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⚡️オーラム逆侵攻~その迂闊さを悔いよ
「√ウォーゾーンの統率官『ゼーロット』が√EDEN侵攻を企てていることは聞きました?」
今回はそれについての話なんですけどと前置きした戸桜・リデル(人間(√EDEN)のルートブレイカー・h00081)は話し始める。
「企ててはいるんですが、戦闘機械群に侵入した二重スパイの妨害もあってあちら側は未だ軍備を整えていないらしいんですよ」
そこでこれに乗じ、√ウォーゾーンの敵拠点『レリギオス・オーラム』をこちらが逆に急襲し、ゼーロットの軍備を先制攻撃で破壊しようという訳だ。
「そう言う訳で皆さんは√ウォーゾーンの川崎市・川崎臨海部周辺に赴いてもらうんですが、ここは完全なる『戦闘機械都市』に造り変えられていて、足を踏み入れる生命体を自動的に激しく攻撃します」
行く手を阻むどころか迎撃装置が完全に殺しに来ているがまずはこれを何とか搔い潜って進まねばならない。もちろん余裕があるなら戦闘機械都市の攻撃機能に打撃を与え破壊することで弱体化させてもいい。
「そこから先については皆さんが何を目指すかによって変わってきます。まず今回の作戦目的は次の五つ。順に書き出していきますね」
話しながらリデルはペンを走らせる。
作戦1:統率官『ゼーロット』の撃破
作戦2:オーラム派機械群の壊滅
作戦3:大黒ジャンクションの破壊
作戦4:√能力者の解放
作戦5:カテドラル・グロンバインの破壊
「と、詳細説明は省いて書きましたがこんな感じです。作戦ごとに目的も目的地も違って来るので状況も変わってきます」
例えば作戦1を採用るなら統率官『ゼーロット』の所在する場所に向かう必要が出てくる。
「ゼーロットの居場所に関しては√ウォーゾーンの羽田空港に築かれた『カテドラル・ゼーロット』であることが既に判明しているので道中に配備されている戦闘機械群を可能な限り躱しつつ羽田空港に向かうこととなりますね」
つまり敵との交戦が予想されるという訳だ。
「どの作戦をとるかによって説明することは変わってきますし、採用しない作戦迄全部説明してると採用しないのは無駄になりますし時間もかかってしまいますんで」
相談しつつどの作戦を採用するかを君たちで決めて欲しいという。
「しっかり相談して悔いない選択を」
ではよろしくお願いしますねとリデルは頭を下げた。
これまでのお話
マスターより

いや、ついに来ましたね。
という訳で今回はシナリオ内の一言相談での皆さんの相談と相談結果によって展開が変わってゆく大規模シナリオとなっております。
よって現時点ではどう転ぶかはこちらにも全くの未知数です。
尚、今回の大規模シナリオの詳細についてはこちら(https://tw8.t-walker.jp/html/library/event/005/005_setumei.htm)をご参照ください。
ではご参加お待ちしておりますね。
17
第1章 冒険 『戦闘機械都市を駆け抜けろ!』

POW
火力でぶっ壊して駆け抜ける!
SPD
警戒網を掻い潜って駆け抜ける!
WIZ
システムに干渉し乗っ取って駆け抜ける!
√ウォーゾーン 普通7 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

はええ、知らないところで二重スパイが頑張ってたんだねー。いきなりゼーロットの侵攻とかあったらやばかったし、こっちから攻めるチャンスもできたしでありがたいよね!それに、なんといってもこの展開はテンション上がっちゃうね!
『オーラム派機械群の壊滅』を目標にするけど、そのためにまずは戦闘機械都市を何とかしないとね!あとから来る人とかもいるかもしれないし、壊しながら進んでいくよ!
ってことで【雪風強打サイクロンストレート】を発動!ダッシュで迎撃装置の攻撃を避けながら接近して、殴ってぶっ壊す!これを繰り返して壊しながら進むよ!
装置が密集したりして近づくのが難しそうなところはスルーして駆け抜けるよ!
「はええ、知らないところで二重スパイが頑張ってたんだねー」
そう説明を聞いた時はポカンとした表情で驚いていた|雪月・らぴか《ゆきづき・らぴか》(霊術闘士らぴか・h00312)は今、√ウォーゾーンの川崎市・川崎臨海部周辺へと向かっていた。
「いきなりゼーロットの侵攻とかあったらやばかったし、こっちから攻めるチャンスもできたしでありがたいよね! それに、なんといってもこの展開はテンション上がっちゃうね!」
√を移動し、あちらに|到着《つけ》ば手荒い歓迎が待っていることを知っていて尚、らぴかの口元は嬉しそうに緩む。
「まずは戦闘機械都市を何とかしないとね! あとから来る人とかもいるかもしれないし」
自身の望む目標と後続の√能力者の望む今回の逆侵攻の目的が違えども入り口であるここを突破することは共通で、抜けなくては話にもならない。だからこそ、らぴかは動き出す迎撃の域を超えた殺意の高さを有す迎撃装置に一切怯まない。らぴかを追う装置の銃口にも足は止まらない、むしろ銃口を置き去りにするように駆け出し。
「こいこい集まれ吹雪の力っ! ズバッと一発れっつごー!」
らぴかの左拳が吹雪を纏った瞬間、らぴかが急加速したことで侵入者に狙いを定めようとした銃火器はらぴかの姿を見失う。
「はい、一発!」
見失った標的を探す様に左右に振れていた銃身部分に耳は存在しない。だかららぴかの声を把握も理解もできないままに殴打によって拉げた銃身は役立たずとなり。
「二発目いっちゃうよー」
慌てて仲間の迎撃装置が破壊された場所を向いた別の銃はいつの間にか肉薄され、続く一撃で銃身を叩き曲げられ、それでも発砲しようとして暴発、内部からはじけ飛び。
「あそこはやめとこうかな」
流石に迎撃装置の密集部はらぴかも避け迂回していたが、らぴかの侵入自体を迎撃装置は止められず、らぴかの後方には迎撃装置が打ち壊されたことで道ができ始めていた。
🔵🔵🔵 大成功

戦闘機械都市だけあって、自動攻撃用の兵器には事利かないわね。
素早く移動出来るならしたいけど、上空から移動するには、悪目立ちし過ぎるからそうはいかないし、可能な限り作戦目標地点までは、迷彩やジャミングを活かしながら、建物の合間を高度を落として、空中を滑るように素早く移動していくわ。味方の支援もあるとは言え、人が受けたら危険な大型の火器管制もありそうだし、そういう厄介なものは潰して、ギブアンドテイク。後続が進みやすいように先行して行くとしましょうか。
その為にも決戦型WZ「プロメテウス」に搭乗し『中核結合極限強化』によるコアとの連結で能力を上げ、交戦せざるを得ない状況の際の無駄を削っていくわね

アドリブ/連携可
量産型WZ『グレイブドール』に搭乗。
「コイツは足が遅いんでな、みんなは先に行ってくれ。俺も後から追いつく。」
追いかけてくる迎撃装置に向かってバトルガントレットに仕込んだ大型砲からライトニングショット発射。
「テメェらの相手は俺だ!」
大型砲からマシンガンに切り替え、レイン砲台からのレーザー射撃と同時に一斉攻撃。
「行かせるか!」
抜けようとする相手はジャンクブレードで砕く。
ひとしきり倒した後は光学迷彩発生装置を使い、消耗を避けつつ皆との合流を目指す。
「全員無事ならいいんだが……。」

※守護する炎の使用を前提
徹底して仲間の支援役として動くつもりでいます。少しでも安定感のある状況を作り出せるように仲間との連携を意識していきます。
戦場での状況、情報収集
情報収集+戦闘知識+学習力+幸運+第六感+地形の利用
味方への支援(射撃)
弾道計算+スナイパー+情報収集+戦闘知識+牽制射撃or援護射撃+連携攻撃+集団戦術
→仲間が動きやすい状況になることを意識して立ち回ります。注意をこちらに向けるなら牽制射撃、バックアップの場合には援護射撃。
味方への援護(白兵戦)
重量攻撃+2回攻撃+見切り+受け流し+激痛耐性+怪力+カウンター+咄嗟の一撃
味方への防御
かばう+鉄壁+激痛耐性+優しさ+ジャストガード

成程、完全に造り替えられているだけあって迎撃装置だらけね
先行している仲間を追いつつ破壊できるものは破壊してしまいましょうか
氷翼漣璃、片方は上空からルートの確認を。もう片方は進路を先導して
√能力を使用して上がった移動速度で氷翼漣璃に先導されながら【ダッシュ】駆け抜ける
道中生きている迎撃装置は【空中移動】や【地形の利用】等を駆使し接近、武器へ錬成した【融成流転】に凍気を纏わせ破壊する
迎撃装置からの攻撃は【第六感】も使い回避する
「戦闘機械都市だけあって、自動攻撃用の兵器には事利かないわね」
味方の作った道とは言え危険が全く残っていない訳ではない。散発的な攻撃を乗り込んだ決戦型WZ「プロメテウス」に躱させつつ、ヘカテー・ディシポネー(悪の秘密結社オリュンポスの女幹部候補生(仮)・h06417)は呟くと隙を見て視線をバイザーの中に映る空へ留める。
(素早く移動出来るならしたいけど、上空から移動するには、悪目立ちし過ぎるからそうはいかないし)
いくら生身でないとはいえ出来ることとできないことがある。ヘカテーを乗せたプロメテウスは大空に飛び立ちせず、高度は下げれどもいくらは浮き上がったままと空中を滑るように建物の合間を進み出す。その後ろを進んでいるのは|吉野・茂人《よしの・しげと》(4人で1人・h02464)が駆る量産型WZ『グレイブドール』だが、グレイブドールはくるりと後方へ向きを変えると腕を突き出させ、展開したバトルガントレットから仕込んだ大型砲の砲口を露出させる。
「コイツは足が遅いんでな、みんなは先に行ってくれ。俺も後から追いつく」
迎撃の砲撃を躱されたことに業を煮やしたのであろう。ひょっとしたら今ヘカテーたちのいる場所を砲撃できる迎撃兵器が破壊されてということも考えられるが。
「雨も降れば雷も落ちる、そんな戦場へようこそ」
いずれにしてもこのまま行かせてなるものかと言わんがばかりに現れ出でた自身で移動できるタイプの迎撃装置へグレイブドールは弾丸を放ち、雷を帯びた弾丸に穿たれた迎撃機械は火花を散らした後、爆散して破片を周囲にばら撒いた。
「テメェらの相手は俺だ!」
更に展開した武装を大型砲からマシンガンに切り替えると茂人はレイン砲台からのレーザー射撃と同時に後続の歩行する迎撃機械群へ銃弾とレーザーをお見舞いする。カサカサと進んで来た迎撃機械は穴だらけになって爆発し、その残骸を乗り越え姿を見せた迎撃機械へも銃弾の雨やレーザーがぶち当たる。
「援護します」
「必要ない、先に行け。援護ならそっちの方が必要な筈だろ」
そこで不動院・覚悟(ただそこにある星・h01540)が声をかけるも茂人のグレイブドールは振り返りもせず銃弾を吐き出し続け。
「わかりました、ご無事で」
一理あると見たのか走り去ってゆく覚悟の足音を聞いて茂人は|瓦礫と残骸を組み合わせて作られた獲物《ジャンクブレード》を振りかぶる。
「行かせるか!」
蜂の巣にされた仲間を盾代わりにグレイブドールに肉薄、横を通り抜けようとした蜘蛛のような迎撃機械は叩き潰されてスクラップと化し。だが、横を抜けようとした一機に注意が向いたことで同様に仲間を盾にしてしのいだ別の迎撃機械が飛びついてきて。
「ちぃッ」
舌打ちしながら茂人が対処しようとした瞬間。襲い掛かって来た迎撃機械は撃ち抜けれてひっくり返り爆発する。
「っ」
振り向かなくても茂人にはわかった。離れてゆくはずの足音が止まった直後だったから。
「急いで追いつかなくては」
|ブローバック・ブラスター・ライフル《終焉烈火》を下ろした覚悟は先行するヘカテーの機体を追いかけて再び走り出す。
「成程、完全に造り替えられているだけあって迎撃装置だらけね」
そうして殿と先行する者、先行する者を援護しようと走る者へと侵入者がわかれている中、|矢神・霊菜《やかみ・れいな》(氷華・h00124)は少し遅れて√ウォーゾーンの川崎市・川崎臨海部周辺へとたどり着いた。もちろん悠長に周囲を見物して居られる程に平和でもない。
「あら」
先に通った√能力者たちに破壊された残骸の中に生き残りが混じっていたのか、それとも√能力者が先に行った後に駆け付けたのか。先ほどまで霊菜が立っていた場所を銃弾が通過する。
「共命」
ただし、迎撃機械が霊菜を狙った代償は自身の破滅であったが。氷雪の神霊「氷翼漣璃」を纏い一気に接近して来た霊菜が放った氷刃裂葬は銃身だけでなく迎撃機械の本体も真っ二つに斬り裂き、二つに泣き別れた機械の身体は数秒出鱈目に動いてから沈黙する。
「こんなところね」
喫緊の危険を退けた霊菜は完全には警戒を解かず、点々と転がるスクラップが道しるべとなった前方を見やる。
「先行している仲間を追いつつ破壊できるものは破壊してしまいましょうか」
二度あることは三度あり得る。迎撃機械が破壊されていても補充に他所から機械がやってきていることもありうるのだ。
「氷翼漣璃、片方は上空からルートの確認を。もう片方は進路を先導して」
先ほど身に纏っていた|神霊《氷翼漣璃》へと指示を出すと霊菜は辿り始める、迎撃機械の残骸を。
「今のは」
そうしてどれほど進んだ後のことか。戦闘音が聞こえて足を早めれば、迎撃機械を破壊しながら足止めをしていたグレイブドールを目にすることとなる。
「なんだ、味方がまだいたのか」
光学迷彩発生装置を使いそろそろこの場を立とうとしていた茂人は動く迎撃機械がもう周囲にないことを確認してから銃撃をやめ。
「先に行け。すぐにこちらも後を追う」
同行してもいいのだろうがそれでは光学迷彩の意味がないと見てか霊菜を先に行かせると。
「今の味方が合流できるならこちらも合流は可能な筈だ」
そろそろ行くかと今度こそ光学迷彩発生装置を起動させ。
「全員無事ならいいんだが……」
そう機内で茂人が呟いていた頃。
「相談の通りなら川崎市中心部に向かえばいいんだったわよね」
「そうですね。この調子ならたどり着くのも時間の問題の筈」
人間相手には過剰な大型の火器を備えた迎撃機械を破壊するヘカテーへ同意しながら覚悟が|屠竜大剣《滅巨鋼刃》を振り下ろして半壊しながらも這いずる小型迎撃機械を両断して完全に沈黙させる。最初は先行していたヘカテーのプロメテウスも迎撃機械を潰すうちに行軍速度が落ち、覚悟と合流することとなったらしい。
「後は吉野さんたちが合流して下されば」
とも覚悟が言うのは合流すれば次の目的地へ向けて出発できるところまで侵入できたからでもあって。
「居たな、そこか」
後方からグレイブドールが現れたのはそれから暫し後のこと。こうして√能力者たちはオーラム派機械群の壊滅をするべく川崎市中心部方面へ進み始めるのだった。
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵 大成功
第2章 集団戦 『レオボルト』

POW
波状攻撃
【隊内の小隊長機であるWZ】から承認が下りた場合のみ、現場に【WZの口に装備する、電磁パルスブレード】が輸送される。発動には複数の√能力者が必要となる代わり、直線上の全員に「発動人数×2倍(最大18倍)」のダメージを与える。
【隊内の小隊長機であるWZ】から承認が下りた場合のみ、現場に【WZの口に装備する、電磁パルスブレード】が輸送される。発動には複数の√能力者が必要となる代わり、直線上の全員に「発動人数×2倍(最大18倍)」のダメージを与える。
SPD
連携防御
自身を攻撃しようとした対象を、装備する【通信機器からの指揮官機の指示により、味方】の射程まで跳躍した後先制攻撃する。その後、自身は【闇や砂煙、水しぶきなど、自然現象】を纏い隠密状態になる(この一連の動作は行動を消費しない)。
自身を攻撃しようとした対象を、装備する【通信機器からの指揮官機の指示により、味方】の射程まで跳躍した後先制攻撃する。その後、自身は【闇や砂煙、水しぶきなど、自然現象】を纏い隠密状態になる(この一連の動作は行動を消費しない)。
WIZ
隠密行動
【WZの発光部が黒にかわり、隠密行動】の体勢を取る。移動力と戦闘力を3分の1にする事で、肉眼以外のあらゆる探知を無効にする。嗅覚・聴覚・カメラ・魔術等、あらゆる探知が通用しない。
【WZの発光部が黒にかわり、隠密行動】の体勢を取る。移動力と戦闘力を3分の1にする事で、肉眼以外のあらゆる探知を無効にする。嗅覚・聴覚・カメラ・魔術等、あらゆる探知が通用しない。
「あれは……」
四足歩行のWZが建物の間をそろりそろりと歩いていた。レオボルトと言うその機体は人型戦闘機械が搭乗するもので、偵察・奇襲を主任務とし、その隠密性や機体間の連携を強味とする。故にか√能力者たちが目にしたレオボルトも単機ではなく、数機で固まって動く機体の中に一機だけアンテナの生えた機体が見受けられた。
「情報通りなら」
サポートAIが連携戦闘特化のため、指揮官機が撃破されると一気に弱体化するという情報からすれば真っ先に狙うべきはそのアンテナ付きなのかもしれない。ともあれ、このWZらが√能力者の倒すべき相手の様だった。

うひょー!殲滅だー!っていう方針でいくんだね!
倒せばいいってのはわかりやすくていいよね!早速敵がうろついてるし、ササッと蹴散らして勢いつけたいね!
指揮官機先に倒すといいってことだから、奇襲っぽい感じでやっちゃうといいかな。【両鎌氷刃ブリザードスラッシャー】を発動しておいて、物陰とかを使って隠れながら敵の様子を見る!この時、いつの間にか近づかれてた、とかないように周りもちゃんと見ないとね。
指揮官機に近づけそうな感じになったらすぐに高速接近してばっさりやっちゃうよ!波状攻撃が来る前に手数で倒しちゃいたいね!
一部隊倒したらまた隠れて次の敵を探すよ!

群による連携をも可能とした隠密もできる|WZ《機体》か
厄介極まりないな
なら、可能な限りその強みを潰して連携の妨害をしつつ
指揮官機を狙えそうなら優先して撃破していった方が良さそうだ
高速&多重詠唱で天眼の精錬弾を使用
なるべく多くの味方が効果範囲にいることを気にかけて味方間で使用できる通信網を精霊術で構築しつつ
敵側には指揮官機のアンテナの機能や隠密を妨害する錬金術による探知をしていく
(情報収集・継戦能力など
強力な電磁波パルス属性の弾丸を時間差攻撃で放ち
前線を張る味方の援護
(クイックドロウ・援護射撃・弾道計算など
敵の連携が乱れたら
オレも切り込んで特攻を仕掛けていくぞ
(2回攻撃・早業など
アドリブ
連携歓迎

先行偵察型のWZ部隊のようね。指揮官機もいるようだし、連携能力は侮れなさそうよ。
敵を動かすには、こちらからの大胆な行動も必要ね。
WZと『中核結合極限強化』で、再度能力の底上げをして、敵集団に挑むわね。
バックアップは、味方を信じて任せるとして、私は、レーザーライフルでの牽制射撃と光刃剣の接近戦で、数を減らしていくわ。敵らが跳躍攻撃してくるだろうから、1対多になった時でも対処できるように、双門砲で弾幕を張っておくわね。
その際、立ち回りも意識して、敵が隠れた時には、存在が消えたわけではないから、そこから敢えて、敵が連携しやすいような位置取りへと誘導し、味方の攻撃にも繋げるわね。
*:アドリブ連携歓迎。

仲間が敵の炙り出しをしてくれるなら、私は片っ端から凍てつかせてあげるわ
指示を受けても凍っていればそう容易く連携は取れないでしょ?
仲間の攻撃で姿を現した敵に【氷宴の舞】で攻撃する
技能による【2回攻撃】も含めて計4回、できるだけ多くの敵を巻き込むわよ!
その際に【切断】【貫通攻撃】等も併用してダメージも蓄積させるわ
凍った敵は動き出す前に片っ端から破壊していくわよ
後々別の指揮官機が合流して、とかになったら困るものね
会敵必殺、しっかり破壊しておかないと
炙り出しから逃れた敵が居る事も想定して【第六感】で常に警戒しておくわ
敵からの攻撃は【見切り】で回避か、攻撃を往なしてダメージを最小限に抑える

※守護する炎の使用を前提
徹底して仲間の支援役として動くつもりでいます。合流した仲間との連携が取れるように位置を確認、狙撃による援護射撃を意識する
戦場での状況、情報収集
情報収集+戦闘知識+学習力+幸運+第六感+地形の利用
味方への支援(射撃)
弾道計算+スナイパー+情報収集+戦闘知識+牽制射撃or援護射撃+連携攻撃+集団戦術
→敵の指揮官(アンテナ付き)に対しての仲間のバックアップ。牽制射撃と弾道計算による行動の抑制を重視
味方への援護(白兵戦)
重量攻撃+2回攻撃+見切り+受け流し+激痛耐性+怪力+カウンター+咄嗟の一撃
味方への防御
かばう+鉄壁+激痛耐性+優しさ+ジャストガード
→仲間が危ない場合、優先

アドリブ/連携可
引き続き『グレイブドール』搭乗。
「相手が隠れているなら、隠れたままぶっ壊すまでよ!」
決戦気象兵器「レイン」で周囲一帯を攻撃し、隠密行動をとっている敵を直接破壊。味方に流れ弾が命中しないよう、注意深く火器管制レーダーを使い弾道計算を駆使。
「こっちもフレンドリーファイアを起こさないよう努力はするが、流れ弾には警戒してくれ。」
炙り出した敵はそのままレイン砲台のレーザー射撃とバトルガントレットに仕込んだマシンガンで追撃。その合間を見て味方に援護射撃を繰り出す。
「連携できないくらい数が減った時の出方に注意だな。連中『アンテナ付き』だけでも逃がそうとするかもしれん。」
「先行偵察型のWZ部隊のようね。指揮官機もいるようだし、連携能力は侮れなさそうよ」
無表情のまま姿を見せたWZを見やるヘカテー・ディシポネー(悪の秘密結社オリュンポスの女幹部候補生(仮)・h06417)の声に|千堂・奏眞《せんどう・そうま》(千変万化の|錬金銃士《アルケミストガンナー》・h00700)は視認できる機体の数を数えてから嘆息する。
「群による連携をも可能とした隠密もできるWZ機体か。厄介極まりないな」
だからと言ってみなかったことにするという選択肢は存在しない。
「うひょー! 殲滅だー! っていう方針でいくんだね!」
つい先ほど合流を果たした変わらず高いテンションの|雪月・らぴか《ゆきづき・らぴか》(霊術闘士らぴか・h00312)が口にしたことが全てだった。
「倒せばいいってのはわかりやすくていいよね! 早速敵がうろついてるし、ササッと蹴散らして勢いつけたいね!」
「あっ、ああ……」
同意を求めての言だったかは定かでなくとも今すぐにでも飛び出していきそうなテンションで言われれば、否定するのは少数派ではなかろうか。こうして√能力者たちは動き出す。
「2つの刃をクルクル回せば、私自身が猛吹雪ー! っと、指揮官機先に倒すといいってことだから、奇襲っぽい感じでやっちゃうといいかな」
自身の魔杖を|両端から生えた氷の刃がピンクに輝く魔杖両鎌《両鎌氷刃ブリザードスラッシャー》形態にしてから近くの物陰に潜り込んだらぴかは機を窺い。
(連携も隠密もできるというなら、可能な限りその強みを潰して連携の妨害をしつつ指揮官機を狙えそうなら優先して撃破していった方が良さそうだ)
奏眞は高速で始めた詠唱を多重に重ねながらアンテナの生えたレオボルトをじっと見据え。
(敵を動かすには、こちらからの大胆な行動も必要ね。バックアップは、味方を信じて任せるとして――)
ヘカテーは一度だけ振り返ってからコアと搭乗する|決戦型WZ《プロメテウス》を連結させる。
「これこそ、私の真の姿だ! |中核結合極限強化《コア・リンケージ・マキシマムブースト》!!」
プロメテウスが極限強化モードへと姿を変えたことで流石にその存在に気づいたのか、何機かのレオボルトもまた動き始めた。だが、ヘカテーからすれば敵を動かすことこそ狙い。不都合など一切なく。|高火力の試作型レーザーライフル《試作型ウルカヌス・レーザーライフル》から迸る光へ足を止めさせられたレオボルトへプロメテウスは距離を詰めて。
「この戦場に一筋の炎を灯します。絶望を払うために――『守護する炎』!」
|柄から尖形状の光刃を展開させるWZの白兵戦用武器《プラズマサーベル》を見て跳び離れようとしたレオボルトが左の前脚を撃ち抜かれてバランスを崩し。
「命中ですね、今です」
炎と共に姿を見せた不動院・覚悟(ただそこにある星・h01540)はそこまで見届けてからプロメテウスへ声をかけつつ狙撃の体勢を解いた。
「ありがとう。これで数が減らせるわ」
隙だらけになったレオボルトを両断したプロメテウスは覚悟の方を振り返らずに前へ。指揮官機と思しきレオボルトも自身が狙われることは理解していたのだろう複数機で固まった集団の中央に位置していて。これで指揮官機を狙う道は開いたように思われた、それでも。
「こちらも負けてられんな。行くぞ」
|吉野・茂人《よしの・しげと》(4人で1人・h02464)が搭乗するグレイブドールは|粒子状のレーザー発生装置《レイン砲台》を起動。
「相手が隠れているなら、隠れたままぶっ壊すまでよ!」
敢えて見えている敵機ではなく敵機の居る周囲を対象に決戦気象兵器「レイン」からレーザー光線を降らせた。
「こっちもフレンドリーファイアを起こさないよう努力はするが、流れ弾には警戒してくれ」
そんな味方に言い添えた声が届くのは、奏眞が味方間で使用できる通信網を精霊術で構築していたからだろう。
「派手にやってるわね。けど好都合。仲間が敵の炙り出しをしてくれるなら、私は片っ端から凍てつかせてあげるわ」
仲間が開始した攻撃の対応にレオボルトらが追われ、潜伏場所からレーザの雨によって追い出されるレオボルトまでが現れるのを見て、|矢神・霊菜《やかみ・れいな》(氷華・h00124)は腕輪の形をとっていた融成流転を剣へ変えると凍気を宿して一閃させる。
「舞い散れ」
放たれた飛ぶ斬撃は広がりながら複数のレオボルトに傷を刻むと返す一撃分を含んで生じた傷から機体は凍り始める。
「指示を受けても凍っていればそう容易く連携は取れないでしょ?」
実際、霊菜の指摘は事実だった。
「うひょー! 大混乱だね!」
そのまま隠れている筈が潜伏場所から飛び出してしまった上に凍り付いた部分が動かなくなる伏兵戦力。レオボルトの搭乗者らからすれば最初から姿を見せている部隊が襲われた場合、潜んでいた機体が襲撃者を襲撃する手はずだったのであろう。想定外の攻撃を受けた伏兵戦力は窮地に陥り、想定外の事態に固まる機体、指示を乞うかの如く指揮官機の方を見る機体、右往左往する機体。まさにらぴかの言う通り、敵機の操縦者たちが混乱のただなかにあるのは間違いなく。
「狩り時だー! いっくよー!」
だからこそ、ここまで様子見していたらぴかは物陰を出た。
「いつの間にか近づかれてた、とかないように周りもちゃんと見ないとね」
右左右と確認して突っ込む先に居た敵機はヘカテーのプロメテウスが斬り捨てて、高速で接近してゆくらぴかを阻む者はない。
「|装填《Laden》完了。援護するぜ」
それでも指揮官機は他のレオボルトが囲んでいたが、動き出そうとする前に強力な電磁波パルス属性の弾丸が奏眞から放たれ、時間差撃ち込まれたそれをヘカテーや茂人の機体に目があるいはらぴかへ注意の向いていた機体は防ぎ損ねた。
「いっけー!」
被弾する中、レオボルトの搭乗者らが聞いたのは、らぴかの声と指揮官機の装甲が氷の刃に削られる音。指揮官機の搭乗者だけは機体が両断される前にコクピットまで侵入してきた刃に意識ごとその身を断たれ。
「敵の連携が――」
乱れるどころではなかった。指揮官機は爆散し、残った敵機が動揺したところで奏眞はセミオート式スナイパーライフルから魔力の刃を生やして切り込むと。
「もう問題なさそうね」
ヘカテーはらぴかが突っ込んでいったことで一度止めた弾幕を奏眞が敵を斬りつけて離脱するところまで見届けてから再び張りはじめ。
「後々別の指揮官機が合流して、とかになったら困るものね。会敵必殺、しっかり破壊しておかないと」
斬られ、弾幕に巻き込まれ、数を減らしたレオボルトたちを霊菜が掃討してゆく。
「何機か貰うぞ」
そのさなか、茂人もまたレイン砲台からのレーザー射撃で何機かを撃ち抜くが、この頃には指揮官機を討ったらぴかは次の部隊を討つべく隠れてもう影も形もなく。
「今回は上手くいったが、連携できないくらい数が減った時の出方に注意だな。連中『アンテナ付き』だけでも逃がそうとするかもしれん」
茂人もまた次の戦いに意識を傾け、グレイブドールでその場を離れようとし。
「あちらにもこれと同じWZの部隊があるようです」
そこに入って来る覚悟からの連絡。味方の援護をしつつ情報収集もしていたらしい。
「丁度川崎市中心部に向けて進む途中に位置してるわね」
√ウォーゾーンの川崎市中心部でレリギオス・オーラムの戦闘機械群と積極的に戦い、敵軍勢を壊滅させることを目標に定めている以上、出会った敵を倒してゆくことに反対意見は何処からもあがらず。目標にされたレオボルトらにとって不幸だったのは、先に討たれた部隊と比べて数機機体が少なかったことだろうか。
「おおお、今度は最初から指揮官機に近づけそう!」
何機か数の上で勝っていた部隊が負けた√能力者たちに戦力的に劣る部隊が勝てる道理はなかった。むしろ指揮官機を守る機体の数が少なかったことでらぴかは機体同士の間を通ってあっさり指揮官機に肉薄。
「このまま畳みかけるわよ」
指揮官機が討たれた後に関しては先の戦いと大差ない。破壊されたWZの道を作りながら√能力者たちは先へ先へ。
「到着の様ね」
やがてたどり着いたのは川崎市中心部。もちろんここにも討つべき敵はひしめいていた。
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵 大成功
第3章 集団戦 『ヤラレイター陸戦型』

POW
ヘッドキャノン
【頭部のキャノン砲から火 】属性の弾丸を射出する。着弾地点から半径レベルm内の敵には【爆発と炎】による通常の2倍ダメージを与え、味方には【敵に隙を与えない突撃プログラム】による戦闘力強化を与える。
【頭部のキャノン砲から火 】属性の弾丸を射出する。着弾地点から半径レベルm内の敵には【爆発と炎】による通常の2倍ダメージを与え、味方には【敵に隙を与えない突撃プログラム】による戦闘力強化を与える。
SPD
アームブレード
【腕部のブレードが超高熱 】を纏う。自身の移動速度が3倍になり、装甲を貫通する威力2倍の近接攻撃「【オーバーヒートスラッシュ】」が使用可能になる。
【腕部のブレードが超高熱 】を纏う。自身の移動速度が3倍になり、装甲を貫通する威力2倍の近接攻撃「【オーバーヒートスラッシュ】」が使用可能になる。
WIZ
アームガトリング
【腕部のガトリングガン 】を用いた通常攻撃が、2回攻撃かつ範囲攻撃(半径レベルm内の敵全てを攻撃)になる。
【腕部のガトリングガン 】を用いた通常攻撃が、2回攻撃かつ範囲攻撃(半径レベルm内の敵全てを攻撃)になる。
「……多いわね」
球体の胴体に手足の生えた機体があちこちに点在している。近接戦から中、長距離戦まで対応可能な各種武装を揃えた量産型戦闘機械群つまりこのヤラレイター陸戦型たちこそがこれから破壊すべき相手だった。
「決して高性能ではないものの荒野や市街地など戦場を選ばぬ汎用性を持ち、装甲と攻撃力は高水準だそうです」
これを労せず倒せるようになれば一人前とも言われるが何というか本当に数が多い。おそらく全面させるのは不可能に近い。よって√能力者たちがすべきは、ここにひしめく戦闘機械群を可能な限り多数撃破して撤退することであった。