💠
一文字・透

物心つく前から、たくさんの声が聞こえていた。世界が静かだったことなど、殆どなかった📚いつもぼんやり遠くを見ている。本が好き。読んでいる間は本の世界にいられるから📚学業の傍ら養父である壬の仕事を手伝っている。感情の薄い語り口はただの人見知り📚出身は√妖怪百鬼夜行、今は√汎神解剖機関に住んでいる。血縁はもういない。受け継いだ暗器たちは、まだ持て余し気味。