超常現象関連第三資料室
(火気厳禁)
警視庁の地下深く。廊下を何度か曲がって、軽く√を踏み外した先。
突き当たりの扉。
そこは存在するはずのない、秘匿された資料室。
扉は常に施錠されている。
『御用の方はノックをどうぞ』
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超常現象関連第三資料室。
異能事件の資料管理と事件にかかわるあらゆる情報の改竄を行う部署。
所謂、事後処理班である。
気が狂いそうなほど静か。
超常現象関連第三資料室