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最強 DRAGON 爆滅バトル!

#√ドラゴンファンタジー #喰竜教団 #プレイング受付中

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「みんな、朗報だ。喰竜教団の教祖『ドラゴンストーカー』が弱体化したぞ」
 連取・佐(不死身の強面系百面相おじさん(婚活中)・h02739)は今回の星詠みに関わる情報をルート能力者へ伝える。
「みんなが何度も根気強くドラゴンストーカーを倒してくれたおかげで、やつと融合していたドラゴンプロトコルの遺骸は消失した。今の教祖は本来の肉体で√能力者と戦わなきゃいけなくなるほど切羽詰まっている」
 それでも、彼女は「自らの肉体を用いて真竜を復活させる」という目的を諦めておらず、弱体化した姿でなおもドラゴンプロトコル殺害作戦を続けようとしている。
「簒奪者をそう簡単に殺すことは出来ないが、弱体化した今なら完全に殺しきれるかもしれないな。それこそ『王剣』がないと仕留めきれないだろが……できるだけ叩いておけば、有事の際は更に弱体化しているはずだ」

 佐が早速、今回の事件の予知を能力者達へ伝達する。
「今回の事件は、√ドラゴンファンタジーで開催される武術大会だ。ドラゴンストーカーも考えたようで、合法的にドラゴンプロトコルを殺せる状況と場所を探したようだ。この武術大会はルールなんてあってないような闇武術大会だ。巨額の掛け金が動き、優勝者は巨万の富と裏社会最強の称号を獲得できる。んで、予知の通りだと、荒くれ者のドラゴンプロトコルの青年剣士がドラゴンストーカーに殺されて、その遺骸を持ち去られてしまうってわけだ……」
 要するに、√能力者達もその闇武術大会に参加して、ドラゴンストーカーを撃破してしまおうという魂胆だ。
「ついでに、決勝に残った件の竜青年の剣士をみんなが敗走させてくれると助かる。もちろん、命を奪わずにという前提だがな?」
 予選トーナメントから準決勝までは各ブロックに分かれてのトーナメント戦。出場枠1つにつき参加人数は自由なので、チームで登録してもOKだ。決勝は誰かが残るまでのバトルロイヤル形式。ただし、この時点でドラゴンストーカーが本性を表すので大会は大混乱、勝敗どころではなくなる。√能力者達は同士討ちを気にすることなくドラゴンストーカーのみを討伐してほしい。

「ってことで、今回もよろしく頼んだぜ。今回の境界の入口は神社の鳥居だ」
 佐は近所の小さな神社を指差すと、√能力者達の健闘を願った。
これまでのお話

第2章 集団戦 『堕ちた近衛騎士団』


 かくして、√能力者達は順調に勝ち上がってゆく。
 次は準決勝グループ戦、ここからは完全に敵が入り乱れて潰し合うサバイバルバトルだ。

「さあ、騎士達。邪魔な参加者は殺して構いません。ドラゴンプロトコル様は半死半生で私のもとへ連れてきてください。いいですね?」
「「はっ!」」

 西洋鎧甲冑を纏った騎士達は、喰竜教団の尖兵達だ。彼らもここまでチームを組んで勝ち抜いてきた実力者達である。この騎士達はなんとしてもこの準決勝で全身倒しておかねばなるまい。そして――。

「ガッハッハ! 死にたい奴だけ前に出てこい!」

 予知で示唆されたドラゴンプロトコルの竜剣士も健在だ。彼にはまだ敗退してもラテは困る。程よく彼を援護しつつ教団の騎士達を全滅せよ、√能力者達!