シナリオ

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【王権決死戦】最後に残ったものは

#√EDEN #宿敵旅団 #ペンタクルム・ゲート #王劍『縊匣』 #王権決死戦 #ペンタクルム・ゲート最終決戦 #淫蕩の悪魔『アスモデウス』

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『ペンタクルム・ゲート』関連シナリオ

これは、宿敵旅団『ペンタクルム・ゲート』に関連するシナリオです。これまでの物語は、#ペンタクルム・ゲートで確認できます。
このシナリオに登場する宿敵は、宿敵主との『Anker』関係が失われています。

王権決死戦

これは王権決死戦です。必ずこちらのページを事前に確認の上、ご参加ください。
また、ページ右上の 一言雑談や特定の旅団等で、マスターが追加情報を出すこともあります。

 √ドラゴンファンタジーのダンジョンへと、宿敵旅団ペンタクルム・ゲートの幹部が招集された。
「皆、よく欠けることなく集まってくれたな」
 久々の再会を喜ぶ言葉を口にしながらも、犯罪鬼妖教授『モリアーティ』の表情は明るいとは言えない。
「多くの作戦がEDENの能力者によって阻止されてしまった」
 集められた情報も資材もペンタクルム・ゲート実現には程遠い。だが、一縷の望みがある、と『モリアーティ』は愁眉を開く。
「移動神殿と共に消えた、骸纏ノ姫『清羅』に呼びかける事が可能になった」
 ならば早速、と『心と可能性を探求する者』が中心となって、一同は骸纏ノ姫『清羅』への呼びかけを開始する。
「! 反応が……」
 直後、ダンジョンの空間が切り裂かれ、小王劍とともに骸纏ノ姫『清羅』が空間の裂け目からぬるりと現れたではないか。
 しかも小王劍の数は多い。その数なんと十四……!
「こ、これは」
 驚く幹部たちを認めるなり、骸纏ノ姫『清羅』は勢い込んで訴える。
「王劍『縊匣』が、『ペンタクルム・ゲート』を……!」
 どうやら緊急事態らしい――。

 骸纏ノ姫『清羅』の話は長かった。
 淫蕩の悪魔『アスモデウス』なりに解釈したところ、骸纏ノ姫『清羅』は白い劍――おおかた王劍『縊匣』であろう――がいる『五つの扉のある異空間』にいたらしい。
 その異空間こそ、ペンタクルム・ゲートの中枢だったそうだ。
 どうも王劍『縊匣』は、ペンタクルム・ゲート完成の暁に小王劍を多くの√‬世界に送り込まんと待ち構えていたらしい。
「俺達の計画にただ乗りしようってことかな……。面白くないねぇ」
 しかしアンドロスフィンクスが絶対死し、王劍『縊匣』は計画の頓挫を察したのか、異空間から逃げおおせようとした。
「で。逃げる白い劍から『小王劍』を奪い取った清羅ちゃんが、俺らの呼びかけで戻ってきたってワケね」
 しかし、『縊匣』がエネルギーを持ち去ったために、ペンタクルム・ゲートの中枢だという異空間は消滅の危機にあるのだと清羅は訴えている。

「そうはさせないよ。俺の悲願が完全に潰える前に|『小王劍』《コイツ》で手を打たなきゃね」
 √EDENに降り立ったアスモデウスは険しい表情で、清羅から自分に渡された一本の『小王劍』を睨めつけた。
 消えかけている異空間を維持させるためには、大量のペンタクルム・パールが必要だ。
 幸い、この『小王劍』は人間を殺すだけでペンタクルム・パールを生成する力がある。
「だったら、ここで誰でも良いから殺して殺して殺しまくるしかない。あんまりスマートじゃないけど、手段は選んでいられないからね」
 もはや悪人を選んで殺す必要もない。善人でも悪人でも老人でも子どもでも、とにかく人間を殺せればペンタクルム・パールは作れるのだから。
「俺達の願いを踏み台にしようとした王劍『縊匣』クンにはあとで落とし前つけてもらわないとな」
 王劍『縊匣』を破壊して、奪われたエネルギーと『縊匣』が持つインビジブルを手に入れれば、きっと『ペンタクルム・ゲート』は完全に完成するのだ。
 夢の実現は近い。アスモデウスは高らかに哄笑する。
 嗤う彼の頭の中では、とある少女からの指摘がずっと渦巻いていた。
 ――愛と平和……ね。ねえ、あなたは愛や平和を口にするけれど。本当は、誰一人愛してなんていないのでしょう?
 「お嬢サンへの愛」、「愛と平和の体現者」、淫蕩の悪魔は自身のアイデンティティをそう定めていた。
 ――だって、あなたが愛しているのは、自分の望みを叶えることだけだもの。今までも、自分の役に立たないと分かった途端に『お嬢サン』たちを切り捨ててきたでしょう。
(「まさか、俺が本当に愛という甘言でお嬢サンを利用しているだけだと?」)
 だがアスモデウスには反論できる言葉がなかった。
 娘たちを愛という言葉を利用して動かし、使えなくなれば切り捨てる――紛うこと無き事実だった。
 アイデンティティが崩れ去った今、もはやアスモデウスには何もない。
 いや、『ペンタクルム・ゲートを実現する』という望み以外、なにも! なにも!!

 潜伏していたペンタクルム・ゲートの幹部たちが動き出した、と星詠みの尾花井・統一郎はEDENに訴える。
「しかも王劍『縊匣』の『小王劍』持ちでございやす!」
 どんな方法で彼らが『小王劍』を所有するに至ったかは不明だが、とにかく大量の犠牲が出るだろう。
「なにせ『小王劍』は、一般人を殺すごとにペンタクルム・パールを生み出すらしいんでございやす」
 とはいえ、彼らはペンタクルム・パールを生成してもその場で消費はせず、貯め込もうとしているようだ。
「何に使うつもりかは分かりやせんが、ろくでもねぇことに決まっておりやす」
 統一郎が視たのは、淫蕩の悪魔『アスモデウス』と配下の『堕ちた討魔忍』が、√EDENの休日のショッピングモールに乱入して無差別大量殺人を行おうとしている様子であった。

 たくさんのテナントが並ぶ二階建ての広大なショッピングモールでは、親子連れやカップル、老夫婦など様々な人々が買い物を楽しんでいた。
 広めの通路では、携帯ショップのスタッフが着ぐるみをともなって風船を子どもに配っている。
 平和そのものの空間に現れた淫蕩の悪魔『アスモデウス』は目を眇めた。
「たくさんのお嬢サンもいるけれど、今ばかりは選り好みしていられない。俺の夢のため、ここにいるすべての人々には、死んでもらう……ッ!」
 そう呟いたアスモデウスは、『堕ちた討魔忍』と共に雑貨店で品物を見つめている女子高生の集団めがけ躍りかかるのだった。
これまでのお話

第2章 集団戦 『堕ちた討魔忍』


POW 討魔忍法・|滅殺の陣《キリングコンビネーション》
【苦無投擲】や【銃撃】による牽制、【鎖分銅】による捕縛、【各々が得意な属性の遁術を付与した忍者刀】による強撃の連続攻撃を与える。
SPD 討魔忍法・|隠れ身の術《ステルスモード》
【隠密】の体勢を取る。移動力と戦闘力を3分の1にする事で、肉眼以外のあらゆる探知を無効にする。嗅覚・聴覚・カメラ・魔術等、あらゆる探知が通用しない。
WIZ 討魔忍法・|影分身《ファントムミラージュ》
半径レベルm内にレベル体の【分身】を放ち、【隠密行動】による索敵か、【忍者刀】や【苦無投擲】による弱い攻撃を行う。
イラスト もりさわともひろ
√EDEN 普通11