限界： 4999（プールEXP0）
参照：噂や怪談話をかき集めて自我を得た幽霊。外見は老若男女問わず人から獣まで自由自在だが、本来は影と霧の塊である。趣味で煙草屋を営む。
一言：【年齢不詳】表記は実年齢ではない