世界設定
いつもの道を一本間違えただけで、見知らぬ光景に出くわした……。
そんな経験が、あなたにもある筈です。
しかし残念ながら、その時のあなたの記憶は既に|改竄《かいざん》されています。
なぜならあなたはあの時
√(ルート) に迷い込み……世界があまりにも脆く不安定であるという、受け入れがたき真実を知ってしまったから。
「欠落」のない健全なあなたの心は、忌むべき真実の記憶を深く深く封印しました。
あなたがいつまでも、幸せな
「|√EDEN《ルートエデン》」 の住人でいられるように……。
重なり合う世界、√(ルート)
私達の住むこの地球は、実は「|√《ルート》」と呼ばれる複数の異次元……異なる歴史を辿った地球 の重なり合いでできています。
常人は√の存在を知覚できませんが、√は重なり合っているため、誰でも、偶然異世界に迷い込んでしまう可能性があります 。それは健全な心の人間には耐えられぬ事象であり、もし運良く生きて故郷に帰れても、異世界の記憶を忘却してしまうでしょう。
『忘れようとする力』
健全な心を持つ普通の人には、『忘れようとする力』 と呼ばれる、心を守るための強固な機能が備わっています。これにより普通の人は、異常な恐怖や衝撃に遭遇したとしても、それが日常化すれば徐々に慣れる事ができ、遠ざかれば速やかに忘れる事ができます。
これにより、普通の人は例え異世界に迷い込み、沢山の奇妙な体験をしたとしても、帰還すればその出来事をすべて忘れてしまいます。
時間・外見・言語等について
時間は同じ: √が全部で幾つ存在するのかは誰も把握していませんが、全ての√において、現在の日付は
……つまり、流れる時間は全く同じ様子です。
外見は気にしなくてOK: 例えば現代世界にエルフが現れたような場合、普通の人は勿論驚きますが、「忘れようとする力」によってすぐに慣れます。この反応は写真や動画を見た人も同じで、一時的にSNSに拡散されたとしても、すぐに皆気にも止めなくなってゆきます。さらに「軽く取り繕った程度の配慮(例えばモンゴリアンデスワームの√能力者が、全身を包帯で覆う等)」をしていれば、最初に受ける衝撃もかなり減るようです。
※つまり、キャラクターの外見がゲーム中に不利になることはありません。
突然喋れるようになったりはしない: 世界の地形や行政区分はほぼ同じ模様ですが、国名や政治制度、治安の違いはあり得ます。が、似通った地域なら、異なる√でも使用言語は同じ様子です。つまり外国では外国語を話すか、翻訳アプリが必要でしょう。
欠落を抱えるもの、√能力者
もし、迷い込んだ者が心や体に何らかの
『欠落』 を抱えていたら……その者は、重なり合う異世界を幻視できる異端の存在、
√能力者 へと覚醒します。不幸にも√能力者に覚醒してしまった者達には、幻視能力を得た事による
「三つの変化」 が発生します。
欠落について
欠落とは、心の傷でも、物理的な損傷でも何でも構いません。
欠落は、それが満たされない限り、決して癒える事はありません。
欠落の種類を設定するシステムはありません。ご自身のステータス画面の自己紹介や特徴で設定してもいいですし、欠落という設定自体をすっかり忘れてしまっても構いません……キャラを長く使っていれば、いずれ判明する事もあるでしょう。
第一の変化「世界移動(徒歩)」
√能力者は重なり合う異世界を幻視……すなわち「目視」できるようになるため、異世界に繋がる場所から
徒歩で 別の√に移動できます。いつも同じ場所が同じ世界に繋がっている訳ではありませんが、探し回ればそのうち目的の√に通じる道を発見できるでしょう。
異世界への道について
異世界に通じる道は「路地裏の曲がり角」のようなポピュラーなものから、探偵事務所のドアを開ける、神社の鏡をくぐり抜ける、東京駅3番ホームの9号車1番目ドア前のエレベーターに乗り込む……など、様々なパターンが考えられます。いつまでも同じ道が使える訳ではありませんが、繋がっている間は全ての√能力者が同様に目視できるため、全員が使用可能です。
普通の人も異世界に行ける
異世界への道は「普通の人も通れる」事にも注意してください。幻視はできませんが、同じように道を進めば、同じように別の√へと移動してしまうのです。ただし「忘れようとする力」によって、故郷に戻ると異世界の記憶を忘却します。
護るべきもの、Anker
Ankerは、√能力者の「欠落」を埋めてくれる存在の総称です。家族や恋人、推しのアイドル、見えない友達等のAnkerを持たない√能力者は、死ぬと|世界座標《帰るべき場所》を見失い死後蘇生ができなくなり、狭間を漂う強大なインビジブルと化してしまいます。多くの√能力者は、世界平和ではなく「自身のAnkerを守る為」に、侵略者と戦っているのです。
……しかし、ひとつだけご注意を。
自分のAnkerに殺された√能力者は蘇生できません 。
Ankerの詳しい説明
Ankerとは、ドイツ人√能力者ギルベルト・キルシュバウムが1978年に発見した、彼等の欠落を埋める存在の総称です。生命体に限らず、物質や概念もAnkerになり得ますし、√能力者自身が誰かのAnkerになる事もできます。……とはいえ殆どのAnkerは「忘れようとする力」を備えた普通の人ですが、何故か異世界に迷い込んでしまう傾向が高いほか、異世界で遭遇した出来事を忘れない、√能力者に匹敵する戦闘力を誇るといった特異性を持つ者も存在します。
Ankerの出身地は√EDEN(後述)だけではありません。どの世界の誰(何)でも、√能力者の欠落を埋めるものは全てAnkerになります。
Ankerのゲームシステム
Ankerは、同じアカウントの「2キャラ目」 から作成できる、特殊なキャラクターです。√能力は使えませんが、シナリオへには問題なく参加できます! 会話や交渉で頑張ったり、技能を駆使して戦う強者として戦ったり、更には「実は人質としてさらわれていたので、事件現場にいます……」なんて行動ができます!
イラストの発注やアイテム作成、闘技場への参加さえもできますが、唯一「旅団での交流」は制限されています。これは√能力者達と立場が異なるため「会話が成立しない状況が多くなりすぎるから」です。
Ankerを活用しよう😁
うかつに増やそう!: 交流できないという事は、「キャラを増やしてもロールプレイの負担にならない」という事です! キャラを増やしたいor新しいアトリエカードが欲しいけど、これ以上ロールプレイできない! といった場合にご利用ください😁
設定を補強しよう!: キャラクターの「自己紹介」欄が足りなくなった時も、Ankerの出番です! 自分の生い立ちや両親兄弟等の設定を自己紹介に書くのではなく、「そういうAnker」を作成する事で、より他の人にわかりやすく説明できるようになります。イラスト化もできますね😁
必須ではない: Ankerがいない√能力者は蘇生できないため、Ankerの設定を考えるのは必須なように思えます。ただしゲームシステム上では、例えAnkerがいなくても「本人も知らないだけで、実はどこかにAnkerがいるのだろう」という扱いにします。つまり、いないことによるシステム上の不利はないので、作りたい人だけ作ってください😁
透明な存在、インビジブル
全ての生命は死後「|見えない怪物《インビジブル》」と化します。大半は無害かつ善良で、海の生き物のような姿であてもなく空中を揺蕩い、√能力者以外には見ることもできず、やがて薄れて消えていくとされています。
前述のとおり、インビジブルは√能力者のエネルギー源です。そのため、侵略を企む
簒奪者 達(後述)は、常にインビジブルの獲得を狙っています。
インビジブルの種類について
人型のインビジブル: 大半のインビジブルは海の生き物のような姿をしていますが、全部がそうという訳ではありません。例えばいわゆる「幽霊」や「地縛霊」のような、死んだ人の姿そのままを保っているインビジブルも存在します。
邪悪なインビジブル: 悲惨な死や圧倒的な恐怖が齎された場所には「邪悪なインビジブル」が顕現します。これらは圧倒的なエネルギーを保有する上、簒奪者達にしか力を貸しません。そのため簒奪者達は、非道な征服行為や狂気の大虐殺によって、強大な√能力を獲得しようとします。
約束の場所、√EDEN
私達の地球は「|√EDEN《ルートエデン》」と呼ばれています。
一体何故か? それは、異世界からの侵略を護る戦力が殆ど存在しないにも関わらず、何故か全ての√の中で最も大量のインビジブル が揺蕩っているからです。
故に、私達の地球は√EDENと呼ばれています。
それは約束の場所……最も弱く、最も幸せで、最も豊かな略奪対象 に、つけられた名なのです!
簒奪者達との戦い
√EDENから奪ったエネルギーで自らの√を支配せんとする、邪悪な√能力者達。
彼らを仮に
『簒奪者』 と総称します。
簒奪者達はそれぞれが全く異なる組織に所属し、全く異なる動機によって、侵略行為を行っています。しかしながら、そのどれもが√EDENにとっての脅威である事に違いはありません。そして敵は全員が√能力者……こちらができる事は、全て敵も行えるのです!
星詠みとゾディアック・サイン
星詠みとゾディアック・サイン
どの√にも夜空には同じ星空が輝き、黄道十二星座も存在します。
『星詠み』 と呼ばれる特殊な√能力者は、十二星座から「ゾディアック・サイン」を得て、将来起こり得る事件や悲劇を予知します。ただしこれは能動的に得ることができず、偶然「降りてくる」のを待つしかありません。
また、
簒奪者側にも星詠みがいる ので、予知の内容が実際と異なる場合も起こり得ます。
ゲームシステム的な補足
未来予知: シナリオは基本的にゾディアック・サインに従って依頼されるため、オープニング(シナリオの発端部分)には本来知り得ない「近い未来の状況」が説明されている事もあります。
星詠み: 星詠みは「シナリオを執筆するマスターの所持キャラクター」 の呼称です。ステータス画面の名前欄に💠がついていれば星詠みです。星詠み自身は、原則として自分の出したシナリオに参加しません。もし自分に何かあれば、自分だけが得たゾディアック・サイン(予知)を失ってしまうかもしれないからです。
シナリオ分岐システム: ルートエデンのシナリオは、複数の世界を渡り歩いたり、敵のゾディアック・サインを覆すような素晴らしい活躍で大きく展開が変わるような事態が頻発します。これを表すため、ルートエデンのシナリオは、プレイング内容に応じて「シナリオ分岐」する事があります。ダンジョンで凄まじいショートカットを編み出したり、交渉に成功して戦闘が宴会に変わったり……参加者の行動によって、シナリオ単位でも大きく内容・結果が変化します。
予兆: まれに、全ての√能力者が幻視できる特別なゾディアック・サイン「予兆」が出現する事があります。予兆は時折HOMEに出現するので、目撃した人はみんなに教えてあげましょう!
ゾディアック
激しい戦いの後には、十二星座から降り注ぐ未知の力の結晶『ゾディアック』 が獲得できる事があります。「結晶の大きさ×密度」が高い程内包量が多いとされています。星座に応じた12種類が存在し、どれが得られるかは運次第です。シナリオで獲得したゾディアックは、アイテムの作成強化、√能力の獲得等に使います。
ゾディアックの種類: ♈|雄羊座《アリエス》
♉|雄牛座《タウラス》
♊|双子座《ジェミニ》
♋|蟹座《キャンサー》
♌|獅子座《レオ》
♍|乙女座《バルゴ》
♎|天秤座《ライブラ》
♏|蠍座《スコーピオン》
♐|射手座《サジタリアス》
♑|山羊座《カプリコーン》
♒|水瓶座《アクエリアス》
♓|魚座《ピスケス》
簒奪者達の区分
簒奪者達は、ゲームシステム的に下記の「区分」に分類されています(あくまでシステム上の用語であり、世界設定に基づいた用語ではありません)。
👾集団敵
シナリオの「👾集団戦」の章に登場する、敵の大群です。イラストに一体しか描写されていなかったとしても、実際には大群で登場します。√能力者のほか、暴走する心霊現象や邪悪なインビジブル等、敵の種類は様々ですが、いずれも√能力に相当する攻撃を行います。集団敵はその√に沢山存在するため、基本的には根絶できません。
※あなたの考えた敵をゲームに出そう! 詳しくは
『シナリオの参加方法→フラグメント投稿 』 を見て!
👿宿敵
シナリオの「👿ボス戦」の章に登場する、強力な敵√能力者です。固有名称を持つ世界に1体だけの存在ですが、√能力者なので何度倒されても蘇生し、沢山のシナリオに登場します。
宿敵は私達と同じ√能力者ですが、簒奪者なので『邪悪なインビジブル』からエネルギーを引き出せる点、そして長期間の軍事訓練や凄惨な同族殺しを繰り返した事により『成長限界(闘技場の説明を参照)』が極めて高い点から、私達よりも強い者が多いです。
更に彼らは、
『宿敵主』 (自分に敵意を抱く√能力者=宿敵イラストを発注した人)」をAnkerにするというリスクを代償に、全ステータスを強化しています。強敵ですが、宿敵主をAnkerとしている為、シナリオ中の
「この宿敵が登場する章」 で宿敵主のプレイングが採用され、かつシナリオが成功すれば、宿敵はとどめを刺され、二度と蘇生できません。
※あなたの考えた敵をゲームに出そう! 詳しくは
『シナリオの参加方法→フラグメント投稿 』 を見て!
👿|王権執行者《レガリアグレイド》
シナリオの「👿ボス戦」の章に登場する敵のうち、運営であるトミーウォーカーの所持キャラクター
『|纐月《こうげつ》・|葵《あおい》 』 の宿敵イラストに設定されている敵を指します(あくまでシステム上の都合であり、このキャラを宿敵主にしている訳ではありません)。
簒奪者の「指揮官」や「王」に相当する√能力者です。宿敵と同等の強さを誇るか、極めて強いが万全な力を発揮できない状態にあります(宿敵主を持たない分、宿敵より劣る場合も)。宿敵主は持ちませんが、
『特別なシナリオ(王権決死戦・大規模シナリオ・王劍戦争) 』 ならば、とどめを刺す方法が提示される場合もあります。ただしそうした状況では、より強い決戦モードに変化している可能性もあります(イラストが新しくなる事も)。
宿敵が、例えば
『ジェミニの審判 』 のような出来事を経て|王権執行者《レガリアグレイド》に昇格する場合もあります。その場合も、「宿敵主にとどめを刺されると蘇生できない」という条件は引き続き継続します。
Endless Desire for Essential Nexus
Endless Desire for Essential Nexus
Endless Desire for Essential Nexus……通称『EDEN』 もしくは『EDEN衝動』 と呼ばれるこの精神の動きは、かつてAnkerと同様にギルベルト・キルシュバウムが発見した概念ですが、存在しない「架空の概念」だった為に、長い間忘れられていました。
しかしあなた達の多くは、例え明確な報酬や利益が無かったとしても、自分の故郷以外の√でも構わず集結し、困っている人々を助け続けています。√能力者は世界平和ではなく自身のAnkerを守る為に戦うとは言いますが、明らかにそれだけでは無いように思います。この不可思議な衝動をEndless Desire for Essential Nexus(つながりを求める限り無き欲望…のような意味)と呼びます。もちろん皆さんの中にはこのような衝動のない方もいるかと思いますが、明確にこれを持たない存在である『簒奪者』と区別する意味で、あなた達を『EDEN』 と総称する場合があります。
抵抗組織
抵抗組織
√能力者達の他にも、それぞれの世界で簒奪者達に立ち向かう、非能力者の
「抵抗組織」 が存在する可能性があります。彼らは未知の場所で徹底抗戦しているのかもしれませんし、簒奪者達に降伏し、√EDEN侵略の尖兵として駆り出されるかもしれません。
ゲームシステム的な補足
抵抗組織は「Anker」として登場します。
抵抗組織のキャラクターは、√能力者や他のAnkerとは異なる特別な立場 でシナリオに参加できます。
物語の展開によって彼らが√能力者に覚醒し、仲間に加わると、√能力者の新たな種族・ジョブとして追加されます。
要するにこれは、将来実装されうる種族やジョブを先行体験したり、√EDENとは異なる組織の構成員を体験できるシステムです!
√EDEN侵略兵器『王劍』
√EDEN侵略兵器『王劍』
|王劍《おうけん》とは、|王権執行者《レガリアグレイド》の元に稀に現れる
√EDEN侵略兵器 の総称で、王権執行者に絶大な力……
強大なインビジブルの大群 を与えます。また、その影響範囲内(絶対死領域)にいる全ての√能力者の
Ankerとのつながり を遮断します。その状態で死ぬと二度と蘇生できず、インビジブルと化して王劍に融合されます。
王劍が姿を表した時、それは
『王権決死戦』 のはじまりを意味します! 王権決死戦は【絶対死】の可能性がある高難度シナリオです。詳しくは下記のリンクを確認してください。