シナリオ

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⚡オーラム逆侵攻戦~決めるのは貴方達です~

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「皆さん、√ウォーゾーンへの逆侵攻を行えるようになりましたよ!いい機会ですから一気に攻めていきましょう!」
 なんかテンション高めの座頭・瑞稀 (ザッパ・h02618)が周囲の√能力者達に向けて語り掛ける。
「今回は敵の拠点がある√ウォーゾーンの川崎市・川崎臨海部周辺にあるレリギオス・オーラムの拠点となります。どうやら彼らは√EDENにある王劍アンサラーを奪取しようとしていますが内通者さんがいたおかげで準備完了前にこちらから攻撃できるようになりました。と、言うことでこちらから先に相手の基地に攻め込んでやっつけちゃいましょう!」
 そんな感じで瑞稀は説明を続ける。
「まず皆さんは√ウォーゾーンの川崎市内にいる敵集団の掃討にあたってください。この敵の数は膨大なので全滅は無理ですが後の作戦の為に少しでも数を減らしてください。」
 ここで立ち塞がるのはリサイクルソルジャー『ガーベッジ』の大軍勢。単体では大したことはないが大軍で立ち塞がっているので袋叩きにならないように注意して立ち回るべきだろう。
「で、その後の事になりますがこれは現地で皆さん自身で決めて欲しいのです。」
 瑞稀が言うには今回は攻略目標が多すぎて予知しきれないらしい。そこで依頼に参加したメンバーで目標を決めて欲しいそうだ。そうすれば目標に沿った予知を正確にできるとか。
「それで皆さんで決めて欲しい目標ですが候補は5つありますね。」

 まず一つ目が統率官『ゼーロット』の撃破。彼は羽田空港にカテドラル・ゼーロットを築いているのが判明している。そこに攻め込んで配下の戦闘機械群とゼーロット撃破を目指す。

 二つ目がオーラム派機械群の壊滅。この場合臨海部ではなく川崎市中心部を目指してレリギオス・オーラムの軍勢を只管撃破しながら進軍することになる。彼らも撃破できれば全体の戦局に大きな影響を及ぼせるだろう。

 三つ目が大黒ジャンクションの破壊。ここは√EDENへの進撃路になっているため大軍勢が集結している。これを叩く為に大黒ジャンクションを目指す。

 四つ目が√能力者の解放。√ウォーゾーンの扇島の地下には√能力者達を捕らえた地下監獄施設がありゼーロット一派はここに√能力者達を捕らえて監禁している。ここに攻めこみ√能力者達を解放するのが目的となる。

 そして五つ目がカテドラル・グロンバインの破壊。未だ詳細が不明の簒奪者合体ロボット『グロンバイン』の拠点と噂されるカテドラル・グロンバインがある三ツ池公園を目指し拠点を破壊する作戦。ただし敵は厳重な警戒網を敷いているため激しい戦闘になると予想される。

「今あげた目標の中から皆さんで相談して決めてください。私から言えるのはどのように行動しようとそれは今回の戦局全体に影響を与えることになります。無駄になることは何一つないということだけです。」
 あ、後絶対死はありませんのでその点はご安心くださいと付け加えて
「それでは皆さん√ウォーゾーンの戦闘機械群達をきりきり舞いさせてくださいね。応援しています!」
 そう言って瑞稀は√能力者達を送り出していったのだ――

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第1章 集団戦 『リサイクルソルジャー『ガーベッジ』』


和紋・蜚廉


 見渡す限りの地面を埋め尽くすリサイクルソルジャー『ガーベッジ』の大軍勢。
一人一人は大した強さではないが『材料』の調達が容易であることから数を揃える事が重要な局面で真価を発揮できる者達と言える。
 そんな立ち入った瞬間ミンチにされるような場所に一人の男が這い寄った。
 その男、見た目は見る人が思わず悲鳴を上げそうな和紋・蜚廉 (現世の遺骸・h07277)は身に宿した蟲煙袋から土とフェロモンを焚き周囲に自身の気配を溶け込ませ周囲を欺いていたが流石にここまで近づかれたら敵も感知するのは自明だ。
「抹殺する」
 感情のない声で一斉にライトマシンガンを向け躊躇わず掃射するが蟲煙袋から焚かれるフェロモンで敵の位置を正確に把握できないうちに蜚廉は手近のコンクリート塊を遮蔽にして身を隠す。
「・・・・」
 無論このままでいるつもりなどない。体内の潜響骨は響き渡る銃声から空間に残る痕跡を拾い上げる事もできる翳嗅盤が敵の移動の痕跡を嗅ぎ取りその射線と銃座の位置を詳らかにしていく。
(後は・・・)
 敵の配置は読めた最後は仕上げとばかりにその丸みを帯びた外殻の体を射線に晒す。無論、敵の銃弾の射角を計算した上でその身に受けた。
 それで全ての札は揃った。
「因果を此処に。穢れを刻みて、聲を返す。」
 己の√能力穢刻還声を発動させ状況そのものを『逆転』させた。自身に向けられた十字砲火はそのまま敵自身を蜂の巣にし更には遮蔽物を始めとした周囲の構図をも書き換え敵の退路を遮断してしまう。
「我が血と記憶が再現した火線で、今度は貴様らが撃たれる番だ。」
 そう言いながら体に隠された跳爪鉤が飛び出して手近な敵を引き寄せ盾としながら砲火の中央へと突っ込み盾を叩き付ける!
 そうやって崩れた敵陣の火線が乱れたのを見逃さずに突入し次なる敵に彼は鍛え抜かれた拳を振るい続けた。
 我は退かぬ。生きること、それ即ち戦いなれば──!