庵厘・茅耶
生まれ出づる貴き血に連なりし数多の——。昔にとある『神』と関わった故に時を巻き戻された稀人。針を喪った時計は進むことも戻ることも叶わず。席を|後身《弟》へ譲り彼の『神』をさがしながらふらりと旅と続け今は果て無き旅の途中、自由の身。穏やかな表情の裏に密めく在りし記憶
庵厘・茅耶