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羅紗と戦え! 「天使」を救え!

#√汎神解剖機関 #天使化事変 #羅紗の魔術塔

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 #√汎神解剖機関
 #天使化事変
 #羅紗の魔術塔

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●被害者に追われる「天使」
「はぁはぁ……。なんで……こんなことに……」
 一人の青年が逃げている。否、青年という言葉はもはや適切ではないかもしれない。肉体の全てが未知の神秘金属に変じた彼を誰が人間と呼べようか。
 だから、だろうか。
「逃さないよ」
 人間ではないナニカは真っ黒なセーラー服を見に纏った女子高生に追われていた。
 彼女らのことを、汎神解剖機関の怪異専門家達はこう認知している。
 何らかの事件・事故により死亡した一般人の|幽霊《インビジブル》『被害者』、と。
 なぜ自分が追われているのか、人間ではないナニカは知らない。けれど、彼は思っていた。
「近くの町は大丈夫かな。こいつらに襲われたら、タダではすまないはずだ」
 と。

●羅紗と戦え! 「天使」を救え!
「俺見ちまった! 星詠みって奴だな、これ!」
 そう言って、√能力者達に呼びかけるのは越路・敏史(暴走怪異バトラー・h05902)だ。
 星詠みと呼ばれる√能力者は特定の未来を予知出来る。
 その予知を使って、√能力者達は悲劇を食い止め、あるいは自分に利する選択を取る。
 敏史が√能力者を集め、呼びかけているのは前者のためだ。
 『汎神解剖機関』からは心霊テロリストとの烙印を押されている人間災厄たる敏史だが、世界と人を思う心は強い。
「俺の住む√、『√汎神解剖機関』のヨーロッパ各地で、『天使化』事件が起きているらしい」
 聞きなれない言葉だが、敏史によれば、「天使化」とは、「善なる無私の心の持ち主のみ」が感染するとされるヨーロッパの風土病らしい。
「現在では既に根絶されたと思われてたんだが、まだあったんだな。興味深いぜ」
 多くの場合、この病の感染者は『オルガノン・セラフィム』と呼ばれる怪異となる。もちろん、これ自体捨て置けない事態ではあるのだが……。
「けどな、怪異にならず、『天使』になった人間がいるようなんだ」
 「天使」とは、…肉体は美しく異質な存在に変貌したが、理性と善の心を失っていない人のことらしい。『オルガノン・セラフィム』は「天使」を捕食の対象としており、このままでは食べられるのは時間の問題だという。
「ってことで、みんなへの頼みは『天使』となった人間の保護だ」
 ところが、まだ問題が一つ、と敏史は続ける。
「場所が日本じゃなくヨーロッパってことだ。つまり、日本の『汎神解剖機関』とは別にヨーロッパには組織がある。その名は『羅紗の魔術塔』」
 太古より続くヨーロッパ魔術士達の記憶を織り込んだ「羅紗」を身にまとい、それを媒介にして戦う羅紗魔術士をメインとした勢力だ。彼らは自国利益を掲げており、『汎神解剖機関』とは歴史的に対立している状況にある。
「まぁ、俺も『汎神解剖機関』とは仲良くないからそこはどっちでもいいんだが、問題は奴らは怪異を奴隷化していくってことだ」
 許せねぇよな、怪異は奴隷化するもんじゃねぇ、蒐集するもんだ、とよく分からない怒り方をする人間災厄「怪異蒐集者」。
「この対象は『オルガノン・セラフィム』は勿論、『天使』も例外じゃない」
 故に、このままでは「天使」は『羅紗の魔術塔』の強大な羅紗魔術士『アマランス・フューリー』によって奴隷化されてしまう恐れがある。
「だから、奴らをなんとかして止めて、『天使』を保護してくれ」

「まず俺達が現場にたどり着いて時点では、『羅紗の魔術塔』が一歩先んじている。『被害者』と呼ばれる奴隷化した怪異を操って、周囲の『オルガノン・セラフィム』を奴隷化した上で、『天使』を奴隷化しようと『天使』を追っている」
 殲滅して『天使』に接触、保護してくれ、と敏史。
「それが出来たら、次は恐らく残った『オルガノン・セラフィム』が『天使』を襲撃してくるだろう」
 これを殲滅してくれ、と続ける。
 あるいは、『被害者』との戦闘推移次第ではこの時点で『アマランス・フューリー』が出てくる可能性もあるが、可能性は低いだろう、とのことだ。
「最後は『アマランス・フューリー』が出てくるぞ。撃退してくれ。√能力者だから殺しても蘇る、安心して殺していいぜ」
 と敏史は物騒な事を言う。
「撃退に成功したら、『天使』を保護して終わりだ。お疲れさん、って感じだな」

「どうやら、この『天使化』の事件はヨーロッパ各地で頻発しているらしい。大きな事件の先触れを感じるぜ」
 今後の動きには要チェックだな、と言いながら、敏史は話を締めくくった。

●羅紗を纏いて美女は言う
「なんという数の『オルガノン・セラフィム』……。この現代社会で、ここまで『天使化』の進行する地域があったとは」
 ヨーロッパのとある高台の上で、そう呟くびじょは『羅紗の魔術塔』の羅紗魔術士『アマランス・フューリー』だ。
「『オルガノン・セラフィム』の奴隷化は順調か。奴らは凶暴だが|新物質《ニューパワー》としての価値は高い。このまま続行させるとしよう」
 帯のように纏う羅紗に刻まれた古き呪文によって怪異『被害者』を操りながら、美女は言う。
「本当は『天使』を捕獲できればと思っていたが、流石に『天使』が誕生する程、美しいこの世ではないであろうな……」
 これから僅かな未来で、『天使』を他の√能力者と奪い合うことになるとも知らず、美女は小さくそんな言葉を呟いた。

マスターより

メリーさんのアモル
 『アマランス・フューリー』さんめっちゃ美女! こんばんは、アモルです。

 各章について解説させて頂きます。

●第一章
 集団敵『被害者』との戦闘章です。
 彼らは皆、逃走する「天使」を追っています。「天使」と接触し、保護しつつ、殲滅してください。

●第二章
 分岐するため、詳細は不透明ですが、恐らく集団敵『オルガノン・セラフィム』との戦闘になります。
 第一章の推移によっては『アマランス・フューリー』も顔見せしてくるかもしれません。
 詳しくは断章をご確認下さい。

●第三章
 分岐するため、詳細は不透明ですが、恐らくボス敵『アマランス・フューリー』との戦闘章になります。
 詳しくは断章をご確認下さい。

 それでは、「天使」を救うため、頑張っていきましょう!
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第1章 集団戦 『被害者』


POW ポルターガイスト現象
【怨念 】により、視界内の敵1体を「周辺にある最も殺傷力の高い物体」で攻撃し、ダメージと状態異常【怨霊憑依】(18日間回避率低下/効果累積)を与える。
SPD 金縛り
「【来るな 】」と叫び、視界内の全対象を麻痺させ続ける。毎秒体力を消耗し、目を閉じると効果終了。再使用まで「前回の麻痺時間×2倍」の休息が必要。
WIZ 金切り声
【喉を張り裂くような絶叫 】を用いた通常攻撃が、2回攻撃かつ範囲攻撃(半径レベルm内の敵全てを攻撃)になる。
√汎神解剖機関 普通11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

新札・三億円
【三億円】
無口で喋らない、メタルボディの天使です。翼はあるものの不慣れなのか飛ぶことはできません。
『被害者』から逃げきることはできそうになく、追撃をやり過ごす為にどこか隠れる場所を探そうとしています。
自分のことよりも他人のことが心配になるようで、他に追われている天使がいたらそちらを逃がす為に囮になろうとしたりすると思います。

紙幣は表裏両面があり、残存部分が全体の3分の2以上の場合全額交換ができるので3分の1までなら破損させてしまってもかまいません。
夢野・きらら
【三億円】
被害者とは言うけれど今は加害者になってるんだ。
『天使』を闇雲に探すよりは被害者を先に探して追った方が早いかもしれないね。

”情報収集”して現地の地図は頭に入れてある。
じきに――見つけた。
”衝撃波”で被害者の足止めをして、金切り声は”エネルギーバリア”で軽減しよう。
耳に少々ダメージは入るかもしれないけれど、ぼくの√能力は範囲攻撃だから細かな敵の動きを知る必要はない。

……『天使』って聞いていたけれど天使が三億円の場合もあるんだ。
新物質以外にも使い道がいくらでもありそうだし、羅紗の魔術塔の面々以外にも追手が増えそうで面倒だね。
とにかく君、ぼくが守るからこの場を切り抜けるまで大人しくしていて。

 えっほえっほと走る影あり。
 元より走るのに向いていないその体は金属化したことによりさらに重く、翼こそ生えたものの、何せ「天使」にはなりたてでまだ困惑している時分である。
 簡単に飛んでみろ、などと言えるはずもない。
 結論、その「天使」は誰よりも足が遅く、結果的に他の「天使」を逃す囮となっていた。
 けれど、|そ《・》|れ《・》はそれを苦にはしない。だって自分が囮になってみんなが助かるなら、それって素晴らしいことだから。
 元々人間に非ずとも、|そ《・》|れ《・》は確かに「天使」になるだけの存在であった。

 ◆ ◆ ◆

「被害者とは言うけれど今は加害者になってるんだ」
 敵の情報を聞いてそう呟くのはいつもにっこり、人当たりの柔らかい女の子、に見せかけて、紙を、本を、題名を食うバケモノ、獣妖「ヤマトシミ」の√能力者、夢野・きらら(獣妖「紙魚」の|古代語魔術師《ブラックウィザード》・h00004)である。
「『天使』を闇雲に探すよりは被害者を先に探して追った方が早いかもしれないね」
 そう判断し、怪異『被害者』を追い始める。
 事前に現地の地図は頭に入れてあるため、『被害者』達の進路の先を見つけるのは簡単だった。
「——見つけた」
 だが、それが本当に探している「天使」なのか、きららは少し迷うこととなった。
 金属化していますか? Yes.
 翼が生えていますか? Yes.
 なるほど|そ《・》|れ《・》は確かに「天使」なのかもしれない。でも、それはあまりに、人間とはかけ離れた姿をしていた。
「……『天使』って聞いていたけれど天使が三億円の場合もあるんだ」
 だから、きららの口からはそんな言葉が溢れた。
 そう、三億円である。
 冒頭で逃げて囮を務めていた「天使」こそが|そ《・》|れ《・》。「天使」と化した三億円、新札・三億円(夢野・きららのAnkerの「天使」・h06604)であった。
「新物質以外にも使い道がいくらでもありそうだし、羅紗の魔術塔の面々以外にも追手が増えそうで面倒だね」
 えぇ、そうでしょうとも。何せ三億円ですからね。
「とにかく君、ぼくが守るからこの場を切り抜けるまで大人しくしていて」
 そう言ってきららが三億円に声をかけると、三億円は無口に頷いた。
 追ってくる『被害者』に衝撃波を放ち、牽制するきらら。
「邪魔しないでよ!」
 直後、『被害者』から喉を張り裂くような激しい絶叫が響き渡る。
 恐ろしい金切り声。
 きららはエネルギーバリアを展開し、その金切り声による通常攻撃を防ぎつつ。
「光あれ」
 自身も魔法を放つ。
 √能力『魔法少女術』。略して「魔術」だ。
 金切り声はエネルギーバリアを上回り、きららの耳を混乱させるが問題はない。何せ、魔法による通常攻撃は「魔術」によって範囲攻撃となるからだ。
 かくして、両者の範囲攻撃な通常攻撃が同時に戦場を埋め尽くす。
 数分後。そこには激しく荒れ果てた草原と、可愛らしい魔法少女、そしてメタリックな三億円だけが残されていた。
 ひとまず、三億円を狙っていた『被害者』達は殲滅出来たようだ。
「他の『天使』は?」
 振り返ったきららが尋ねる。
 三億円は静かに向こうの方を翼で示す。
 耳がダメージを負っている今は、その無口さがありがたい。
「ちょうど他の√能力者が向かった方ね」
 きららは三億円を保護しつつ、仲間と合流するべく行動を開始した。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​ 大成功

ウィズ・ザー
SPD/アド連携◯
豹海豹型に変化し空中を浮遊+移動+ダッシュで泳ぐ
怪異の隷属化ねェ…どんなシステムになってンだ?…気になンな…それはそれとして…
「よォ、少年。助けに来たぜェ?」
首根っこ咥えて掴み背中に投げ乗せ運搬
クカカと笑い敵の被害者へ意識を向ける
「加害者なら遠慮は要らねェなァ?!」
闇顎で喰らい包み敵の視界を塞ぎ対策
刻爪刃250本で瞬時に敵を貫き融牙舌で舐め燃やし喰らう範囲2回攻撃。
「来るなと言われずとも行かねェよ。甘ェわ!」
脱兎の勢いで安全地帯まで天使を連れて行く
「避難する事がお前の義務だぜ天使ちゃん。」
「なんせ、善人は貴重だからなァ!」
澄月・澪
クヴァリフの仔を奪い合ったリンドーさんたちとはまた違う組織……ってことだよね。うー……国同士の争いになってそう。
汎神解剖機関もどんな組織なのかよくわかっていなくて怖いけど、今は天使の皆の奴隷化を止めなくちゃ。

√能力を使用、魔剣「オブリビオン」を抜いて魔剣執行者に変身して戦うよ、
喉を張り裂く絶叫は、音としてのダメージよりも、精神に及ぼす影響が強そう。
「精神抵抗」で揺らがないようにして戦おう。
「被害者」……もしかしたら、あなたたちも操られてるだけなのかもしれないけど、ごめんなさい!
魔剣「オブリビオン」で切り裂き、全滅させたら天使の人を探して接触、守れるようにお話しようかな。

「クヴァリフの仔を奪い合ったリンドーさんたちとはまた違う組織……ってことだよね。うー……国同士の争いになってそう」
 そう呟くのは黒い髪に黒い瞳が可愛らしい、澄月・澪(楽園の魔剣執行者・h00262)だ。
 そう。リンドー・スミスはアメリカに存在する『連邦怪異収容局』の局員であり、今回敵対することになるヨーロッパの『羅紗の魔術塔』とはまた別組織にあたる。
「汎神解剖機関もどんな組織なのかよくわかっていなくて怖いけど、今は天使の皆の奴隷化を止めなくちゃ」
 そう言うと、澪は忘却の魔剣「オブリビオン」を抜いて、魔剣執行者の姿へと変身する。
 銀髪に青い瞳の姿になった澪は変身前よりさらに可愛らしく、人目を惹くが、この草原には現状怪異『被害者』しかいないため、心配はない。
「怪異の隷属化ねェ……どんなシステムになってンだ? ……気になンな……
 地面を蹴って大地を駆ける澪の隣で、|豹海豹《ヒョウアザラシ》の姿を取って空中を泳ぐように進むのは何処かの世界よりやってきた眼孔を持たない巨大な闇色の水大蜥蜴——先述の通り今は豹海豹の姿を取っている——、ウィズ・ザー(闇蜥蜴・h01379)だ。
「それはそれとして……」
 視線に先に、逃げる青年らしき「天使」の姿をウィズと澪が捉える。
 ウィズは一気に加速し、青年の首根っこを咥えて、背中に乗せる。
「えっ!? えっ!?」
「よォ、少年。助けに来たぜェ?」
 突然のことで状況が理解できないらしい青年の様子にクカカと笑いながら、そう言うウィズ。
「さぁて、加害者なら遠慮は要らねェなァ?!」
「私は被害者よ! く、来るな!」
 『被害者』の√能力が発動する……より早く、ウィズが一気に『被害者』の側まで跳躍して肉薄、『闇顎』で以て攻撃を仕掛ける。
 さらに、虚無の精霊が産み出す、黒い霧に似た不可視の刃『刻爪刃』が周囲の『被害者』を牽制する。
「来るなと言われずとも行かねェよ。甘ェわ!」
 そのまま、ウィズは周囲に溶け込み姿を不可視に変える風を纏って、隠密状態となり、脱兎の如く逃走を始める。
「ま、待って、町はこっちじゃない! 町が危険なんだ! 町に向かって!」
「避難する事がお前の義務だぜ天使ちゃん」
 青年は漸く我に返り、ウィズに声をかけるが、ウィズはそれには応じない。
「なんせ、善人は貴重だからなァ!」
 だが、『被害者』もそう簡単にウィズを逃さない。素早くウィズの逃げた方向へ向けて追跡を開始する。
「行かせないよ!」
 けれど、心配には及ばない。忘却の魔剣を構えた可愛らしい魔剣執行者が、ウィズとの間に立ち塞がるから。
「邪魔しないで!」
 『被害者』が喉を張り裂くような絶叫を放ち、澪へ攻撃を仕掛ける。
 その絶叫は悲痛で、なんとも聞いていられない。
「『被害者』……もしかしたら、あなたたちも操られてるだけなのかもしれないけど、ごめんなさい!」
 けれど、魔剣執行者の心は揺らがない。「天使」を救うため、『被害者』を止める。
「魔剣執行。因果を断て、忘却の魔剣『オブリビオン』!」
 澪を纏う強烈なプレッシャーが『被害者』達の動きを止める。
 直後、放たれるは大きく振りかぶっての上段からの叩き斬り攻撃。
 名付けて『魔剣執行・断罪』が鋭く『被害者』達に振り下ろされる。
 覚悟を決めた澪の前に、立っていられる『被害者』は一人もいなかった。
 『被害者』が全滅したのを確認し、ウィズが戻ってくる。
「無事でよかった。あなたを助けに来たんだよ」
 そう言って、澪もまた、青年に声をかける。
「助けに来てくれたのはありがとう。けど、怪物がたくさんいて、町が大変なんだ、僕なんかより、町を助けてあげて!」
 しかし、青年は「天使」らしく、人々の無事を祈るのだった。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​ 大成功

第2章 集団戦 『オルガノン・セラフィム』


POW 捕食本能
【伸び縮みする爪】による牽制、【蠢くはらわた】による捕縛、【異様な開き方をする口】による強撃の連続攻撃を与える。
SPD 生存本能
自身を攻撃しようとした対象を、装備する【黄金の生体機械】の射程まで跳躍した後先制攻撃する。その後、自身は【虹色の燐光】を纏い隠密状態になる(この一連の動作は行動を消費しない)。
WIZ 聖者本能
半径レベルm内の敵以外全て(無機物含む)の【頭上に降り注がせた祝福】を増幅する。これを受けた対象は、死なない限り、外部から受けたあらゆる負傷・破壊・状態異常が、10分以内に全快する。
√汎神解剖機関 普通11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

 √能力者達は合流し、保護した二人(?)の「天使」を一箇所に集めた。
「あいつらだ! あいつらがその怪物だよ!」
 青年が叫ぶ。
 そこに現れたのは星詠みが言っていた「天使化」の感染者『オルガノン・セラフィム』だ。
 そして、彼らを負って、白い服に文字の書かれた布を纏った美しい女性も現れる。
 星詠みが言っていた特徴と一致する。彼女こそが、『アマランス・フューリー』だろう。
「私の手駒達がどんどん減っていくから何事かと思えば。まさか他の√能力者とはね。『連邦怪異収容局』……じゃないわね、『汎神解剖機関』の連中? いや、そんなことより……」
 美しい姿に似つかわしい美しい声が響く。
「まさか、『天使』が生まれていたとはね。確実に、回収しないと」
 そう言って、『アマランス・フューリー』は戦闘体制を取る。
 が、しかし、そこに『オルガノン・セラフィム』達が攻撃を仕掛けた。
「……先にこの出来損ない達を回収するのが先ね」
 『アマランス・フューリー』は『オルガノン・セラフィム』に向き直る。
「お願い、奴らを止めて!」
 青年も願う。
 ならばここは、我々も『オルガノン・セラフィム』を倒し、「天使」を守りつつ、世界の平和のために戦うべきだろう。
 何より、ここで、『アマランス・フューリー』よりも多くの『オルガノン・セラフィム』を倒すことは、『アマランス・フューリー』の強化阻止にも関わる。
 『アマランス・フューリー』を妨害しつつ、確実に『オルガノン・セラフィム』を倒して行こう。
 星詠みからの連絡はない。『アマランス・フューリー』が使ってくる√能力がどのようなものなのか、まだ分からない。警戒しつつ戦おう。
明星・暁子
アドリブ&野良連携歓迎
身長200㎝の鉄十字怪人モードで事に望む

「オルガノン・セラフィムか。天使の《なりそこない》と言った風味だな」
愛用のブラスターライフルで遠距離戦を中心に戦う。

相手のPOW捕食本能に対しては、一旦【蠢くはらわた】による捕縛等をわざと受けたところで、
自らが身にまとう重甲に仕込まれた爆薬や炸薬を炸裂させて、内側から『オルガノン・セラフィム』を爆砕する。

「どうした。爆薬も炸薬も、まだまだたくさんあるぞ」
トドメは『ブラスターキャノン・フルバースト』で一気に薙ぎ払う。
神鳥・アイカ
『うわぁ、あのド畜生が居る組織の手下と言われるのは心外だね…』
『やっほーウィズさん?遅れてごめん』
(空になったワイン瓶を片手に手を振って、サッと後ろに瓶を隠し…)
『えっと、何この…気持ち悪いの?今、友人との感動の再会を…コイツが巷で噂のおるがんなにがし?』
『え~~~っ、だってさ、呼称が長いんだよ〜呼称が〜』
使える技能は全て使用します。
話しながらも、独特な歩法で距離を詰め、ルートブレイカーを宿した右手で掴み、流れる様な動作で関節技を決め、無力化を狙います。
(この容姿、どの程度関節技が効くかは未知数。でも素のボクで対処出来るなら…わざわざ後詰めの『アイツ』に手の内を見せる必要も無いかな…)
ウィズ・ザー
◆POW/アド連携◯
ただでさえ貴重な善人が…遣る瀬無ェ事だ…って、人がシリアスになってる時に。声に顔を向ける
サッと隠した様子に思わず噴き出した
「よーぅ、神鳥。気にすンな。俺も今来たトコ」
「オルガノン・セラフィムな?」
「まー実際名前長ェよなァ。略すと何になるかねェ?オル天??」
神鳥の方へ気を取られた敵の隙を狙い√薄暮発動
怪異とアマランスを視界(射程内)に入れ同時に範囲2回攻撃
魔導SMG130の銃口が後方を狙い前方の怪異を260本の刻爪刃が狙う。260の融牙舌が怪異達を舐め取り蹂躙力20倍の闇顎6体が怪異総てを喰らい尽くす
アマランスにも流れ弾が当たれば万々歳だ
当然、仲間は巻き込まないぜ?
夢野・きらら
【三億円】
案内ありがとう。もう1人の天使や√能力者たちと合流できたよ。
羅紗の魔術塔の……アマランス・フューリーだったかな。
彼女がオルガノン・セラフィムたちを回収して利用しようとしている現場に出くわすのは計算外だったけれど。

なに、少し連戦になるだけさ。
きみはそうだな……ぼくたちが勝つことを祈っておいてくれるかい?
それだけで力が湧いてくるらしいよ。

オルガノン・セラフィムは聖者本能で10分以内に全回復するインチキをしてくるけれど、
完全な能力なんてないさ。
ウィザード・フレイムの詠唱を進めながら衝撃波でちょっかいを出して1度全回復させちゃえばいい。その頃にはフレイムは大変な数になってるだろうけど……ね!
新札・三億円
【三億円】
攻撃が届かないよう√能力者の後ろに隠れています。

自分や他の天使を助けてくれる√能力者たちが現れたことに感謝の意を示しています。
が、自分を狙うオルガノン・セラフィムに対して何もできないことに落ち込んでもいます。
そこに祈っておいてという言葉をかけられ一心不乱に√能力者たちの勝利を願うことにしました。

どんな些細なことでも力になれるというのなら、それを惜しまない。
どうかオルガノン・セラフィムになってしまった人達に救済を与えてほしい。
きっと優しかった人達を新物質なんかにさせたくない。

紙幣は残存部分が全体の3分の2以上の場合全額交換ができるので、3分の1までなら破損させてしまってもかまいません。
深雪・モルゲンシュテルン
天使の皆さんの安全は既に確保されたようですね
ここからは三つ巴の戦いになり、複雑な戦況が予測されます
対応し得るだけの物量を提供しましょう

『超過駆動・大群掌握』を起動
多数の浮遊砲台を周囲に展開し、その多くはオルガノン・セラフィム殲滅に使用しつつ1~2台は常にアマランス・フューリーの妨害に割きます
セラフィムの攻撃を《ワイヤークロー》で弾き、隠密状態になった所を多数の砲台と私の《対WZマルチライフル》による[弾幕]ですり潰して……
同時並行でアマランスに対して砲台からの[レーザー射撃]を
砲台を襲う技をよく観察し、以降の回避や防御に役立てます

あなた達の√では文明が機能しています。欲張ることもないでしょうに
澄月・澪
この人たち……人たち、なんだよね。
この人たちも人だったのかな。天使化の病に感染しただけで……そんな病、ほんとにあるのかな。
でも、こうなっちゃったなら、私にできることは……!
魔剣「オブリビオン」を手に戦うよ。
√能力を使用して、伸びる剣を振り回し、薙ぎ払うようにして範囲攻撃、素早くオルガノン・セラフィムたちを倒していくよ。
10分内で全部回復する治癒能力を使ってくるなら、こっちは速攻で倒して、回復する余裕もないようにしよう。

優しい人を守るために、倒すしか手段がないなら……倒します!

「案内ありがとう。もう1人の天使や√能力者たちと合流できたよ」
 √能力者達はひとまず合流を喜びつつ、夢野・きらら(獣妖「紙魚」の|古代語魔術師《ブラックウィザード》・h00004)は自身の保護した天使、新札・三億円(夢野・きららのAnkerの「天使」・h06604)に礼を告げる。
 対して三億円は、自分達を助けてくれるなんてお礼を言うのはこちらの方だ、とばかりに翼を腕のように使って感謝の意を示す。
「羅紗の魔術塔の……アマランス・フューリーだったかな。彼女がオルガノン・セラフィムたちを回収して利用しようとしている現場に出くわすのは計算外だったけれど」
 そう言って、きららは怪異『オルガノン・セラフィム』の向こう側にいる一人の美しい女性に視線を向ける。『羅紗の魔術士『アマランス・フューリー』』である。
「うわぁ、あのド畜生が居る組織の手下と言われるのは心外だね……」
 そんな『アマランス』の言葉に頭を抑えるのは、神鳥・アイカ(邪霊を殴り祓う系・h01875)、『岩飛流武術』の使い手たる√妖怪百鬼夜行出身の人間の√能力者である。
「やっほーウィズさん? 遅れてごめん」
 空になったワイン瓶を片手に手を振ってから、ハッとしてサッと瓶を後ろに隠す。
(ただでさえ貴重な善人が……遣る瀬無ェ事だ……。って、人がシリアスになってる時に……)
 その様子に思わず吹き出すのは声をかけられたウィズ・ザー(闇蜥蜴・h01379)だ。
「よーぅ、神鳥。気にすンな。俺も今来たトコ」
 ウィズは気を取り直して、アイカに応じる。
「えっと、何この…気持ち悪いの? 今、友人との感動の再会を……コイツが巷で噂のおるがんなにがし?」
「オルガノン・セラフィムな?」
「え~~~っ、だってさ、呼称が長いんだよ〜呼称が〜」
「まー実際名前長ェよなァ。略すと何になるかねェ? オル天??」
 二人はそんなややコミカルなやり取りをしながらも、二人(?)の天使目掛けて接近してくる『オルガノン・セラフィム』に対し、戦闘体制を取る。
「この人たち……人たち、なんだよね」
 そんな接近してくる『オルガノン・セラフィム』に対し、呟くのは澄月・澪(楽園の魔剣執行者・h00262)。引き続き白髪に青い瞳の魔剣執行者の姿をしている。
「あぁ、オルガノン・セラフィムか。天使の《なりそこない》と言った風味だな」
 その隣で正義の心に目覚めて悪の組織を離反した鉄十字怪人、明星・|暁子《るしふぇる》(鉄十字怪人・h00367)が呟く。
「うん。この人たちも人だったのかな。天使化の病に感染しただけで……そんな病、ほんとにあるのかな」
 星詠みはそう言う病だと言っていたが、なんだか現実味がない、と澪は呟く。
「でも、こうなっちゃったなら、私にできることは……!」
 『忘却の魔剣「オブリビオン」』を構え、澪は覚悟を決める。
 その隣で、暁子も愛用の『ブローバック・ブラスター・ライフル』を構える。
「天使の皆さんの安全は既に確保されたようですね」
 そこに合流してきた銀髪に青い瞳が美しい電脳化義体サイボーグの深雪・モルゲンシュテルン(明星、白く燃えて・h02863)は状況を把握するなり無表情に頷く。
 そう言った、戦闘体制を取る√能力者達を見て、翼を下げて落ち込む様子を見せるのは三億円だ。
「なに、少し連戦になるだけさ。きみはそうだな……ぼくたちが勝つことを祈っておいてくれるかい? それだけで力が湧いてくるらしいよ」
 その様子にきららはそう言って声をかける。
 そのきららの言葉に三億円は強く頷き、一心不乱に翼を腕と手に見立てて正面に重ね合わせ、祈るポーズを取る。
 どんな些細なことでも力になれるというのなら、それを惜しまない。
 どうかオルガノン・セラフィムになってしまった人達に救済を与えてほしい。
 きっと優しかった人達を新物質なんかにさせたくない。
 その想いはきっと√能力者達に届いただろう。
「オルガノン・セラフィムは聖者本能で10分以内に全回復するインチキをしてくるけれど、完全な能力なんてないさ」
 そう言いながら、きららが発動する√能力は『ウィザード・フレイム』。後衛で三億円の前に立ち塞がりながら、移動せずに詠唱を続け、ウィザードフレイムを次々に創造していく。
 同じく後衛の暁子が『ブローバック・ブラスター・ライフル』で援護射撃を開始する。
 援護射撃を受けながら、アイカもまた独特な歩法で距離を詰める。
 対する、『オルガノン・セラフィム』は、伸び縮みする爪で牽制を放つが、アイカは√能力『ルートブレイカー』を宿した右手でその爪を受け止め、掴み、流れるような動作で関節技を決める。
(この容姿、どの程度関節技が効くかは未知数。でも素のボクで対処出来るなら…わざわざ後詰めの『アイツ』に手の内を見せる必要も無いかな……)
 『オルガノン・セラフィム』の反応は二つに分かれた。後衛から援護射撃をしてくる暁子に攻撃を仕掛ける者と、敵陣ど真ん中で関節技を決めて動きを止めたアイカに攻撃を仕掛ける者だ。
 まずは、暁子に攻撃を仕掛けた者を見ていこう。
 伸び縮みする爪による牽制をあえてその重甲で受け止め、続く蠢くはらわたによる捕縛も受け入れる。
 必然の流れとして、異様な開き方をする口が暁子を飲み込まんとする。
 直後、身に纏った重甲に仕込まれた爆薬と炸薬を炸裂させ、内側から『オルガノン・セラフィム』を爆砕して見せた。
「どうした。爆薬も炸薬も、まだまだたくさんあるぞ」
 暁子は強気に振る舞い、『オルガノン・セラフィム』の拘束を誘発させ、次々と『オルガノン・セラフィム』を内側から爆砕していく。
 しかし、この方法には一つだけ弱点があった。それは、同時に一体しか相手出来ないこと。牽制の爪や口の攻撃を必ずしも全て受け止めることは叶わない。
「この速さなら……!」
 しかし、『オルガノン・セラフィム』の意識が暁子に集中している間に、澪が√能力『魔剣執行・疾風』を発動。三倍の移動速度で暁子の周りを駆け回り、暁子が対応しきれない相手に対し、強烈な範囲攻撃かつ二回攻撃をぶつけていく。
「優しい人を守るために、倒すしか手段がないなら……倒します!」
 一方の、アイカに攻撃を仕掛けようとした『オルガノン・セラフィム』はウィズの援護を受けた。
 完全にアイカに意識を向けていた『オルガノン・セラフィム』にむけ、√能力『|星脈精霊術《ポゼス》【|薄暮《アトラス》】』を発動する。
 無数の『魔導SMG』が後方の『オルガノン・セラフィム』に牽制を放ちつつ、不可視の刃『刻爪刃』が前方一帯の『オルガノン・セラフィム』を削る。
 さらに黒霧に似た焔『融牙舌』が怪異達を舐め取り、『闇顎』が蹂躙していく。
 だが、それらの攻撃を以てしても『オルガノン・セラフィム』の数は多く、広範囲に分布していた。
 『アマランス』は奴隷怪異「レムレース・アルブス」を召喚し、広範囲をカバーするように動いており、このままではカバーしきれない。
「やはり三つ巴の戦いになり、複雑な戦況となりましたね。対応し得るだけの物量を提供しましょう。神経接続型浮遊砲台、全機コネクション確立」
 深雪の√能力『|超過駆動《オーバードライブ》・|大群掌握《バタリオンコマンダー》』が発動、全十二個の脳波コントロール可能な移動型浮遊砲台が出現する。
 そのうち二つを除いた残り十の移動型浮遊砲台が『オルガノン・セラフィム』の群れの外縁部を飛び回り、レーザー射撃を開始する。
 同時、『オルガノン・セラフィム』は一気に深雪のそばまで跳躍し、黄金の生体機械で攻撃を仕掛ける。
 深雪は可能な限りの攻撃を神経接続により思念操作可能なワイヤークローユニットで防御する。多数を相手にする関係で全ては防御出来ないが、澪とウィズがそれぞれ担当しきれなかった『オルガノン・セラフィム』を捌いてくれる。
 その後、隠密状態になり、逃れようとする『オルガノン・セラフィム』
 連射力に優れるビームバルカン形態に切り替えた『対WZマルチライフル』で弾幕を放ち、逃れる前に攻撃する。
 残された二つの移動型浮遊砲台が『アマランス』へ攻撃を仕掛ける。
 対する『アマランス』は羅紗から輝く文字列を放ち、移動型浮遊砲台に微弱ダメージを与え、やがてその上部を破壊する。
(なるほど、SPDは『アルトニウム光線』系の√能力ですか)
 その様子を見て、深雪は冷静に分析する。
「あなた達の√では文明が機能しています。欲張ることもないでしょうに」
「あなたは√ウォーゾーンの√能力者ね。それではダメなのよ。それでは、この世界は黄昏に沈んでしまう……」
 深雪の言葉に『アマランス』が応じる。
 そうして、戦闘が推移する中、十分が経過する。
 生き残っていた『オルガノン・セラフィム』は頭上に降り注がせた祝福で全ての負傷が回復していく。
 多くの√能力者が『オルガノン・セラフィム』の数を減らしていたが、ここまでに全滅させるには至らなかった。
 が、覚えているだろうか。一心不乱にウィザードフレイムを作り続けていた√能力者がいたことに。
 きららの作り出した無数のウィザードフレイムが一斉に攻撃に使われる。
 当然対象は『オルガノン・セラフィム』。
 瞬く間に残存した『オルガノン・セラフィム』は大ダメージを受ける。
 そこに√能力者達が追撃をかけ、ついに『オルガノン・セラフィム』は殲滅したのであった。
 そのほとんどが味方の√能力者によるものであり、『アマランス』が奴隷化出来た『オルガノン・セラフィム』は殆どいない。
 我々の勝利である。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​ 大成功

第3章 ボス戦 『羅紗の魔術士『アマランス・フューリー』』


POW 純白の騒霊の招来
【奴隷怪異「レムレース・アルブス」】を召喚し、攻撃技「【嘆きの光ラメントゥム】」か回復技「【聖者の涙ラクリマ・サンクティ】」、あるいは「敵との融合」を指示できる。融合された敵はダメージの代わりに行動力が低下し、0になると[奴隷怪異「レムレース・アルブス」]と共に消滅死亡する。
SPD 輝ける深淵への誘い
【羅紗】から【輝く文字列】を放ち、命中した敵に微弱ダメージを与える。ただし、命中した敵の耐久力が3割以下の場合、敵は【頭部が破裂】して死亡する。
WIZ 記憶の海の撹拌
10秒瞑想して、自身の記憶世界「【羅紗の記憶海】」から【知られざる古代の怪異】を1体召喚する。[知られざる古代の怪異]はあなたと同等の強さで得意技を使って戦い、レベル秒後に消滅する。
√汎神解剖機関 普通11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

「よくも邪魔をしてくれたわね。『汎神解剖機関』の√能力者」
 『オルガノン・セラフィム』がいなくなった草原で、美しき声が静かに√能力者達に向けられる。
 『羅紗の魔術士『アマランス・フューリー』』である。
「まぁ、いいわ。|出来損ないの天使《『オルガノン・セラフィム』》よりも天使一人……いえ、二人? の方がよほど価値が大きいもの」
 『アマランス』が白き布、羅紗を展開する。
「もちろん、渡してくれるわよね」
 にっこりと、『アマランス』が微笑んだ。
明星・暁子
アドリブ&野良連携歓迎
身長200㎝の鉄十字怪人の姿で事に当たる

「ふむ。私は『汎神解剖機関』の者になったつもりはないが。お前の敵ではあるようだ、『アマランス・フューリー』」
「いざ、参る」

初手はブラスター・ライフルで牽制して様子見。
隙を見て、
『ゴルディオン全機、攻撃開始!』
自分を攻撃しようとしたアマランス・フューリーを、装備する【半自律浮遊砲台・ゴルディオン】の射程まで跳躍した後先制攻撃する。
その後、自身は【闇】を纏い隠密状態になる

「この戦場は、頼りになる仲間が多いようだ。助かる」
自分はアマランスの注意をそらす囮役に徹し、とどめは仲間の√能力者に譲る、

無事『天使』を保護出来たら良し!
澄月・澪
もちろん渡しません!
どうして天使を捕まえることに拘っているのかは分からないけど……どんな理由があっても、無理やり奴隷にするなんて、見逃せない!

魔剣「オブリビオン」を振るい戦闘。

オブリビオンは忘却の魔剣。切った相手も、持ち主の記憶も忘れさせていく……んだけど。
「忘却」を欠落してる私には効果がないし、古代の怪異も同じ強さならあっちにも効かなそう。
特殊能力に頼らない剣での戦いをするよ。
迂闊に攻めず、時間稼ぎに終始し、なんとか耐えきったら次の怪異を召喚される前に√能力でアマランサス・フューリーを攻撃。
次の召喚なんてさせない、あなたは忘れてるだろうけど……これで、300!
神鳥・アイカ
◆アドリブ大歓迎
オルガンノ相手の戦闘検証込み囮として十二分に活躍できたかな?ウィズさんのお陰様で『羅紗の魔術士』の手の内をゆっくり観察させて貰えたのは大収穫。
どうも使役してる怪異は悪霊ぽいね…悪霊かぁ…こりゃぁ完全にボク載霊禍祓士の領分だね。
即決即断、√能力【紅雀】の効果により、瞬時に両手両足に緋色のオーラを集中。攻撃回数と移動速度を4倍に上昇させて岩飛流の歩法で懐に飛び込みます。
護衛に出てくるであろう悪霊は『破魔』『貫通』を載せた拳でブチ抜き、まとめてぶん殴ります。
『あらら柔いねぇ〜肉体鍛錬が足りないんじゃない?』
回避行動は上昇させた移動速度と見切りで紙一重で回避を試みます。
ウィズ・ザー
WIZ/アド連携◯
「クカカ、除霊が必要みてェだな」
10秒の瞑想が必要…つまりは
「10秒間、殴り放題って事だよなァ?」
空中移動+ダッシュで近接の範囲内に躍り出る
常なら騒霊を盾に時間稼ぎ召喚するンだろうが
「瞑想なんてしてる余裕、無くしてやるよ」
宙を泳ぐ豹海豹型に変化しアマランスを集中狙い
刻爪刃260で切断し刺し貫く波状攻撃
闇顎で羅紗を喰らって魔力吸収
路を拓くぜ
加え、神鳥の闘気に黒い闇の焔が混ざり融牙舌の闇焔の鎧。
敵からの融合は許さない、カウンター2回範囲攻撃の一環
下手な近接攻撃の方は神鳥なら避け切るだろ?
合流と同時に威力の上乗せ
闇纏う爪牙でボスを削るぜ
10秒オーバーすりゃ惹きつけ囮に
トドメは頼むわ
深雪・モルゲンシュテルン
あの方は既に自由意志を持つ存在です
元々はただの札束だったとしても、既に譲渡の対象ではありません
アマランス・フューリー。あなたを排除し、三億円さんの保護を完遂します

天使の避難が必要なら三億円さんは≪神経接続型エアバイク≫のリアボックスへ
人型の方は普通にサドルに跨らせ、バイクを遠隔操作し離脱させます

左手に≪ワイヤークロー≫右手に≪対WZマルチライフル≫を装備し戦闘
敵に隙がない時はバルカンの[弾幕]を放ち、チャンス時は[スナイパー]形態で頭を狙撃
耐久力3割以下を避けるため『インビジブル吸収機構』で回復を挟みます

天使病根絶の方法が不明な以上、簒奪者を抹殺しなければ埒が明きません
決戦に備えておきましょう
夢野・きらら
【三億円】
(どうやら『アマランス・フューリー』はぼくたちを『汎神解剖機関』の√能力者だと勘違いしているみたいだ。その内にバレはするだろうけれど、ここはその話に乗らせて貰おうか)

確かに……(三億円を見て)天使の価値は大きいんだろうね。
けれど本人達はどう思ってるかな?
――イヤだってさ。

無辜のヒトを生きたまま新物質にするような非道、”魔法少女”は許せないんだ。
交渉決裂だ、この子はぼく達が保護する。

戦闘が始まったら”エネルギーバリア”で天使たちを覆って、いよいよ『アマランス・フューリー』との”決闘”だ!
この場に集まった√能力者たちと連携して”衝撃波”を当てて、敵が消耗したら……
”改変魔術”で魔法少女のバンクシーンに持ち込んで、”必殺魔術”でトドメをさしてしまうよ。

敵も√能力者だ、また蘇るだろうけれど……キミ達のお陰で何とか倒す事ができた。
あんな事があった後で信じられるかわからないけれど、ぼく達についてきてくれるかな?

尺が余った?どうしよう。エンディングテーマを流して皆で歌って踊って終わりにする?
新札・三億円
【三億円】
きららのエネルギーバリアの中で祈ることしかできない自分を歯痒く思っています。
『アマランス・フューリー』が何度も放つ√能力の規則に気付き、
記憶の海の撹拌の秒数をカウントして秒数が切れるタイミングできららに伝えようとしたり、
輝ける深淵への誘いの危険性になんとなく勘付いて避けるように伝えようとすると思います。

紙幣は残存部分が全体の3分の2以上の場合全額交換ができるので、3分の1までなら破損させてしまってもかまわないと思っていましたが、金属になっているので紙幣ではなくなっていることにプレイングを書いている最中で気付きました。

終わったら√能力者たちを信じてついていこうとします。えっ踊る????

(どうやら『アマランス・フューリー』はぼくたちを『汎神解剖機関』の√能力者だと勘違いしているみたいだ。その内にバレはするだろうけれど、ここはその話に乗らせて貰おうか)
 そう考えながら話に応じるのは夢野・きらら(獣妖「紙魚」の|古代語魔術師《ブラックウィザード》・h00004)だ。
「確かに……天使の価値は大きいんだろうね」
 そう新札・三億円(夢野・きららのAnkerの「天使」・h06604)を一瞥してから、きららは言う。いかんせん一瞥したのが三億円なので、「価値」と言う言葉に齟齬がありそうだが、幸か不幸か、それを指摘するものはいない。
「けれど本人達はどう思ってるかな?」
 投げられた視線に気付き、青年は首を、三億円は胴体ごと体を、それぞれ横に振る。
 曰く、もののように自分達を扱うもの達のものになりたくはない、と。
「――イヤだってさ」
「はい。あの方々は自由意志を持つ存在です。元々はただの札束だったとしても、既に譲渡の対象ではありません」
 きららの言葉に続き、深雪・モルゲンシュテルン(明星、白く燃えて・h02863)が続く。
「アマランス・フューリー。あなたを排除し、三億円さんの保護を完遂します」
「はい。答えは『もちろん渡しません!』」
 続いて、澄月・澪(楽園の魔剣執行者・h00262)も頷き、『忘却の魔剣「オブリビオン」』を構える。
「ふむ。私は『汎神解剖機関』の者になったつもりはないが。どうやら、お前の敵ではあるようだ、『アマランス・フューリー』」
 明星・暁子(鉄十字怪人・h00367)もまた、『ブローバック・ブラスター・ライフル』を構える。
「随分、『天使』達を手早く手名付けたものですね、『汎神解剖機関』の√能力者。ですが、怪異と化した今、その者たちの自由意志など、何の意味も持ちません」
 やれやれ、と『羅紗の魔術士『アマランス・フューリー』』が首を横に振る。
「無辜のヒトを生きたまま新物質にするような非道、”魔法少女”は許せないんだ。交渉決裂だ、この子はぼく達が保護する」
 きららはそう言い切って、エネルギーバリアを展開し、天使を保護した後、スピーカー型音響兵器『ハウリングキャノン』から衝撃波を放って、攻撃を開始する。
「いざ、参る」
 暁子もまた、『ブローバック・ブラスター・ライフル』から射撃を開始する。
 深雪は天使を保護するために『神経接続型エアバイク』を展開するか考えたが、敵が『アマランス』以外にいた場合を考えると、このまま側においてバリアで守っている方が安全性が高いと判断し、棄却しつつ、右手に構える『対WZマルチライフル』からビームバルカンを放って弾幕を展開する。
 対する『アマランス』は奴隷怪異「レムレース・アルブス」を召喚しつつ、瞑想を開始する。
「オルガンノ相手の戦闘検証込み囮として十二分に活躍できたかな? ウィズさんのお陰様で『羅紗の魔術士』の手の内をゆっくり観察させて貰えたのは大収穫」
 その様子を見ながら、呟くのは神鳥・アイカ(邪霊を殴り祓う系・h01875)。
「どうも使役してる怪異は悪霊ぽいね…悪霊かぁ…こりゃぁ完全にボク載霊禍祓士の領分だね」
「クカカ、除霊が必要みてェだな」
 その言葉に、ウィズ・ザー(闇蜥蜴・h01379)が笑う。
(そしてどうやらあの√能力は、10秒の瞑想が必要……つまりは)
「10秒間、殴り放題って事だよなァ?」
 √能力『闇獰』発動。空中を駆けるは瞳孔を持たない豹海豹。
 行く手を阻まんと「レムレース・アルブス」が立ち塞がるが。
 悪霊は許さないとばかりにアイカが√能力『岩飛流『紅雀』』を発動する。
 全身に纏う緋色に輝く破魔のオーラを両手両足にまとめ上げ、集中させ、一気に「レムレース・アルブス」に襲いかかる。
「あらら柔いねぇ〜肉体鍛錬が足りないんじゃない?」
 鋭い拳が「レムレース・アルブス」を貫通する。「レムレース・アルブス」も抵抗として、聖者の涙ラクリマ・サンクティを発動して傷を癒やし、アイカの手を拘束した上で、嘆きの光ラメントゥムにより攻撃するが、オーラを纏い攻撃回数も移動速度も四倍にまで高まっているアイカを止めるには至らない。
 それに何より——。
 「レムレース・アルブス」がアイカ相手に手間取っているその間に、ウィズは一気に『アマランス』に肉薄している。
「瞑想なんてしてる余裕、無くしてやるよ」
 黒い霧に似た不可視の刃『刻爪刃』が無数に出現し、『アマランス』に突き立てられる。
「っ」
 流石と言うべきか、それでも瞑想は崩れない。
 続く手足たる『闇顎』の一撃が『刻爪刃』をさらに深々と『アマランス』に食い込ませる。
 そこにさらに衝撃波とビーム砲、ビームバルカンによる攻撃も飛んできているのに、耐え続ける『アマランス』の精神性と強さたるや。
 そして、十秒が経過した。
 知られざる古代の怪異が召喚される。これは『アマランス』と同等の強さを持つ。実質的に『アマランス』が二人に増えた形だ。
「仕留めきれなかったか。トドメは頼むわ」
 知られざる古代の怪異が、自分達に最もダメージを与えた、ウィズに視線を向ける。
 ウィズは即座に囮を買って出て、踵を返す。
「あら、私相手にたった一人で生き残れるなんて、大した思い上がりね」
 その判断を『アマランス』は笑う。
 『アマランス』は|王権執行者《レガリアグレイド》。たった一人の√能力者が単独で相手するのは危険すぎる。
「私もお手伝いします!」
 故に、『忘却の魔剣「オブリビオン」』を構えた澪がウィズと知られざる古代の怪異の間に立ち塞がる。
「おう、さっきもやったな、この構図。また頼むわ」
「はい。この怪異もずっとここにいられるわけじゃありません。迂闊に攻めず、時間稼ぎに終始して……」
「あぁ、耐え切ったら次の前に倒す、だな?」
「はい!」
「おっと、ボクも忘れないでよね。怪異相手ならボクの仕事だ」
 そこにアイカも合流して来て、三人が知られざる古代の怪異と向かい合う。
(オブリビオンは忘却の魔剣。切った相手も、持ち主の記憶も忘れさせていく……んだけど)
 澪は考える。これには例外がある。
(「忘却」を欠落してる私には効果がないし、古代の怪異も同じ強さならあっちにも効かなそう)
 とはいえ、恐る理由にはならない。特殊能力に頼らず、剣で戦えばいいだけだ。
 一方、『アマランス』は残る四人の√能力者に向け、羅紗から輝く文字列を放ち、攻撃を開始する。
「ふん、この程度のダメージなら無視して攻撃を続行できる」
 その攻撃を軽視するきららに対し、三億円が翼を伸ばして制止する。直感的に嫌な予感がしたのだ。
 三億円の直感を信じ、回避するきらら。
「あれは『アルトニウム光線』系の√能力です。耐久力が三割を切ると何らかの形で死にます」
 その様子について、無表情に深雪が警告する。
「おっと、こっちの|必殺魔術《ホワイトマジック》と同じような能力か。危ないところだった。ありがとうね」
 きららは三億円にお礼を言って、回避しながら衝撃波の発射を継続する。
 深雪も同じく回避に努めながらビームバルカンを放つが、どうしても回避出来ない時は同時に左手の『ワイヤークロー』を放ち、敵からインビジブルを奪って吸収し、ダメージを与えた上で回復する。
「ゴルディオン全機、攻撃開始!」
 輝く文字列が暁子に迫る。と同時、暁子の周囲に『半自律浮遊砲台・ゴルディオン』が展開する。
 それは回避のために跳躍する暁子に随伴し、『アマランス』に対し攻撃を仕掛ける。
「この戦場は、頼りになる仲間が多いようだ。助かる」
 そのまま、暁子は闇を纏って隠密状態となり、『アマランス』の意識の外側から攻撃を仕掛け、『アマランス』の注意を散漫にさせる。
 √能力『|静寂なる殺神機《サイレント・キラー》』だ。
「くっ、ちょこまかと!」
 その頃、三億円は紙幣は残存部分が全体の三分の二以上の場合全額交換ができるので、三分の一までなら破損しても大丈夫なので、最悪、√能力者を庇おうと考えていたのだが、ふと、気づいてしまった。
 今自分は「天使」化により金属になっているので紙幣ではなくなっている。これでは硬貨である。
 突然、アイデンティティの危機に気付いてしまった三億円はパニックになってしまう。
 しかし、それでも秒数を数えるのはやめていなかった。
「!」
 三億円が大きく翼を持ち上げる。
「時間だ!」
 きららが叫ぶ。
 知られざる古代の怪異が消失する。
「まさか、ここまで時間を取られるなんてね……」
 思わず、『アマランス』は歯噛みする。
 √能力者達も決して無傷ではないが、まだ輝く文字列で頭部を破裂させるほどではない。「今です」
 だが、その隙を逃さず、『アマランス』の頭部を狙撃モードに切り替えた『対WZマルチライフル』が実弾を放ち、『アマランス』の頭部を打ち砕く。
「次の召喚なんてさせない!」
 何らかの魔術か頭部を再生させようとする『アマランス』に対し、知られざる古代の怪異が消えたことでフリーとなった澪が一気に肉薄し、『忘却の魔剣「オブリビオン」』による攻撃を仕掛ける。
 直後、奇妙なことが起きた。
 既に頭部が回復している『アマランス』は再度魔術を発動したのだ。
 これは、√能力『魔剣執行・剣嵐』の効果。攻撃が命中した直後、直近数秒の記憶を忘却させるものだ。
「あなたは忘れてるだろうけど……これで、300!」
「くっ……、これは、短期的な記憶喪失か……」
 三百連撃に『アマランス』は素早く事態を把握するが、しかし、三百連撃により大きなダメージを負った『アマランス』の体はすぐに動いてはくれない。
「――夢野きららは魔法少女である」
 その隙を逃さず、きららは自身の役割を語り出す。
 同時、全員の視界が、きららの必殺技のバンクシーンで固定される。
 ルート能力『|改変魔術《ドリームマジック》』だ。
「いくよ、あつまれ、おもいで!」
 魔法の杖からキラキラの虹が放たれる。
 それはバンクシーンである関係から回避不能な『アマランス』に降り注ぎ、微弱ダメージを与え、そして。
「なっ、こ、こんな負け方が……」
 パンとはじけ、画用紙に描かれた絵と化す。
 ひらひらと舞い、地面に落ちる。
「敵も√能力者だ、また蘇るだろうけれど……キミ達のお陰で何とか倒す事ができた」
 ふぅ、と息を吐きながら、きららは「天使」達に振り返る。
「あんな事があった後で信じられるかわからないけれど、ぼく達についてきてくれるかな?」
 三億円はそれに頷く……というか、体を上下に揺らす。青年も同じ気持ちのようだ。
「天使病根絶の方法が不明な以上、簒奪者を抹殺しなければ埒が明きません。決戦に備えておきましょう」
 深雪はその様子を眺めながら仲間の√能力者達に声をかける。
 皆、この戦いはこれで終わらないと気付いている。恐らく、何かしらの決戦が待っているだろう、と感じている。
「まぁ、ひとまずは無事『天使』を保護出来たら良し!」
 暁子が頷く。
「尺が余った? どうしよう。エンディングテーマを流して皆で歌って踊って終わりにする?」
 突然、きららがそんなことを言い出す。三億円を含む全員が何を言っているんだ? という顔できららを見る。

 この後、実際に踊ったのかは定かではないが、少なくとも、ここで一つの戦いが終わった。
 また次の戦いがあるだろう。それは今回のような小競り合いかもしれないし、決戦かもしれない。
 次の戦いに備えつつ、√能力者達は「天使」を伴い、帰還する。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​ 大成功

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